parisjunkoさんが投稿したアマラントス(東京/銀座)の口コミ詳細

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アマラントス銀座/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.3
1回目

2025/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

より繊細に。よりエレガントに。

銀座に移転した、フレンチレストラン『Αμάρανθος(アマラントス)』

銀座、新潟のアンテナショップのあるビルの9階。下には、大好きな燕三条bit、お隣はマリアージュ・フレールがあります。

「色あせることのないフランス料理」がコンセプト。

店名のギリシャ語「アマラントス」は、再生や永続性を意味するアマランサスの花言葉に由来し、私の“モダンとクラッシックの融合”という料理哲学を象徴しているものになります。

「フランス文化」への尊敬と「日本人の精神」の尊さ。
この二つを重ね合わせ、お互いの良さを引き出し、今までの私の食におけるすべての経験を基に最高の素材を最適な調理法で皆様に楽しんでいただきたい。
その食を通じた笑顔が何よりの健康につながるという事を実現していきたいという思い。

シェフ、宮崎慎太郎さんは、錦糸町「ラ・バンボッシュ」ではパテイシェとして、西麻布「ブルギニオン」のオープニングスタッフとして。銀座 「ヴァンピックル」を経て、
サービスの岡部さんがお店を持つことで一緒に「オーグードゥジュール」へ。
その後29歳で渡仏し、2年間現地で修業。「ローラン」(二つ星 )、 「ヴィオロンダングレ」(一つ星) 、 「ピエール オ パレロワイヤル」等を経て、 パリ随一の羨望レストラン「レ ゾンブル」(ケ・ブランリー美術館)のスーシェフに抜擢。

帰国後は「オーグードゥジュール ヌーヴェルエール」で7年間、「リッツカールトン東京アジュールフォーティーファイヴ」でミシュランの星を7年連続でもたらしたのち、2021年独立。溜池山王にオープン。2025年、3月銀座に移転されました。

尊敬する岡部さんに、銀座に移転オープンのことを伺い、直ぐ電話して予約させていただきました。

メニューは「おまかせ」のみ。フレンチ好きの友人と伺いました。

【乾杯】
「ピエールゼロ、シャルドネ」
華やかな果実味。

【Canapes】
「春巻き」
カリカリに揚げた春巻きの中には桜の香りを纏わせたクリームチーズ、上には紅芯大根のピクルス。

「キャビア」
蕎麦粉のタルトの上には、グリーンピースのムース、フランス産オシェトラキャビアをたっぷりとのせて。

「平目」
平目のカルパッチョに、紫蘇とドライトマトを添えて。

「クグロフ」
小さなクグロフの中には、オリーブの実で作ったタプナードを入れて。

「フォアグラ」
フォアグラのガトー仕立て。トリュフのペリグーソースのゼリーを合わせて。

【AmuseBouche】
「ホワイトアスパラ」
ホワイトアスパラガスの最高峰、ロワール産ホワイトアスパラガスを3種類のスタイルで。
1、「ホワイトアスパラのスープ」
シェフのスペシャリテ。
軸の部位を使い、甘さを引き出したクリアなスープです。とてもキレのある綺麗な味わい。ホワイトアスパラガスを食べるより、ホワイトアスパラガスを感じさせます。

2、「ホワイトアスパラと雲丹」
ホワイトアスパラガスのピュレの上に、雲丹をぽってりと。バルサミコソースを合わせて。

3、「穂先のベニエ」
柔らかな穂先に薄衣を纏わせ、さっくりとベニエにして。濃密卵の卵黄ソース、コルニッションとケッパーのソースを合わせて。

【自家製パン3種】
「シフォン・サレ」
ふわふわの柔らかで甘いシフォンケーキの中に、グリュエールチーズとベーコンが練りこんであります。
シェフは、もとパティシェから修行しただけあって、配合やその技術はさすがです。。

「マドレーヌ・サレ」
焦がしバターと、インドのスパイス・アジョワンをきかせたサレ。美しいシェルのフォルムで。

「レモンのコンフィチュール入りパン」

「燻製発酵バター」
ヒッコリーで燻製にかけた自家製発酵バター。

【Coquillage】
「平貝 新玉葱 カルダモン」
新玉葱のピュレの上に、平貝、ミル貝をのせて、カルダモンのクリームソース、ハーブオイル。伸ばしたクルトンの生地の上に、ハーブをあしらって、赤玉ねぎのピクルスを添えて、酸味のアクセントに。

【Crustace】
「オマールブルー 清瀬の人参、エストラゴン」 
ブルターニュ産オマールブルーは、エストラゴンの香りを纏わせて。清瀬の人参を薪で炙り、
ソースは人参のピュレに、クミン、ターメリックのソース、オマールの爪の部位を刻んでカシューナッツを加えたクレームオマール。可憐なアリッサムを添えて。
オマールのかぐわしい香り。

【Poisson】
「のどぐろ ホタルイカ ブイヤベース」
島根県産のどぐろに、ホタルイカのエキスとのどぐろの旨味を合わせたソース。
ホタルイカのタルタルに、行者にんにく、ラディッキオを加え、薔薇の枝のように仕上げたチュイールをあしらって。

【Viande】
「江田牛 フヌイユ 芽キャベツ」
宮崎県にて日本初の無農薬飼料で育てた江田牛のフィレ。周りは香ばしく焼き目をつけ、中心部は、しっとりとレア目に火入れ。
ソースはブラウンマッシュルームを加えた肉のジュのソース。レフォール(西洋山葵)入りのフヌイユのピュレ、木の芽をあしらって。
シチューのように、肉の繊維がほどけるような美味しさ。
実は牛肉でこんなに美味しいと思えるのは、なかなかない。火入れの良さと脂が綺麗でおいしさは格別です。

別皿にはガルニ。じゃがいものピュレの上に、頬肉のラグーを入れた芽キャベツ、上から、スイスのチーズ“ベルエトワール”をたっぷりと削って。

【Pre-Dessert】
「八丈島フルーツレモン」
八丈島の皮ごと食べられるフルーツレモンのシャーベット。上にはデコポンと紅マドンナの果肉を凍らせたもの。軽やかで感動する一体感。

【GrandDessrt】
「リュバーブ 蜂蜜 メレンゲ 」
蜂蜜のムース、キャラメリゼしたアーモンド(ヌガーグラッセ風)を薄いメレンゲで囲んで。スパイス、リュバーブのソースを合わせて。リュバーブ、ピンクペッパー、アニスなどをパウダー状にして花びらのアートに。

【Mignardise】
「ショコラ キャラメル マスカルポーネ」
底から、マスカルポーネのムース、キャラメルソース、スイスのショコラを削って。ショコラの上品な香り。

【飲み物】
「コーヒー」

最初から、躍動感ありの驚く美味しさ、そのまま大人しく下がることなく、上がりっぱなし、全て美味しいの連続でした。

ソムリエチームの皆さまも、説明から、カトラリーの置き方から、完璧なホスピタリティ。
また、伺いたいと思います。

入口に、並んだ豪華な胡蝶蘭。ラペの松本シェフ、ア・ニュの下野シェフ、etcずらり。
オーグー時代の凄腕シェフメンバー様達から。

花言葉からいろいろ店名を考えていたときに、アマランサスの花に「しおれない」「我慢強い」「永遠の」という意味があり、
僕の料理人人生にぴったりだなと。厳しい修業時代を経てキャリアを積んで、自分のお店を開いて、ここでしぼむわけにはいかない。ここからもう一花咲かせようっていう、その思いを込めてアマランサスに。
あえてギリシャ文字を使用し、ギリシャ語読みで「アマラントス」にしました、と。

  • 個室

2025/03/29 更新

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