parisjunkoさんが投稿したLa Maison Confortable(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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La Maison Confortable麻布十番、赤羽橋/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

才能溢れるシェフが魅せる、二つ星料理の真髄

麻布十番にあるフランス料理「La Maison Confortable」

麻布十番、ピザ屋さんSAVOYの前のビル、ブルガズアダさんと同じビルCOMS Azabujuban 4Fにあります。

好きだったALLIEさんの跡地になります。

溜池山王のフレンチレストラン、ピエール・ガニェールで活躍された赤坂シェフが自身のお店を新たな地“麻布十番”で開きました。

料理界随一の芸術家「厨房のピカソ」と称される天才肌の三つ星シェフ、ピエール・ガニェール氏。

Pierre Gagnaire各店のシェフの中でも、ガニェール氏が全幅の信頼をおかれたのが東京店の赤坂洋介シェフであります。

ANAインターコンチネンタルホテル東京「ピエール・ガニェール」が2010年3月19日に開業。
2025年1月25日に、多くのファンに、惜しまれながら閉店。東京のホテルでは異例の15年連続で二つ星を獲得されました。

赤坂洋介氏。
赤坂氏は、調理師学校を卒業して間もなくフランスに渡り、現地で料理修業を開始。最初の修業先は、東部ブザンソン近郊にある一つ星レストランで2年半過ごし、その後、アルザスの三つ星店「オ・クロコディル」を経て2003年にパリの「ピエール・ガニェール」に入店。
2005年に青山「ピエール・ガニェール・ア・東京」オープニングスタッフ、2011年からANAインターコンチネンタルホテル東京「ピエール・ガニェール」のエグゼクティブシェフに就任。

閉店という衝撃のニュースでありましたが、新店オープンのお話が耳に入り、とりあえずランチに伺いました。

〜Dejeuner〜

【ドリンク】
「ジンジャーエール」
「エビアン」

【Le debut du voyage】
「針魚 白アスパラガス 馬肉 ラパン フロマージュブラン タスマニアサーモン」
旅の始まり、と題する最初のアミューズ。

「針魚」
塩でマリネしたサヨリを軽く炙りにして。上には、カンパリに漬けた蕪と日向夏を添えて。

「馬肉」
青森産馬肉もも肉のタルタルには、うずら卵のポーチドエッグ、ロックチャイルド、焦がし玉ねぎのシュクをあしらって。

ちょっと甘めのソースは、日本で馬肉をいただく甘い醤油に似ていて。
日本酒にも合いそうです。

「白アスパラガス」
グラスの下から、ボイルした富山の蛍烏賊、オマールブルーのジュレ、北海道産ホワイトアスパラガスのシャンテイ(ムース)、カラフルなあられを散らして。

「ラパン」
ハーブ・ローズマリーのトーストにラパンのリエットを挟んで。

「フロマージュブラン」
フロマージュブランのタルトに新たまねぎのピクルス、ピンクペッパーをアクセントに。

「タスマニアサーモン」
蕎麦粉のガレットに、
タスマニアサーモン、いぶりがっこを巻いて。

ガニェールといえばの、華やかな前菜“カクテル・ド・ポッシュ”を思い出されます。
一つ一つ、堪能させていただきました。

【パン】
「自家製レモンのコンフィ入りのパン」
自家製。バターの香り豊かなブリオッシュタイプの生地に、レモンのコンフィを加え、表面には乾燥レモンのパウダーをアクセントに。

「パン・ド・カンパーニュ」
ルクセンブルクかフランス直輸入のパンではないかな。見た目は、ほかと同じでも、粉の風味と味わいが、全く違う。

【パンのお供】
「ボルディエの無塩バター」
フランスの数あるバターの中でも優れたボルディエのバター。美しい筒型に成型。

【鱸 ズッキーニ 豚耳】
スズキは、バターで優しくポシェして、
スパゲッティ状にスライスしたズッキーニ、豚耳とチョリソーのサラダをのせて。
下にはグリーンオリーブのペースト、ソースは、アンチョビバターソース、トマトソースを合わせて。ソース!拍手したい美味しさ。

【石黒農場のホロホロ鶏 イカ アスパラガス】
石黒農場のホロホロ鶏のもも肉のロースト、ホロホロ鶏のジュのソース。
下には、クスクス、万願寺唐辛子、黄ニラのソテー、ラディッシュとビーツのスライスを添えて。イカ墨入りのじゃがいものピュレ。

これぞシェフの真骨頂、
現代アートを思わせる美しい色彩のプレートに、先ずは、うっとり。

ホロホロ鶏の火入れの素晴らしいこと。
また、フランス料理の要であるソースが、たっぷりなのも魅力です。(^q^)

2025年、ゴ・エ・ミヨ、テロワール賞を受賞された石黒さんも、ここまで美味しく仕上げてくださって、喜ばれるに違いないです。

【Dessert】
「グリーンピース メロン」
グリーンピースのパルフェグラッセ。
白ポルト酒でマリネした赤肉メロン、レモンのソルベを添えて。

周りには、チョコレート・マンジャリのシュトロイゼル、ミントシロップでマリネしたグリーンピースをあしらって。
そのグリーンピースの皮目は一粒一粒パリパリのクルスティアンに仕上げて食感を楽しみます。

【ミニャルディーズ】
「求肥」
求肥で、ほうじ茶のクリーム、アニスフレーバーを移した枇杷を巻いて。

「チョコレート」
チョコレートのお皿に、生姜フレーバーをグレープフルーツのコンフィ、とうもろこしのチップスをトッピング。

「ラベンダー風味のチーズケーキ」

【食後の飲み物】
「コーヒー」
一言で、まろやか。大好きなタイプ。
シェフがセレクトしたオムニバスコーヒーのシティロースト。
ブラジルコーヒーとルワンダコーヒーのいいとこ取り。
カップも素敵です。

口福だけでなく眼福を感じる、ほかでは、まず見られない、芸術作品の数々に心を掴まれました。✨✨

白を貴重とした、エレガントな雰囲気も素敵で、まさにConfortable!

ホテル時代からのベテランスタッフさんのサービスとともに、フランス料理をいただく環境は完璧に揃います。

リピーター必至です。
ムッシュビバンダムも飛んでいらっしゃると思われます。

2025/05/18 更新

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