parisjunkoさんが投稿したレストランさんざ(長野/佐久市その他)の口コミ詳細

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レストランさんざ佐久市その他/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.3
1回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

大自然の中のプライベートレストラン。絶景の中で、美食の昼餐

長野県佐久市春日温泉にあるフレンチレストラン「Restaurant さんざ」

田園風景の中に、山小屋風のレストラン。

佐久市(旧望月町)春日に昔使用していた古い蚕室(蚕座=sanza)を借り受け改築した小さな納屋レストラン。
2014年には春日温泉郷の入り口に「li était une fois ...,un restaurant "NAYA" ... Restaurant さんざ」として移転オープン。

オーナーシェフは、上原 卓也さん。
東京、ニューオータニ、西麻布ラフェドール(現エルミタージュドタムラ)、鎌倉のレストランや沖縄のホテル等で修業したのち、スイス ジュネーブ軍縮会議日本大使公邸料理長、ドイツ フランクフルト市の内外ホテル、フランス(モンペリエ、ニースのジャルダンジャポネ)で11年間修業。パリのピエール・ガニェール本店、フォション本店にて研鑽を積まれ2007年に帰国。軽井沢エルミタージュドタムラ、
翌年、有機野菜にこだわるなど志の高い生産者が多いことから、農家の納屋を借り受けて佐久市望月に「ル・さんざ・プリュ」を開業。近隣の春日温泉に移転して「Restaurant さんざ」を開業。

マダムは、上原 奈津子さん。飯田橋ご出身。
91年ル・コルドンブルー料理製菓学校パリ本校グランディプロム主席卒業。同校東京校テクニカルアシスタント、フランス食品振興会(フランス大使館外郭団体)のち学校法人 後藤学園 武蔵野調理師専門学校教諭等を経て卓也と共に再渡欧。スイス、ドイツ、フランスの調理場で製菓を担当し、レストラン GAYAピエール・ガニエール リヴゴーシュにてパティスリーシェフののち、2007年帰国。
卓也さんと共に、レストランを開業。

4人で伺いました。
にわとりさんたちが、お出迎えしてくださいました。

あまりに、美しい大自然の中、スイス・チロル地方に来てるんだっけ、と錯覚をおこします。

〜ランチコース〜

【乾杯】
「アッフェル ショーレリンゴジュース発泡ミネラル飲料」

【スープ】
「蕪のスープ」
下は、白い蕪の実のスープ、上は、蕪の葉、コブミカンの葉のスープ、の白と緑の2層仕立て。滋味深いとは。まさしく、このこと!感動しました。

【前菜】
「グリーンアスパラガス」
朝採れの太くてみずみずしいグリーンアスパラガス。揚げたもの、茹でたもの、焼いたもの、生のスライス。
グリーンアスパラガスのデクリネゾンですな。(^ρ^)

朝採れたてのお魚が全然違うように、朝採れのお野菜の美味しいこと。感動しました。

【パンペアリング】
「ケシのみパン」
「クロワッサン風生地のパン」
バターを折り込んだパイ生地のパン。
「木の芽、山椒のパン」
「蕗味噌のパン」
「天然鬼胡桃パン」
「梅パン」

料理ごとに、小サイズながら、しっかりと味わい深い、存在感あるパンをマダムが丹精込めて、用意してくださいます。

パンに使われる小麦は、近くの畑から。

【オイル・塩】
「屋我地の塩」
沖縄、屋我地島の鉄窯の塩。
屋我地島の塩の特徴でもあるピンクの色づきは、弱火で2日間、じっくりと塩が結晶化するまで鉄窯で煮詰めているから。

「天日塩」
フィリピンパンガシナン州ダソル町の塩を乾燥させ、雪国新潟の越後安塚で1年以上の間、ニガリを抜いて仕上げたミネラルたっぷりの塩。

安塚の雪・湿度・気候風土が産み出した塩という訳で「安塚雪むろの塩」と命名されたそう。

「ひまわりオイル」
ひまわり畑から、摘んで作られたナチュールなオイル。

【リゾット】
「鮎の玄米リゾット」
採れたての鮎は、炭火焼にして、ブイヨンのスープを合わせた玄米リゾットにのせて。

【川魚盛り合わせ】
「佐久鯉」
長野の険しい地形の川で逞しく泳ぎ育った、筋肉質の“佐久鯉”を身毎叩いて、アーモンドを纏わせ焼いて。オオバコの葉をあしらって。
むむ、チキンみたいな、ムキムキした弾力で旨味たっぷり。

「信濃ユキマス」
脂が程よくのったユキマスには山葡萄の新芽を添えて。

「イワナ」
イワナには、ニラを張って風味良く焼いて。

【魚・メイン】
「サーモンポワレ」
千曲川で虹鱒が成長したサーモン。皮目には、スパイスを纏わせ、カリッと焼いて。レモングラスのソース。生うるいの花、目曲竹を添えて。

【メイン・鹿の盛り合わせ】
「鹿肉のパイ包み焼き」
鹿肉のロースを、きのこのデュクセルとともに、さくさくのパイで包み焼きにして。
ソースは、アニスを加えた赤ワインソース。

鹿肉のレバームースにはニラの葉、榧の実、レーズンを加えて。

鹿肉の心臓はクリームを合わせて。
鹿肉の美味しさは、さすが。柔らかくてむっちり。

【ガルニチュール】
「緑黄色野菜」
ココット皿に、ささくれとよ茸、にんにく坊主。食感が好いです。

【チーズ】
「赤ワインの搾りかす入りチーズ」
春日温泉にあるボスケソ・チーズラボさんの貴重なチーズ。

牛さんのミルクの生産が少なくなり、自ずとチーズの生産も困難に。大切にいただきました。

「森のチーズ」
松本清水牧場さんからのウォッシュタイプのチーズ。。レーズン入りバケットと一緒に。

【アヴァンデセール】
「ミルクとたまごのアイスクリーム、赤ワインとベリーのソース」
小林牧場のミルクとたまごのアイスクリーム、赤ワインとベリーのソース。
お庭の摘みたてのワイルドストロベリーを添えて。

お庭に、シェフとマダムが、テラス席を組み立ててくださいましたので、移動しました。

【デザート盛り合わせ】
「プリン」
お庭のにわとりさんのたまごを使った、美味しい美味しいプリン。
可愛らしいにわとりのプリンセスちゃんたちに感謝です。

「マドレーヌ」

【飲み物】
「さんざブレンド」
yushi cafeさんのコーヒー。

「ニックさんのホーリーバジルのティ」
パーマカルチャーの第一人者、ニックさん。スコットランドご出身、フランス育ち。ご近所でハーブや野菜を作られています。

基本に忠実に、長野の食材にこだわって丁寧に作られた王道フレンチです。

気持ちよく楽しく食事ができるよう、至るところにマダムの気配りと工夫がされていて、楽しく穏やかな食事ができました。

美しい食器に載った美しい料理を、美しい田園風景の緑いっぱいの空間でいただくことができる里山フレンチレストラン。

また、きのこのシーズンにも伺いたいです。
新幹線でも、行けるようです。

ちなみに。にわとりさんの社会も縦社会のようで、おさ、のジャンポール君は、若いメンズに、オラオラされていました。

  • 見張っているのさー☆

  • 君たち、どこから?

  • マルシェ

2025/06/21 更新

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