なにわのくろっくすさんのマイ★ベストレストラン 2017

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なにくろの旅と呑みの記録

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なにわのくろっくす (30代後半・男性・大阪府) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2017年は良くも悪くも、食に覚醒した一年でしたw
大阪や関西圏のみならず、その土地でしか味わえない食を求めて、四国や北陸、信州や広島なんかにも遠征しました。
特に香川の讃岐うどん、そして高知の鰹の魅力には深く憑りつかれ、四国四県へは何度も何度も足を運びました。


そんな食に覚醒した2017年、本当にたくさんの素敵なお店と巡り逢うことができました。
その中でも「2017年に初めて訪問したお店の中で特に感銘を受けたお店10軒」を「マイ★ベストレストラン2017」として選ばせていただきました。
ここに選べなかったお店の中にも、心から感動したお店はたくさんありました。2018年もそんなお店とたくさん出逢えますように・・・。




マイ★ベストレストラン

1位

島宿 真里 (小豆島町その他 / 料理旅館、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2017/09訪問 2017/12/12

300レビュー そして、小豆島に恋をする・・・

なんだかんだの300レビューです。いつも長々と拙いレビューを見て下さっている皆様、コメントやいいねをくれる皆様、そしてなにくろと関わってくれている全ての方々に心より感謝申し上げますm(_ _)m
キリ番300レビューは今年の9月に訪問し、一発でファンとなったこちらの旅館を投稿させてもらいます。


昨年初めて訪れた香川県の小豆島…。自然豊かなその土地と美しい景観にすっかり虜となり、機会があればぜひ再訪したいと思ってました!!
で、今年はなにくろの一番大切な人と行ってきました…。え、一番大切な人??そんなん家族に決まってるやん!!(ホンマやしw)


去年は普通の観光ホテルみたいなところに泊まったのですが、次に小豆島へ行く際には絶対にここ!!と密かに決めていた旅館がありました…。
「島宿 真里」 予約は1日7組限定…。かなり早い段階から満室になることも多いという、小豆島きっての人気旅館です。


今回、料理以外についての記載が多くなってしまったので、チェックインからチェックアウトまでの間、特に印象に残ったシーンを時系列的に綴れたら…と思います。
いつも以上に長文かつ、まとまりのない文章になってしまっていることをお許しくださいm(_ _)m


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①一日目の観光を終え、宿からの迎えの車に乗っていよいよ「島宿 真里」へ…。
開放感のあるフロントでチェックインを終えると、まずは囲炉裏の間へと通されました…。
そこで宿についての説明や小豆島の話なんかを聞きながら、女将手作りの和菓子(なんと4種類!)とオリーブ茶によるおもてなし…。和菓子は手作りらしい自然な甘さで美味しかった〜♫


②ほどなくしてお部屋へのご案内…。今回宿泊した「お」の間は、この旅館の離れにある特別室…。
和洋折衷といった感じのモダンな造りで、部屋は二階建てになっています。
一階が居間で二階が寝室。風呂とトイレに加えて、半地下には洋間までありました…。広すぎるくらいです(^_^;)


③テラスからは小豆島の海や街並みが見渡せます。テラスには椅子とテーブルも設置されていて、暮れゆく夕焼け空を眺めながら、缶ビールをクイっと…。日常の喧騒や悩みも全て忘れてしまえるような、極上のひとときでした♫


④お風呂は貸切風呂となっており、竹の湯と石の湯の二種類…。せっかくだから両方入ろうということで夕食前にまずは竹の湯に…。
貸切風呂ですが、ちゃんと露天風呂もあり、しかも温泉なんです!!寝る前には、もう一つの石の湯もしっかりと堪能してきました♫


⑤いよいよ夕食。小豆島の特産品である醤油を使った、醤油懐石をいただきました。
小豆島素麺の食べ比べや、オリーブ牛のステーキ…。瀬戸内で獲れた新鮮なお造りは、テイストの違う4種類の醤油で味わうという、お客を楽しませる要素が満載…。
野菜は宿の畑で育てられた自家製のもの。最後の混ぜご飯は、土鍋でじっくりと炊き上げられた小豆島産のお米。写真の日本酒の入った竹筒も、わざわざ宿の方が竹林まで切りに行っているのだとか…。
メニューの詳細は写真の方をご覧頂けたらと思いますが、どれも素材を活かした優しい味付けでボリュームも満点!満足感が半端ないです!!


⑥囲炉裏の間には、宿が手作りした果実酒がなんと20種類!!全て無料で飲むことができます。小豆島いちごのカクテルと金木犀のカクテルをじっくりと頂きました♫


⑦朝食は「嶋の朝ごはん」ということで、こちらもボリューム満点!!昨晩に続き、朝食のご飯も土鍋ご飯…。炊き加減は硬めで非常に好み、底のお焦げも良い感じです。かなりの量がありましたが、ペロッと完食…。
特に感激したのが、自家製という諸味みそ。これだけでご飯が何杯でも食べられるほど美味しい。気に入ったのでお土産に購入しました♫


⑧最後に朝風呂ということで、部屋風呂にも…。風呂の前には日本酒が用意されていて、これを入浴剤みたいにお湯の中にドボドボと…。日本酒風呂の出来上がりです♫
風呂の窓からも、小豆島の街並みが見渡せるようになっていて、部屋からの最後の眺めをじっくりと目に焼き付けました。


⑨いよいよチェックアウト。この後醤油蔵の見学に行くことを伝えると、そこまで車で送りますよ、とのこと…。宿の前で記念撮影も終え、名残惜しくも宿を後にしました…。


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♣︎所感

とにかく、このレビューでは書ききれないほどの魅力・感動が満載です。特に感銘を受けたのは、何と言っても宿の方々の「おもてなし」の精神…。
さりげない一言や心遣い、そこに「おもてなし」の心が溢れてるんですよ。これって客商売においては、一番大切なことじゃないかなーと思います。


料理は前述したように、至れり尽くせりの内容…。正直、事前の期待値を遥かに超える内容でした。
あとは掃除・クリンリネスに関して・・・。これには本当に感心させられました。非常に広い部屋、そして宿なんですが、ゴミどころか埃一つ見当たりませんでした。日頃の努力の賜物なんだろうと思います。


総評としてはとにかく「手作りの温かさ」というものを肌で感じることができるお宿でしたね。
高級ホテルや老舗旅館みたいに、ゴージャスな空間・風格があるわけではありませんが、とにかく全てにおいて「手間暇」そして「心」が込められています。
どんな高級ブランド物よりも手編みのマフラー、どんな高い仕出し弁当よりも手作り弁当の方が嬉しかったりするのと同じですよね〜w


ぜひ一度、ここに宿泊してその素晴らしさを体験してみて下さい!! 何とも言えない安らぎの時間・癒しの空間がそこにあります。
豊かな自然と豊富な食材、そしてゆったりと流れる時間と人々の温かさ…。小豆島の良いところが凝縮されたような島宿です!
一泊3万円は決して安くはないですが、それだけの…。いや、それ以上の価値が必ずあると思います!!


正直言ってこの先、これ以上好きな旅館に巡り会える気がしません…。本当なら★5でも良いところなんですが、この島宿のさらなる発展と繁栄を祈念して、★4.9とさせて頂きます。
普段から点数は味重視とか言うてるなにくろ、正直食事だけに関して言えば、この点数は付けすぎだと思います。でもいいじゃないか、好きになっちまったんだからww


この島宿に巡り会えたことで、なにくろは小豆島がもっともっと好きになりました。次に小豆島を訪れる際にも、必ずここに宿泊させてもらいます。素晴らしいひとときを、どうもありがとうございましたm(_ _)m
そして、いつもお世話になっている食べログの皆様、これからもどうぞよろしくお願いしやす\(^o^)/

  • 忘られぬひととき・・・
  • いよいよ来ました!
  • 玄関です!

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2位

四季会席 香桜凛 (大江橋、北新地、東梅田 / 日本料理、日本酒バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2017/11訪問 2024/03/03

紹介制・会員制 北新地の超絶懐石料理店!!

この日は北新地、仲良しメンバーとの定例会です。セッティングして頂いたのがこちらの懐石料理店…。
こちらのお店、なんと紹介制・会員制のお店だそうで、当然なにくろの期待値もかなりの高さ!!さてさて、どんなもんなんやろね〜( ̄▽ ̄)


お店は北新地のビルの4階、さすがの佇まいと雰囲気ですわ。奥の個室へ案内されると、すでにメンバー2名がお揃いでした(^_^;)
1名仕事で遅れるとのことなので、先にビールを頼んで、銘柄当てゲームなんかやりながら、わちゃわちゃしてましたw 関西ではまず出回らないというサッポロクラッシックの瓶ビールがありましたよ(^o^)


程なくしてメンバー全員が揃い、改めてみんなで乾杯♫ こちらのお店は、基本¥15000のおまかせコース一本のみとなっています。
大将は元々、北海道の方でお店をされていたそうですが、見初められて北新地へ…。食材やお酒も北海道のものを多く使用されていました(^ ^)
では頂いた料理を順にご紹介〜!


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◇おまかせコース ¥15000

■心遣い
♦︎酒盗
こちらサービスで出して頂きました。酒呑みのくせに酒盗が苦手のなにくろ、ここの酒盗はいけるかな~と思ったんですが・・・やっぱ無理でしたw


■箸付
♦︎九絵湯引きと下仁田葱胡麻酢
紹興酒黄身漬け

しっとりとした口当たりで旨味の強いクエ。卵黄は酒の風味を強く感じるな~と思ったんですが、まさか紹興酒とは・・・。胡麻酢の香りでちょっぴり中華風なテイストでした(^o^)


♦︎すっぽんの茶碗蒸し
アーモンド 軸連草 生姜
 加賀蓮根 小口葱 セルフィーユ

これはアカン!!すっぽんの濃厚な旨味が凝縮されたような茶わん蒸し・・・。 ええ、間違いなくなにくろ史上・最強クラスの茶碗蒸しですわ♬ さり気に効いた生姜の風味が全体の味を引き締めてましたね。箸付からこのレベルとは…。


■前菜
♦︎伊勢海老と揚素麺の野菜餡掛け
 銀杏 ゆり根 三つ葉 木耳
 天然きの子 ヤングコーン

これ個人的に大ヒット♬パリパリの揚げ素麺に、伊勢海老の風味と野菜餡が絡み、まるで上品な餡掛け焼きそばを食べているかのよう(^^)/ 添えられた胡麻油を掛けると、全体の味に更なるコクが加えられて美味しかったですね☆


■造り
♦︎生本鮪中とろお造り
♦︎縞鯵お造り
♦︎平目へぎ造り
 山葵 大根妻 大葉 花穂 紅立
 山葵油 かめびし塩 土佐醤油

この鮪は流石の一言!!最近伺った高級鮨店なんかでも、このクラスの鮪は・・・ほとんど記憶にないです。縞鰺はまあ普通ですが、おそらく天然物でしょうね。変な脂っぽさが全くありません。平目は酢橘を搾って塩山葵で…。
そして特筆すべきが、こちらのお造りにつける薬味の豊富さ。山葵油、思った以上に山葵効いててびっくりしたわw かめびし塩、うーん…これだけで酒飲めるなww 結果、普通の醤油を一度も使わなかったという奇跡\(^o^)/


■北宝八寸
♦︎余市鮟鱇一味焼きと大阪菊菜のとんぶりとろろ
♦︎鵡川産本柳景魚マリネ
♦︎道産鱈の白子正油焼と髭野菜
♦︎濃厚十勝牛乳の天婦羅

ようやく八寸ですねw 肉厚な鮟鱇の身にとろろが掛かっています。菊菜にも下味がつけられていて、全てが見事な調和です!! 鵡川の本シシャモは美味しかったけど、添えられた野菜のマリネはちょい酸味がきつかったですw
鱈白子の醤油焼きは定番ですが、ここの白子はクセが全くなくひたすらまろやか。牛乳の天ぷらは滑らかな口どけで牛乳の甘みがほんのりと♬


■焼き物
♦︎純白の雲肉と松茸焼き
 山形牛ラムシン パルメジャーノ
 男爵芋 インカの目覚め 雲丹
 金時人参 焼きりんご セルフィーユ

もうね、ここまでくると何が何だか・・・w まさに贅の極みですね。ステーキの火入れ加減は良好、添えられた焼きりんごもなぜかお酒が進む味わいで好みのタイプでした♡
唯一、上から乗せられた雲丹だけがミョウバン臭を強く感じて苦手なタイプでした・・・。松茸??そんなん美味しいに決まってるやろ\(^o^)/


■食事
♦︎浅利の御飯と帆立のプレゼ~海苔に見立てたトリュフと供に~
 香の物 茶漬け出し 三つ葉 山葵

でましたよ、浅利ご飯。これちゃんと土鍋で炊いてるやつやな…。絶対美味しいよな…。
でましたよ、トリュフ。もうすでに香りの高さ半端ないからな…。絶対美味しいよな…。
でましたよ、帆立さん。見た目からしてプリプリのやつやんな…。絶対美味しいよな…。
でましたよ、茶漬出汁。これ後半ご飯に掛けちゃうやつやんな…。絶対美味しいよな…。
・・・はい美味い~\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/


■デザート
♦︎焼き柿とゆり根のモンブラン
♦︎北海道バニラアイス
 自家製カスタードクリーム 巨峰
 花びらゆり根 ミント 粉砂糖

最後のデザートなんですが・・・これ、専門店も顔負けちゃうん!?ってほどのクオリティ(^_-)-☆ 特に驚いたのがゆり根のモンブラン・・・。これ、もう一個作ってもらってお持ち帰りしたかったわw


■お抹茶
薄茶又は、香桜凛珈琲


■和菓子
女将が選んだ季節の和菓子


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♣︎所感

「どうせ高級食材やろ!」「高くて美味いは当たり前!!」いろんな意見があると思います。 なにくろは大手外食チェーン店にも行きますし、場末の立ち飲み屋なんかも大好きです。
そういったお店ではやはり「この価格でこれだけのもん、食べさせてくれるんか!!」と深く感動しますし、店によっては再訪したりもしてます。


わざわざ何度もレビュー上げてないですが、味よりも接客・居心地の良さに惹かれて、頻繁に通っている居酒屋・餃子屋なんかもあります。
肩肘張らず、気楽に飲み食いしたい時ってあるじゃないですか!!元々飲むつもりなんかなかったけど、今日はどうしても飲んで帰らんとやってられへんわ〜って時とか・・・。


要はそれぞれの「良さ」ってあると思うんです。高い店にはやはり、食材・空間・器・サービス等にそれだけのコストがかかってますし、それなりのリスクを背負って勝負しているということだと思います。
特にこちらは紹介制・会員制。しかも一日2組限定・・・。計り知れないほどのリスクがあると思います。それだけ一人ひとりのお客様を大切にしたい、もてなしたいというお店側の心意気の表れではないでしょうか?


そういった他のお店にない「何か」を肌で感じたのがこちらのお店でした。よっぽどのことがない限り気軽に伺えないお店ではありますが、ここは必ず機会を伺って再訪したいと思えるお店でした。
一言で言うと、ただただ感動しました!!むちゃくちゃおすすめです。ご紹介頂きありがとうございました。ごちそうさまでした(^ ^)


  • さあ!来たで!!
  • カムパイ♫(3人ver)
  • カムパイ♫(4人ver)

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3位

いはら田 (丹波口 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2017/11訪問 2021/11/03

卓越したセンスと技による珠玉の懐石料理!!!

★2017年 感動したお店シリーズ④★

こちらのレビューをもちまして、なにくろの2017年、ラストレビューとなります。本年は食べログ上でもリアルでも、たくさんのレビュアーの方々との交流が深まり、かけがえのない出逢いがたくさんあった一年でした…。
もはやなにくろの生活の中に、食べログというものはなくてはならない存在になってしまいました…(というか重度の依存症ww)


よくよく考えたら、食べログを始めてからまだ2年も経ってないですし、初めてオフ会にお誘い頂いてから1年も経ってないんですねw 来年もそんな素敵な出会いであったり、コメ欄での繋がり等を大切にしながら、ぼちぼち食べログをやっていきたいと思います。
本年度なにくろと関わって下さった全ての皆様、ホンマにありがとうございました\(^o^)/


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こちらは京都にある懐石料理店…。京都の中心街からはやや離れていますが、とにかく何を食べても絶品の和食料理が頂けるお店です。個人的には今年訪問した中でも、北新地にある「香桜凛」と並ぶほどの感動を味わったお店です。
今まで食べてきた日本料理と比較しても、どう考えても最高クラス。ご主人の卓越したセンスによって、見事に組み合わせた食材のハーモニーには、感動させられること間違いなし。場所のハンデこそありますが、近い将来、予約の取れないお店になってもおかしくないと個人的には思います・・・。


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紅葉の季節の京都です\(^o^)/ 祝日と重なったこともあり、どこに行っても人!人!!人!!!
まさに黒山の人だかり状態ですね。やっぱりみんな、考えることは同じなんやろな…。酒に酔う前に人に酔ってまうわw
夕食はマイレビ様のレビューを見て、どうしても行ってみたかったこちらの日本料理店へ・・・。


「いはら田」さん。京都の中心街からはやや離れた、西大路七条という場所にお店はあります。出町柳駅から友人とバスを二本乗り継ぎ、30分ほどかけてやってきましたよ〜。
この日は祝日の遅い時間帯だったこともあり、先客は1組のみ…。今回は¥12000のコースを事前に予約していました♫


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★頂いたメニュー★

■おまかせコース ¥12000(税・サービス料別)


♦︎先付
カリフラワーのムース 根室雲丹 昆布ジュレ

雲丹はミョウバン臭をほとんど感じず、ひたすら甘い!!昆布の香りをしっかりと纏ったカリフラワームースは、ふんわりとした口当たりでクリーミーな食感。梅の酸味がほど良いアクセントになっていました♫


♦︎椀物
すっぽんの玉子豆腐 信長ネギ 上海蟹

この食材の組み合わせがまあ見事!!濃厚なすっぽん出汁に生姜の風味と柚子の爽やかさが加わり、全てが驚くほど綺麗なマリアージュ!!
滋賀の信長ネギも甘みがあってシャキシャキの食感。料理全体として非常にまとまった感があり、まさに「完成された」一品でした。


♦︎向付
鱧の焼き霜 紋甲いか 松茸
とらふぐ ふぐ煮こごり あん肝

お造りはご主人渾身の「雲丹醤油」で頂くスタイル。この雲丹醤油、出汁の風味を強く感じる濃厚な味わいでとにかく旨い!!特に紋甲イカとの組み合わせがハマってました(T ^ T)
鱧はグニグニと弾力のある食感。松茸はやや香り弱しかな…。別皿のポン酢で頂く、とらふぐ・ふぐ煮こごり・あん肝も相当な美味さでもう悶絶・・・。


♦︎凌ぎ
大間の鮪 卵黄と昆布の佃煮
千葉県産の鯖寿司

鯖寿司は脂乗りもしっかりで濃厚な味わい。なにくろはもうちょっと脂がさっぱりした鯖の方が好みかな??
卵黄と昆布の佃煮を乗せて頂く大間の鮪…これ、高級鮨屋顔負けレベルの旨さでした・・・。


♦︎八寸
南瓜の干瓢寄せ
海老芋揚げ
銀杏あられ揚げ
卵黄の味噌漬け
茶ぶり海鼠
ラフランスの白和え
むかご
鴨ロース 車海老 とびこ
自家製カラスミ

はい、頑張って記憶(記録)しましたよw 秋を意識した艶やかな見た目の八寸がドドンと登場…。これは見た目でも楽しめるやつですね♫
特に印象に残ったのが卵黄の味噌漬け…。これ日本酒進みまくりでした\(^o^)/


♦︎焼物
カマスの杉板焼き

こちらは一度柚庵焼きにしてから、杉板焼きにされているそう…。それぞれの良い部分がしっかりと活かされてますね。焼き加減、塩加減ともに申し分なかったです(*^^*)


♦︎蒸物
コッペ蟹 蒸し牡蠣 すじこ

牡蠣の蒸した出汁をジュレ状にして掛けてあります。間違いなく美味しかったんですが、正直この辺から記憶が曖昧ですw


♦︎温物
雲子 鱧 松茸 すり流し

猛烈に美味しかった!!その一言!!!
・・・で許してちょw


♦︎お食事
きのこと地鶏の炊き込みご飯

塩加減が絶妙でした。濃すぎず薄すぎずの絶妙なバランス…。きのこも食感と香りが良く、非常に満足度の高い一品でした。


♦︎水物
奈良の柿 マスカルポーネチーズ


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♣︎所感

とにかく何を食べても絶品、これに尽きます。一口食べて思わず旨い!!と唸らされる…そんなお料理です。
個人的には同じ京都の「佳肴岡もと」さんみたいに、さらに素材の味を活かした薄味の和食の方が好みなんですが、はっきり言って文句の付けようがありません。ただただ旨いです!!


特に感銘を受けたのは、マイレビ様も書かれているように「味の足し算」・・・。
高級食材が多数盛り込まれていますので、一つひとつの素材自体がそもそも抜群なんですが、それらを巧みに組み合わせることで、さらなる美味しさを生み出しています…。ご主人の技とセンスを感じますね!!!


加えてこちらのご主人、人柄も大変素晴らしい…。なにくろのしょーもないボケや掛け合いにも気さくに応じてくれ、終始居心地が良かったです。
最後はご丁寧にお店の前まで出てこられ、深々と頭を下げてのお見送り…。「友達100人いてるんで紹介しまくりますわ〜」と告げて店を後にしました(←しょーもないなw)


はっきりとした、分かりやすい美味しさの日本料理です。前述したように京都の中心街からも離れた、ややアクセスの悪い場所にありますが、わざわざ訪れる価値は十二分にあると思いました!!
また機会を伺ってぜひぜひ再訪したいお店ですね。人柄も素敵なご主人、美味しい料理の数々をどうもごちそうさまでした(^ ^)


それでは皆様〜良いお年を!!!
2018年もどうぞよろしくお願いします\(^o^)/

  • この八寸に目を奪われる!!!
  • 先付
  • 神蔵  無濾過生原酒

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4位

虎屋 壺中庵 (佐那河内村その他 / 日本料理)

2回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2022/05訪問 2022/05/23

四国でぶっちぎりの高評価を誇る日本料理店!!

徳島県の山奥に佇む孤高の日本料理店…。ご主人はあの「京都吉兆 嵐山本店」のご出身。
高級食材を多用するわけではなく、素材を極限まで活かした、シンプルながらも味わい深い日本料理が頂けるお店です。


料理はどれも絶品ですが、とくに焼物・椀物が秀逸。
京都なんかでここよりレベルの高い日本料理店はたくさんあるのかもしれませんが、その佇まい・空間も含めて強烈に印象に残ったお店です・・・

(↑前回レビューのコピペw)


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4年前の初訪時に深い感銘を受け、いつかは再訪したいと思っていた、徳島県の山あいに佇む日本料理店「虎屋 壺中庵」


前回はお昼の訪問でしたが、今回は夜のコースを頂きました♪
今回再訪したことで、前回訪問時には分からなかった料理のさらなる奥深さや、お店自体の凄みにも少しだけ気付けた気がする♡

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♣︎まとめ

料理は一見シンプルですが、食べてみると物凄い手間と手数が掛かっていることが伝わります。
でも「洗練されてる」というよりは、全てにおいて「研ぎ澄まされてる」って感覚の方が近いかな。。


食材そのものの味を損なわず、美味しく頂くための調理を大切に大切にされてる感じ…
おそらく根底に、食材に対する深い造詣とリスペクトみたいなんがあるんやろうなと・・・( ・∀・)シランケド


お連れさんの言葉を借りるなら、ある種「悟りを開いてる」とも言えるかもw
半端ない知識と経験、卓越した技術に裏打ちされた者にしか辿り着けない、ひとつの境地に達している感じ・・・


このお店・料理の凄みは、実際にお店で食してみないと分からない!
今回も大将のお顔は一度も拝見できんかったけどw これはこれでいいよね。変に愛想振り撒くより、料理に全力投球って感じがするもん!


料理全体で特に印象深かったのは、やはり日本料理の生命線とも言える「出汁」が抜群に美味しかったこと…
ここの椀物は間違いなく、なにくろ史上最強であーるヽ( ・∀・)ノ


わざわざ遠方から伺う価値のある一軒やと改めて思いました!
そしてお店を出た時には女将さんより、地方ならではの自然が生み出す素敵なサプライズが♡


ああ、日本人に生まれよかった。。
なんかこんな言葉が自然と出てくるような、素敵な魅力に包まれたお店♡
また来年もきっと来るよヽ( ・∀・)ノ


ごちそうさまでした☆
★2017年 感動したお店シリーズ②★

徳島県の山奥に佇む孤高の日本料理店…。ご主人はあの「京都吉兆 嵐山本店」のご出身。高級食材を多用するわけではなく、素材を極限まで活かした、シンプルながらも味わい深い日本料理が頂けるお店です。
料理はどれも絶品ですが、とくに焼物・椀物が秀逸。京都でここよりレベルの高い日本料理店はたくさんあるかもしれませんが、その佇まい・空間も含めて強烈に印象に残ったお店です・・・。


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【徳島・愛媛ツアーだじょ!! vol.2】

さて、11月に行った徳島・愛媛ツアー1日目のお昼…。ある意味、ここが旅のメインやったと言うても過言じゃないんですw
「虎屋壺中庵」徳島県にある日本料理のお店なんですが、ご主人はあの「京都吉兆 嵐山本店」のご出身。食べログスコアも総合☆4.48とまさに化け物級のお店・・・。


で、さらに驚きなのがその立地…。そもそも徳島県ってだけでもハードルが高いのに、徳島駅からさらに17km(バスで37駅w)離れた場所に店はあり、おまけに1日2組(昼夜で合計4組)限定とのこと…。まあそうそう来れるお店じゃないです。。
でもな、フットワークの軽さには定評あるねん!一度きりの人生やしな!!後悔したくないやん!!!


というわけでやってきました〜。徳島県の佐那河内村(サナゴウチソン)!!あ、ゴーストライターじゃないよww
川のせせらぎが聞こえるのどかな里山風景の中「虎屋壺中庵」は佇んでいます…。趣のある庭を抜け、扉を開けて中へ入ると、女将さんが正座でお出迎え…。二階の個室へと案内されました。


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★頂いたメニュー★

■おまかせコース(ランチ) ¥8000

♦︎箸付
柿のなます
料理説明がなかったので、最初は何だか分かりませんでした…。友人の「もしかして柿??」発言で確信へと変わりましたよ\(^o^)/
柿は少し硬めの食感ですが、それが逆に料理全体としての一体感を生んでいるように感じました。
多分これ以上熟れてまうと、食感が変わってしまうやろうし、柿の甘みが主張しすぎるんやろうなと思いました。


♦︎先付
カマスの一口寿司 栗 銀杏餅
銀杏餅!たしかに銀杏の香り、モチっとした食感で酒の進む味わい(T ^ T)
栗!!こんなにも甘みがあってホクホク食感の栗は初めて食べました(T ^ T)
カマスの一口寿司!!!シャリにはもち米も使ってはるんかな??身の炙り加減といい、シャリとの一体感といい、文句の付けようがないです(T ^ T)


♦︎椀物
松茸 海老しんじょう
蓋を開ける前から松茸の香りが物凄いです!!出汁は正直、最初の一口目は物足りなかったのですが、口に含めば含むほど旨味が増して来ます!!!
はあー!これは堪らんぞ!!素材を活かす繊細で奥深さのある出汁…。抜群に美味しかったですわ(*´∀`*)


♦︎向付
アオリイカ 鯛 車海老
これも普通に美味しかったですが、他の料理と比較するとややインパクトは弱かったです…。
アオリイカ!ねっとり系やね。
鯛!!じんわりと旨味が広がるわ。
車海老!!!ピチピチと弾けるような食感。


♦︎焼物
鰆の酒盗焼き
・・・きました。
・・・・え、なんなんこれ??
・・・・・ちょちょ、ちょー待って!
・・・・・・う、う、旨すぎるやろー!!!
ホンマに感動しました・・・。冗談抜きでこの先、これ以上の焼物に巡り会えるんかな?ってくらいに…。皮目や身の焼き加減、塩加減、全てにおいてパーフェクトでした。


♦︎焚合
穴子 海老芋
穴子の脂乗りはほどほど…。でもふっくらしていて美味しい穴子です。海老芋はねっとり感が堪りませんね!!お酒も進みます\(^o^)/


♦︎お食事
甘鯛とムキタケの炊き込みご飯
これも絶品!!もちっとした食感で、ほんのり甘みのある米にまず感動!甘鯛やムキタケの味・食感もしっかりと活かされた見事な炊き込みご飯です…。
またこの塩加減が絶妙なんですよね〜。決して物足りなさを感じるわけでもなければ、味付けの濃さも感じない…。お櫃一杯、余裕で完食しちゃいました\(^o^)/


♦︎水物
酢橘シャーベット
はるばる徳島まで来たことを実感させられますw 甘みよりもやや酸味が前面に出てくる感じ…。これも素材重視やね\(^o^)/


♦︎和菓子
栗きんとん
栗本来の味を活かした栗きんとん。最後まで大満足の内容でした(^_^)


♦︎お酒
おでんでん 生原酒
地元・佐那河内村の米を使って作られるお酒…。かなり希少なお酒で、地元でもほとんど出回っていないそうです。
このお酒、一口飲んだ瞬間に思わず「旨い!!」と叫んでもうたw 食材との相性も抜群で、気付けば二人で10合ほど飲んでました\(^o^)/


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♣︎所感

まずお料理に関しては、とにかく極限にまで素材の味を引き出すために、必要最低限の味付けしか施されていない印象…。でも素材そのものがどれも抜群ですので、トータルの満足度は半端なく高いです!!
特に感動したのが椀物と焼物…。これは他店でもなかなか味わえないレベルの逸品やと思いましたよ(^_^)


次に空間・ロケーションに関してですが、これは文句なし!!部屋にはお香の香りが優しく漂い、目の前に広がるのは、都会の喧騒から離れたのどかな里山の風景…。
横に流れる川のせせらぎを聞きながら、美味しい日本料理に舌鼓を打つ…。これ以上の贅沢があるでしょうか??非日常を味わうには、この上ない空間・ロケーションだと思いました(^_^)


そして接客・サービス面ですが、これは正直評価が分かれるだろうと思いました。 このクラスの日本料理店ですから、料理説明や食材の話など、もっと詳しくして欲しいと思う方も多いだろうと思います。
なにくろはその辺はあまり気にならないタイプですし、気になればこっちから聞いちゃいますからw 後述しますが、サービス料がかからないことも考えると、問題ないんじゃないかなと思います。


最後にCP、これには驚きました!!前述したように、この日は二人でお酒を軽く10合は飲んだはずだったのですが、お代は二人で¥22000・・・。
一瞬、一人分のお代かと思いましたよw この日は¥8000のコースでしたので、酒代ほぼタダ??みたいな…。このクラスのお店だと。別途税・サービス料がかかるところも多いので、非常に良心的と言えますね(^_^)


結果、トータルとして非常に満足度の高いお店でした。料理はどれもシンプルながら非常に奥深さがあります。そしてこの空間…。季節を変えてぜひ再訪したいお店ですね♫
今年訪問した中でも、特別記憶に残るお店となりました。日本料理が好きな方にとくにおすすめしたいお店です。ごちそうさまでした(*^^*)

  • これめちゃくちゃ旨い!!!
  • 出汁が至高。
  • アマゴのお腹には何も詰めんといて欲しいw

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5位

鮨舳 (瓦町、片原町(高松)、今橋 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2017/05訪問 2018/07/17

高松でいただく絶品江戸前寿司!!

【四国旅行ぜよ vol.12 (夕食編①)】

さて、散々呑んで・食った四国旅行もいよいよ最後の締めくくり…。今回の旅のメインはもちろん、高知で味わう鰹のたたきだったんですが、それと同じくらいメインに考えていたのが高松にあるこちらの鮨店…。


こちらは鮨に精通されているマイレビ様の情報で知ったお店で、食べログ四国の鮨店の中でも、4.11というぶっちぎりの高評価をマークされているお店なのです(°_°)
当然なにくろの期待値もかなりの高さ♫
2ヶ月ほど前から予約を入れて伺ってきました(^ ^)


店内は思った以上に明るく、スタイリッシュな造り。基本はおまかせのみですが、握りのみといったオーダーも可能なようです(*^^*)
なおこちらは写真撮影が原則禁止で、ドリンクメニューのところにもしっかりとその旨が明記されていました…。


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★頂いたメニュー★

■まずはアテを数品お願いしました。

♦︎カレイ ☆4.0
深みのある味わい、余韻が見事です。これは出だしから素晴らしい!!

♦︎シャコ ☆3.7
地元産かと思いきや、北海道・小樽産とのこと。大将によると瀬戸内産のシャコは近年、大きいサイズの水揚げがほとんどないそうです。やや甘めの味付けが印象的でした。

♦︎鰹漬け ☆3.9
端麗・上品といった言葉がとてもよく似合います。高知で食べたガツンとくるイメージの鰹とは対照的で、さらりとした繊細な口どけが印象に残りました。

♦︎サツキマス ☆3.7
ジューシーでありながら、あっさりとした後味。酸味控え目なタレでさっぱりと頂きました。

♦︎アワビ ☆3.9
こちらは肝と和えて。口当たり・弾力・香り…。今まで食べたアワビで一番美味しかったかもしれません。肝ソースの雑味のない味わいも秀逸でしたね!


■ここから握り
(ちなみにこちらの大将はネタによって、普通のシャリと赤酢のシャリを使い分けています。)

♦︎キス ☆3.5
身は厚切りで食べ応えがあります。

♦︎アオリイカ ☆3.4
じんわりと甘み溢れますが、全体の印象としてはやや弱いかな。。

♦︎赤貝 ☆3.7
中心に山葵が埋め込まれています。歯応え良く、香りの高さが素晴らしい!

♦︎赤身漬け ☆4.0
これはヒット!久しぶりにここまで美味い鮪が食べられました!

♦︎サルエビ ☆3.6
小さい海老なので、3匹ほどまとめて握ってあるとのこと。食感は柔らかく、適度に歯応えもあってコクがある。美味い!

♦︎鯵 ☆4.5
この日一番の感動…。食べた瞬間に思わず叫んで(あくまで控え目に…)しまいました(T ^ T)笑
こちらは島根県・浜田港の「どんちっち鯵」というブランド鯵のようで、脂肪の含有量が普通の鯵とは比較にならないほど高いとのこと。間に仕込まれた葱と生姜の薬味もまたええ仕事してます!!

♦︎煮蛤 ☆3.8
かなり大ぶりな蛤。歯応え・旨味も申し分ないです!

♦︎中トロ ☆3.8
変な脂っぽさは一切ありません。「鮪、美味しいっすね。」と大将に言ったところ「ありがとうございます。久々に良い鮪が入ってきたんですよ!」とのこと…。

♦︎大トロ ☆3.8
こちらも間違いないですね。

♦︎コハダ ☆3.7
こちらのコハダは強すぎず、弱すぎず…。絶妙の〆加減です(^o^)

♦︎のどぐろ ☆3.3
これは唯一イマイチな印象…。冬に北陸で食べたのどぐろがハイレベルすぎたのかも…。

♦︎紫うに ☆3.6
こちらは小豆島産とのこと…。小豆島産は初めて食べましたね。個人的にはやはり由良雲丹が好きなんですが、口当たりの良さ、ほんのりと感じる自然な甘みは間違いのない素材です。

♦︎すきみ ☆3.7
やはりこの日の鮪は素晴らしかったです!

♦︎焼き穴子 ☆4.0
この時期(5月)としては上々の脂乗り、旨味の強さ。これからますます美味しくなっていきそうでした(^o^)

♦︎玉 ☆3.5
やや甘みのあるムースみたいな食感の玉。甘い玉は好みではないのですが、これは美味いと思いました。


■ここからお好みで追加を。

♦︎マナガツオ ☆3.8
皮目の部分を炙りで。皮目近くの身と脂のジューシーさが相まって絶品です♫

♦︎車海老 ☆3.7
他のお客さんが注文しているのを見て、思わず追加オーダー…。なんと!20cmを遥かに超える超特大サイズの車海老です!!!写真がないのだけが悔やまれます・・・。

♦︎鯵 ☆4.7
感動の鯵で〆。「さっきより大きいかもしれませんね(笑)」と大将。言葉通りの厚切りの鯵で、口一杯に旨味が広がります。
いやいや冗談抜きでこの先、これ以上の鯵に巡り会える気がしない・・・。


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♣︎所感

さて、一言で言うと・・・。ズバリ「感動した!!!!!」
4月伺った、西明石にある「菊水鮓 西店」
こちらの鮨に深く感銘を受けたなにくろ、冗談抜きにしばらくこれ以上の鮨は食べられないだろうと思っていました。。
それがわずか1ヶ月後、それもあまり鮨のイメージがなかった高松で出会えるとは・・・。
素敵なお店のレビューを上げて下さったマイレビ様、本当にありがとうございましたm(_ _)m


この日のお会計は一人当たり¥22000。まあ超絶お高いのですが、これだけハイレベルな鮨&旅先ということもあり、気持ち良く支払うことができましたよ。
東京で本場の江戸前鮨を食べたわけでもなければ、他地方の有名鮨店の経験もほとんどないなにくろですが、今まで食べた中では間違いなく最強・最高の鮨です(^ ^)


場所柄・お値段等を考慮すると、再訪は困難を極めますが、また必ず伺ってみたい!心からそう思わせてくれるお店でした。
記憶に残るお店となりました。ごちそうさまでした(^-^)/

  • 写真禁止なので、外観のみ…。
          ごちそうさまでした\(^o^)/

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6位

菊水鮓 西店 (西明石 / 寿司、海鮮、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2017/04訪問 2018/07/17

これが明石を代表する老舗の実力!

なにくろ春の小旅行【明石編】vol.4

さてさて明石への小旅行・番外編。それぞれ翌日の都合等がありましたので、夕方頃には解散…。しかしせっかく明石まで来たしなぁ。。
そこでなにくろは一人、以前から伺ってみたかったこちらの鮨店へとお邪魔することにしました(^ ^)


菊水鮓は明石駅の方に本店、それ以外にも暖簾分けとかで何店かあるみたいですが、細かいことは知りません\(^o^)/笑
小雨の降る中、西明石駅からテクテクと歩いて5分ほどで到着。先客は2組のみでした。


カウンターの端の席へと案内され、ビールとメニュー写真をパチリ。しかしここでスマホに異変が…。
・・・まさかの電池切れ。直前まで28%って書いてあったやん…。iPhoneをお使いの方、こんなことって多くないですか?(−_−;)


というわけで今回は料理写真なしです。入店前の外観写真とメニュー写真、お土産の穴子寿司の写真だけは載せときますね。
食べロガーにとっては結構ショックですよね、これ(笑)


★頂いたメニュー★

■大将おまかせ
(最初にアテを少しお願いしました。)


♦︎淡路島のもずくと生雲丹 ☆3.8
もずく・生雲丹ともに素晴らしい素材!!

♦︎アブラメ ☆4.0
見事な脂乗り!これは美味すぎ注意(笑)

♦︎サヨリ ☆3.4
これもなかなか!!

♦︎ホタルイカ ☆3.5
酢味噌で頂きます。シーズンですね(^ ^)

♦︎伝助穴子焼き霜 ☆3.7
酢橘と柚子の合いの子という「柚香」をベースに作ったオリジナルのタレで頂きます。タレの酸味は控えめで、素材の味が引き立ちます。

♦︎アワビの肝とヒモ ☆3.5
これは冷酒と合わせてこその食材かな?ちょっぴりクセはあります。

♦︎カラスミ大根 ☆3.4
カラスミは自家製とのこと。塩気は控えめで好みの味でした(*^^*)

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〜ここから握り〜

♦︎車海老 ☆3.9
さすがでした。ほどなくして提供された頭の塩焼きも、これまで頂いた車海老の中でダントツの旨さ(^o^)

♦︎ハリイカ ☆3.5
ねっとり感はそこそこ。むしろ歯でシャクっと切れるような食感が印象的でした。

♦︎蒸し鮑 ☆3.7
この肉厚アワビ、、すんごい食感ですね〜。

♦︎タイラギ貝 ☆3.2
イマイチ印象に残らず。

♦︎太刀魚 ☆3.5
悪くはなかったですが、これに関しては浦正で食べた太刀魚に軍配( ̄▽ ̄)

♦︎平目 ☆3.4
これも美味しかったけど、まずまずといった感じ。。

♦︎雲丹 ☆3.6
僅かながらミョウバン臭が…。恐らく付き出しの淡路の生雲丹とは、違う素材を使用していると思われます(^_^;)

♦︎鰆 ☆3.9
うんっまぁぁあ〜!!さすが魚編に春!旬の鰆は見事な味わい!

♦︎煮穴子 塩山椒 ☆4.1
塩山椒で頂く煮穴子は塩加減・炙り加減ともに流石の一言でした。

♦︎煮穴子 ツメ ☆4.2
素材の旨みを殺さない、絶妙な加減のツメ。ここの穴子すんごいですね(°_°)

♦︎鯛の白子 ☆4.0
これもやばいです。この時期限定ですが、口の中に広がるねっとりとした食感と芳醇な甘みが堪らんです(^o^)

♦︎穴新巻 ☆4.2
トロたくとか穴きゅうとかはよく見かけますが、穴新は初めて…。でもこれ抜群に旨かったです(^ ^)

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♦︎穴子棒鮨 ☆4.3
穴子が美味すぎるので追加オーダー。棒鮨が3切れ出て来ました。あー‼︎これもアカン。こんな絶妙な加減の穴子棒鮨、初めてですわ…。

♦︎黒ごまのプリン ☆3.7
デザートは奥様の手作りで日替わりとのこと。この日は3種類の中から選べました。
お世辞抜きに、このデザートだけで一軒店が出せそうなレベル…(°_°)

♦︎穴子鮨(お土産) ☆4.1
穴子で何かお土産が欲しいと伝えるとこちらの鮨を作ってくれました。肉厚の穴子に香ばしい焼きの風味、ふんわりとした炊き加減の酢飯…。さすがでした!


♣︎所感

いやー!明石の名店・菊水、恐るべしでした。正直事前の期待値はむちゃくちゃ高いわけではありませんでしたが、良い意味で期待を裏切られました!
特に序盤のアブラメを始めとした強烈なつかみ、穴子を中心とした終盤の怒涛の攻めにはホンマに痺れました(T_T)


なにくろが今まで伺った鮨店の中では間違いなくNo. 1のお店でした!
同じ明石の浦正鮨も美味いと思いましたが、個人的にはこちらの方がワンランク上だと感じましたね(^o^)
大将の接客も心地良く、一見のなにくろでも非常にリラックスして食事が頂けました(*^^*)
でも一点だけ…。それはですね・・・


「本日のお会計¥23600になります。」
どっひゃあああー!!!味が今までの鮨店でNo. 1なら、お代の方もぶっちぎりのNo. 1です。。
どう考えても、平凡サラリーマンのなにくろが支払える金額を遥かに超えております…。
確かにお酒もかなり飲みましたし、お土産代も込みでこの価格なんですが…。


正直このお店の評価には迷いました。これだけレベルの高い鮨でしたので、¥15000前後なら☆4.5付けようかなと思っていました。
でもコスパも考慮すると、☆3.8くらいなのかな?いやいや、でも味だけで言えばその点数は低すぎるし…。
ただ最終的には、以下のように考えることで自分自身も納得することができました。


この店にはそう滅多に来れないけれど、何らかの記念日・もしくは自分へのご褒美の時なんかに訪れるお店にしよう。そんな特別な時に訪れたいと思える店が見つかって良かった…。


「この味が 美味いと俺が思ったから 4月8日は穴子記念日」by なにわのくろっくす
(※盗作ちゃいますよw)
ホンマ久々に感動レベルのお店に出会いました。またいつか…。必ずいつか寄せて頂きます。ごちそうさまでした(^-^)/

  • 外観です(^ ^)
  • オゼノユキドケ
          初めて見る地ビールですね〜
  • お土産の穴子鮨
          美味かったぁ〜\(^o^)/

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7位

くいしんぼー山中 (桂 / ステーキ、ハンバーグ、洋食)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/04訪問 2019/02/27

衝撃の旨さ!これぞ「ほんまもん」のステーキ!!

なにくろ春の小旅行【京都編】vol.1

さあ、季節はもう8月になろうとしているのに、まだ春の小旅行とか言っちゃってる…。どんだけレビュー溜まってんねん…w
こちらのお店を知ったのは、今は無き「ごきブラ」という関西ローカル番組でのことでした。
番組内でハンバーグの美味しいお店No. 1に選ばれていたのが、こちら「くいしんぼー山中」さんでした。


当時は食べログもやってなかったですし、食べ歩きにもそこまで没頭してなかったので、さして気には留めなかったのですが、その特徴のある店名から、記憶の片隅ぐらいには残っていました( ̄▽ ̄)笑


そして食べログを始めてから約半年。親しくして頂いているマイレビュアー様がこちらのお店を大絶賛。あ‼︎あの時の・・・。
そこから行きたいお店の筆頭候補へと上り詰め、さらに約半年…。ようやく念願叶って、伺うことができました(^o^)


最寄は阪急桂駅。駅からも離れた通り沿いにお店はあり、見た目は街の洋食屋さんといった感じの庶民的な佇まいです。
予約名を告げて中へ入ると、恰幅の良い男性がステーキの調理に勤しんでおられました。この方がこちらのご主人・山中さんですね(^o^)


★頂いたメニュー★
ステーキディナーコース ¥10000


♦︎ジャガバター ☆3.5
クリーミーで滑らかな舌触り。そのままでも甘みが強く、美味しいです。ちょうど大手ポテチメーカーの休売が相次いでいたタイミングでの訪問でしたが、ここにはじゃがいもありましたw


♦︎南瓜のスープ ☆3.6
こちらは冷製スープ。丁寧に裏ごしされているのがわかりますね。自然な甘みでスーッと口の中へと吸い込まれていきます。


♦︎パン ☆3.4
なにくろはステーキにはパン派。パンの方がワインとの相性も良い気がしますからね(^o^)
さすがにしっかりとしたええもん使ってはります♫


♦︎近江牛サーロインステーキ ☆4.7
一口食べて思わず(小声でw)叫びました・・・・・。
う、うんっまぁぁっっっ!!!!
これはちょっと別次元の食べ物ですね。。口に入れた瞬間にここまでの衝撃が走ったのは…。とんかつの名店・マンジェにて、トリュフ塩で食す東京Xを食べた瞬間以来ですかね・・・。


特徴としては、噛んだ瞬間に感じられるギュッと締まったような歯ごたえ、そして弾力。さらにそれを噛み切ろうとすると、肉本来の旨みと香り・強烈な甘みが、ジューシーな肉汁とともに一気に押し寄せてきます(T ^ T)
これはヤバイです…。こんなステーキ、今まで食べたことありません。。


加えて付け合わせの野菜もしっかりと美味しい…。シャキっとした食感の絹さや、むちゃくちゃ甘い人参…。そして中でも筍が特に素晴らしかった‼︎とんでもなく甘くて美味。。。
付け合わせにも一切手を抜かないあたりさすがですね(*^^*)


しっかしこのステーキ、なんぼでも食べられますね。ちゃんと脂も乗っているんですが脂がね、なんというか軽いんですよ。
食べログを始めてから美味しいステーキを頂く機会は格段に増えましたが、ここのは間違いなく、なにくろ史上最高のステーキでした(^o^)


♦︎ハンバーグ ☆3.6
ステーキがあまりにも美味しかったので、テレビで見たNo. 1のハンバーグも追加注文することに…。
小さめサイズでお願いしましたが、レギュラーサイズで頂くとそのお値段なんと¥2000…(°_°)


超絶お高いので期待値もMaxでしたが、こちらに関してはやや拍子抜け…。(※もちろん、美味しいんやけどねw)
つなぎを一切使用せず、このふわふわ感というのはかなりの驚きでしたが、なにくろ好みのハンバーグとは少し違いました(^_^;)


個人的には表面にもっとしっかりと焼きが入っていて、どっしりと食べ応えのあるハンバーグの方が好きです。
やはりなにくろ的No. 1ハンバーグは、数年前に北新地福多亭で頂いたハンバーグランチですかね( ´ ▽ ` )ノ


♣︎所感

いやいや、想像以上のものが頂けました…。今回は上記のコースにハンバーグ(小)を追加オーダー。ドリンクは生ビールとハーフボトルのワインを頼んで¥15000ほどのお会計でした。。
もちろん高いことに変わりはないですが、この次元のものが頂けるのであれば、個人的には納得のいくお値段でした(^o^)


正直行く前は「高いし遠いけど…。一度くらいは行ってみるかぁ!」というような軽い気持ちだったのですが、どうしよう…。これはまた来たくなりそう(^_^;)笑
接客面での満足度も高かったですね。特に料理を食べ終えた後のご主人の肉談議には、興味深いものがありました(笑)


場所柄やお値段も含めて、なかなかハードルの高いお店とは思いますが、個人的にはわざわざ訪れる価値のあるお店やと思いました( ´ ▽ ` )ノ
お肉には目がないという方、ホンマもんの肉を頂きたいという方には強くおすすめします。ごちそうさまでした(^-^)/


❤︎おまけ
先に述べたハンバーグ、感動こそなかったものの、あの舌触りと味わい…。数ヶ月経った今でも激しく脳裏に焼きついています。これは一体・・・?笑

  • 噂のハンバーグ(^o^)
  • とりビースタートっす(^o^)
  • じゃがバター(^o^)

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8位

黒尊 (大橋通、高知城前、堀詰 / 居酒屋、郷土料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/10訪問 2023/05/29

鰹の概念が変わる!高知で最強に旨い鰹が食べられる居酒屋!!

★2017年 感動したお店シリーズ③★

結論から言うと、なにくろはこれほど旨い鰹は今まで食べたことがないですし、この先も果たして食べられるのか?とすら思えました。それくらい感動・・・。
伺った時期もちょうど戻り鰹シーズンの真っ只中。最高のタイミングで、人生最高の鰹に巡り会うことができました・・・。


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【四国旅行アゲイン☆戻り鰹を食べるぜよ! ! vol.5】

さあ前戯でひろめ市場を後にして、向かうは今回のディナーの大本命!!高知市内No. 1居酒屋との呼び声も高いこちらの「黒尊」!!!
もちろん前回の四国旅行の際にもチェック済みでしたが、前回は日程が合わずに断念…。というわけでリベンジも兼ねてやって来ましたよ\(^o^)/


お店は17:00〜と19:30〜の二回転制。後半の部で予約しましたが、どちらも予約なしではまず入れないと思います。それくらい人気店です。。
料理は大将のおまかせのみ。大体お酒も入れて、¥5000〜¥6000くらいが目安かと思われます。カウンターに着座して、いきなり日本酒からオーダーしました!なおこちらの日本酒は、大将おすすめの「美丈夫」一択です(^o^)


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★頂いたメニュー★

♦︎付き出し①
素材が引き立つ薄めの味付け。出汁は甘めですが、しみじみ旨いです。今後の料理にも期待が持てました(^_^)


♦︎付き出し②
続いてあん肝。ポン酢の主張が強すぎないので、あん肝本来の味が楽しめました。プリッとした弾力でなかなかの逸品(^o^)


♦︎お造り盛り合わせ
ここからがこちらの真骨頂!!特筆すべきは鯛。こんなにも弾力があり、かつ脂も乗っている鯛は初めて食べました!!口の中にじんわりと残る余韻が最高です(T ^ T)
鰹は言うまでもなく素晴らしい!!厚切りなのがまた嬉しいですね。昼に別のお店で食べた鰹も感動的でしたが、ここの鰹はまさにえげつないほどの旨さ!!!

葉にんにくと味噌を和えた「ぬた」で食べる鰤も凄い!!鰤の脂っぽさが、この「ぬた」のおかげでうまく緩和され、非常に後味良くさっぱりと食すことができます(^_^)
なごり鱧は適度な脂乗り、梅肉でさっぱりと頂きました。いやー、どれも旨かった!!


♦︎鰹の塩たたき
結論から申し上げましょう…。今年の春を含めたら、高知で計10軒ほど鰹のたたきを頂いてきました・・・。間違いなく、こちらの鰹のたたきが最強です!!!!!
高知でこれだけ鰹のたたきを食べてきたなにくろが言うんやから、少しは説得力あるでしょ(^_−)−☆

味・食感・香り・温度・塩加減…。全てにおいて非の打ち所がありません!!!正直これだけ鰹のたたきを食っときながら、その概念が変わってしまうくらい、衝撃的に旨い塩たたきでした!!これを頂くためだけにでも、こちらへ訪問する価値は十分にありますね(*^^*)


♦︎鯨の煮物
大将から、鯨の煮物か魚の煮付、それか鮎の塩焼きのどれにするか聞かれました。くー、安定の魚の煮付もありやし、鯨の煮物とか何それ美味しそうやし、子持ち鮎の塩焼き・・・。
そういやマイレビのker○さんが多○喜のレビューで、子持ち鮎むっちゃ旨いとか言うてたなー!あー、迷うー!!!

・・・結果、なんだか珍しそうな鯨の煮物を選択。でもこれが…。鯨自体は、臭みもなく美味しかったんですが、やや脂乗りがキツかったです。でもそれ以上に・・・なにくろには味付けが甘すぎました(ー ー;)
頑張って全部食べましたが、正直完食には結構な労力が必要でしたよ…w


♦︎握り寿司
こちらの〆はお寿司です。「何貫くらい食べれる!?」と大将が聞いてくれました。「え、正直まだいけるよな!?とりあえず5貫くらいお願いしまーす。」といって出てきたのが写真の〆鯖・帆立・鱧・鰤・生海老…。

写真では伝わりにくいかもしれませんが・・・とにかくでかいんです。どう見ても他店の3倍以上はありますねw
ただこれがこのお店のデフォというわけではなく、ここまで快調に食べ進めるなにくろ達を見て、大将が調整してくれたみたいです。
周りのお客さん達もなにくろ達の寿司を見て、思わず「デケェww」と苦笑いw

でこのお寿司、シャリは押し寿司みたいにぎっしりと詰まったような食感。正直あまり好きなタイプじゃありませんでした…w
まあ本来鮨屋じゃないから仕方ない部分もあるかもしれませんが。。ネタは相変わらず最高の素材を使われておりましたので\(^o^)/


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♣︎所感

超特大握りのシャリで一気に腹が膨れ、ここで無念のギブアップ。ああ苦しい・・・。本来この後別のお店へ梯子の予定やったんですが、こんな状態で行けるはずもありませんw
大将からは「まあ初めてにしては、よう食べたと思うわ!」と労いの言葉を頂きましたw 実際お寿司に辿り着くまでにギブアップしている方も、数名いらっしゃいました。。


印象としては、とにかく「質実剛健」「豪快」といった言葉が非常によく似合います。造りにしても握りにしても、とにかく極上の素材を「ありのまま・豪快に」提供されているイメージでした♫
お造りと鰹のたたきはとにかく絶品!!後半の煮物と握りが好みじゃなかったので、点数はやや控えめにしましたが、正直前半のインパクトには凄まじいものがありました!!


ただこちらの大将、かなり個性的な性格なので合わない方は合わないと思います…。あんまり書くと下書き戻しくらいそうなんでやめときますがw 隣の二人組の女性客なんかタジタジでしたよ(^_^;)
まあそんなことは抜きにして、とりあえずこの店が旨いのか旨くないのかと聞かれたら、旨いとしか答えようがありません\(^o^)/


高知で極上の鰹を食べたいのであれば、とりあえずここに行けば間違いないでしょう。ただ前述した通り、ボリュームが物凄いです。間違っても前戯とかしてから行かないように…w
この日はお酒もしこたま飲んだはずですが、お代は一人あたり¥7500と明朗会計。CPも良くおすすめです!ごちそうさまでした\(^o^)/

  • これが人生で最高の鰹やあ!!!!
  • これも感動!お造り盛り合わせ!!!
  • 付き出しのあん肝

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9位

寿司処 しん (天神橋筋六丁目、中崎町、天満 / 寿司)

2回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥6,000~¥7,999

2023/03訪問 2023/07/02

天六を代表する名店でコスパ最高の鮨ランチ!!

なんと!!天六が誇るあの名店「寿司処 しん」さんが¥5500の超お得ランチ(←現在は¥6600に値上げw)を始められたそう。。
これは絶対行かなアカンやろーってことで、3月下旬に行ってきたよヽ( ・∀・)ノ


前回訪問は4〜5年前??
めちゃくちゃ久しぶりやったけど、気さくな大将は相変わらず気持ちの良い接客で、終始楽しくのんびりと食事ができたよ♪


シャリがちょっとパンチ強めやったから、後半はやや食べ疲れしてもうたけど、この内容&ボリュームでこのコスパはすごい(*゚∀゚*)
常に探究心のある大将やから、今後ますます進化していくんとちゃうかな♡


コースには鮨屋の花形?鮪は組み込まれてなかったけど、個人的には無理して中途半端な鮪食べるくらいなら、なくても全然ええと思ってるんでw その辺も含めて大将の思いきりの良さも感じたよ。
ランチもすでに予約困難っぽいけど、またタイミング見つけて再訪したいお店やね♡


ごちそうさまでした☆
【11月は寿司強化月間やで♫ vol.2】

この日はマイレビ様と一緒に、天六にあるこちらの鮨屋でサシ飲みです♫
ここずっと行ってみたかったんですよね〜!でも自分じゃなかなかその機会はなく・・・。今回、前述したマイレビ様と意気投合して訪問した次第です(^o^)
お店の場所は少々分かりにくい?です。マイレビ様と二人でビルの周りをグルグル回り、最後はお店に電話までしてw ようやく見つけましたよ(^_^;)


コースは¥10000と¥12000の2種類。今回は初めてなので¥10000のコースをお願いしました。
この日はたまたま一週間ほど前の予約で滑り込めましたが、カウンター8席のみの小さなお店ですので、事前予約は必須ですね!!
食べロガーな乾杯を終えてから、いよいよコースのスタートです♫


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★頂いたメニュー★

▪️おまかせコース ¥10000

〜まずはアテ〜
♦︎もずく ☆3.6
♦︎鯛 ☆3.7
♦︎平目 ☆3.6
♦︎つぶ貝 ☆3.8
♦︎鰹漬け ☆4.0
♦︎ズワイガニ手巻き棒鮨 ☆4.3
♦︎蛤の味噌汁 ☆3.5
♦︎白甘鯛 ☆3.5
♦︎鰆 ☆3.8
♦︎鰯 ☆3.3
♦︎牡蠣の茶碗蒸し ☆3.7

〜ここから握り〜
♦︎失念(秋刀魚っぽい)
♦︎剣先イカ ☆3.9
♦︎金目鯛 ☆3.8
♦︎たら白子丼 ☆4.0
♦︎ぶりトロ ☆3.6
♦︎失念
♦︎シャコ ☆3.5
♦︎煮蛤 ☆3.5
♦︎鉄火巻き ☆3.7
♦︎雲丹・いくら丼 ☆4.1
♦︎車海老 ☆3.5
♦︎煮穴子 ☆3.7
♦︎失念(トロ鉄火?とりあえず美味しかった) ☆3.9
♦︎玉(ここの玉、かなり好みです) ☆3.9


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♣︎所感

いつもより失念の数が多いのは、会話がついつい盛り上がりすぎたからですねw
全体を通してネタ質はお値段以上、シャリは赤酢のシャリと普通のシャリをうまく使い分けてましたね。
特に印象的だったのは、ズワイガニの手巻き棒鮨。海苔がとんでもなく美味しいことに加え、蟹の甘みと旨味が半端ない!!!


白身を塩・酢橘・山葵で食べさせるのも良いですね。高知で散々食べたくせに、ここの鰹には感動。剣先イカの見事な包丁の入り、ねっとりした食感は悶絶モノ…。
牡蠣の旨味爆発の茶碗蒸しに、ほぼ蛤の出汁を飲んでるんじゃないかと錯覚するほど濃い〜味噌汁など、一品物にも抜かりはありません!!


そして鱈白子丼や雲丹・いくら丼等スペシャリテも充実で、最後まで大満足の内容。これが¥10000のコースとは驚きです。コース全体のボリュームもばっちりで、CPの高さ半端ないですね(*^^*)
大将も非常に腰が低くて丁寧な接客。一見・常連にも分け隔てのない応対は見事でした♫


唯一マイナス点を挙げるとすれば、全体的に漬け・熟成させたネタが多いので、終盤味付けの濃さがやや気になったこと…。それ以外はホンマにパーフェクトでした。
あとこれはお店とは直接関係ないですが、隣のお客さん(女性)が騒がしかったこと…。カウンターのみの小さなお店やし、居酒屋じゃないんやからw


今回は上記コースに加えてサッポロ赤星を2本、酒を6合くらい飲んで¥33000(二人)のお会計。酒はやや高めの価格設定かな??それでも内容から考えたらお得やと思います(^ ^)
鮨は開拓したいお店がまだまだあるのですが、ここはぜひ機会を作って再訪したいお店ですね。ごちそうさまでした(^o^)

  • かすご大好き♡
  • えびちゃん♪
  • 烏賊ちゃん♪

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10位

郷土味 かけはし (尾道 / 郷土料理、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2017/08訪問 2019/02/21

ホスピタリティが素晴らしい、尾道を代表する郷土料理店!!

★2017年 感動したお店シリーズ①★

さて、今年も残すところあとわずか…。そんななにくろは、まだ8月のレビューすら残っているという状況・・・てかホンマに溜まりすぎやなw
まあ梯子酒で一日に何軒も回るとね、自然と追いつかなくなってくるのよ。あとオフ会とかのレビューは、やっぱ優先的に上げたいし(ちょっとだけ言い訳w)
一日に何軒もアップしてる人、マジすげーと思いますわ\(^o^)/


ただ、もうすぐ皆様ご存知、2017年のマイベストレストランの選定時期がやってきました…。2017年、強く心を動かされたお店ながら、まだレビューできていないお店、そんなお店がまだ数件あります・・・。
というわけで、シリーズ化しちゃいました。なにくろの採点は味重視のため、必然的に金額の張るお店が中心になってしまいますが…どうかお許し下さいm(_ _)m笑


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【広島・尾道に行きたいけん! vol.1】


相変わらず8月レビュー溜まってて、すまてん…。

さあ「松本での休日(信州ひとり旅)」の際に購入した青春18切符。なんかまだ2枚だけ残ってましたので、かねてからなにくろが一度は訪れてみたかった場所、尾道へと一人旅にやってきましたよ〜!!
旅先では観光だけでなく、もちろんグルメも楽しみたいっすよね!!というかむしろそっちがメイン??w


ちょうどお昼前に尾道駅へと到着し、予約していたこちらのお店へ・・・。
「郷土味 かけはし」尾道を代表する懐石料理店として人気なんだそうです。
尾道と言えば、やはり尾道ラーメンにも惹かれたのですが、旅行に行ったらその土地ならではの食材を食べておきたいなにくろは、悩みに悩んでこちらをチョイス\(^o^)/


なお訪問日(平日)はランチ・ディナーともに予約客で満席でしたので、行かれる際は必ず予約してからをおすすめします!
コースは¥5000・¥7500・¥10000の3つ。真ん中の¥7500のコースをお願いしました。


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★頂いたメニュー★

■お任せコース ¥7500


♦︎先付 ネブトの南蛮漬け
ネブトはこの地域で水揚げされる小魚だそうです。カリカリに揚げて骨せんべいのようにされていました。さっぱりとした味付けで美味しかったです♫


♦︎先付 そうめん瓜
そうめん瓜に極小のトマトと玉蜀黍が乗せられています。味付けは三杯酢で、酸味はやや強めやったかな??もうちょい控えめが好みですw


♦︎先付 宮窪の赤雲丹ゼリー寄せ
出汁の効いたゼリーの中には、芳醇な甘みの赤雲丹と枝豆、ほんのりと山葵の風味も…。
ホンマに一口サイズでしたが、かなり満足度の高い一品でしたよ!あと魅せ方も素晴らしい(^ ^)


♦︎向付
ギザミ シラサエビ タコ アカニシガイ 太刀魚 スジガツオの藁焼き

特に驚きはギザミ。口に吸い付いてきた後に優しくとろけていくような、独特の食感。大変傷みやすい魚で、現地でも刺身で食べれることはほとんどないとのこと…。
それ以外のお造りも、下手な高級店をゆうに超える味わいだと個人的には思いました♫


♦︎椀物 鱧 冬瓜
出汁は繊細で上品な仕上がり。生姜の風味が良いアクセントです。幼い頃ばあちゃんが作ってくれた「冬瓜のおつゆ」を彷彿とさせる味わいでしたね!!


♦︎焼物 スズキの青唐味噌焼き
これはちょっと衝撃的!!焼き物は塩焼きこそが至高と思い込んでいたなにくろですが、これはまさに悶絶級の旨さでした(T ^ T)
味噌の甘みと青唐辛子のほろ苦さ、さりげにあしらわれた薬味の香り…。
ここ最近食べた焼物の中でもトップクラスに美味しかったと思いますね!!


♦︎煮物 アコウ 豆腐 長葱 椎茸
別添えのポン酢で召し上がってくださいとのことでしたが、そのままでも十分美味しいです。アコウの骨周りは綺麗にしゃぶってw もちろんお出汁も全汁しました\(^o^)/


♦︎揚げ物 ドギス 鯛の骨せんべい 舞茸 さつまいも ししとう いちじく
揚げ加減も良く美味しいです。ドギスとはドラギスの略称で、やはりこの辺りで獲れるお魚とのこと…。パリパリの食感でしたね!!


♦︎お食事 うしお飯
いわゆるお茶漬けのようなものですが、お茶の代わりに小魚で取った出汁が使われているのが異なるところ…。
てかこれむちゃくちゃ美味い!!最後まで大満足なコース料理でした(^_^)


♦︎水物
デザートはプリン。バニラビーンズが効いていて口どけなめらか、専門店顔負けのクオリティでしたよ♫


■お酒

♦︎生ビール(中)
♦︎いい風 三次市 純米吟醸
♦︎蓬莱鶴 広島市 純米大吟醸
♦︎竹鶴 小笹屋 竹原市 純米原酒


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♣︎所感

〆て¥9530。¥10000超えるかな…と思ってましたが、この内容から考えると相当満足度は高いですね♫
全体の量も最初は少ないかな?と思ってましたが、食べ終わる頃には満腹…。盛り付けも非常に丁寧で洗練されてる印象でした(^o^)


何よりこちらのお店は、お客をもてなす心と言いますか、ホスピタリティの高さが半端なかったんですよね(^_^)
居心地も非常に良かったので、気づけば2時間以上にも渡って長居をしてしまいました(^_^;)


わざわざ個室をご用意して下さったり、食事後半には料理長直々にご挨拶に来られたり…。とにかくお客に満足して帰ってもらおうという気持ちがひしひしと伝わってきました(^o^)
また尾道を訪れた際は、必ず伺いたいと思える素晴らしいお店でした。ごちそうさまでした(^ ^)

  • トップ写真用 揚物
  • 付き出し  うたが添えられています。
  • まずは生ビール!!

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