この口コミは、なにわのくろっくすさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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寿志 城助三ノ宮(JR)、三宮(神戸新交通)、三宮(神戸市営)/寿司
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夜の点数:4.7
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 4.8
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.3
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.8
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.3
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| 酒・ドリンク4.0 ]
ただひたすらに感動!!ここを超える鮨屋って・・・
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外観
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表札
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お決まりのサバンナ氏(・∀・)
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2024/02/18 更新
以前からとっても気になるお店だった…。何度も行ってみようかな?と思ったし、誕生日に予約しようか?と言ってもらったこともあった。
しかし食べログに投稿された口コミを見て、予約すること自体を躊躇していた…。理由は「大将の接客・居心地の良さに難あり」との口コミが散見されたからである。
もともとなにくろは接客や居心地の良さに問題のあるお店には否定的だった。(←何様w)
なぜなら外食の時間というものは、第一に楽しい時間であって欲しいと思っているので、接客・居心地の良さは外食をする上で、1つの大切な要素だと考えていたからである。
しかし今回こちらで9名の貸切会に参加させて頂いたことで、そんな勝手な先入観でお店を判断してはいけないと痛感させられた…。
そう、一言で言えば感動した。今まで食に対して、これほどにまで心を揺さぶられたことがあっただろうか?一週間以上経った今でも興奮が醒めない・・・
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★頂いたメニュー★
● おまかせコース ¥15000
(※普段のなにくろレビューなら、ここに食べた料理の全てを記載するのだが、この日は握りの途中くらいからメモを取らなくなった…。いや、取りたくなくなったという方が正しいのかも・・・)
まずは最初のマコガレイから衝撃が走った。程よい熟成感と圧倒的な素材力…。やばい、これ旨すぎる!!
あと衝撃的だったのが鮟肝…。奈良漬と合わせてペースト状だったかな?こんなにも口当たりが滑らかでクリーミーな鮟肝は初めて・・・永遠に食べられますわ。
鰹には生七味、水茄子には和がらしなど、今まで食したことのない組み合わせのエッセンスも多数…。でも全てが見事な調和、凄い!!
口内が濃厚な甘みで支配される細魚の黄身和えや、蛤出汁だけで仕上げた茶碗蒸しも忘れられない逸品…。
アテの段階から今まで感じたことがない凄みを感じつつも、いよいよ握りがスタート!!
シャリは塩気のやや効いた赤酢のシャリですが、シャリがどうだ、ネタの産地がどうだといった細かい話は、なにくろごときがあれこれ語るのも憚られるので控えめにしときますw ただ1つ感じたことは
「寿司とは、シャリとネタが合わさってこそのものだ。」と再認識させられたということ…。
「シャリとネタとの一体感」それをここまで体感させられたのは初めてのことかもしれない。
大将はシャリの温度管理を徹底されており、ネタごとにシャリの温度や握り加減も変えてくる…。
それがバチっとハマっていると感じたのが例えば鮪の中とろ。とろける脂と解けるシャリの強烈な旨味が口の中で一体となって・・・今思い出しただけでもヤヴァイ。。
ネタはどれも一級品だったので、正直優劣はつけられない。白身や穴子を始めとした瀬戸内の魚はやっぱり美味しかった!でも能登の特大のトリ貝も旨かったなぁ…。
この日は時期的にまだ雲丹が北海道産のものでしたが、大将独自の仕入れルートで最高の素材を出してくれたらしく、もし値段にするなら一貫¥3500だってw
ぜひ旬の時期の由良雲丹も味わってみたいと思いましたね。
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♣︎まとめ
冒頭の接客や居心地の良さに関しては、たしかに合う人と合わない人がいると感じました。ただそれは、大将自身の人格がどうとかいうわけではなく
「過度な接客にエネルギーを使うくらいなら、本当に旨いものを提供することに全力を注ぎたい!」というプロ意識の現れなんじゃないかな?と思いました。
だから前述したような心配事は全くの杞憂で、むしろ居心地自体はすごく良かったです。
大将の真剣な眼差しや適度な緊張感…。それらがこちらも食に対して真剣に向き合おう!という気持ちにさせてくれたのです。
「余計なことは何も考えず、ただ目の前の旨いものを味わう。」そんな食の愉しみ方を教えて貰ったような気がしました。
大勢でワイワイしながら飲む酒も楽しいけど、それは他の店でもできること。ここは寿司というものを純粋に楽しむための場所なのだ…。
だから大将自身もお客に寿司を心から楽しんでもらうために、空間作りも含めてそこに注力している…。そう勝手に解釈させてもらいました。
まだまだ書きたいことはいっぱいあるけども、安定の長杉モードに突入しているので、書けなかったことはこのレビューの最後にハッシュタグ形式で詰め込みましたw
とにかく旨すぎた!!今まで食べた寿司の中で一番かな…。そう素直に思える内容でした。
そうそう!食事には常に酒付きのなにくろですが、ここでは握りの後半あたりから「酒なんか要らん!」となぜか思えました。
これは寿司を味わうことに全神経を集中したいと思ったからなのか?とりあえずこんな経験は初めて・・・
「寿司」という食べ物・・・いや、「食事をする」という行為そのものに新たな愉しみを見出させてくれた「寿志 城助」
ごちそうさまでした。
また必ず伺います!!
#寿志城助
#念願のお店での貸切会
#お誘いありがとうございます
#お久しぶりな皆様と
#初めましてのお二方を含めた総勢9名
#こんなひよっこの若造に
#親しく接して下さってありがとうございます
#生意気なレビューを書きながらも
#なんやかんや会話も楽しんだ件w
#大将は中山城助氏
#毎日仕込みに15時間
#睡眠時間は1時間半らしい
#まさにプロ意識の極み
#人生レベルで寿司に向き合っている
#写真撮影不可
#凛とした空気感の中
#ただただ極上の寿司を味わう
#こんな時間も素敵だと思えた
#一見するとドライに思える接客も
#最高ものを最高の状態で食べて欲しいから?
#つまり一周回って大将の優しさ
#色々な意味で
#これほど衝撃を受けたお店はない
#また絶対に来たい