FPCChannelさんが投稿した鮨 いっ誠(東京/表参道)の口コミ詳細

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魚漿夫婦

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鮨 いっ誠表参道、外苑前、明治神宮前/寿司

1

  • 昼の点数:3.7

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 3.7
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/10 訪問

  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味3.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.0
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

高級寿司というものには、いつもどこか“神秘”のような感覚がつきまとう。


米粒の間に含まれる空気、魚と酢飯の均衡、噛みしめたときにふわりと弾む米の芯。
よく耳にする表現ではあるけれど、自分の舌でその感覚を掴んだことは、まだなかった。

友人に「高級寿司のランチを試してみるといい」と勧められた。
夜と同じ職人が握り、品数こそ少ないが値段はぐっと抑えられている。
そんな店が少なくない中、「鮨 いっ誠」もそのひとつだ。

ランチの上寿司は税込3,080円。
看板の穴子、そして雲丹・いくら・大トロも味わえる。
この価格でこの内容、文句のつけようがない。

穴子はさすがの看板。
ほろりとほどける身に、甘辛い醤油のたれが艶やかに絡む。
ふんわりと握られた酢飯を三口ほど噛みしめるうち、穴子の甘みが静かに広がり、
最後に醤油の香ばしさが喉をくすぐる。

雲丹の選びも見事だった。
舌の上で溶けるような甘み、いやな臭みはまるでない。
私は生臭さに敏感なほうだが、苦みも雑味も一切なく、ただ清らかに消えていく。
この一貫だけでも、もう一度訪れたくなるほどだ。

ほかの寿司もどれも水準以上。
魚は厚みがあり、酢飯は軽やか。
夜は三万三千円を超えるという寿司だが、
三千八十円のランチでもその片鱗をしっかりと感じ取ることができた。
高級寿司の世界を、ほんのひとすじ垣間見たような昼下がりだった。

2025/11/03 更新

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