2回
2020/02 訪問
2020/02/24 更新
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これこそ私の求めていたBARです。（本当は教えたくない・・・）
アメリカ・オレゴン州ポートランドから日本に初進出したBAR『BibleClubOsaka』
東心斎橋の路面にひっそりとある隠れ扉。
前を何度も通っていたはずなのに、全く気付いてませんでした。
友人がやっている『炭火焼鳥 温』の横なのに・・・。
昨年（2018年）の秋ごろにオープンしていたご様子。
グルメ通の方が、ちょっと行きたいBARがあるから付いてきてと案内されたのが、ここ『BibleClubOsaka（バイブルクラブ）』。
扉に案内された時には、ファンタスティックすぎて、すでに心がBibleClubに持って行かれておりました。
扉を開けると、
地下へと続く階段。
そして、また1つ扉が・・・。
この動線で、更に乙女心を ギュッ と掴まれてしまいます。
扉をそっと開けると、アンティークな大人の隠れ家バー。
ファンタスティックすぎる雰囲気に感動するのは
古き良きアメリカンな香りが漂っているせいでしょうか。
それとも、
日本にまだ輸入されていない、レアなウィスキーの香りのせいでしょうか。
柔らかくまとまった高級フレグランスのような・・・。
カウンターのデザインが、どことなくヨーロッパ最古の薬局『サンタマリアノヴェッラ』を連想させてくれる。（ローマにいながら、サンタマリアのためだけに日帰りでフィレンツェまで行くほど好き。）
本当は、1800年代後半から1900年代前半のアメリカ禁酒法時代のバーをイメージしている店内なんだけど、ヨーロッパのイメージが先走ってしまった。
そんなことを感じながらテーブルへ座ると、アメリカの国旗が掲げられていたので、
ここで、やっとアメリカらしさを感じます（笑）
隠れ家バーと言いながらも、店内はテーブル席が結構あって広いです。
真ん中のテーブル席では、10名くらいの若者の団体さんがいたのですが、
店内のゆったりとしたスペース、暗さのおかげで、静かすぎず、うるさすぎずで丁度良かったのです。
あまりに静かすぎる、しっとりとしたBARは逆に、声が漏れ漏れで喋りにくかったりするので、私には本当に丁度いい心地よさです。
全てがアンティークで揃えられているので、もちろんテーブルや椅子もオシャレでスマート。
お水のグラスでさえ、重厚感のある美しいグラス。
ドリンクメニューを拝見すると
全くわからないカクテル名がずらり（笑）
でも、詳細が書いてあるのでわかりやすい。
グルメさんがペニシリンと言うウィスキーカクテルを。
お店の方いわく、『スモーキーなウィスキーがお好きな方にはおすすめできます。』とのことだったので、私も同じペニシリンにしてみました。
アードベックテンシングルモルトウィスキーと書いてあったので、未体験のウィスキーです♪
レモンピールにジンジャースライスがアイスブロックの上に添えられてやってきました。
このグラスも重厚感があって、飲み応えが更に感じられます。
しかし・・・
香りが漂ってきて気づく・・・
こ、この香りは・・・
私の苦手なラフロイグやん！！
正露丸（笑）
もう一度、メニューの詳細を見てみると、
アードベックテンシングルモルトウィスキーBCジンジャーシロップ、レモン、蜂蜜
そして、最後にラフロイグって書いてあるーーー！！
やってしまった（笑）
と思いながら飲んでみると、
あれ？
美味しい。
正露丸が正露丸じゃなくなる瞬間。
レモンと蜂蜜とジンジャーが、とても良いバランスを取ってくれていて、すごく美味しく飲めるんです。
あれ、あれ？
美味しい。
一気に新しい世界に一歩、踏み出せた気がしました。
こうして、大人の階段を上って行くんですね・・・(。-_-。)テヘ
友人は、女の子らしいカクテルを頼んでいて、繊細なバランスが素敵なテイストでした。
とても素敵なBARで、カッコいい雰囲気さながら、肩肘張らなくても良い雰囲気が好き。
お一人様でも、友人と、デートでも利用できる。
この広さだから、来る日来る日で客層が違って、毎回違った雰囲気を楽しめるんでしょうね。
次は、カウンター狙いで行きたいと思います。
ずっと、ミナミで一人でひっそりと行ける素敵BARを探していたので、お一人様利用でも通いたいと心から思える隠れ家でした★