kuidouraku11さんが投稿した彩食たけだ(埼玉/北浦和)の口コミ詳細

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彩食たけだ北浦和/日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2020/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

地域に一つは欲しい和食料理店 嬉しいピックアップに採用!

食べログを利用する理由は人により様々です。
その中で必要性が高いのは、程よく洗練された使いやすい店を地域で探すようなケースではないでしょうか。そこで今回は、食べログの使い方について一つの考察をしてみたいと思います。
ちなみに「そんなお前の事情に関心ねーよ」という方のために、簡単な店紹介をした後で考察を始めるように致します。

当店【採食たけだ】さんは、地域では名の通った和食店(ロイヤルパインズホテル)で修業を積んだご主人と奥様の二人で経営している、席数14程の小さな割烹です。内覧写真を見ていただければ分かる通り、家族・団体向けのテーブル席が二つとカウンターが6席ほどあって、清潔で整った店内には居心地の良さを感じます。
ご主人は懐の大きい豪胆な印象で、料理職人にありがちな近寄りがたさと緩んだ際の柔らかさを併せ持った方です。一方奥様は何とも表現しがたい可憐さがあって、店内では常に明るく振る舞って抜群の接客力を発揮されています。

お店の特徴としては、ひと言でいうと「真面目」ですね。毎日大宮の市場で仕入れた新鮮な食材を、丁寧に調理・提供して、お客に喜んでもらう・・・そういうお店です。お通しで出た逸品は湯葉豆腐というそうですが、作るだけで1時間以上の作業があるそうです。

私には良い店が何かを語るような蘊蓄はありませんが、自分が気持良いと感じた真実を話すことはできます。
当店は私のような人間に合った…ええ、自分が美味しいと感じる料理を確実に提供していただけるお店です。それに居心地の良さと、使いやすさと、接客の良さと・・・それに私は、料理人の方が真剣に調理に取り組んでいる姿を見るのが好きなのです。自分の嗜好に合った素晴らしいお店だと思います。


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調 査 報 告 書

令和2年8月1日
kuidouraki11 ㊞

【考察の目的】
地域に一つぐらいは欲しい「素敵で手ごろな和食料理店」について考察し、その探索方法をkuidourakuの実例をもって示すことで、具体的なノウハウとした上で、ビューワー全体とそのサイトの管理者にも周知と啓発を図る。

【求められる飲食店の定義】
・kuidurakuが未訪の飲食店であること
・割烹、小料理のジャンルであること
・ベッドタウン(さいたま市)にある標準的な店であること
・接待などの目的に見合う品格をもった店であること
・一人でも訪問可能なユーティリティさを持つこと
(除外する店の要素)
・予約困難な店
 →行きたい時に行けないのでは意味がない
・kuidoの生活とは不釣り合いに料金が高い店
 →高ければ良いというものではない

■食べログ検索をしてみたが…
市内の該当店舗を検索してみました。食べログレストランにおけるジャンルの分類は、大項目>中項目>小項目のような樹系図型になっています。今回探索する割烹であれば、大項目は和食、中項目は日本料理、小項目は割烹・小料理となりますので、まずは大項目となる「和食」で調べると掲載件数は1,841件。件数が多すぎて、まだまだ絞り切れていない印象です。
さらに中身を精査すると、kuidoが日常より指摘をしている残念店が多く見受けられます。もっとハッキリ言えば、特定集団が高評価口コミを大量投稿している「やらせ投稿を疑う店」や、あろうことか過去に訪問したことのあるZ級居酒屋も入っていました。

■残念店が検索に入る理由
これは店舗登録の際に1店舗につき3つまでジャンル登録が可能であるからと思われます。残念店はそもそもリピーターが望めないような劣悪なサービス店であるため、多くは外販活動に依存した経営をしています。しかし、地域の飲食店を利用する客は有限であるため、広く浅く網をかけるように客を誘引する必要があるのです。そのために食べログ登録では大項目を跨ぐなど、わざとバラす工夫をしている場合が多いのです。例えば、ある店(Z級)の登録例ですが・・・
①懐石・会席料理(和食)
②居酒屋(居酒屋)
③創作料理(創作料理・無国籍料理)
となっていました。この登録手法を取り入れた店であれば、より多くの機会で検索にかかる訳です。※()内が大項目
しかしこの手法は、店にはメリットがあっても、ユーザー目線では正しい検索がしにくくなるという面があります。レビュワー各位は店舗登録時のジャンル設定には気を使うことにしましょう。

■小項目(割烹・小料理)で調べると
では市内で「割烹・小料理」の検索をしてると、今度は174件となりました。かなり絞れてきた感じがします。劣悪Z級は全て排除され、ステマ行為を疑う店もかなり少なくなりました。やはり検索項目を「小項目」に設定するのは、良店を探す(=残念店を除く)のに重要なようです。特に登録件数の多い都心で店探しをするのであれば、自身が訪問したい店のジャンルをしっかり意識して検索することです。
ただし、これには弱点があります。私が優良店と書いた【彩食たけだ】さんが出て来ないのです。

■地方には不適正な登録であったり未登録の店が多い
食べログ検索で出て来なかった理由は明確です。当店の登録が「和食(その他)」という狭いジャンルに登録されていたからです。この小項目は和食 >和食(その他)>和食(その他) という分類がされる場所で、同系の小項目には、湯葉料理・豆腐料理、麦とろ、釜飯、もつ料理、くじら料理、牛タン、ろばた焼き、とあります。つまり、当店をこの項目に入れるのは間違いではありませんが、変わった料理を出す店舗として誤解される可能性があるのです。
全国広域に店舗登録状況を見ていると、地方になればなるほど運営の目が行き届かず、不適正な登録や未登録の店が多いように感じます。

■地方には口コミ投稿の少ない店が多い
投稿数についても問題があります。食べログは一応、無償の投稿者(関係者以外のボランティア)の参画によってランキングが作られているとされています。レビュワーの絶対数が少ない場所では、参考になる投稿数も減りますから、その資料が少ない中では差異が大きくなるのは当然です。まだ掘り出されていない優良店があるのも実情だと思います。

■レビュワーの血の濃さが問題?
さらに地理要因だけでなく、ジャンル自体の問題についても言及しなければならないでしょう。
単価の高い高級店・・・この場合は割烹・小料理やフレンチ・イタリアン、寿司などの特定ジャンルでは、口コミ投稿者の間口はかなり狭くなるため、血が濃すぎること自体が実は問題になっています。
偏った評価によりランキングが不正に操作され、正しく反映されていないという不満はどこにでもある事ですが、単価の高い和食・フレンチ・焼肉などの店では特にその行為の情報を頻繁に聞くことが多いです。
また、仮にその関係がなくても、会員制・紹介制の縛りなどから、「私の紹介した店なんだから…」という同調圧力があるとすれば、店の評価というものは大変難しくなります。

■嗜好がシンクロするレビュワーを見極めよう
ここで登場するのがご当地レビュワー様の(通称)美魔女様です。
実は、これ迄に幾度も美魔女様が訪問した店を追従したことがあります。その時の店の評価が概ね一致していることがあって、彼女の評価は「私にとって信じるに値する」ことが分かっているのです。
ただし、これは全ての方に共通するものではありません。人の嗜好は様々ですから、仮に私にとっては残念店であっても高評価をする方がおられるのかもしれません。従って、同様の嗜好性を持ったレビュワーを幾人も見つけることが、検索の精度を上げるコツなのです。

■ランキングに関する考察
世界には食べログよりもはるかに大きく影響力を持ったメディアが存在し、圧倒的な利用者の投稿数によって良店・残念店の全てを網羅したビックデータを作りつつあります。
それに対して食べログでは、前述のように、ユーザーが良店を検索したいと考えた時には様々な不具合があり、ランキングをあてにするのは既に時代遅れになりつつあります。特に高級店に関しては恣意的評価などのバイアスを遮断することは困難で、縁もゆかりもない第三者の評価を基にした評価をアテにすることは今後はきっと不可能になることでしょう。

■ではオワコンとして滅びるしかないのか。
現状の店ランキングに変わるとすれば、それは人(=レビュワー)の評価という事になるでしょう。評価をしている人間こそ評価される・・・これは運営にとっては発想の転換が必要ではありますが、情報の取り扱いを仕事とする者であればそれ程難しいとは思えません。どこぞの世界的評価団体の様に覆面での調査員を抱えたり、責任を持たせるための登録制の実施や微禄の支給といったレビュワーの囲い込みが必要だと思います。
私は美食にも飲食業にも縁のない部外者です。でも、だからこそそんな風に見えます。

【今直ぐにすべきこと】
投稿数ランキングを作って多重投稿レビュワーを募る今日までのやり方は、今後は口コミサイトとしての評価を落すことになる気がします。なぜなら、投稿数だけを重視するのは、運営とレビュワー(投稿者)の都合であって、店を探すビューワーのための理屈ではないからです。かつては投稿者の数は信憑性の証となりました。しかし、組織的なやらせ投稿者・組織の大量参入により、その基準は全く意味の無いものなりつつあります。

せめて、今のクソにも役立たない全国のアクセス数ランキングなどは、今すぐにでもやめた方が良いと思います。自分たちの評価基準が役に立っていない事を宣伝しているようなものです。

以上です

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というような食べログレビュワーの裏話で盛り上がり(本当)、お店では大変楽しく過ごさせていただきました。
一度は美魔女様と同行での訪問でしたが、念のため一人での訪問もちゃんと実施しております。

当店【彩食たけだ】さんは、程よい品の良さがありながら、親和的でアットホームで、しかも料理が美味しい素晴らしい店です。
特に印象的だったのは、遅い時間にかなり酔って入店された団体があった時の対応です。
今はコロナ禍の非常時(令和2年7月)ですから、お店の方針がよく出ていたと思います。訪問客にも在店客にも良い対応ができるのはお人柄としか言いようがありませんね。真面目と表現した理由の一つです。

さて、店の紹介レビューは上げました。今後は追加の投稿をしないと思います。
今後は当店【彩食たけだ】さんではリラックスしていたいものですからね。
ごちそうさまでした。

2020/08/04 更新

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