6回
2024/12 訪問
その日の世界一の松葉ガニがここにある
1年ぶりの訪問。
この1年で認知が一気に上がり、解禁当初を狙っていたが予約が取れなくて、12月に入ってからの今季初訪問となる。
相変わらずカニビルの量が異次元。
出汁に漬けてたんじゃないかって思うほど、濃厚で味の濃い松葉ガニ。
そのカニを、さらに引き立てる出汁やその他の塩梅。
圧巻と感動。
お酒に関しても、ひれ酒のようにして飲む、カニの足で出汁をとった冷と熱燗。
とことん一人1杯のカニを堪能させてくれる。
皿を含めた色合いも鮮やかで、視覚的にも日本料理っぽく楽しめる。
基本がカウンターになり、同席する客層が気になるようになったので、雰囲気は去年より劣る。
これなら、焼いたりしてるところは見れないけど、個室でしっぽりやってる方が良いかもって思った。
死ぬ前に最後に食べるなら、かに松さんのカニ雑炊。
本当に素晴らしい。
2024/12/18 更新
2024/02 訪問
今シーズン、最低でもあと1回は行こうと決めていた、かに松さん。自分の蟹のレベルを上書きしてくれた、レベルが違う蟹を食せる名店。
今回は、六本木の今福さんという店舗で、利益は能登半島へ寄付という企画があったので、どうせならとそちらに参加。
勝手知らない場所だったし、銀座より対応しなきゃならない人数が多くて、ちょっとてんやわんやで、港区らしい騒がしさ。
企画だから仕方ないけど、そこが前回より減点なところ。改めて、銀座の店舗のコンセプトの良さを実感した。
前回と違って、雑炊が激ウマってことを知っていたので、色々と調整して、なんとか1.5杯、雑炊が食べれる状態まで持っていけて良かった。
本当に仕入れてる蟹のレベルが違うし、取ってから保存している生簀がいいので、食す段階での新鮮さが違う。
そういう蟹に負けない、出汁のバランスのとり方が田中さんは上手いんだと思う。
鰹節や昆布、その出汁のバランスが、蟹のエキスが追加された時に美味さが倍増するようなバランス。蟹自体の旨味が半端じゃないので、出汁自体のバランスが悪いと引き算になっちゃうところを、ちょうど良い加減で掛け算に整えるのが上手。
今回の優勝はしゃぶしゃぶ。
そもそも良い出汁に、自家製の椎茸の出汁も加わり、食べた瞬間、目がパッて見開くほど美味かった。
田中さんも、自分が育てた椎茸を褒められると嬉しそう。蟹を褒められるより嬉しそう。
自分がダラけてるなとか、気合い入れたいなって思ってる時に田中さんに会うと、もっと自信持ってやって行こうって思える。仕事って良いよねって思える。
この蟹を食せるのも3月末まで。
それを逃したら11月までお預けなので、あともう1回行きたいなぁ。
蟹もそうだけど、田中さんに会えなくなるの寂しいなぁ。
2024/03/02 更新
2023/11 訪問
かに松@銀座
今年、一番の感動店だった。
控えめに言って、扱ってる蟹のレベルが段違いに良い。
カニビルの卵の量が、もう初めて見るクラスだった。
松葉蟹の季節しかやっていない御店へ初訪問。
福井で食った越前蟹はなんだったんだって言うぐらいレベチの美味さ。
お友達が鳥取で漁師をしている、だからこその一級品だけを仕入れ、移動で弱った蟹を復活させる生簀を自作して、銀座で勝負してる。
蟹味噌の量が違う、身の締まりが違う。
出汁の取り方も日本料理屋レベルで美味い。
蟹の爪をバター醤油で炒めるなんて邪道なんだろうけど、蟹を極めたからこそ逆に王道って思えるぐらい美味いしい。
最後に出てくる蟹雑炊は飾らない味付けで、まさに最後の最後にど真ん中を豪速球で攻めた感じ。
もう蟹を現地まで行って食べる必要はないって知れて良かった。
香箱が終わるとメニューも変わると思うので、また年明けに再訪したい。
めちゃくちゃオススメのお店。
2024/03/02 更新
1年ぶりのかに松さん。
かに松さんに出会ってから、他の店で蟹が食えなくなった。
本当に格が違う。
11月に解禁になってるけど、経験上、蟹の味も店の運用も落ち着く12月上旬がベストなタイミング。
この日は他のお客さんも落ち着いてる人が多かったので、最高の晩餐だった。
香箱が終わったタイミングで、もう1回は行っておきたい。
#デートに最適
#同伴に最適
#接待の時は個室が○