2回
2025/10 訪問
アイラの深呼吸。静けさの中で味わうオクトモア
2025/10/13 更新
2025/10 訪問
静寂に包まれる一枚板カウンターの夜 ― LAGUNA THE BAR
神戸の夜、ふと足を止めた小さな階段の先にあるバー。
打ちっぱなしのコンクリートを抜けると、長い一枚板のカウンターが静かに伸びている。
照明は控えめで、グラスの音と氷の響きだけが響く空間。
一杯目はジンフィズ。軽やかな泡のあとに、バランタイン17年をロックで。
最後はマンハッタン。辛口・甘口の好みを丁寧に聞いてくれて、絶妙なバランスの仕上がりだった。
チャームにはチーズやドライフルーツ、パン、ナッツが少しずつ盛られたプレート。
食べすぎず、でも一杯ごとの余韻をつなぐのにちょうどいい。
飲み物が空いても過度に声をかけられず、こちらのペースを尊重してくれる距離感。
1人客がメインで、2〜3人の少人数客が静かに過ごしている。
出張で訪れる人も多いそうで、落ち着いた旅の夜にふさわしい雰囲気だった。
3杯で6,000円台という価格も、この空間を考えればむしろ良心的。
話すより、ただ空気を味わう時間。
そんな夜に訪れたい、静寂の中の一軒だった。
2025/10/10 更新
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またラグナザバーへ。今回は出張先で同僚と一緒に。
入り口には「写真NG」と書かれているけれど、人が写っていなければOKとのことで、そっと一枚。
照明の丸い灯りが静かに浮かぶカウンター。グラス越しに琥珀が揺れる。
この夜の一杯は、アイラ島のオクトモア13.3。
力強いピート香の奥に、ほんのり甘みと海のミネラル。