small-beautiful-fieldさんが投稿したうさぎや(東京/上野広小路)の口コミ詳細

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うさぎや湯島、上野広小路、上野御徒町/和菓子、どら焼き

1

  • テイクアウトの点数:4.0

    • ~¥999 / 1人

文壇の寵児が愛した素人の菓子屋!

『羅生門』『鼻』など鋭い洞察力と斬新な文体で人間の本質を描く短編小説で知られる芥川龍之介

夏目漱石に見出され、歴史的題材を現代的視点で解釈し心理的描写に優れた作品を多く残した文壇の寵児は、“食”の面ではかなりの甘党だったらしく、逗留していた鎌倉から贔屓にしていた和菓子屋の店主にこんな書簡を送っています。

冠省鎌倉に来てうまいお菓子なく困り居り候間お手製のお菓子お送り下され度願上候…

芥川が手紙を送った店主とは上野広小路にあるうさぎやの創業者谷口喜作氏

創業1913年

上野黒門町で蝋燭屋を営んでいた喜作氏ですが、電気の普及で経営が傾き和菓子屋への転換を決意。現在の地に木造平屋の店舗を構えたのが始まり

当初は羊羹や最中、せんべいが主流でしたが、昭和に入って販売したどらやきが評判になります。

モットーは…

素人なるが故に材料は極上のものを選び、価格は廉価に

うさぎやは素人の菓子屋也

創業当時、喜作氏はこんなメッセージを菓子折りに入れていたそうです。

暖簾分けを許された親族の店として三男谷口豊三さんの日本橋と長女瀬川龍さんの阿佐ヶ谷がありますが、昨年5月、阿佐ヶ谷は惜しまれつつ閉店しました。

■どらやき 240円

■喜作最中 150円

■うさぎまんじゅう 240円

■栗まんじゅう 220円

■喜作あんぱん 220円

■茶通 190円

■薄墨 170円

購入したもの

どらやき×4

うさぎまんじゅう×2

しっとりもちもちの皮を噛めば口の中いっぱいに粒餡の上品な甘さが広がります。

文壇の寵児が愛した素人の菓子屋

美味しかったです。

ごちそうさまでした! 。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。


2025/09/12 更新

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