goodmanKobaさんが投稿したかのや 新宿西口店(東京/新宿)の口コミ詳細

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かのや 新宿西口店新宿、都庁前、新宿西口/そば、うどん、カレーうどん

1

  • 昼の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/11 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

かのや新宿西口店のかのやうどん

土曜日の朝、JR新宿駅西口の「かのや新宿西口店」を訪れた。この店は、普段通う新橋駅構内店とは少し異なる。まず、新宿駅東口にも同じ「かのや」があるらしいが、評判としては西口の方が一枚上手のようだ。その評判を確かめるべく、僕は冷えた冬の空気をくぐり抜け、この店の暖簾を潜った。

店内は朝早くから満席で、客の大半は外国人旅行者だった。異国の言葉が飛び交い、まるで国際線の空港ラウンジに迷い込んだような感覚だ。それでもこの混沌とした空気が不快ではないのは、店の活気が優しく包み込んでいるからだろう。券売機の前に立つと、迷うことなく「かのやうどん」を注文した。この一杯は、新橋でも食べ慣れたものだが、新宿西口ではその上に乗る具材がより華やかで、どこかご褒美のような輝きを放っていた。

麺は多加水の讃岐うどんだ。讃岐のうどんといえば、通常はコシの強さが特徴だが、ここではそれに加え、滑らかな喉越しが際立つ。まるで織物のような滑らかさが、喉をするりと抜けていく。その麺を包む出汁は、瀬戸内のにぼし、利尻昆布、ウルメ、カツオ、そしてサバから取った特製のもの。口に含むと、まろやかさと旨味が一体となり、深海の静けさの中で魚たちが踊る情景が浮かんだ。これは単なるうどんではなく、出汁の海に浮かぶ一つの小さな島だった。

具材の多彩さにも目を見張るものがある。わかめの緑は海そのものを思わせ、揚げの柔らかな甘みが冬の日差しのように心を温める。蒲鉾の鮮やかなピンクは、朝焼けの空を切り取ったかのようだ。そして、上に乗るとろろ昆布のふわりとした食感は、冬の軽やかな雪のような儚さを演出している。

「かのや新宿西口店」のうどんは、新橋と甲乙つけがたいほどの美味しさだった。いや、むしろその華やかさにおいて、新宿西口が一歩リードしているのかもしれない。この先、新宿東口の店にも訪れてみたいと思った。どんな違いが待ち受けているのか、その期待を胸に、僕は朝の喧騒へと再び歩み出した。

#かのや
#かのやうどん

2024/12/22 更新

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