kazu0045jpさんが投稿した鮨 もりなり(東京/築地)の口コミ詳細

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鮨 もりなり築地、東銀座、新富町/寿司

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.9
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.1
1回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.9
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.1
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

「半分に切って握るなら大きい個体を仕入れる意味がない。」、これぞ「もりなり哲学」

2025.06.21訪問【東京都中央区築地】

☆ 【ランチ限定】おきまり14貫 9,900円
☆ノンアルコールビール 660円

こんにちはー♪

仕事もあと少しと言ったところで、心身のリフレッシュのために築地場外市場に遊びに来ています。

本日は、先日YouTubeチャンネル「寿司を呼ぶ。【SUSHI JAPAN】」で紹介されていた「鮨もりなり」にお邪魔しています。

大将の岡崎守成は、東京都中央区銀座にある硬派で古典的な江戸前鮨を守り続ける"米酢の小笹寿し"で修行され、2017年9月にオープンされたようです。

店舗は、築地本願寺の西側100mの場所で、ビルの地下1階になります。

入り口には、女将さんが待っていてくれて、カウンターにすんなり案内いただきます。

まずは、飲み物から「ノンアルコールビール」をいただきます。
本当は、この炎天下の中、築地散策をしたので生ビールと行きたいところですが、小生、車で来ているので我慢いたします。

岡崎大将が山葵を擦り、ガリを小皿で用意いただけます。

大将の握りは、正に豪快な握りです。
食べ応え満点の握りになります。
女性は、「握り小さめ」をオススメします。

おきまりの内容は、【握り14貫、巻物2本、玉子焼、料理1品、丼1杯、味噌汁】になります。

では、まず【握り10貫】を紹介しましょう!

・真鯛
大将が目の前でネタを切られているが、その厚みと大きさたるや、本当に一貫なの?と思わせる大きさなんです。この後のすべてがそうなんです!この時期の真鯛は身が締まり、爽やかな甘みとすっきりとした後味が魅力です。噛むほどに上品な旨みが広がり、シャリとの相性も抜群です。

・鰹タタキ
いやー、この厚みが嬉しくなってしまいます‼︎程よく炙られた香ばしさと、鰹ならではの力強い旨みが口いっぱいに広がります。この時期の鰹は脂も程よくのり、薬味との相性も抜群です。

・昆布〆の平目
昆布の旨みがしっかりと染み込み、平目の上品な甘みと絶妙に重なります。身はしっとりと柔らかく、この時期ならではの繊細な味わいです。

・とり貝
なんと人生初のとり貝2枚付けです‼︎食べ応え満点の質量です。軽く茹でて酢洗いしています。この時期のとり貝は肉厚で、ほどよい弾力と優しい甘みが魅力です。噛むたびに磯の香りと旨みがじんわりと広がります。

・春子鯛
配信で拝見していましたが、本日もかなりの大きさの個体です。湯引きしてから甘酢に漬けております。身がしっとりと柔らかく、絶妙な漬け具合、バッチリです。飾り包丁が細かく入れられていて美しいです♪

・鯵
肉厚な鯵だなぁ。脂のりがほどよく、身はふっくらと柔らかです。噛むほどに爽やかな旨みとほのかな甘みが広がります。こんな大きな鯵を食べるのは、初めてだぁ。

・赤貝
ふっくらとした身はほどよい歯ごたえがあり、噛むたびに磯の香りと独特の甘みが広がります。この時期らしいみずみずしさもあり、シャリとの一体感も心地よく楽しんでおります。飾り包丁を入れる事により赤貝の香りが際立っています。

・本鮪赤身
厚く切られた身を軽く数秒ですが、醤油に潜らせます。しっとりとした舌ざわりで、噛むほどに濃厚な旨みがじんわりと広がります。爽やかな後味も心地よく、シャリとの相性も抜群。王道の美味しさをしっかり楽しんでおります。

・本鮪中トロ
赤身と同じく醤油に潜らせます。口に運んだ瞬間、とろけるような脂の甘みと赤身の旨みがバランスよく広がります。このバランスがいいんですよ‼︎脂がしつこすぎず、後味もすっきりしています。やはり、初夏の本鮪独特の味です。

・車海老
味が濃いなぁ。茹でが短く軽く酢洗いしています。ぷりっとした食感と、噛むほどに広がる甘みが心地よい一貫です。身の張りも良く、ほどよい弾力と上品な旨みが楽しめます。

次は、握りの中休みになり、【つまみ1品】になります。

・車海老の頭
先ほどいただいた個体の頭になります。サクサクした食感で、海老味噌がたっぷり入っていたので、日本酒が飲みたくなる一品です。

さぁ、握りの続き、【握り2貫】になります。

・小肌
配信では小さ目の個体を3枚付けにしていましたが、本日は大き目の個体の半身になります。飾り包丁が美しくまるで日本刀のような銀炎となります。〆具合も丁度良く小肌本来の味わいが楽しめます。

・帆立
「鮨 もりなり」のスペシャリテと言いましょうか、大型の帆立を丸々一個使っています。まるで、帆立貝の太鼓橋のようなビジュアルです。味は、濃厚で甘みも強く、帆立を心置きなく食べると言った感じです。天然ものではなく、砂の入らない青森産の養殖ものを使用しています。これを目当てに来店される方も多いとか。

ここで、【丼】になります。

・ウニいくら丼
ウニは、「浜中 小川のうに」を使用されています。いくらは、皮が柔らかく、醤油と味醂で味付けされています。もう贅沢な一杯です。一口食べる事にため息が漏れます。至福の時とは、このような時間を言うのですねぇ。

ここからは、最後まで【握り2貫、巻物2種、玉子焼、味噌汁】となります。

・煮穴子(塩・橙)
ふわっとやわらかい穴子の身は、蒸しの加減が絶妙で、口に運ぶとほろりとほどけていきます。そこにまろやかな塩の旨みが寄り添い、橙の爽やかな酸味とほのかな苦味が後味をすっきりと締めてくれます。甘ダレで食べるのとはまた違う、穴子本来の香りと脂の上品さをじんわり感じる、格別の一貫です。

・煮穴子(タレ)
ふっくらと蒸し上げられた穴子に、艶やかな甘ダレが絡み、ひと口で広がる香ばしさと甘みがたまりません。塩と橙で食べたときは、穴子の淡い旨みと香りがすっと引き立つ印象でしたが、タレはそのふくよかな脂の甘さをぐっと際立たせてくれます。

・まぐろ巻
鉄火巻とは違い、このまぐろ巻は赤身だけでなく、中トロや血合いに近い部分も混ぜて叩いてあり、ひと口ごとに異なる旨みと食感が感じられます。とろりとした脂の甘さ、しっとりとした赤身のコク、時折感じるほのかな野性味が重なり、噛むほどにまぐろの奥行きが広がる巻き物です。

・干瓢巻
干瓢はしっかりと甘めの味付けで、口に運ぶと柔らかさとともに、じんわりとした甘さが広がります。甘辛控えめのタイプも好きですが、こうしたしっかり甘い干瓢巻も大好きです。

・玉子焼
ひと口食べた瞬間、ふんわりと広がる甘い香りと、しっとり柔らかな口当たりに驚かされます。卵の優しい風味に、アーモンドパウダーの香ばしさとコクが重なり、ラム酒のほのかな香りが上品に後を引きます。まるでカステラのようなしっとりとした甘さと食感で、寿司屋の玉子焼きというより、デザートのような贅沢な味わいです。

・白身魚の出汁
ふわっと立ちのぼる魚の香りにまず癒され、ひと口含むと、白身魚ならではの澄んだ旨みがじんわりと広がります。

これで、コースは一揃えになります。

正しく豪快な鮨です!
大将の優しい雰囲気からは想像出来ない、「剛腕」と言わんばかりの握りに圧倒されてしまいます。

素敵な時間を過ごせて幸せです。
ありがとうございます♪

※注意点
【ランチ限定】おきまり14貫の9,900円での提供は、2025年6月30日までとなります。
2025年7月1日からは、12,100円となりますので、ご注意ください。

2025/06/28 更新

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