毎晩酔っ払いさんが投稿したウシマル(千葉/松尾)の口コミ詳細

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毎晩酔っ払いのレストランガイド

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ウシマル松尾/イタリアン

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2023/11 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

千葉県のかなり不便な場所にある一軒家イタリアン。ところが料理・ワイン・接客・雰囲気全てが超一流の驚愕レストラン。

 たまたま匝瑳市(読めますか?自分は読めませんでした。そうさ市です)に用事があり、用事を済ませた後で美味しいランチをしようと近隣を検索したら、なんとこんな所に(失礼ですね)素敵なお店があるではないですか。
 THE TABELOG AWARD の BLONZE を2017から現在(2023年)まで7年連続して受賞しており、イタリアン百名店EAST も2021年と2023年に取ってます。
 ランチ・ディナー共に15000円のコースのみです。「その時期、その時、採れた食材のお料理です」とホームページに書かれています。
 予約の電話の際に駅からの移動法など様々質問したら、全て丁寧に教えてくれました。予約日の数日前にはリマインドの電話があり、その際にはタクシー(最寄りの松尾駅ではタクシーが常駐してない)の電話番号までショートメールで教えてくれました。

 最寄りの松尾駅からは、あえて徒歩でお店へ。ゆっくり歩いて45分程で到着。

 お店に着くと待合室に案内されて時間まで待ちますが、そこで皆ウェルカムドリンクを頂きながらオープンを待ちます。時間が来ると待合室とレストランを隔てた扉が開き、レストランに入ります。
 アルコールペアリングが12800円と提示されていましたので、それを注文しました。

◯地ビール
 待合室でウェルカムドリンクとして出してもらったものです。45分歩いて来たので、乾いたノドにこのウェルカムビールが沁みました。

◯シャンパン

●九十九里産のハマグリの炭火焼き・カブ・ディル・大根の葉の緑のソース
 冷菜かと思ったら、温かい料理でした。ハマグリの海の味がカブとディルの畑の味で仕上げられていて、ハマグリの旨みが優しく包み込まれています、爽やかな一品。

◯イタリアのオレンジワイン ビノグリ

●九十九里産の神経〆イシガレイのカルボーネ・房州産の猪肉のベーコン・かぼちゃのピクルス
 イシガレイのカルボーネ(炭火焼き)の上に房州産の猪肉のベーコンスライス、一番下にはかぼちゃのピクルスが敷いてある。
 イシガレイの素材の味を生かして、薄味の猪とかぼちゃペーストで魚をおいしく仕上げています。

◯甲州の白ワイン

●九十九里産スミイカ
 右端がスミイカに飾り包丁を入れて炭火で焼いたもの、右から2番目がイカの出汁で味付けした紫大根、黒いものがスミイカの腸詰、左端がイカの肝のソースをかけた赤大根。
 おでんのようにやわらかな赤大根にやや食感を残した紫大根の野菜の味わいに、スミイカの腸詰の濃い味わいがしっかり感じられ、身は温かくその繊細な旨みがダイレクトに広がります。

● 素材の赤大根

●特大サイズのフォカッチャ
 切り分けてくれます。

◯イタリアの白ワイン ビノグリ

●メニューにない料理
 オオモミ茸・ナラ茸・ホッキ貝・オレガノ・ジャガイモ・にんにくのソース
 オオモミ茸はもみの木のそばになるキノコで味が濃く、松茸と椎茸の中間のような味わい。そのまま食べるとキノコの素材の味を和食のように楽しめ、炭火焼のホッキ貝とにんにくのソースとが合わせるとイタリアンに変わります。

●素材のキノコ (オオモミタケ)

〇フランスの白ワイン

●いすみ産モクズガニ
 いすみで取れたモクズガニの身とミソ、その下にはモクズガニの出汁を使ったフェデリーニ、中には千葉県産のパセリとミョウガがアクセントで。
 モクズガニのミソの味がしっかりしてるのに、むしろ濃厚ではなく爽やかに仕上げた味わいで、細いパスタとの相性が抜群。

●生きてるモクズガニ

◯ブルゴーニュのシャルドネ

●九十九里産のカサゴ (一口食べてからの写真)
 九十九里の海水でボイルした神経締めのカサゴに瓜を添え、パルメジャーノレッジャーノのチーズを使ったソースがかかっています。
 淡白なカサゴをパルメジャーノレッジャーノのソースで旨みと香りを足して美味しく出来上がってます。余ったソースはフォカッチャに吸わて食べると絶品。

◯日本酒 橙海 純米吟醸
◯イタリア ロゼワイン

●九十九里産イセエビ
 ヒゲと足、身のボイル、ミソと出汁を使ったお米のリゾット
 半生のヒゲと足は日本酒が良く合います。半生の身とリゾットは和とイタリアンの融合で、日本酒にもロゼワインにも合います。軟らかく半生にやかれた身は元々淡白なので、肝の味のリゾットで旨みが足されて完成されています。

●素材の伊勢エビ

◯イタリア 白ワイン

●ヒラメのカルパッチョ
 右はヒラメのハラミと尾の身のカルパッチョで中にジャージ牛のセンマイが混ざっていて、上には自家製の山わさびを合わせてあります。
 左はヒラメの背中の厚い部分をつかったカルパッチョで、上にいすみのレモンを合わせてあります。魚の出汁をつかったマヨネーズのような白いソースと合わせて。
 カルパッチョのために日本酒を追加でついでもらえたので、日本酒に合わせてみるといいですね。ヒラメの甘さも感じられつつ、ソースの濃い味がまたヒラメに合います。

●焼き上がりの肉の写真 

●イタリアの赤ワイン 

●イタリアの赤ワイン バローロ

●山武産ジャージ牛 イチボ 肩ブリスケ (一口食べたしまった写真)
 下にあるのが64日熟成のイチボで、自家菜園の万願寺とうがらしと自家製の柚子胡椒を敷いてあります。
 上にあるのがブリスケ、バルサミコのソースを添えて。

●田シギとコジュケイを追加。
 田シギは山葡萄のソースで、手でつまんで。田シギは赤ワインのソースのせいで素材感が薄れてうますが美味しい。コジュケイは白トリュフがマッチして美味しさ増強してます。

〇赤ワイン ブルゴーニュの赤

●シークワサーとフルーツトマトのシャーベット

●地粉のPASTA
 ならタケと椎茸のパスタ。シェフが自分で取ってきた天然のキノコを使っています。キノコの風味が前面にでてますが、地の粉を使った手打ちパスタとの相性が抜群です。太めのパスタは細めの讃岐うどんよような食感で、前面に出ている海苔の風味がパスタを更に美味しく仕上げています。

●地元のミルクを使ったアイスとヨーグルト
 アイスもヨーグルトもたまらなくおいしい。いずれも口内をサッパリさせてくれます。

●和栗を使ったモンブラン
 栗の香りが立っていて、コーヒーに合います。

◯コーヒー

 お店が駅から遠いのが難点ですが、接客はとても素晴らしく、料理は感動の嵐です。この料理が15000円とは驚愕といっても過言ではありません。総額27800円はコースとアルコールペアリングそのままですので、一切の追加がありませんでした。
 料理の素材なども見せてくれたり、各料理の説明も丁寧ですし、なにより思いやりを感じる接客が他では感じられない程のすばらしさです。
 近ければ通いたくなるのですが、何分遠いので簡単には再訪できません。それでも必ずまた行きたいと心に誓いました。ご馳走さまでした、最高に美味しかった。
 

  • 看板

  • 外観

  • 地ビール (待合室のウェルカムドリンク)

  • シャンパン

  • シャンパン

  • 九十九里産のハマグリの炭火焼き・カブ・ディル・大根の葉の緑のソース

  • 赤大根

  • イタリアのオレンジワイン ビノグリ

  • イタリアのオレンジワイン ビノグリ

  • 九十九里産の神経〆イシガレイのカルボーネ・房州産の猪肉のベーコン・かぼちゃのピクルス

  • 甲州の白ワイン

  • 甲州の白ワイン

  • 九十九里産スミイカ

  • 特大サイズのフォカッチャ

  • 切り分けられたフォカッチャ

  • イタリアの白ワイン ビノグリ

  • イタリアの白ワイン ビノグリ

  • オオモミ茸・ナラ茸・ホッキ貝・オレガノ・ジャガイモ・にんにくのソース

  • 素材のキノコ (オオモミ茸)

  • フランスの白ワイン

  • フランスの白ワイン

  • いすみ産モクズガニ

  • 生きてるモクズガニ

  • ブルゴーニュのシャルドネ

  • ブルゴーニュのシャルドネ

  • 九十九里産のカサゴ (一口食べてからの写真)

  • 日本酒 橙海 純米吟醸

  • イタリア ロゼワイン

  • 日本酒 橙海 純米吟醸

  • イタリア ロゼワイン

  • 九十九里産イセエビ

  • 伊勢エビ

  • イタリア 白ワイン

  • イタリア 白ワイン

  • ヒラメのカルパッチョ

  • 焼き上がりの肉

  • イタリアの赤ワイン

  • イタリアの赤ワイン

  • イタリアの赤ワイン バローロ

  • イタリアの赤ワイン バローロ

  • 山武産ジャージ牛 イチボ 肩ブリスケ (一口食べてしまった写真)

  • 田シギとコジュケイ

  • 白トリュフ

  • ブルゴーニュの赤ワイン

  • ブルゴーニュの赤ワイン

  • ブルゴーニュの赤ワイン

  • ブルゴーニュの赤ワイン

  • シークワサーとフルーツトマトのシャーベット

  • 地粉のPASTA ならタケと椎茸のパスタ

  • 地元のミルクを使ったアイスとヨーグルト

  • 和栗を使ったモンブラン

  • コーヒー

  • 内覧

2024/07/17 更新

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