4回
2025/09 訪問
【常識を覆す!とんかつ体験の最高峰!南阿佐ヶ谷「成蔵」】
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南阿佐ヶ谷にひっそりと佇む「とんかつ成蔵」。
しかし、その扉を開けば、あなたのとんかつの概念は根底から覆されるでしょう。
一口食べれば、衣の軽やかなサクサク感の後に続くのは、信じられないほどの豚肉の柔らかさとジューシーさ。
噛むほどに溢れ出す豚肉の旨味が口いっぱいに広がり、まさに口福感の極致へと誘われます。
まずは「TOKYOxのリブロース」から。
脂の甘みと旨みが凝縮されたリブロースは、一口食べた瞬間に悶絶必至。
続いての「TOKYOxの特ロース」は、ジューシーさの中にしっかりとした肉質を感じさせながらも、その柔らかさは「この世のものとは思えない」と表現するしかありません。
そして、成蔵が誇る「シャ豚ブリアン」は、ジューシーさ、柔らかさ、旨味の三位一体が織りなす究極のハーモニー。
カウンターに並べられた塩や胡麻油、とんかつソースは、どれも魅力的ですが、成蔵のとんかつは、まずは何もつけずにそのままで味わうことを強くお勧めします。
豚肉本来の美味しさが最大限に引き出され、そのポテンシャルの高さに驚かされることでしょう。
食後には、とんかつに使用した衣で作られたという、パウンドケーキで余韻に浸るのもお忘れなく。
テイクアウトで頼んだ「シャ豚ブリアンかつサンド」も、翌日のお楽しみ。
とんかつという枠を超え、美食体験へと昇華した「成蔵」。
一度味わえば、もう他のとんかつでは満足できない体になってしまうかもしれません
2025/09/10 更新
2025/05 訪問
一口で、感動と唸りが止まらない。とんかつ成蔵は、もはや芸術品。
「特ロースかつ」。この完璧な火入れによる、ロゼ色のグラデーションがため息もの!
衣は低温でじっくりと揚げられた証の「白い衣」で、サクサクとした軽やかな食感。
噛みしめるたびに、上質な豚肉の甘みがじゅわ~っと口いっぱいに広がり、脂身はとろけるように舌の上で溶けていきます。
成蔵さんならではの、肉の旨みを最大限に引き出す絶妙な揚げ加減が、まさに芸術品の域ですね。
次に「シャ豚ブリアンかつ」。ヒレ肉の最高峰、シャトーブリアンをもじったネーミングに偽りなし!この厚みがあるのに、箸でスッと切れてしまいそうなほどの柔らかさが写真からも伝わってきます。きめ細やかな肉質と、それでいて溢れ出す上品な肉汁は、まさに「飲み物」と表現したくなるほど。豚肉の概念を覆す、感動的な舌触りと洗練された旨みに、ただただうっとりしながら食べ続けます。
そして「チーズミルフィーユかつ」。これはもう、見た目からして罪深すぎる逸品ですね!何層にも重ねられた薄切り肉の中央部に、とろーりとろけるチーズが挟み込まれていて、口に入れた瞬間のとろけるような食感と、肉の旨みとチーズのコクが織りなすハーモニーは、まさに至福。衣のサクサク感とチーズのまろやかさ、豚肉のジューシーさが三位一体となり、脳みそがとろけそうです!
「バラかつ」や「ラムかつ」も、成蔵さんの手にかかれば、それぞれの部位が持つ個性的な魅力が最大限に引き出されていました。
成蔵さんのとんかつは、単なる揚げ物ではなく、選び抜かれた豚肉と、長年の研鑽で培われた唯一無二の揚げの技術が織りなす、まさに「美食の芸術品」だと改めて感じました。この感動を共有せずにはいられない、とんかつ愛が爆発する!
2025/05/25 更新
2025/03 訪問
まさにとんかつの懐石
週一回の予約日に予約後、初来店。
南阿佐ケ谷駅から歩くこと10分弱。
一軒家の佇まいで思わず通り過ぎてしまいました。
事前にネット予約にて3個定食とテイクアウトようにシャ豚ブリアンカツサンドを注文。
来店してみると追加で、海老フライやラムかつもあり、海老フライを別注。
店内には、比較的インバウンド多め。
脂臭くない店内がまた良い。衣服も臭くならずに済む。
前菜から始まりきんぴら、ピクルス等の小鉢。
そしてキャベツの千切り、
ドレッシングは既にかかっている。
ついに小皿に供されるとんかつ達。
特ロース
シャ豚ブリアン
海老フライ
ミルフィーユかつ
ミルフィーユチーズかつ
今までも低温調理のとんかつを他店で食べたことはあるが、脂っこかったり、脂の臭みが残っていたりしていたが、こちらのとんかつをは、全く無し!
特ロースの脂が旨味となり繊維質の部分の肉汁の水分量も多く、かなりジューシーでありながら、サクッとしている。
一番オススメ シャ豚ブリアン。
完璧なまでの水分量と揚げ方。
もはやひと噛みひと噛みがトロケテいきます。
この二品のとんかつは、
先ずはそのまま
次は、塩
最後に塩と胡麻油を付けて食べると
絶妙な味わいの変化を楽しむことができる。
海老フライは、私にとって至って普通。
塩とソースで頂きました。
タルタルソースは、無し。
ミルフィーユかつもさらにジューシーさが勝っている一品。
最後は、とんかつを揚げているパン粉で作ったバナナのパウンドケーキ。
で終了。
締めて1時間程の滞在時間。
最後にシャ豚ブリアンカツサンドをお土産に頂き帰路につく。
私的には、ごはんや豚汁も付いてくるが、一品一品のとんかつをごはんをかき込む事無く、しっかりと味わって食べて頂きたい。
それぐらい価値のあるとんかつだと感じます。
まさにそれはとんかつの懐石ともいえる。
2025/03/18 更新
南阿佐ヶ谷「成蔵」へ、四度目の訪問。
初めての衝撃は、今や「ここに来れば間違いない」という深い確信に変わっている。
もはや「成蔵」の代名詞である、白く軽やかな衣。低温でじっくりと、素材のポテンシャルを最大限に引き出すその技術は、何度体験しても見事としか言いようがない。
サクッというより「フワリ」とほどける衣が、主役の肉の旨味を一切邪魔しない。
そして、この息をのむほど美しいロゼ色の断面。雪室熟成豚の、雑味のないクリアな旨味と、すっと溶ける脂の甘み。四度目であっても、塩を少し振るだけで、その輪郭が鮮明になり、改めて感動が込み上げる。ソースは野暮だ。
ヒレの概念を覆す「シャ豚ブリアン」の儚い柔らかさ、脂の甘みが際立つ「リブロース」。そして、豚のクオリティがあまりに高いため霞がちだが、完璧な火入れの「ラムかつ」や、濃厚な「カキフライ」まで、その技術は他の素材でも遺憾なく発揮される。
前菜からデザートのパウンドケーキまで、すべてに隙がない。
「成蔵」は、もはや「とんかつ屋」という枠を超え、「素材と火入れ」を突き詰めた一つの完成されたガストロノミーだ。訪れるたびに、私は自らの「美味しい」の基準点がリセットされるのを感じる。
やはり、ここは別格だ。