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夜の点数:4.5
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
許されしは店長のみ。祇園の夜にいただく、一子相伝のシャトーブリアン劇場
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2025/09/10 更新
ご覧いただき誠にありがとうございます。皆様からの「いいね」、「フォロー」、「お店の保存」をしていただければ幸いでございます。
古都・祇園の風情ある石畳に佇む一軒。黒い暖簾をくぐれば、そこは肉の聖地と呼ぶにふさわしい空間が広がります。
この夜、私たちが証人となったのは、単なる焼肉ではなく、伝統と技が織りなす神聖なまでの”肉儀式”でした。
まずは長芋、きゅうり、白菜の個性豊かなキムチに舌鼓を打ち、美しい牛タンで舞台の幕が上がります。
そして、いよいよ主役の登場。
金粉をまとったシャトーブリアンの、なんと神々しいことか。サシの入り方がもはや芸術の域です。
ここからが、この劇場の真骨頂。
鉄板に鎮座した肉塊に触れることを許されているのは、奈良の親方から直伝の技を受け継いだ店長ただ一人。
ナイフは使いません。二本のフォークを巧みに操り、肉の繊維一本一本と対話するように、その身を優しく「さいて」いくのです。
熱せられた鉄板の上で、じゅわっと音を立てながらほぐれていく肉片は、見ているだけで喉が鳴ります。
網焼きにすることで余分な脂は落ち、和牛本来のクリアな旨味と香りが凝縮。
それを、こちらも親方と後継ぎのみが作ることを許された秘伝のタレにくぐらせれば、至福の瞬間が訪れます。
フルーティーで奥深いタレが、肉の甘みを最大限に引き立てるのです。
ここに、たっぷりのおろしニンニクを投下するのが食通の作法。禁断の扉が開くこと、お約束します。
締めには優しい味わいのスープ、そして瑞々しいフルーツのデザートが、熱くなった口の中を穏やかに鎮めてくれました。
これは食事を超えた一つの体験。祇園「りきちゃん」は、肉を愛する全ての人が訪れるべき、最高の舞台です。