えのもとらぴすさんが投稿した創作おでん てる(神奈川/桜木町)の口コミ詳細

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田楽くんのおでん探訪記~全国版~

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創作おでん てる桜木町、日ノ出町、馬車道/おでん、日本酒バー、ビアバー

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2024/02 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

奇をてらわず、ただ味を追求した至高の逸品ここにあり!最高級の創作おでんを戴けます。

今回のおでん巡り旅は桜木町駅の西側に広がる野毛周辺にきました。
ここをどう呼ぶかは土地に詳しくなればなるほど難しいと思うようになりました。
最初は横浜と平気で言っていました(地方の人が横浜駅から中華街までのエリアを平気で横浜と言ってる感覚かな)が、細かく言わないと伝わらないと気づきました。
ここいらへん、本来の地図上の町名はかなり複雑です。
桜木町の駅舎があるところから北東側(ニューオータニがあるあたりまで)が桜木町、駅の西側は線路沿いに細長く花咲町、それを越えると野毛町ですが、すぐに宮川町、もっと西の方まで足を延ばすと日ノ出町という細かく町名が刻まれていく感じです。
ですが、野毛というネームバリューが欲しいのか花咲町や宮川町にある店も野毛店と名乗っている店が多いですね。(ほんとうの野毛はかなり狭いエリアです) また大岡川を境に根岸線で言うと関内エリアまで足を延ばしたところは吉田町や長者町ですが、ここも野毛エリアと見なされる場合が多そうです。
まぁ、横浜スタジアムがあるところは関内というわないと奇妙な感じにはなりますが関内という町はないという・・なかなか難解ですw
ちなみにこの辺りでは一番有名な「野毛おでん」があるのは関内駅の西にあり、そこの町名は吉田町ですのでなんとも惑わしいところですw(野毛の交差点の辺りで屋台を出していたのが、大正の時代に移転したとかなんとか書いてあったね)


この「創作おでん てる」さんは桜木町駅からかなり近い位置にあるのでやはり野毛ではなく、狭間の花咲町にあるおでん屋さんです(野毛であって野毛でないことを言いたいが為に前談が長くなりました(^_^;)

こちらの店、毎回、野毛に繰り出すとき通りかかるのでいつも気にはなっていたのですが、立ち飲み+狭い店舗ということが外からも見て取れたので毎回、店内を覗き込みながも一歩踏み込めずにいましたw

今回は野毛に行こうと思ったときから割と気合をいれてここでおでんを食べるイメージをしながらやってきましたw
店前には5分前に到着。店前でうろうろ様子をうかがっていたら不審に思われたのか「おでんに興味があるんですか?」と開店準備を始めた店主に声をかけられたりしつつ、準備が整ってから店内に案内されます。
カウンターは厨房側と反対側の壁側にもありますが、おそらく2列になるのは立ち飲み必須、狭さですが、店主は「予約とか入ってないので座ってください」 ということで折り畳みの椅子を広げて壁側に向かって座ります。

地酒に力を入れているようで神奈川の酒蔵が勢揃い(知らない銘柄が多い)だが、一発目は知っている「箱根山」をおたのみして、おでんも「3種お任せ」でお手並み 詳見といきます。(おでん以外にもいろいろつまみがありますが、目もくれませんでしたw)

おまかせ3種880

おでんはひとつひとつ運ばれてくるスタイルのようです。創作おでんの店では出汁を具材によって変えたり、トッピングをいろいろ工夫してくるのでこのスタイルが多いですね。

まずはトップバッターは 「厚揚げ」です。
びっくりするくらいしっとり柔らかです。もしかすると一度あぶら抜きしてるかも知れません。油分は少なめで驚くほど出汁にしっかりと馴染んだ上品なおでんです。
おでんは自分でも作るからわかりますが「揚げ」系は出汁と分離するので、これはかなりの高等技術です。
出汁も程よい濃さで、繊細なうまみが口の中に広がります。それも含めて極めてレベルが高いことがわかります。

そしておでん1個でお酒を飲み終わってしまうくらいお酒ともマッチしていますw

店主の提案もあって3種飲み比べにを次はチョイスです。
(最初からそれにすればよかったぜよ)
銘柄もドマイナーなやつを選びますのでと自信満々なので選んでもらいます。

地酒3種飲み比べ1199

こんな感じでした・・右から
①相模原:清水酒造・巌の泉
②開成町:瀬戸酒造・セトイチ Blowin' in the wind
③秦野市:金井酒造・白笹鼓

です。確かに知らない銘柄ばかりです。
こうやって飲み比べると日本酒の味は千差万別だなといつも思う。(巌の泉がキリっとガツン系で好きでした)


そうこうしているうちにおでん2個目「大根」
おでんは定番ですが、紫芽とか豪華なトッピングで花を添えています。これもちょうどよい煮込み具合でトロリと旨い。

最後3つ目「ちくわ」

これは逆に歯ごたえがある立派なちくわです。
食感をここで変えてくるとはかなりの確信犯でしょう。
食材が一番おいしいと思える歯ごたえを熟知しているからこそできる芸当といえそうです。


ちなみに雑談の中で、外のおでんの看板のことをお伺いしました。
やはり店主が描かれたようで、料理ができる人は、絵心も洗練されている・・という典型だと思いました。見事な手書きの看板で惚れ惚れします(*^_^*)

ということでお任せが完ぺきすぎたのでこんどは単独でおでんを追加してみます。

創作でたべる定番おでんの「ちくわぶ」に興味があったので、ちくわぶ、それと自分の中で好き度ランキング上位に入るがんもをオーダーします。

ちくわぶ297
がんも385

どちらも創作具合が素晴らしいです。

特に「ちくわぶ」のトッピングがかなりアレンジされています。
関東人の自分はちくわぶを食べないとおでんを食べた気にならないものですが、絶妙の歯ごたえに煮込まれたちくわぶはどこで食べたちくわぶよりおいしいかもしれません。

このままこの店にどっぷる浸かるのもありかとも悩みましたが、自分の命題は新規開拓、最低2軒は行くと決めてきたので(ここがここまでは思わなかったこともありますが)ここらへんでおあいそを申し出ます。
結局、おでん以外食べんかったですね・・すんません(^_^;

こちらは立ち飲みだし、真冬だと外は寒シングというハンデがあるかと思いますが、おでんの味は一級品です。おでん神使の私が保証します。
野毛に来たらまず一軒目の0次会にでもお立ち寄りくださいませ~

■当日頂いた料理・お酒
おまかせ3種880
・厚揚げ
・大根
・ちくわ
ちくわぶ297
がんも385
箱根山880
地酒3種飲み比べ1199
3641⇒4136(お通しが450(495)と思われる)

2024/02/16 更新

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