えのもとらぴすさんが投稿した江戸中(秋田/秋田)の口コミ詳細

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田楽くんのおでん探訪記~全国版~

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江戸中秋田、羽後牛島/おでん、焼き鳥

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2024/10 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.8
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

昭和6年創業。昭和タイムトラベルおでん店で昭和のおでんを堪能せよ!

今回のおでん巡り旅は東北の2都市を巡ります。1日目は盛岡のおでん店を2軒巡りました。
二日目は西方へ移動、秋田には14時過ぎに到着して昼飲み、夜の部はすでに1軒回りましたが、その店ではおでんはまだこの時期やっておらず・・・で、2軒目はおでん「あり」の店が必至の状況となりましたw

ということで店を出て進路は川反の歓楽街の中心に向かいます・・エロい店もある方向ですw
さておでん店の選択肢は2択です。

1店目はさけ富さんで今風のエンターテインメント性豊かな店で、和風喫茶のような雰囲気ですので、完全にこのエリアの現代風にマッチした業務形態の戦略です。
Googleマップで調べた限り2017年までおでん店ではなかったので比較的最近開業した店ですね。
こちらは一昨年行きましたので、今回はもう1択の方です。

ということで前回川反を訪れた時から気になっていた江戸中さんへ・・
そうこの店、ある程度こちらのレベルが高くないと、店として認識できないと思えるほど、めっちゃ外観に趣があります。
静岡の屋台的なおでん店で鍛えられる前の自分だったら確実に退散していたでしょう(^_^;

看板がツタで見えなくなっているのもポイントが高いですね~(帰り際に店主と外でお話ししましたが、今が一番茂ってるとのことですw 冬になれば看板が見えるようになるので大丈夫らしいです)

こちらのお店、昭和6年創業ですからかれこれ93年!もう少しで1世紀というものすごく年季の入った老舗中の老舗のおでん屋ですね。
昔のおでん屋さんはこうだったという歴史的価値の高い文化遺産と言っても良いくらいの店でしょう。

まず中の様子をうかがってみますが、外からは中の灯りが見えず、やってるのかやってないのかわからないような感じですが、意を決してドアを開けると、真っ暗くらいクライ・・で店内はさながら秘密結社の会合よう・・
一旦は満席でしたが、奥の方が詰めていただき、無事着席(あともう一つ椅子に余裕があってこのあとさらに詰めてほんとの満席になりましたw・・7人?、いや8人かな限界は・・)
まずは飲み物をどうするか聞かれますが、日本酒をいただきます。とうぜん常温です。
店内にはメニューらしきものはないので何となくこんな感じで伝えます。(日本酒を飲みたいと告げました(^^))

おでんは店主から提案があり、「おまかせ」でオーダーが入りました。その後の人も同じ感じでしたのでこれは暗黙の了解に近いでしょう。

おでんのほかある料理は焼鳥で、炭火で焼いているようで、そちらの味の付け方が独特なのが目をひきました。
後で調べ た限り・・
 ・焼き鳥の焼き方: 煮切り酒を使い浸しながら焼く
 ・おでん:3日ほど煮込む(こんにゃくや玉子などはそれ以上)

という情報が・・その情報元は・・
あぁ、店内の片隅にパネルがあって、吉田類さんがお店をご訪問されてるのね・・どこにでも足跡を残してるなぁ・・絶対かなわない飲み歩き界のライバルですわw

さて、おでんがやってきます。
確かに煮込み具合が半端ないおでんで、かなり独特の食感です。
とうぜん、出汁の染み具合は半端なくこれぞ昭和のおでん・・しかも味わいは東京のおでんですねこれは・・
店名の理由もどこかで見ましたが、初代の店主が東京に憧れてつけた・・という話の通り、戸越や浅草あたりの老舗を思い出す味ですね・・
(浅草の大多福さんは大正4年ですからここもいい勝負ですね)

さて、内容は・・
はんぺん、豆腐、ちくわ、薩摩揚げ(昆布もあったかな)

ここが梯子酒、3軒目ということを忘れるくらい自分の胃袋は絶好調、するする食べられてしまいます。おでんの極みです。

一人で来ておでんをもう一回頼む人もあまりいないかもですが、もう一皿戴きます。またおまかせです(先ほどと違うのを入れてくれるとのことです)

2皿目はこんな感じかな

厚揚げ、うずらボール?、こんにゃく、厚揚げ、しらたき

他のお客さんの悲喜こもごもの会話を酒のつまみに食べ進めます。
お酒ももう一杯。まるで懐かしい屋台(勇気がなくて利用したことはなかったけど・・自分社会人になりたての頃はけっこうあったよなぁ・・おでんの屋台)で食べているような錯覚に陥りながら、昭和タイムスリップおでん店の時間はゆっくりと過ぎました(^^)

さて、現代日本に戻る時間がやってきました。
お会計はもちろんレシートなんてありません、何がいくらかなのかもさっぱりわかりません・・いくら払ったかも忘れましたが、私のメモには3800円だったようですw

おでん10種類と日本酒2杯でこの値段なら高くないでしょう(おでん200、酒500かな)

さて、この店、わかると思いますが、選ばれし者だけがこぞって高評価を与える店だと思います。
私もこの驚きの体験についつい加点をしてしまっていることでしょう。
(エアコンが効いてなかったり、狭かったりは気にしてはいけないことは多いです(^_^;)
この醍醐味を知ってしまっては他店では物足りなく感じることでしょう。
間違いなくお奨めです。

■当日頂いた料理・お酒
おでん10品
日本酒2杯
3800

2024/10/26 更新

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