レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/09訪問 2017/09/03
来店日時 2017/09/02 13:05
サーモン不足で鮭の幻覚が見えてきました。治療のために2ヵ月半ぶりの再訪です。
「トロサーモンとアボカドの丼セット」を注文。
単身来訪なのに小声で「はぁ…美味ぇ…」とつぶやいてしまいました。
サーモン丼といえばわさび醤油一択だと思っておりましたが、その考えは取り消します。
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来店日時 2017/06/21 20:20
サーモン不足で手が震えてきたので、この日は財布のリミッターを外しました。
生涯に一度は行こうと心に決めていた「サーモンバル パーシャ」さんへ。
食事中、私の顔を見て「いま昇天してましたよ」と若者の連れからいわれました。
このお店の存在にありがとう。ありがとう。
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◆料理・味 4.9
「サーモンだらけの前菜盛」は8種類のサーモン料理がひと口ずつ。
これを前菜と呼んでよいものか。あまりの美味さに、食べるたび顔を伏せて悶えました。
「大トロサーモンの塩タタキ」は極厚サーモンを塩でいただきます。
口に入れるととろけるような食感とともに、岩塩で増幅されたサーモン風味が広がります。
(上記の昇天報告を受けたのはこの料理を食べているときです。我慢できません)
「大トロサーモンの鉄板レアステーキ」はふわっふわ。
写真では野菜が鉄板の半分を占めているように見えますが、実際は下がまだまだサーモン。
ブロッコリーが焼鮭エキスを吸って確変モードになっています。
土日限定「トロサーモンとアボカドの丼セット」は、サラダ・スープ・ドリンクつき。
サーモン丼は視界にサーモンばかりが入るビジュアルです。イクラと緑で彩り豊か。
下に隠れたアボカドが、サーモンのトロみを後押しします。
ゆえに濃厚かと思いきやソースはさっぱり系。丼全体もさっぱりとした美味です。
サラダにもスープにもたっぷりとサーモンが入っており、口の中が幸せで満ちました。
◆サービス 3.5
フロアスタッフさんが丁寧対応で、お水も頻繁に注ぎにきてくださいました。
食後のデザートを載せた木皿にはゼリーで「Thanks」とメッセージが。オシャレです。
土日限定で12時から14時までランチをやっています。メニューは丼のみ。
夜営業のときとは違い、余裕をもって入店できました(13時頃の情報)。
◆雰囲気 3.8
店内はいわゆるバルです。小物がいろいろあって彩り豊か。
来店時はほぼ満席でした。外には2人テーブル2つも設置されています。
私同様、ほかのお客さんもサーモン教徒なのでしょう。「美味しい」を連発していました。
男性店主さんも、女性店員さんも、皆さん笑顔対応で居心地よかったです。
◆コスパ 3.1
「サーモンだらけの前菜盛」1380円(2人前から注文可能)
「大トロサーモンの塩タタキ」980円
「大トロサーモンの鉄板レアステーキ」980円
「サーモンフライ~自家製タルタルソース~」680円
「サーモンとふわふわ玉子の丼」1380円
「サーモンとキノコのアヒージョ」780円
「サーモン・エビマヨベーコンのピザ」980円
「サーモンとアボガドのバター醤油焼」880円
「日向夏シャーベット」300円
「濃厚プチブリュレ」300円
土日限定「トロサーモンとアボカドの丼セット」1100円
バルなので安くはないです。それでもあのクオリティなら注文の手が止まりません。
(上記は注文したもののみ。そのほかは写真参照)
◆ドリンク -
データ不明です。
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間違いなく再訪します。何か良いことがあったとき用の特別なお店にしたいです。
いつか、あわよくば白米が注文できないか尋ねてみたい……。
2位
1回
2017/12訪問 2017/12/15
来店日時 2017/12/14 11:40
とにかく寿司が食べたい日だったので、連れとともに「五郎寿し」さんへ。
北新地のグルメビル群にお店を構えます。同地域でのランチは人生2度目なので迷います。
「にぎり寿しランチ」を注文。
連れいわく「通って食べるまである」との高評価で、私も同意見でした。
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◆料理・味 4.3
「にぎり寿しランチ」は、握り寿司8貫・巻き寿司2貫・にゅうめん・サラダ・アイスのセット。
細長い大皿に寿司が並べられたその光景は、視界に入れた時点で美味しいです。
どのネタも瑞々しさを感じます。醤油なしでもいけるであろうレベルの美味でした。
普段は注目しないタコという食材が気になりました。噛むとプチッと切れる不思議な歯応え。
大好物のサーモンは、おろし醤油が載った状態での提供。間違いない美味さです。
食後のアイスクリームにも驚きました。
かなり濃厚なミルク味で、某スイーツ店の「六甲プレミアムミルク」を彷彿とさせました。
ただでさえ美味しすぎる寿司に加え、デザートのクオリティまで天井知らずとは。
◆サービス 3.5
とても丁寧な接客でした。
機能重視で呼び出しボタンがあるところも、声を出さずに済んでありがたいです。
◆雰囲気 4.0
和食料亭のような店内です。
そんな見た目とは真逆に、店内BGMは洋楽ニューオールディーズでした。
早い入店だったためか、カウンターとお座敷から席を選べるということに。
なんとなく後者にすると、2人専用個室(掘り炬燵)に通されてテンションが上がりました。
居心地最高で、料理も美味しくて、くつろぐにはもってこいの環境だと思います。
(お店を出るときにはほぼ満席だったので、選択権が得られたのは運がよかっただけでしょう)
◆コスパ 4.0
「にぎり寿しランチ」1000円。
このあたりのお店はどこもそうですが、夜は値段が10倍になります。
そうでなくとも、これほどのクオリティに対して1000円では申し訳なく思いました。
◆ドリンク -
データ不明です。
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じつはほかにお目当ての寿司屋があったのですが、そちらが不定休のため流れ着きました。
そうしてこのお店に出逢えたこと。運命と海の両神様に感謝です。
3位
1回
2024/11訪問 2024/11/29
来店日時 2024/11/28 14:10
静かに読書がしたい。美味しいものが食べたい。
そういって2016年から数年間、常連客化していた「珈琲と定食 MoRiSaN」さんです。
近年はお伺いする機会がめっきり減っておりました。
しかしこのたび、職場が建物ごと大阪市福島区から高槻市に移転するということで。
大阪福島でいただく最後のランチは、絶対にここが良いと決めていました。
「ハンバーグの定食」をハンバーグWで注文。
気がつけば1700店以上も食べ歩いた身。いま評するならば "飲むハンバーグ" ですね。
優しい和風肉汁がハンバーグの形状を保っている。あいかわらずの美味でした。
これからもご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
ごちそうさまでした!
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来店日時 2023/06/07 16:20
静かに読書がしたい。美味しいものが食べたい。
そういって数年前に常連客化していた「珈琲と定食 MoRiSaN」さんです。
仕事環境の変化を主な理由に、だいぶ足が遠のいておりましたが。
たまたまSNSを確認すると本日は開店しているとあり、仕事明けに若者とともに。
「ハンバーグの定食」をハンバーグWで注文。
変わらず美味しい和風です。白米は大盛2杯と小盛1杯をいただきました。
懐かしさを感じつつ、十分にくつろぐことができました。
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来店日時 2018/12/27 17:00
静かに読書がしたい。美味しいものが食べたい。
こちらに向かうときは毎度おなじみの目的です。今回は年末にもう一度と思い。
「なると金時のスイートポテトタルト」を注文。
同月来店時に売り切れだったので、いつもならばハンバーグですが趣向を変えました。
元の食感をほどよく残しつつ甘味を増したスイートポテトは、アイスクリームと相性抜群。
相変わらず詰将棋が捗ります。ひとりの時間に適した空間です。
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来店日時 2018/08/16 15:35
静かに読書がしたい。美味しいものが食べたい。
こちらに向かうときは毎度おなじみの目的ですが、今回は珍しく喫茶利用でした。
「とろりと濃いめアップルマンゴージュース」を注文。ひと口菓子付き。
果実のみで作られているのでしょう、メニュー名のとおり濃厚です。
しかしノドに絡みつくような飲感はなく、どちらかといえば爽やか。
フローズンマンゴーがゴロリと浮かびます。冷たさを維持して夏場に最適です。
夏場は入り口扉を閉じるため隠れ家感がさらに増しています。それでも先客5人。
私はいつもどおりカウンター席の端っこで詰将棋を解きつつ小一時間。
避暑をしつつまったりと過ごさせていただきました。
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来店日時 2017/11/27 14:00
静かに読書がしたい。美味しいものが食べたい。
こちらに向かうときは毎度おなじみの目的です。いつもよりも時間に余裕を持って来訪。
まずは「ハンバーグの定食」を注文。
今夏にハンバーグの美味しいお店をたくさん食べ歩きました。
私の中で、和食風の中ではダントツ1位ですね。洋食風の1位店とは甲乙つけ難し。
「キャラメルバナナのチーズケーキ」と「アイスブレンド珈琲」を追加注文。
この日は詰将棋に没頭したかったので、そのままカフェとしての利用もしました。
しっとり濃厚なチーズケーキにはバニラアイスがつきますが、一緒に食べると最高です。
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来店日時 2017/04/10 14:05
静かに読書がしたい。その利用目的は当初から変わりありません。
ただこの日は、若者にハンバーグを食べさせたいがために来店致しました。
私は別のお店で満腹になっていたため、軽めに「さくらのレアチーズケーキ」を注文。
お皿を揺らすといっしょにプルプルとふるえます。バニラアイスクリーム付き。
「MoRiSaN」さんらしい、口当たりもお味も優しい一品でした。
この翌日も別の若者を連れて向かいましたが、ハンバーグはあいかわらず安定の美味。
わりと多くの友人からも美味しかったとの声をいただきます。
「隠れ家」として機能する範囲で、いろんな方が味わえばいいのにと思う次第です。
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来店日時 2016/12/29 17:40
静かに読書がしたい。それに、2016年最後の外食はこちらと決めておりました。
今夏に初来訪して以降、かれこれ10回は伺ったでしょうか。
将棋の強い若者を連れていく機会が増え、当初の利用目的「読書」から離れておりました。
この日は久々に単身再訪です。初心に帰ろうかと思いまして。
「ハンバーグの定食」をハンバーグWで注文。白米は大盛+おかわり追加。
細身かつ体内老人の私でも、胃もたれなど感じることはございません。優しい味です。
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来店日時 2016/09/06 14:40
静かに読書がしたい。あと、初来店時に敢えて選ばなかった看板メニューを今度こそ食べたい。
店内はあいかわらず落ち着いた雰囲気でした。オフィス街&国道沿いという雑踏感はありません。
「だし巻と肉じゃがの和定食」をだし巻Wで注文。
だし巻はジューシーで白米に合うタイプの甘さ。甘党にはたまりません。あと醤油ではなく出汁が付きます。
肉じゃがは芋がゴロンと大きく、まったく煮崩れしていないのにホクホクとやわらかい。
付け合わせは前回とほぼ同じですが、高野豆腐が煮大根になりました。美味。
白米を大盛で頼んだにもかかわらず、さらにおかわりしてしまいました。
「ハンバーグの定食」とは違うアプローチで食が進みます。
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来店日時 2016/08/08 13:25
静かに読書がしたい。美味しいものが食べたい。
そういった目的で関西将棋会館道場付近の店を調べると「MoRiSaN」さんにたどり着きました。
国道2号線沿いにはいろんな店が並んでいますが、そのひとつ裏の路地に入り口があります。
「隠れ家」という言葉がありますが、まさにそんな感じです。
店内は清潔感があり、小型洋室にカウンターやテーブルが配置してあります。
この日は「ハンバーグの定食」をいただきました。
ハンバーグと白米、それにサラダ・お味噌汁・高野豆腐・漬物が付きます。
付け合わせは普通に美味しい、ぐらいです。お味噌汁が具沢山で嬉しい。
メインのハンバーグは肉汁たっぷりで、箸は簡単に通り、味もしっかりと美味しかったです。
ひと言でいえば、満足しました。
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◆料理・味 4.4
上記のとおりです。
そもそも白米が美味しく、各定食はその白米に合う味つけです。
2023年情報として、ソースが若者向けに少しだけ寄った気がします。
白米がさらにほしくなりました。
◆サービス 3.5
注文後の待ち時間は、ハンバーグが12分ほど、和定食が15分強。どちらも少々掛かります。
私は読書をしつつまったりするのが主な目的なので問題なしですが、ケースバイケースでしょうね。
あとお冷やはレモン風味です。少なくなるとわざわざ注ぎに来てくださいます。
以前は11時30分から21時まで営業していましたが、2023年時点では日によります。
SNSで確認してから向かうのがよいでしょう。
https://www.instagram.com/coffee_teisyoku_morisan/
白米おかわり自由。
どの時間帯でも定食を食べられるのがありがたいですね。
◆雰囲気 4.0
落ち着きます。
私が行ったのはサラリーマンの昼食休憩が終わっているであろう時刻だったので、よりそう感じました。
また、いつからかは分かりませんが、店内BGMはヒーリング(ピアノ独奏系)です。
◆コスパ 3.3
「ハンバーグの定食」「だし巻と肉じゃがの和定食」はそれぞれ1030円。
白米大盛・おかわり無料。ハンバーグW(量2倍)+380円。だし巻W+110円。
2016年冬から夜ごはん価格ができました。ランチとの差額はわずかで良心的。
昔は定食が850円でしたが、2019年の消費税増税とコロナ禍等の影響は避けられず。
ただし美味しくて小鉢やオプションも強いため、コスパが悪いとまでは感じません。
◆ドリンク -
喫茶店色の強いお店でありながら、ドリンクは頼みませんでした(苦笑)。
なのでデータ不明ということで。
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不定休だそうなので、行く前にSNSで確認するのが得策です。
https://www.instagram.com/coffee_teisyoku_morisan/
隠れ家の在処がバレてきたのでしょうか、2016秋あたりから満席を見ることがぽつぽつと。
一度行ってみようという方は、平日の昼過ぎを狙えば安心かと思いますよ。
こちらのお店にガヤガヤした雑音は似合いません。
次に行くときも単身か、多くても3人に抑えようと思います。
4位
1回
2017/08訪問 2017/08/09
来店日時 2017/08/09 11:28
昨年春、ラーメン激戦区である大阪福島の情勢を突如塗り変えた「燃えよ麺助」さんです。
かねてより、いろいろな方から有力店との情報をいただいておりました。
しかしながらいつ見ても20人ほどの待ち行列で、なかなか足が向きません。
この日は別のラーメン屋を開拓するつもりでしたが、気分を変えて遂に来店。
開店直前に到着すると、いつもと変わらぬ20人待ちです。細路地の列整理チェーンに従います。
行列を見て引き返すお客さんも大勢いらっしゃるようで、広さに余裕があれば倍は並びそうです。
12時5分、35分待ちで店内へ。食券を店員さんに渡してから店内待ちを5分ほど。
着座するとすぐに、注文した「特製紀州鴨そば」と「鴨とりめし」が運ばれました。
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◆料理・味 4.5
先んじて、個人的すぎる感想から綴ります。
私は熱いスープを飲むと必ず体調を崩します。なので本当に美味しいときしか飲みきりません。
また、お冷やを飲んで体温を下げるのは必須です。
しかしそんなのは度外視して、スープ全飲み後も余韻優先でお冷やには未着手。
案の定、そのあとしばらくフラフラしましたが本望です。
「特製紀州鴨そば」のスープは上品で繊細で、上記行動を起こすぐらい美味しかったです。
麺はツルツルで、食べやすい中~細のストレート。
具材はそれぞれ味と食感に特徴があり、どこまで食べ進めても飽きがきません。
チャーシューや味玉の良さもさながら、メンマのやわらかさが印象的でした。
「鴨とりめし」は雑炊にしていただきます。優しいわさび風味で、またしても飽きさせません。
撮影を終えると無意識のうちに食べ終えていました。一瞬の出来事でした。
◆サービス 3.7
近代風ラーメン屋らしく、フロアスタッフさんの振る舞いが丁寧です。
厨房スタッフさんもとびきりの笑顔であいさつをなさいます。
元気を前面に押し出すタイプとは違い、紳士感多めで、シェフという呼び方が似合いそう。
◆雰囲気 3.5
雑多にも見える外観からは到底予想できない、清潔感あふれる内装です。
店内BGMはスロージャズ。居心地のよい空間だと思います。
◆コスパ 3.0
「特製紀州鴨そば」1150円。「鴨とりめし」290円(ランチ外は350円)。
味相応のお値段です。並の「紀州鴨そば」は870円で味わえます。
◆ドリンク -
データ不明です。
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お店を出てしばらくして、自身の表情が緩みまくっていることに気がつきました。
並んででも食べたいと素直に思える優良店でした。
ちなみにこの夏場、外待ち中は当然暑いものの、細路地という環境のおかげで緩和されます。
(建物の影が多く、また乾いた風がほどよく吹きやすい)
もしかしたら、冬は寒さが増す環境なのかもしれませんね。
ラーメンは主に2種を提供しておりまして、もう一方の「金色貝そば」も絶対に食べたい。
トッピングも注文し忘れたものがありますし、100%再訪します。
5位
1回
2017/05訪問 2017/05/11
来店日時 2017/05/11 15:00
今年3月に開店したばかり。まだ食べログ評価点も表示されておらず、いまのところ穴場です。
某レビュアーさんの絶賛で知り、また普段食べないタイプのラーメンということで興味を持ちました。
阪急十三駅から区役所に続く道路沿い、歩ける距離の見つけやすいところにお店を構えます。
「芙蓉麻婆麺・小盛」に「半チャーハン定食・大盛」をつけて、単品で「よだれ鶏」も注文。
なるほどこれは……。かなり私好みの味ばかりでした。
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◆料理・味 4.4
最初に「よだれ鶏」が運ばれました。
ほどよい辛さは舌がシビれるタイプで、いわゆる四川の「辣」ですね。
やわらかくて、冷たくて、下に敷いてあるキュウリとの相性も抜群で、非常に食べやすい。
そして量が多いのも嬉しい。どのメイン料理を選ぶにしても、一緒に注文したいひと皿です。
次に「半チャーハン」を大盛で。こちらはおそらく、単品注文のチャーハン並盛と同量でしょうか。
とてもパラパラなのに油分は控えめで、味もしっかりしています。
最高のチャーハンを追い求めてきましたが、いままで食べた中でトップ3に入るかも。
「よだれ鶏」と交互に一生食べ続けていられそうです。
「芙蓉麻婆麺」は、ラーメンと麻婆豆腐を合わせた料理。小盛でもそこそこのボリューム。
辛さを2種類から選べます。控えめでも「よだれ鶏」より辛め。もちもち食感の細麺です。
あまり食べないタイプなせいか上記2品のような感動こそありませんでしたが、美味しかったです。
◆サービス 3.7
席につくと、居酒屋みたいに広げたおしぼりを渡してくださいます。
お水がレモン入りで夏場によさ気。グラスもちょっとオシャレです。
営業時間が11時~23時で、遅めのランチにも利用できるのは個人的に嬉しいところ。
あと期間は分かりませんが、オープン記念としてトッピング1品無料だそうです。
◆雰囲気 4.0
内装は、赤い照明のチャイナ風テーブル席と、白い照明のラーメン屋風カウンター席があります。
フロア担当の女性店員さんが常に笑顔対応で、人間嫌いな私でも好印象に感じました。
帰り際にカタコトで「コレ、とっぴんぐ無料。ドゾ~♪」と店チラシを両手渡ししてくださるなど。
この十三という雑多な街には良い意味で似つかわしくない、親切かつ新鮮な雰囲気です。
店内BGMは洋楽もありますが、ほとんどが中国語の若者向けメロディ。
ちなみにどの店員さんも中国語。フロア担当さんは2ヵ国語を使い分けておられました。
◆コスパ 3.5
「芙蓉麻婆麺・小盛」530円。「半チャーハン定食・大盛」+330円。「よだれ鶏」350円。
定食は麺類を注文した場合にのみ選べます。
ここに税が加わりますが、各料理のボリュームを考えれば安いです。
◆ドリンク -
データ不明です。
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店名に「麺」とありますが、個人的には「ラーメン屋」ではなく「四川料理店」の印象が強かったです。
(実際、食べログに登録されているカテゴリは四川料理なのですが)
あとついでに、店名に「芙蓉」が使われているのも惹かれた一因だったり。関西将棋会館の対局室名です。
私事ですが、評価点4.0なんて久々につけました。常連になってもいいと思うレベル。必ず再訪します。
辛さは「よだれ鶏」だけでも十分堪能できましたので、次回は別の麺類で攻めてみたいと思います。
6位
1回
2017/10訪問 2017/10/10
来店日時 2017/03/15 13:30
麻婆豆腐があれだけ美味しかったのだから、きっとチャーハンも凄いに違いない。
地域最強チャーハンを探し求めている者としては捨て置けません。
「五目チャーハンランチ」を注文。
13時10分に並び始めて20分で入店、カウンター席で15分待って料理が届きました。
厨房をおひとりで回されており、麻婆豆腐は一気に7人前ぐらい作る模様。
それが終わってからほかの料理に取り掛かるため、前回より少し待つことになりました。
しかし、待つだけの価値は十二分にあります。
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来店日時 2017/02/27 13:55
大阪市福島区の中で麻婆豆腐1位評価。特に人気のあるランチ店のひとつでしょう。
開店時に店前を通ると、行列のない日を見たことがありません。
この日はオフィス街の住人がいなくなったであろう時間帯を狙いました。
店前9人待ち……これならば許容範囲と判断して、およそ25分待って初入店です。
「四川麻婆豆腐ランチ」を注文。
店内では白米のおかわりラッシュが発生。私も例外なく2杯半いただきました。
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◆料理・味 4.3
「四川麻婆豆腐」は、単純な辛さと痺れる辛さのどちらもかなり強いです。
白米を必ず後追いさせる必要があります。すると相当美味い。
私は辛いモノが不得意ですが、この文章を綴りながらまた食べたい衝動に駆られています。
また、近隣の麻婆豆腐2位のお店と、メインの味はほとんど差がありません。
周りを固める仲間たち(白米、豆もやし、玉子スープ)はこちらのお店のほうが上でした。
「五目チャーハン」はさっぱりとした味つけなのに飽きがこず、レンゲが止まりません。
油分が少ないものを好む中、存在はたしかに感じましたが胃へのダメージは皆無。
自家製ラー油を販売しているだけあって、別種の油にもカラクリがあるのでしょうか。
ともかく2017年3月時点、私の生涯でいちばん美味しいチャーハンになりました。
(それゆえに、大盛にできないという唯一の欠点が悔やまれます)
◆サービス 3.5
店員さんが外まで注文を確認しにきてくださいます。
おかげで入店してほんの数秒で料理が運ばれます。システム化されていますね。
◆雰囲気 3.3
客層は、家族連れ・ふたり組み・単身がそれぞれ同じぐらいの組数。
料理にひたすらがっつくお客さんが多い印象でした。分かる。分かるよ。
◆コスパ 3.3
「四川麻婆豆腐ランチ」900円。白米おかわり無料。
「五目チャーハンランチ」900円。大盛のオプションはありません。
「天津飯ランチ」も同額です。
◆ドリンク -
データ不明です。
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店前を通るたびに「並んでまでして食べようとは思わない」という気持ちは正直ありました。
しかし実際に食事をしてみないと分かりませんね、並んでも食べる価値があります。
7位
1回
2017/11訪問 2017/11/07
来店日時 2017/11/07 14:15
私はとんかつが食べたい。
前日の夜にそう思い立ち、三宮付近に予定を作って「とんかつ太郎」さんへ。
JR元町駅、阪神元町駅、阪急花隈駅の近く、神戸元町商店街の脇道にお店を構えます。
「とんかつ定食」を注文。
驚きました。これまで食べたどのとんかつと比べても、圧倒的に美味しかったです。
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◆料理・味 4.1
どうしましょう……もうお惣菜のとんかつが食べられない……。
全国区のとんかつはレアな仕上がりが多いそうですが、こちらは白くなるまで揚げております。
それでいて信じられないやわらかさ。脂身は嫌な感じがまったくしない。肉厚い。肉汁美味い。
ソースはよくあるタイプのお味ですが、そもそもお肉が美味しいので箸が止まりません。
そして定食でいちばん大事な白米は、このとんかつに相応しいベストな炊き上がり。
しかもおかわり自由です。もちろん私もいただきました。
ほかには、まず大量の千切りキャベツ。ドレッシングは市販のものですが多種あります。
汁物はシジミの赤だし。ラーメン出汁以外の貝類は不得意なのですが、これは身まで美味でした。
沢庵だけはさすがに普通ですw
◆サービス 3.4
上記のとおり、白米のおかわりが自由です。店員さんはどなたも笑顔対応。
また昼帯の営業時間が15時までと、遅めのランチにも利用できます。
◆雰囲気 3.3
店内は木材を基調としており、清潔感があります。店内BGMは有線ラジオ。
常連さんもいらっしゃるようで、町の定食屋さんといった雰囲気があります。
◆コスパ 3.5
「とんかつ定食」900円。あのクオリティでこのお値段は反則です。
ただしメニュー画像を見ていただければ一目瞭然ですが、凡庶民には手が出ないものもあります。
◆ドリンク -
データ不明です。
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思いつきで外出してよかったです。
近年の行動範囲からは離れておりますが、機会があれば友人をお連れしたく存じます。
8位
1回
2017/12訪問 2017/12/31
来店日時 2017/12/30 20:15
2017年末外食ハシゴのラスト6店目。「PATISSERIE TOOTH TOOTH」さんの本店です。
神戸三宮センター街から少し南にお店を構えます。すぐ近くの鳥居が目印です。
13時頃に伺うと満席で、予約ボード3人待ち。
15時半に伺うと満席で、予約ボード15人以上待ち。
そしてガッツリ飯を終えたあとの20時15分に伺うと待ちなしで入店できました。
しかもゆったりと座れる黒革ソファの、窓際で眺めのよい席が空いておりました。
(お客さんの数自体はまだまだ多かったです)
「いちごのパルフェ」と「プティフィユ」を注文。
目当ての「ガトーバリエ・セゾン」は売り切れでしたが、上品な甘さと雰囲気に大満足です。
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◆料理・味 3.9
「いちごのパルフェ」は、至るところに苺を盛り込んだパフェです。
最上層は苺・苺アイスクリーム・苺棒菓子・レッドカラント。
キメ細かなメレンゲ層、やわらかスポンジ(ジェノワーズ)層、苺ジャム層と続きます。
ひと口めの上品な甘さに驚き、とろける食感のまま味の変化を最後まで飽きずに楽しめます。
「プティフィユ」はいわゆるミルクレープです。
こちらも上品な甘さが特徴で、クレープは結構な質量です。
パルフェとはまた違った落ち着きある満足感が得られました。毎日食べたいスイーツです。
◆サービス 3.5
神戸らしさを強く感じる、上品で丁寧で笑顔もある接客でした。
マニュアルに沿っている感じですが、こういったお店ならそのほうが合っていそうです。
◆雰囲気 3.7
1階は焼菓子等の売店、2階が喫茶フロアになっています。
同じ単語ばかりで申し訳ないですが、店内は端々に上品さを感じる造りです。
椅子はいくつか種類があったようです。テーブルサイズも様々。
客層はカップルが多そうでしたが、ほかに若者団体や熟年層など、幅広かったです。
我々含め、閉店時刻まで楽しんでいかれる方が結構いましたね。
◆コスパ 3.5
「いちごのパルフェ」950円+税。「プティフィユ」800円+税。
美味で、量もあり、リーズナブルで、満足度が高いスイーツでした。
◆ドリンク -
データ不明です。
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こちらが2017年外食の食べ納めでした。
閉店まで短い時間でしたが、連れとなごやかに甘味を楽しめました。
私のような初老にはあまりにも敷居が高すぎて、もう再訪機会はないと思います。
素晴らしいお店でしたので、甘党の方には是非ともオススメしたいです。
9位
1回
2017/10訪問 2017/10/03
来店日時 2017/10/03 17:20
なんとなく気になっていた天ぷら専門店「はせ川」さんに伺いました。
阪急十三駅前の飲み屋街に構えます。
私と同様、若大将も食べることがお好きなようで、ひたすら情報交換をさせていただきました。
その中で、他店がどうやって料理を出しているのかなど積極的に観察して、勉強なされていると。
仕事でカメラをもっと上手く扱えるようになりたくて食べログを続けている、の私と近い。共感。
また元々はお酒をよく飲まれていたそうですが、味覚のために控えているとも。
「お客さんにより良い天ぷらを出したい」。客側としてもそういう方の料理が食べたいです。
「天丼」を白米大盛で。それにあとから「松茸」と「海老の大葉巻き」を追加注文しました。
ラーメンの替玉や雑炊以外で追加注文をするだなんて初めてかもしれません。
結果的に「なんとなく気になっていた」で済ませなくてよかったお店でした。
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◆料理・味 3.8
カラッと揚げられた天ぷらは、どれも胃もたれなどとは無縁の一品。
「天丼」は白米がほぼ見えなくなるまで惜しみなく具材が詰まっています。
大葉のサクサクや南瓜のホクホクなど、味も食感も豊かでどれも美味しいです。
この中では舞茸がいちばん好きでした。噛むと同時に上品な"和"がふわっと広がります。
天ぷら単品をいただく際、薬味として3種の塩や、つゆ・レモン・おろしが運ばれます。
「松茸」はさすがに小ぶりですが、コリコリ食感と心地良い風味で十分に満足できました。
「あと1品だけ食べてから帰ります」と伝えると、「海老の大葉巻き」を揚げてくださいました。
海老自体は小さいはずなのに文句なしの味。他店で食べた感覚と全然違います。
◆サービス 4.5
若大将「ご飯多めでも大丈夫ですか?」 →お店側からの白米大盛無料
若大将「野菜小さめだったので1品足させてもらいました」 →ありがたい
若大将「つゆ少なかったら言ってくださいね、つゆ足しますんで」 →ありがたい
若大将「つゆが多かったら言ってくださいね、ご飯足しますんで」 →ッ!?
さらに「よかったら食べてください」と、「海老の大葉巻き」を1尾多くオマケしてくださったり。
(揚げるのを失敗したので、とお伝えいただくもどう見ても完成品。遠慮を和らげるお気遣いまで)
天ぷらを出すごとに下地の白紙を取り替えてくださったり。
その置き方ひとつでもこちらから綺麗に見えるように微調整なされたり。
お客さん視点で嬉しくなるような行動が当たり前のようにポンポン出てきます。
◆雰囲気 4.0
大将は非常にお若い方とお見受けしました。好青年っぽい印象。
厨房の四方八方に作業道具があり、クルクルと手際よく調理なされて残像が見えそうです。
この日は不在でしたが、普段は祖母もいっしょにお仕事をされているとのこと。
店内は狭いですが清潔感があり、またテレビなんかも常備しております。
客層は単身もグループも。若大将とのやりとりからしてどなたも楽しそうな雰囲気でした。
◆コスパ 3.5
「天丼」950円(開店から18時までは800円)。白米大盛無料。
「松茸」290円。「海老の大葉巻き」200円。
お酒を控えたとはいえ、あれだけ満足できて1000円ちょっととは恐れ入りました。
◆ドリンク -
データ不明です。
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夜に天ぷらが食べたくなったら、今後は9割方こちらに向かうでしょう。
あとほかのお客さんが注文しているのを聞いて知りましたが「獺祭」を置いています。
私は普段お酒を飲みませんが、翌日になにもなければ新たな行動に出てもよいかと思いました。
10位
1回
2017/02訪問 2017/02/17
来店日時 2017/02/13 14:15
ずっと気になっていたお蕎麦屋さんです。
方向音痴な私にとって、なかなか見つけにくい場所にお店を構えておりました。
「ミニザルセット・牛丼」を注文。
料理はもちろん、お水の代わりに出てくる蕎麦茶から何から、口に入れたモノすべてが美味でした。
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◆料理・味 4.1
「ミニザルセット」はざるそば(半人前?)と丼モノ各種を合わせた定食です。
お蕎麦もおつゆも優しい味わいで、仮におかわり自由なら3人前ほどいただきたく存じます。
牛丼がこれまた美味。全体的に甘めの味つけで、お肉の量は多く、焼ネギがよいアクセントでした。
◆サービス 3.4
ランチが15時までというのは、遅めに行きたい派としてはありがたい。
あと、定食屋さんのように夜営業も値段が変わらないのは安心です。
◆雰囲気 3.6
外観は一般的な建物ですが、入り口付近から和風が漂います。
カウンター席が2本の木を束ねたような造りで、かなり雰囲気が出ています。
◆コスパ 3.3
「ミニザルセット・牛丼」900円。
量だけでいえば高いと感じますが、あの美味、そして近隣のお蕎麦屋さんの高価格を思えば良心的です。
◆ドリンク -
データ不明です。
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もっと早くに来訪すべきお店でした。
今後も幾度となくお世話になるかと思います。
昨年のいまごろは「2017年はとりあえず100店来訪を達成します」といっていました。
フタを開けてみれば250店を軽く超えていて、私自身も驚きを禁じえません。
そんな中で、食に対する考え方の変化なんかを思うままに綴ります。
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2016年時点では、ランチで1000円を超えるわけがないと思っていました。
しかしよく考えてみると、ほんの数百円を足すだけで品目数や料理ランクが上がるわけです。
具体的には、200円足したサービスランチを選べば大海老フライ2尾が追加されたりするわけです。
200円なんてコンビニ惣菜を買えるかどうかですよ、どう考えても海老フライ一択でしょう。
もちろん人によってはワンコインランチのほうが魅力的だったりもします。
私も元々はそちら寄りの考えでしたが、視野が変化したのかもしれません。
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ランチだと値段を見なくなりました。
当初は、行動範囲内のリーズナブルなお店をたくさん知っておきたかったのです。
身近な若者にオススメしやすい、というコンセプトですね。
しかしお店を教えるのではなく、自分でお連れすれば値段はどうでもよいことに気がつきました。
しっかりと栄養を摂っていただけるようなお店を2018年は探していきたいです。
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胃袋の容量が確実に増えました。
これは2017年春まで「ランチは1食」という常識があったからです。
しかしいろいろなレビューを見ると、ランチで何店もハシゴするという方も存在します。
そんなバカなと思いつつ軽い気持ちでそれを試してみたところ、意外にも実行可能でした。
2017年12月末には昼から夜にかけて6店ハシゴという意味不明なこともやってのけました。
このときにはもうすでに、1人前の大盛程度では胃がまったく満足しない身体に……。
痩せぎみな体型がちょうどよく改善されることを願います。
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私は初老男性にして大の甘党です。
ゆえに女子客だらけのスイーツ店に対して憧れるとともに、遠慮をしていました。
しかし2017年秋頃から事態が好転しまして、そういったお店にも行きやすくなりつつ。
同志のおかげですね。非常にありがたいことで、それから徐々に甘味処を攻めています。
甘味を楽しむことが心の清涼剤になって、長生きも悪くないなという感じです。
今後もこのジャンルへの投資は惜しまない所存です。
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逆に変わらないのは、夕食を外で食べるのはあまり好かないという感覚です。
1回の飲み会で3000円なんて安いほうだと思いますが、それはランチ何回分なのかと。
元々、酔っ払いという人種に嫌悪感しか抱いておらず、よほどでないと酒の場は回避します。
「獺祭」と「カルーアミルク」は美味しいので、お淑やかに飲んでくださる方とは行きますが。
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おそらく見落としていることもあるでしょうが、こんな感じでした。
文章にしてみるといろいろとあるものですね。
2018年の食の目標は「プライベートで空路レベルの遠征をする」にしておきます。
2017年秋に北海道までサーモンを食べにいくはずが、仕事の都合で諦めた経緯がございます。
以上、今後ともよろしくお願い致します。