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夜の点数:5.0
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¥8,000~¥9,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 5.0
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[ 料理・味5.0
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| サービス5.0
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| 雰囲気5.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク5.0 ]
奄美大島の個人宅のような雰囲気で頂く郷土料理のお店。ボリューム十分、お部屋の調度品の雰囲気も◎!
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伊勢海老付きのコース(地豆豆腐(落花生豆腐)、刺身、もずく寒天、伊勢海老、島らっきょのかつお和え+青マツ唐揚、豚味噌のゴーヤ和え、海老(伊勢海老&車海老)と卵のお吸い物)
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ハンダマご飯(水前寺菜(ハンダマ)の煮汁で炊いたご飯、鮭、じゃこ、カリカリ梅、紫蘇…)
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とんこつと切干大根&昆布の炊き合わせ
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油そうめん(にら、にんじん、たまねぎ、じゃこ)
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天ぷら(えび、芋餅、長命草)
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ふくらかん(黒糖のふくれ菓子)
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2025/05/25 更新
事前に電話で予約をして伺いました。すべてコース料理で、基本コース5,000円、車エビ付きなら7,000円、伊勢海老付きなら8,000円の3種類から選びます。せっかく奄美大島まで来たので、思い切って伊勢海老付きのコースを選択しました。
お部屋に入った瞬間、お洒落な調度品にくぎ付けになりました。木製の立派な机、掛け軸、椅子にかかる背もたれのシート、古時計など、生活感もありつつ奄美大島らしさを残しながらもお洒落で、料理が運ばれる前から期待感が膨らみます。
しばらく待つと、大きなざるに乗ったたくさんの郷土料理が運ばれてきます。中央には伊勢海老がデーンと乗り、ジーマーミ―豆腐やもずく天ぷら、島らっきょのカツオ和え、豚味噌のゴーヤ和え等と、どれも美味しいのですが、特筆すべきは伊勢海老と車エビのお吸い物。だしに伊勢海老がふんだんに使われ、具としても(ふわふわな卵と共に)車エビが入っている、超豪華版なお吸い物でした。
ご飯は、「ハンダマご飯」で登場。ご飯がきれいな紫色をしていますが、これは「水前寺菜」の煮汁で炊くとこのように着色するんだとか。鮭、じゃこ、カリカリ梅、紫蘇も入っていて、とても贅沢館と満足感があります。
料理はまだまだ終わらず、温かいメニューが、次々とボリュームたっぷりで登場します。
豚骨と切り干し大根・昆布の炊き合わせは醤油仕立て。鹿児島市内では骨ごと食べられる味噌仕立ての「とんこつ」を頂いたことがありますが、こちらではそれよりも優しい味わいで、切り干し大根と昆布がたっぷり使われているところが違いました。
そして、油そうめん。具材はニラ、にんじん、たまねぎ、じゃことシンプルな料理ですが、最後に魚のダシをかけて仕上げるそうで、思った以上に口の中で出汁の味が広がります。沖縄の「そうめんチャンプルー」とも、この点が違うんだそうです。
油そうめんが〆かと思いきや、ここで揚げ物が登場。海老のほか、郷土料理の芋餅のフライと、さらにはこちらも島で良く見る「生命力が強いセリ科の植物」である長命草の天ぷらです。
「あぁ、しっかり食べておなかいっぱいになったぞ」…と思ったら、さらにはこちらも島のおやつ、黒糖入りの蒸しパンの「ふくらかん」が、蒸したての熱々で登場。最後の最後まで、しっかりとおもてなしを頂いた…という印象のお店です。
そして、帰り際にはその「ふくらかん」のお土産まで頂きました。また、食べきれなかった「ハンダマご飯」をおむすびにまでしていただき、至れり尽くせり!
私にとっては初めての奄美大島の夜でしたが、とにかく良い時間を過ごさせていただきました。
何もかもが、文句なしの「星5つ」です。