2回
2019/12 訪問
一度は行くべき秘湯
なら茸味噌汁
干物炙り
囲炉裏の傍で
朝ご飯を始めます
ご飯となら茸の味噌汁
貸切露天もあります
アルパこまくさ付近から臨む田沢湖
2020/02/09 更新
2019/12 訪問
乳頭温泉・鶴の湯名物「山の芋鍋」
日本を代表する秘湯・乳頭温泉郷。
しばしば雑誌なんかの写真で見る機会も多く、
前々からその存在は知っていてどうしても行きたかった温泉です。
やはり超人気の温泉地で年末ということもあり、本館は年末年始ずっと満室。
ただ、なんとかこの別館を３日前に押さえることができました。
田沢湖駅前からバスに乗って３０分ほどかかりまして
雪山にある最寄り交通拠点「アルパこまくさ」で下車。
田沢湖駅前を出発する前に宿に電話しておくと、
アルパこまくさで宿のマイクロバスに乗り換えることができます。
そして更に、雪深き山中を走ること１０分程でこの山宿に到着しました。
本当に山奥遠いところに来たなあ･･･という極めて感慨深し。(´д｀)
雪林に覆われた静寂に包まれた宿でした。
なぜか居間ではなく広縁にコタツが置いてあるね。(^^;)
テレビもないので本当に俗世を離れた静かな環境でした。
御食事も朝夕ともに囲炉裏付きの完全個室が用意されてました。
本当にゆっくりできましたよ。
りんご甘酒に始まって、「山蕗」「みずのこぶ」「なら茸」の山菜三品。
岩魚の山椒塩焼きは食べるばかりでホクホクでした。
八幡平ポークフィレとホワイトソーセージと野菜の炭火焼き。
豚フィレは赤身の旨さがあって野菜はしょっつるにつけて炙り焼きにします。
虹鱒の昆布締めに、揚げ南瓜まんじゅうのそぼろあんかけ。
つゆ入りの白岩小麦の自家製麺といぶりがっこ。
あきたこまちの糠アイスクリームもでてきまして量的にも十分。
どれもとても美味しかったです。
ただまあ、やはりここのメインは間違いなく名物の山の芋鍋かな。(ﾟ∀ﾟ)
すりおろした山芋が団子状になって入ったお味噌の鍋。
山芋団子の弾力と食感が新鮮で、ムチムチしてこれほんとに山芋？と思いました。
豚肉の旨い脂が味噌に溶け出てキノコや葱、山菜の旨味も混ざり合い
山芋団子と合わさって囲炉裏でいただく究極の癒やし鍋でした。
わざわざここ山奥に食べに来る価値があるといえる鍋料理ですよ。
この別館と本館は１時間に１本のシャトルバスで結ばれていて
本館の乳頭温泉本陣の湯にも入ることでできます。
本陣の方は日帰りのお客さんでごったがえしてましたけど、
この別館のお湯は宿泊者のみ利用可の完全貸切でとても静かです。
お湯と食事、宿の雰囲気と、究極の癒やしがある山の宿でした。
デザート
御食事
名物山の芋鍋
揚物
お刺身
囲炉裏炭火焼き
炙り物
岩魚たて山椒塩焼き
山菜三品
りんご甘酒
全て貸切です
宿外観
2020/02/08 更新
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朝からまた乳白色のお湯に浸かりました。
貸切のみのお風呂で４種類、そして露天もあります。
その後でのご朝食のお時間です。
夕食と同じ囲炉裏のある個室でした。
なら茸のお味噌汁が鍋に入って囲炉裏にかけられました。
山芋の鍋もそうですけど何杯でも食べられちゃう。(ﾟ∀ﾟ)
そこそこ鍋に入ってる汁を一人で全部空けきってしまうという。
そして囲炉裏が作る暖かさってのは本当に良いですね。
炙り干物もふっくらとしていておいしかったです。
素晴しい朝ご飯、ありがとうございました。
ここにずっといたいお宿ですが、名残惜しさの中、帰りの送迎バスへ。
帰りにアルパこまくさで朝の澄み切った田沢湖を眺めることができました。
乳頭温泉郷は写真で見ていたイメージのままの素晴らしさでした。
一生に一度は来ておくべき秘湯と言える場所ですね。<(_ _)>