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せいろ。秋の新蕎麦が旬です。
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田舎せいろ
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鴨南そば（温）
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天せいろ
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玉子焼
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吟ほろろ（せいろそばが付きます）
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せいろそば（吟ほろろに付くせいろ）
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スナック（お酒に付きます）
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17年11月。秋蕎麦の季節。
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蕎麦湯
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トロトロ系の蕎麦湯
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お茶
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模型
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階段前の間
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外観
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手引きの石臼
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蕎麦に関しては日本代表のひとりと呼んでよいのがこちらの吟八亭やざ和さんだと思います。
特に、１日20食限定の『田舎せいろ』は格別で、初めて食べたときはお恥ずかしながら『日本蕎麦がこんなに美味しいものだったとは知らなかった！』と唸りました。
お品書きのお値段も東京では一般的に受け入れられる平均的な価格で、おいしい名店だからといって、高級店のような高い価格が付けられているわけではなく好印象。
店主の矢澤さんは、かの名店、柏『竹やぶ』のご出身でして、1976年にお店を開業して40年を超える日本蕎麦の重鎮。
バイクのハーレーがお好きなようでして、といいますのも、店内にはハーレーで蕎麦屋の名店巡りをされた時の写真やハーレーの模型などが飾られていたりします。
待合いスペースは６～７人は座れる広さがあるのでありがたい。
店内は小上がりとテーブル席という作り。
一人で店に行った場合は相席になると思われます。
土日は昼間に混むと、蕎麦が売り切れてしまい、夜は営業しないこともありますので、遠方から足を運ばれる場合は事前に電話確認することをお勧めします。
週末昼間の利用で気を付けたいのは、欲しいものは最初に全部頼んで下さいとお願いをされるところでして、少人数で切り盛りなさっていますし、次から次へと矢澤さんの蕎麦を求めるお客様が来店されていますので、この辺りはお店と他のお客様への配慮と協力が必要かと存じます。
蕎麦がぬるい事がある点を改善していただけるともっと良いですが、やざ和さんはそれを補って余りある程のそばつゆの美味しさがあります。
お食事は何を食べても美味しく、いつも感謝の念を抱きつつ利用させていただいています。
●田舎せいろ 16年7月
熱が入らないようにゆっくりと石臼で手挽きされた蕎麦粉で打った田舎蕎麦。
まずは、そばつゆを付けずに蕎麦だけ頂きます。
ズッ、ズルッ。
蕎麦の甘みと旨み、鼻に抜ける蕎麦の香り。
何もかもが素晴らしい味わいです･･･。
うまい蕎麦ってのは、こういうもんですか。お恥ずかしながら知りませんでした。
とろみのある蕎麦湯も濃厚で美味しいですよ。
亀有に来たら必食の名店と思われます。
●せいろそば 16年11月＋17年11月
蕎麦の旬は秋。味も香りも深まるこの季節に食べるのがおすすめ。
そばを噛み、すり潰し、口の中でそばつゆと撹拌させます。
鮨人『ぐぅ･･･うまい。』
旨みが最高潮に達した瞬間を捉え、かみ砕かれたそばを口に残し、旨みの染み出たエキスだけを飲み込みます。ゴキュ。
続けて、口の中に残したそばを何度も噛みしめる。ンン～ン。
するとすると、純粋無垢なそばの甘い味わいが口いっぱいに広がるではあーりませんか。
ただひたすらに、そば中毒者の如く、この一連の動作を繰り返し、鮨人は、果てました･･･ガク。
田舎そばと比べても遜色のないそばの香りと味わいで、そこそこの太さがあって歯ごたえも楽しめます。
●鴨南そば 17年11月
大きな器にたっぷり注がれた熱々のつゆは、鴨の脂が溶け出し冷める気配すらなく湯気をあげつづけていまして、焼かれて香ばしいネギがゴロゴロ浮かんでいます。
つゆがうまい！
冷たい蕎麦も美味しいですが改めて温かい蕎麦の美味しさを実感。
●天せいろ 17年11月
衣に旨みが感じられ、そばつゆを付けずにそのままでも美味しく食べられるやざ和さんの天ぷら。
そばつゆに浸すと一層格別なおいしさに。
●玉子焼 17年7月
ボリュームたっぷりの玉子焼は、食べると玉子の層から出し汁がこれでもかとジワっと出てきます。
焼き目も香ばしく、食欲をそそる一品。熱々で運ばれてきた点も良かったです。
●吟ほろろ（写真のお料理にせいろそばがつきます） 17年7月
蒲鉾、そば味噌、昆布とニシン煮、豆腐、日本酒と相性のよいアテが並びます。
蒲鉾も豆腐も素材の良さがわかる味わいで、満足できました。
吟ほろろは、せいろそばがセットで付きますが、こちらの食べ進む頃合いを見て運んでいただけました。
●スナック（ビールに付きます）
瓶ビールはエビスでした。ビールを頼むとスナックが運ばれてきました。
●生そば（持ち帰り用）
持ち帰りの生そばを注文する場合は最初の注文時に事前にお願いしておくのがおすすめ。