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昼の点数:5.0
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¥6,000~¥7,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 2.7
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|酒・ドリンク 3.4
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP2.7
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| 酒・ドリンク3.4 ]
唯一無二の独創的な焼きの技術
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2024/01/01 更新
12:45伊東市の一鰻に到着。
メニューは、鰻丼 6,800円のみ。
7席で店内は携帯の音を消してくださいとの指示がある通り、とても静か。
店主は神経質と思えるぐらい真剣に鰻に向き合い、細かく焼き位置を変えたり、タレやうちわで調整をしながら、一匹ずつ魂を込めて焼いている。
タレをかけた米すら見直し確認したりしていた。
店内撮影禁止だが、食べ物は撮影許可をいただく。
まず、鰻のテリーヌ、大根と胡瓜の浅漬け、目の前で3本に分けてすりおろした山葵が出てくる。
鰻のテリーヌは、大ぶりで鰻がぎっしりと詰まっている…というよりは、冷製の鰻に濃いタレをジュレ状にして絡めたようなもの。
タレの味は濃いめで、鰻の美味しい味もギュッと濃縮されていて、間違いなく美味しい。
漬物の浸かり具合は軽め。
待っていると鰻丼の登場。
特大の鹿児島県産鰻が一匹丸ごと使われており、ガス火と炭で焼いている様子。
うなぎはとっても大きくて、その分だけ脂たっぷり乗っていて、ちょっとこってりすぎるかなと思うぐらいだった。
ただ、ひと口、目に食べたときの衝撃は忘れられない。身はホットケーキぐらいもこもこふわふわふっくらしていて、皮の部分だけカリッとパリパリだった。こんなにすごい食感のうなぎは食べたことがない。
うなぎの価値観が変わる。
うなぎを焼く名人だと思う。
また、うなぎの嫌な味の匂いも全くしない。
こんな焼き方があるなんて。
ご飯は、粒の小さめなものが、タレがかかってもべちゃっとならないぐらいの、ちょうどいい塩梅で炊かれていた。
タレは、ほんのり、甘口でとても居心地の良いベタベタとしていないものだった。
わさび単体で食べたら少し辛いが、うなぎにつけると全く絡みがなかった。
うなぎがよく引き立って、山椒でべちゃっとした感じが出るより良いという考えもよく分かる。
ボリュームもちょうど良く、ワンオペとはいえ、ここまでうなぎに向き合うと杯数も大して出せないだろうから、6,800円と言うお値段でも納得感がある。
ハレの日のうなぎといったところか。
焼いているや食べている最中はピリッとした真剣で、居心地の良い空間だが、食後は和やかに店主さんと会話も楽しめた。
焼きの大名店だと思う。