2回
2020/08 訪問
パーフェクトなサービスがさらにお食事を美味しくしてくれました。
ダイナースにとてもリーズナブルなプランがでていたし
娘も高校生になったことだし、と
家族で行って参りました。
イタリアに住んでいたころに出かけたパリで
上の2人を主人の友達ご一家にあずけ
パリの本店にお邪魔したのは良い思い出です。
シャルドネ100パーセントの2013年の
シャルルマーニュで乾杯。
スッキリしていて美味。
白い陶器のドームの中は毛蟹のムース
震えるほど美味しい蟹のムースでした。
下の金糸瓜の独特の歯応えとの相性は抜群でした。
スープは幼鴨のコンソメジュレの上に
イエロートマトのガスパチョが注がれて供されました。
繊細な幼鴨の香りが消えないように
ザックリと混ぜていただくようにアドバイスされます。
5人だとシャーパーニュも快調に消費されるので
スープの前には次は何にするか聞かれます。
状態のよい2005年のブルゴーニュの赤。
主人は2001年のものが飲みたかったらしいのですが
2005年をおすすめされました。
栓が抜かれてお肉を待ちます。
お魚はスズキのグリエ。
水分を飛ばして歯応えを出したスズキ。
噛むごとに香ばしいスズキの香りが
口一杯に広がります。
せっかくなので
白ワインもグラスでいただきました。
ブルゴーニュのグラスで五千円。
デギュスタシオンなのでハウスワインという
位置付けでしょうか。お味はまあごく普通。
そしてメイン
幼鴨の黒オリーブソース。
少し苦味のあるソースで
鴨をさっぱりといだけます。
私はとても好きでした。
赤ワインともとても良くあいます。
この赤ワインがやはりおすすめされだけあり
強いけれど軽やかで美味でした。
オプションでチーズをいただきたかったのに
残らない!
あっという間に1本あけてしまいました。
チーズはワゴンサービスではなく
厳選した5種類がガラスのドームに入って参りました。
春に芽生えたばかりの柔らかい若草をたべた
今が旬の山羊のチーズをはじめ5種類全て
お皿に盛り付けていただいたのに
もう完全に酔っ払っており
まともなお写真がありません。
チーズに合わせるようにオレンジの花の香り高い
蜂蜜やベリーのソースや
イチジクとくるみのパンも添えらていたのに。
チーズに合わせたのはボーイズはコニャック。
私は美味しいポートワインをとリクエストして
40年もののタイラーズでした。
コッテリと甘くて甘露のよう。
チーズとものすごく合いました。
デザートはメロンとパイナップルとブランマンジェ。
サラダのようなビジュアルで。
お腹が限界なのでさっぱりさが嬉しい。
コーヒーはサロンでいただきました。
小菓子はマドレーヌとパイ。
こちらの小菓子も甘さを極限まで控えたもので
バター香りがすごくたっていました。
美味しいフランス料理が食べられるレストランは
本当にたくさんありますが
全てのサービスが折り目正しく
でも慇懃無礼ではなく
あたたかくて心地よく
日本でこちら以上のサービスを受けられるレストランは
ないのではないでしょうか。
どの方からもサービスのプロとしてのプライドを感じ
ニューオータニの良心が集結している気がしました。
2020/08/23 更新
素敵な深い
トゥールダルジャンブルーの回廊に
足を踏み入れた瞬間から
背筋がスッとのびて
優雅に振る舞いたくなる
劇場的な空間です。
本日は夏らしい貝のマリネからスタート。
これまで扱っていなかった食材な気がします。
アーモンドミルクのババロア?ムース?の上に
並べられた夏の貝とお野菜。
ハウスシャンパンをボトルでお願いしましたが
ノンアルコールのお食事用ドリンクも
オーダーしました。こちらのドリンクの方が
貝には合う感じがしたので
ソムリエさんに伺うと
お料理にもう少し酸味があったら
多分シャンパンの方が合うのでは、との
ことでした。深い。
2品目はエイヒレのムニエル
一切れ一切れの大きさから
本体の計り知れない大きさがわかります。
エグゼクティブシェフが
グルノーブルのご出身で
グルノーブルではエイを
ムニエルで食べるそうです。
新鮮なうちに調理できるが
故の名物料理なのでしょう。肉厚でジューシー。
どこか懐かしい味でした。
幼鴨の前に
記念日だったので
2005年もののワインを開けていただきました。
優雅なデカンタージュにうっとりします。
ワインのふちにはオレンジ色がでていて
深みのある美味しさ。
幼鴨のシャトーブリアンソースは
もちろん美味しかったのですが
ワインを味わうための幼鴨という感じで
ございました。
ワインを最後まで堪能するために
チーズもお願いしました。
せっかくなので全部のせ。
マリアージュという言葉がしっくりするのは
やはりチーズの方でした。
どれも大変美味。
デザートの前に
チョコレートのお誕生日ケーキ。
初夏らしい素敵なスタンドにのって
恭しくご登場。
デザートは
ピーカンナッツのタルト
リュバーブのソルベ
ピーカンナッツを前に押し出したデザートって
フランス料理ではあまり見かけない感じがします。
こちらもグルノーブルスタイルということ
でしょうか。
大ぶりの立派なナッツと
甘酸っぱいリュバーブのソルベが
大変美味でした。
グリーンが目に眩しい
フレッシュハーブティーと
フィナンシェで〆。
トゥールダルジャンブルーの
回廊を踏みしめて戻っていくごとに魔法は解け
現実に戻っていくのでした。