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鯛
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クエのコンビネーション。フリットと、ミキュイ。
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秋のスペシャリテ、栗のソース。具材はキノコと、フォアグラのソテーが潜んでいる。
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メイン・猪肉のピカタ、フルムダンベールソース
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クレムブリュレ
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タルトタタン
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和栗のタルト
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胡椒のアイス
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プティフール
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幾つかある別格フレンチの一つ。グランメゾンという言葉で表現していいのやらわからないが、去年〈シェ・イノ〉に行ったあたりから、目を付けていたお店でもある。
多分、ここを食べたら何もやる気がしなくなるだろうという気もあり、休暇の最終日の平日にランチのコースを予約。
行ってみると、意外に一人客も居たりする。知り合いのソムリエが、堂々たるグランメゾンで働いていた時代、結構、一人で来るお客さんいらっしゃった、みたいなことを言っていたが、確かに食を愛してやまない紳士や、品のよいマダムがこういうお店で食べていると絵になる。
料理は圧巻。皿の数はアミューズ1品を除きわずか3皿だが、圧倒的な満足感に満たされる。やはり私は、ちまちま細かい一品を数多く出されるより、どっしり存在感のある皿とワインをしっかり合わせるほうが圧倒的に好み。
ということで、ワインも、食前酒にシャンパーニュ、間、料理ごとにバイザグラスでとオーダー。ペアリングコースではないけれど、実質ペアリングみたいなもの。
出来上がりのお値段はゴツいが、2時間を優雅に、かつ、心まで満たされる料理とサービスに触れられて大変満足。そんなおいそれとは行ける店ではないけれど、また行きたい。
以下、フレンチの時にお決まりの不必要に長いコメント。
◆アミューズ:鯛のマリネというか、カルパッチョというか
食前酒のPol Roger, Brut Reserveでそのまま合わせる。
鯛そのものも美味しかったが、京都で熟成させた旨みたっぷりの鯛を食べた後だと普通。その後の前菜という名の、メイン格の料理のインパクトに総てかき消された。アミューズなので、それでいいと思うが。
◆前菜:クエのコンビネーション。フリットとミキュイ。キャビア添え、ほうれん草とチョリソのサラダが乗る。
ワイン:アルザス/ピノグリ, 2020
前菜の時点で圧倒的クオリティ。絶妙な火通しの、クエのフリットとミキュイ(火の通し切る前の半生)。その上に乗っている軽くソテーしたと思われるほうれん草まで完璧に美味しい。
ワインとの組み合わせは完璧とは言えなかったものの、食べていて思ったが、調理法も2種あり、ワインとは難しいキャビアも乗って、となると合わせるのは中々難しい。オレンジワインぐらいしか思いつかなかったので、手持ちの中ではベストのものを出していただいたと思う。
◆スープ:中津川産栗のスープ。茸、ソテーしたフォアグラ入り。
ワインはなし。
秋冬の時期のスペシャリテらしい。と、言うだけあって、ポタージュ的な仕上がりの栗のスープに、キノコ類が香ばしく存在感を主張。また、ソテーしたフォアグラが中に潜んでおり、これがまた、栗のポタージュと絡んでえも言われない美味さ。完成度がとにかく高い。
◆メイン:猪のピカタ。フルムダンベール(ブルーチーズ)のソース。
ワイン:Famille Perrin, Chateau Neuf Du Pape, 2019
料理の完成度で言えば栗のスープには劣るものの、これまた濃厚な味わいを放つソースと、美味しく調理されたジビエが織りなす絶品。そう言えば豚って、猪を家畜化した獣だったな。ややクドさのあるフルムダンベールのソースと、卵で閉じられることでマイルドになった猪肉がとにかく美味しい。
加えて、南仏・ローヌが誇る美酒、シャトーヌフデュパプをグラスでいただく。2019年、まだまだ若いヴィンテージだが、十分美味しいチャーミングな味わい。グルナッシュ多めとの説明だったが、これが猪肉と完璧な組み合わせ。
◆デセール:クレムブリュレと、ケーキワゴンからタルトタタン、和栗のタルト。胡椒のアイスクリーム。
デザートワインまで勧められたが、さすがに昼間からへべれけというのも不作法なのでここでやめ。
クラシックというか、トラディショナルというか、な、自分としては安心感のあるデセール。