甘いもの好きさんが投稿したCrony(東京/乃木坂)の口コミ詳細

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美味すぎてフリーズする瞬間を探す日々

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移転Crony乃木坂、広尾、表参道/フレンチ、ワインバー

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  • 夜の点数:4.7

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.4
2回目

2017/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

再訪です。やはり凄かったです

前回の初訪問で衝撃的だったクローニーへ再訪です

今回のコースは以下のとおり

じゃがいもと豚肉 竹炭衣のコロッケ - クローニーの定番ですね。優れたバランスを感じるジャガイモの甘みと豚肉のコク。「あ、クローニーに来た」って感じる一品ですね

モロヘイヤ、カツオ、山椒 - 低温調理のカツオに山椒を合わせて、モロヘイヤで包みました。モロヘイヤが破れたあとに弾けるカツオの旨味にフリーズです。本当に「うわ、すごい!」と感じた一品

とうもろこし、自家製ビーフジャーキー - とうもろこしのフリットです。衣は自家製のビーフジャーキーを細かくしたものです。濃厚な肉の旨味ととうもろこしの甘みの融合に悶絶です。下にあるのは乾燥したとうもろこしなのですが、甘みがギュッと凝縮されていて、これも全部食べたかった...

トマトエキス - トマトから取ったエキスにオリーブオイルを差したスープ。スッキリとトマトの旨味が味わえる一品。オリーブオイルでしっとりとした味わいが添えられています

車エビ、桜えび、人参、カカオニブ - 車エビと人参で作ったウエハースに桜えびのパウダーがかかっていて、下に車エビのペーストに人参とカカオニブのペーストが合わさっています。ペーストは超が付く滑らかさでフワッと軽い味わい。エビの旨味が効いているウエハースとのコントラストがブッ飛びの美味。連れが「もう一個食べたいくらい」と絶賛。本気でコース2周する?と考えましたが、連れが「秋にも行きたい」と...なるほど

サマートリュフ、卵黄、クルミ、茄子、玉ねぎピューレ - 連続でブッ飛びました。卵黄と茄子にクルミを乗せて、玉ねぎピューレを添えてあります。そこに細かくスライスしたサマートリュフ。柔らかさと滑らかさの食感が...もう...大変

自家製パン - 料理に合わせるパンというより、これが一品料理と言ってもいいくらい、バターと塩の広がる味わいと香ばしい焼き目と中のしっとり感に、もう...止まらない...病みつきになる美味しさ。前回も店出たあと「あのパン、また食べたい」が合言葉になります

まな鰹、ズッキーニ、ウニ、甘夏の皮を乾燥 - 絶妙な火入れのまな鰹にウニのソースが乗っています。さらに薄くスライスされて、一枚は漬けたものともう一枚は焼いたズッキーニ。ズッキーニの旨味と魚の旨味の相性がいいですね。甘夏の皮を乾燥してパウダー状にしたものをかけていて、夏らしい爽やかな後味にも唸ります

福島軍鶏、万願寺唐辛子、パプリカソース - 軍鶏のソテーにパプリカソースが添えられています。上には焼いた万願寺唐辛子。言われるまでパプリカだと思えないほど、コクがあって滑らかな野菜の旨味があり、万願寺唐辛子はしっとりと艷やか。そして、スモークされた香りがあり、どうやって作ったのか分からない今まで味わったことない味でした。お店の人に聞いたら、万願寺唐辛子は焦げるまで焼いて、焦げを剥がしているそうです。それをソースとソテーに使っているそうです。不思議なしっとり感とコクが出て、さらにスモーク感を付けてお客さんの食欲を引き出しているそうです。食べて驚愕、聞いて驚愕の一品でした

ブルーチーズのタルト - チーズはフルムダンホールという種類だそうです。絶妙な柔らかさのタルト生地に花火が弾けるように広がるブルーチーズのコクがはかなく消えると、あ...って感じです

ラベンダーの液体窒素冷凍、ブルーベリー、サワークリーム - デザートの一品目はブルーベリーに液体窒素で冷やしたラベンダーエキス、そしてサワークリームが添えられています。液体窒素で冷やしていますが、冷たいというよりしっとり感が印象的。サワークリームの爽やかさもあり、とても食べやすい一品

お米のアイス、酔仙 - 定番のお米のアイス。ちょうどいい温度で滑らかさがあり、絶妙な甘みで美味しいです。今回の日本酒は震災で止まっていた生産が再開された酔仙というお酒。復興支援をしたい、ということでこの銘柄を使っているそうです

アーモンドの小菓子 - アーモンドのペーストを石に見立てた一品。甘さ控えめでアーモンドのコクが活きてますね

食べて興奮しすぎたせいか、駐車場に戻ってきたとき、ちょっと呆然としちゃいました。他のお店で似たような料理を食べることがありますが、漠然とした感覚ですがバランスの良さや食感の良さを感じます。猛烈に再訪したい感覚に襲われています

  • サマートリュフ、卵黄、クルミ、茄子、玉ねぎピューレ

  • まな鰹、ズッキーニ、ウニ、甘夏の皮

  • お米のアイス

  • 自家製パン

  • じゃがいもと豚肉 竹炭衣のコロッケ

  • モロヘイヤ、カツオ、山椒

  • とうもろこし、自家製ビーフジャーキーの衣

  • トマトエキス

  • 車エビ、桜えび、人参、カカオニブ

  • 福島軍鶏、万願寺唐辛子、パプリカソース

  • ブルーチーズのタルト

  • ラベンダーの液体窒素冷凍、ブルーベリー、サワークリーム

  • アーモンドの小菓子

  • 白ワイン

  • 白ワイン

2017/07/23 更新

1回目

2017/02 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

素晴らしい発想の天才シェフ

マイレビュアー様のレビューで知りました。TIRPSEのシェフがこちらへ移って開店したようなので、期待大。ということで、初訪問です

高樹町ランプの目の前にたたずむ入り口から階段を降りると、Cronyの入り口があります。中は比較的こじんまりとした落ち着いた雰囲気です

カウンターに通され、キッチンを眺めながらのディナーになりました

最初の前菜は3品

じゃがいもと豚肉 竹炭衣のコロッケ - 石の中に混じっています。時々、石を口に入れてしまうお客さんもいるそうで...竹炭の衣は紙のように薄く、持っても壊れないギリギリの柔らかさですが、衣が割れると、口の中で弾けるようにジャガイモの甘みと豚肉の旨み広がります。あぁ、ここも点数高く付けそうだな~、という予感

菜の花揚げ - シンプルに、菜の花の先の方だけを揚げた料理。菜の花のほのかな緑が感じられる一品

人参とウニ - 極薄に揚げた人参をウニのペーストで挟んであります。揚げた人参がウニを押して、口の中で広がる食感に唸ります

鶏ブイヨン 菊芋のスープ - 鶏ブイヨンは少し辛いとすら感じる濃厚さなのですが、この辛味が鶏ブイヨンの深いコクのなかで爽やかに広がり、思わずフリーズです。夏の野原で見た流星たちのよう

ボタン海老のタルタル 根セロリ - ボタン海老のタルタルを玉ねぎの中に入れた一品。玉ねぎの透明感がある食感に強い存在感を感じます。白いホイップ状の根セロリペーストのコクとボタン海老の甘みがふんわりと広がります

タラの芽の泡 鴨ハツ グリーンピース - タラの芽は柔らかい感じの味わいで、グリーンピースの弾けるようなフレッシュな食感が見事。鴨ハツが驚くほど柔らかく(プリン???)、鴨の旨みが出ているので料理全体に肉のコクが出て、味わいのバランスを取っています

ここでパンが来ました。シェフがアメリカでパンの修行をした時に、先生に貰った酵母とブレンドして、2段階発酵してから水分が抜けていない状態で焼き上げたパン。これが、凄く味わい深く、食感はシュクレクールのパンに似ていますが、周りがカリッとしていて、こちらの方が軽い食べ心地です。これ自体が一つの料理として成立していると思える出来

萩産のブリ ワカメ 新キャベツ - ブリの脂が溶けかかった時に火入れを止めていて、ブリの旨みが出ている空気を食べているようなエア食感。「今なら、おいら飛べる!」とか思っちゃう位の軽い食感。細切りにしたワカメの柔らかい食感と新キャベツのほのかな甘味が口の中で飛ぶように広がります

鳩のロースト マッシュルーム 黒にんにく - 鳩って堅いイメージがありましたが、「シャトーブリアン?じゃないよね!?」と思わせる恐るべき柔らかさ。あとでマネージャとお話ししたら、下処理で乾燥させてから焼くそうです。TIRPSEの鹿も乾燥オーブンというものがあるらしく、プリンのような弾力で驚きましたが、まさに再来。角切りにしたマッシュルームと同じ柔らかさで、唸るしかありませんでした。鳩の旨みもしっかりしていて、黒にんにくのペーストが滑らかさもひとしお。ナイフが斬れ味抜群のペルスヴェルなので、潰さずに綺麗に切れたのもポイントですね

ブルーチーズ(液体窒素加工) - 最初は普通のチーズ感ですが、あとのほうでブルーチーズの味わいに変化します

レモンメレンゲ 日向夏 焦がしバター - メレンゲがサラサラと口の中で爽やかに溶けていきます。焦がしバターの滑らかな味わいと日向夏の甘い酸味が2段階で演出

お米のアイス - お米を使っているので、餅のような粘りがある不思議な食感のアイスです。日本酒をかけて食べるのですが、私はかけずに連れだけ日本酒を投入です。日本酒入れなくても、十二分においしいですね。独特なとろみのおかげで、甘さ控え目でお米のコクが口の中で優雅に残り、それが気持ちいい一品。お米が囁いている黄金色の田んぼが見えるような感覚

ヘーゼルナッツのクッキー - サラサラとほぐれながらヘーゼルナッツの旨みが広がるクッキーで、甘みは控え目

グァテマラコーヒーが飲みやすくて、滑らかな味わいでした

パンが出たくらいから満席になって、待っている時に厨房を眺めていました。シェフが鍋を2~3秒手を動かしてから、クルッと盛り付けの棚へ反転して、棚を拭いたり、オーブンを見たり...全く鍋を見ずに他の事をテキパキとこなしていました。時間が来ると、鍋に戻って数秒で火から出して盛り付け、という動作。仕事が速いだけでなく、無駄の無さが凄いですね

仕事が速い人は、オペレーションに使う時間が普通の人よりも少ないので、その空いた時間に他の事や考え事をします。その考え事をする余裕がアイデアを想像していき、その積み重ねが天才的な料理を作れるのでしょうね

連れが「再訪したい」と言っています。もちろん、再訪確定です

  • タラの芽の泡 鴨ハツ グリーンピース

  • 鳩のグリル マッシュルーム 黒にんにく

  • お米のアイス

  • 自家製パン

  • じゃがいもと豚肉 竹炭衣のコロッケ

  • 菜の花の揚げ物

  • 人参とウニ

  • 鶏ブイヨンと菊芋のスープ

  • ボタン海老のタルタル 根セロリのソース

  • パンのヨーグルト

  • 萩産のブリ ワカメ 新キャベツ

  • ペルスヴェル

  • スパークリングウォーター

  • シャンパン

  • シャンパン

  • ブルーチーズ(液体窒素加工)

  • レモンメレンゲ 日向夏 焦がしバター(上から)

  • レモンメレンゲ 日向夏 焦がしバター(横から)

  • ヘーゼルナッツのクッキー

  • グァテマラコーヒー

  • 最初のお皿

  • 入り口の表札

  • 入り口

2017/02/23 更新

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