3回
2024/05 訪問
スペインのパエリア世界大会優勝者
初訪問から早三年、行きたい行きたいと思っていたのですが予約は二人以上で一緒に行ってくれる人が出てこない。そんなある日、いつもの友達が予約が取れないスペイン料理店の話をしてきたので「旦那!旦那!ここのパエリア...ヤバいっすよ(ニヤニヤ)」と誘ったら乗ってきたので、やっと再訪出来ました
予約はTableCheckから
https://www.tablecheck.com/ja/shops/anocado/reserve
今回は
【1stドリンク付】基本の”き”のコースとランクアップで最高級ハモンイベリコベジョータを追加しました
食べれる方は、ご要望欄にパエリア二種と入れると、魚介パエリャと季節のパエリャの二種用意してくれるそうです
今回は19:30で予約したので電車で帰るのはかったるいと思い車で行きました。都内からお店の前を過ぎた先の信号を右に曲がるとコインパーキング(18:00から夜400円打切り)があります
今回の内容は以下のとおり
飲み物は、ノンアルコールワイン(白)のあと、ノンアルコールワイン(赤)を頼んだらVERITASじゃないですか!?スペインワインをドイツでアルコールを抜いたドリンク、二杯飲みました。甘みがなくて、ブドウの濃く深い味わいで美味しい
蕪とそら豆のポタージュ - 柔らかなコクに悶絶。このバランスの良さがアノカドクオリティ。添えられたケークサレの絶妙な食感に悶絶
ポルポロ - スペインのお菓子にブルーベリー添え。儚くほぐれる食感に脳内がハレルヤ
36ヶ月熟成ハモンイベリコ - 厚めにスライスしたハモンイベリコの上品な旨味だけでなく、マスカルポーネ、オリーブ、メロンがそれぞれハイクオリティでハムとの相性も素晴らしい。ホタルイカフリットの食感がトドメ
自家製真いわしのマリネ - 岩手県産イワシは香りが良く、濃厚なオリーブオイルとのバランスに悶絶。ワタシ的には最強のイワシマリネ
スパニッシュオムレツ - 熟成キタアカリ添え。食感と出汁の味わいに悶絶。キタアカリの甘みにも唸ります
小えびのアヒージョ - 海老の旨味とオリーブとニンニクのバランスに悶絶。なんか別世界です
スペイン式肉団子 - 濃厚な肉の味わいとバランスの良いトマトの味わいに悶絶
魚介のパエリャ - 三年ぶりのパエリア。抜きん出た出汁の美味しさとお米の食感にフリーズ。ムール貝や海老の旨味も一味違います
三種のチーズを使ったチーズケーキ - バランスの良いチーズに悶絶。ブドウがやたら美味しい
パエリア以外の料理もクオリティ高くて悶絶の連続でした。個別の食材から素晴らしい。また、来ます。次回はパエリャ二種で!ごちそうさまでした
魚介のパエリ魚介のパエリャャ
36ヶ月熟成ハモンイベリコ
自家製真いわしのマリネ
小えびのアヒージョ
スペイン式肉団子
ノンアルコールワイン(白)
VERITAS
蕪とそら豆のポタージュ
ポルポロ
マリネのパン
スパニッシュオムレツ
アヒージョのパン
三種のチーズを使ったチーズケーキ
紅茶
2024/05/13 更新
2021/04 訪問
世界一を獲ったパエリヤ
マイレビ様からのお誘いに参加させてもらいました、初訪問です。丸の内線南高円寺駅から700mくらいでしょうか?ぶらり散歩でお店へ到着です。木の雰囲気が印象的で、内装は落ち着いており、照明も控え目でシックな空間です
なんと、こちらのオーナーシェフは、本場スペインのパエリャコンテストへ日本代表として参加して優勝もしているという凄腕、なんか期待しちゃいますね、どんな味なのか想像出来ません
スペイン料理、ってみんなでワイワイ食べるイメージですが、私はコース仕立てで一人ずつに料理を出してくるお店へ行くことが多く、パエリアも大きなプレートで食べることは人生でも数えるほどしか食べていないです。そして、いつも「まあ、こんなものかなぁ?」って感じでした。こちらで食べるまでは...
今回のコースは以下のとおり
パプリカポタージュ - スペイン料理といえば野菜が特長。滑らかな飲み心地と軽い味付けが上品
ここでバケットが出てきます。少しハードなタイプで、小麦のワイルドな香りにオリーブオイルのコクがいいバランス、唸る美味しさです
ポルポロン(焼き菓子) - 前菜の前に出てくるお菓子ということもあり、甘さは控え目でホロホロと軽い食感、添えてあるベリーのジャムが上品に添えています
前菜 - 生ハムはコクのある熟成感を感じる美味しさで、白いマスカルポーネの絹のような口当たりと透明感のある味わいに唸りました
自家製真いわしのマリネ - 生き生きとしたフレッシュ感のある味わいながら、しっとりと熟成感も感じるイワシに悶絶。バランスの良さ=シェフのセンス、なんだろうなぁ~
スパニッシュオムレツ - 千葉県平飼い卵で作ったキッシュです。卵のコク、じゃがいもの軽く弾ける食感、玉ねぎの濃厚な旨みと甘みが波状攻撃にフリーズしました。とてもキレイな味わい
小エビのアヒージョ - 出てきたときに既に香りの良さがあって、食べると脳内の小人が「今まで食べたアヒージョじゃない!」と駆けずり回るくらい上品なコクとエビの絶妙な弾力と旨みにフリーズです。これも凄いなぁ...
スペイン式肉団子 - 肉肉しく仕上げました、との説明通り、とても肉肉しいですが、ダシのコクがしっかり詰まっていて、それでいてしつこくない上品さに唸ります
魚介のパエリャ - シェフみずから出来上がりをプレートで見せてくれます。一枚焼くまで1時間以上かかるそうです。「ヲ、ヲラの知っとるパエリアと違ぇだぁ」と、思わず脳内が訛るくらい香りがすごくいい。そして、シェフが取り分けてくれます。パエリャって、こういう味わいなんだ、っていうくらいダシの香りが良く、味わい滑らか。お米はおこげのような食感ですが、お米自体が少し削られて小さくなったような大きさに感じるのも不思議な感覚で、しっかり味が浸透していて粒単位で美味しい。もう、走馬灯がRunawayするくらいのロングフリーズ、地底人が初めて日光に当たった感覚
チーズケーキ - デザートは3種類のチーズを使ったチーズケーキ。滑らかな味わいにコクがしっかりしているのに、キレのある後味の良さに唸ります
今まで触れることが出来なかったパエリャの核心に触れたような美味しさでした。素材とダシのこだわりをものすごく感じます、スパニッシュならではの優しい味付けが素晴らしいです。ぜひとも、再訪したいですね。ごちそうさまでした
魚介のパエリャ
スパニッシュオムレツ
自家製真いわしのマリネ
小エビのアヒージョ
ウエルカムドリンク
パプリカポタージュ
バケット
ポルポロン(焼き菓子)
ハモンヘベッコ、オリーブ、チーズ
小エビのアヒージョ
スペイン式肉団子
魚介のパエリャ
魚介のパエリャ(取り分け)
チーズケーキ
カフェコンレチェ
2021/05/01 更新
anocado行きたいなぁ...ということで同行者ゲット。再訪しました
予約はTableCheckから
https://www.tablecheck.com/ja/shops/anocado/reserve
季節のとっておきコースを予約しました。それと備考欄からパエリャ追加(その日の魚介)しました
この日のコース内容は以下のとおり
飲み物はVeritas白(ノンアルコールワイン)。スペイン産のワインをドイツでアルコール抜きした飲み物。絶妙な渋みと甘くなくて、ノンアルワインで一番好み
蕪のスープ - 蕪の優しい旨味に悶絶、あー、アノカドの味わい
ポルボロン - スペインのお菓子。儚い食感に唸ります
赤貝とえんどう豆の冷製 - プルプルな赤貝の食感にエンドウ豆のムースから来る透明感ある味わいのコントラスト、パチっと広がるグリーンピースの食感と旨味に唸ります、苦みの無いセロリがアクセント
姫竹のサルモレホ - アーティチョークの代わりに筍、サルモレホのキレイな野菜の旨味と生ハムの旨味に柔らかい姫竹の食感に悶絶、マンチェゴチーズがアクセント。添えられたバケットはサクサクで明太子っぽいソースも良いですね
Veritas赤、これも美味しい(そして、おかわり)
スパニッシュオムレツ - アノカドのキラーコンテンツ。ハリのある食感のオムレツから広がる新玉ねぎの甘みにフリーズ、ジャガイモの柔らかい食感
桜えびのフリット - 添えられたワラビが凄く美味しい。フリットのサクサク感としっとり感のハイブリッドな食感に悶絶、ピキージョの旨味
ガリシア栗豚 - ソテーと煮込み。煮込みは日向夏とアーモンドのソースで栗豚の脂身から出る旨味を活かすソース。ソテーの豚肉はストレートな甘みで悶絶
鮎と川海老のパエリャ - お米はあきたこまち。染み込んだ出汁の味わいにフリーズ。シェフが「今日の鮎は脂乗り良い」とのこと。ホクホクな鮎の身が美味しい
イカスミのパエリャ - イカスミの雑味ない旨味とフルフルなイカの柔らかい食感にフリーズ、野菜の旨味も活きてます
デザート - しっとりとしたチーズケーキの食感、向こうから取り寄せたチョコのアイスがとても良いカカオ感で唸ります
さすがのアノカドクオリティでした。全体的な味付けバランスとセンスの良さに唸りますね。また、来ます。ごちそうさまでした