甘いもの好きさんが投稿したレヴォ(富山/城端)の口コミ詳細

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美味すぎてフリーズする瞬間を探す日々

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レヴォ城端/イノベーティブ、創作料理、郷土料理

2

  • 昼の点数:4.8

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.3
2回目

2024/09 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

レヴォから始まる異世界フレンチ

遠征二日目で今回の目的、去年衝撃的だったレヴォに再訪しました。今回も自分の車で富山まで自走して前泊しました
富山駅から約1時間半、山道を登って県道の左側にシレっと立ってるL'evoの看板を左に入って狭い橋を渡った先にオーベルジュ
山の中に立派な建物のレストランは異世界感を感じます

事前にTableCheckからおまかせコースで予約しました
予約は12時ですが、11時半に到着。お店の方がウェイティングルームへ案内してくれます

今回の内容は以下のとおり

森の雫 - ウェルカムドリンク。イタヤカエデの樹液。スッキリしつつ、かすかな甘みに繊細さを感じます

飲み物は、ノンアルのオリジナルカクテル。リルというハープを使っていて爽やかな苦みが気持ちいいです

前菜5品
甘鯛クロケット - さすがの食感と透明感に悶絶、甘鯛の甘みがキレイです
グジェール - ヤギのチーズと満寿泉の酒粕。生地の儚い食感と優しい香りのチーズに悶絶
メレンゲ赤ビーツ - 中は鶏のムース。赤ビーツの華やかな甘みと香りが一気に広がり、鶏の旨味が遅れて広がりフリーズ。これは現実か?
白エビ燻香 - 薪で香りをつけた白エビ、下は餅米のせんべい。白エビの旨みと軽い薪の香りに唸ります、せんべいの軽い食感と良い香り
ゲンゲと山椒の殻 - ゲンゲという深海魚。カリっとした食感と山椒で独特のキレがある香りに唸ります

次のドリンクは、ノンアルメルロー。こんなに深みあるブドウジュース初めて、悶絶の美味しさ

- 鱧ダシのジュレにじゅんさい、モロヘイヤペースト、じゃがいもピューレ、ウニ、花など。ジュレの涼やかで白身の旨みにフリーズ。じゃがいもピューレのクリーム感が素晴らしいアクセント

自家製米粉のパンは、フワッと軽い口当たりと香りの良さに唸ります

太刀魚 - パイ生地に太刀魚、加賀太きゅうり。パイのサクサク感、太刀魚のしっとり感、細いキュウリしなやか感には、死に戻りしてもう一度食べたいと思える抜群の食感でフリーズ

月ノ輪熊 - 近くで捕獲した月の輪熊で二ヶ月熟成。ミズ、ツルムラサキ、トマトセック、クマのコンソメジュレ。熊肉の驚きのしなやかな食感、ミズという山菜の蒼味とみずみずしさが良いアクセントで唸ります

大越中バイ - ウイスキー樽で燻したバイ貝、ヘチマとワカタイというハーブ、下には粒上に練ったジャガイモ。バイ貝の柔らかい食感と旨みの強さに悶絶。ヘチマの蒼味と米っぽい食感になったジャガイモがアクセント

すっぽん - 天然すっぽんのミンチ。万願寺、グリーントマト、大葉、トウモロコシマイスシート。大葉とトウモロコシのシートに包んで食べます。トウモロコシの甘みとすっぽんの旨みに悶絶

二個目の自家製パンは、周りがシュー生地のカリカリ感、中は小麦の旨みに溢れています

大門素麺 - レヴォのスペシャリテ、半生そうめんにヤギチーズのスープ。やっぱり、レヴォに来ないと味わえない味わいに再び走馬灯、脳内にアメージンググレースが流れます

L'evo鶏 - 4種の鶏を掛け合わせた45日育成の鶏に餅米が入った一品。絶妙な食感と旨味にフリーズ、お米も美味しい

ヨロイイタチウオ - 米の衣、素麺かぼちゃ、ビーツ、マイクロリーフ、富山海老卵。米の衣の儚い食感と太刀魚の軽やかな食感にフリーズ

ウリ坊 - 近場で猟師が捕った猪、茄子、ツルムラサキ、鹿熊猪のソース。猪肉の部位はイチボ。しっとりと雑味の無い味わいに溶ける茄子の食感と旨みがアクセントで悶絶

ゆうかメロン - 高岡産メロン、黒文字、炭酸泡、バニラアイス。ほのかな炭酸の爽やかさとメロンの旨みと黒文字のコク。食べ進めるとメロン果汁の甘みが濃くなります

黒文字 - デザートは、黒文字からパイ生地とクリームとパウダーを作成。生地のパリッと感と挟まれたクリームの滑らかな食感、パウダーのサラサラ感がアクセントで悶絶。花以外、全部黒文字なのも凄いなぁ~、と感嘆する一品

ミニャルディーズ - 加賀棒茶タルト、エゴマフィナンシェ、桑茶シューアイス、黒イチジクタルト、フランボワーズとミルク生キャラメル。どれも食感が良くて、シューアイスの桑茶の香りとタルトの滑らか感が特に悶絶でした

初訪問は情報多すぎて脳が処理しきれなかった美味しさで、今回少し落ち着いて食べれましたが改めて凄さを実感
ここは現実なのか?と錯覚するような美味しさですね。また、来なきゃ。ごちそうさまでした

  • L'evo鶏

  • 太刀魚

  • メレンゲ赤ビーツ

  • 大越中バイ

  • 森の雫

  • 甘鯛クロケット

  • グジェール

  • 白エビ燻香

  • ゲンゲと山椒の殻

  • 自家製米粉のパン(1/3)

  • 太刀魚

  • 月ノ輪熊

  • 大越中バイ

  • すっぽん

  • 自家製パン(2/3)

  • 大門素麺

  • ヨロイイタチウオ

  • 自家製パン(3/3)

  • ウリ坊

  • ゆうかメロン

  • 黒文字

  • ミニャルディーズ

2024/09/14 更新

1回目

2023/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

踏み入ったら抜け出せない美味しさ

一ヶ月ほど前、食べログゴールドの記事を見ていたら、こちらのお店が出てきました。予約取れないだろうなぁ~、と予約サイト(TableCheck)を見たら取れるじゃないですか?なんで???と思ったら、富山駅から山の方へ30kmほど離れているんですね。富山駅の近くにあるホテルを確保して、自宅からマイカーを自走して初訪問しました
富山駅から高速を使わず2時間ほどで到着しました(帰りは北陸道砺波IC->富山ICを使って1:20)。山に入るとR471は二車線ですが、県道34は林道になってきます。左側に少し目立たないですがL'evoの看板で左折&坂を下って数分走るとオーベルジュのコテージとL'evoが出てきます。街灯が無いのでディナーの帰りは慎重に走る必要がありそうです。ちなみに標高は600mくらい

お店はとてもスタイリッシュな内装で、広々としてリラックス出来る造り。エントランスとメインダイニングに分かれています

コースは22000円(2023/08)一択。ノンアルコールペアリングをオーダーしました
内容は以下のとおり。品数多いのでペアリングは控えめにします

森のしずく - 最初にサーブされるドリンク。樹の樹液でメープルシロップの原液だそうです。樹の香りとかすかな甘さに癒されます

スパーリングカクテル(ノンアルペアリング) - 黒文字と蜂蜜が入ったノンアルの炭酸水

prologueと呼ばれる前菜5品 - 山羊と酒粕、赤ビーツのマカロン、甘鯛のブランダードの繊細にほぐれる食感に悶絶します。赤ビーツの力強い味わいとキレの良さ。白えびの旨みとしっとり感、チップのさらさら食感がいいコントラスト。鮎掛(あゆかけ)は鮎と同じ生息圏で一緒にかかる魚。食感は鮎に似ていますが、サラッと食べれるクセの無い魚
・山羊と酒粕
・赤ビーツのマカロン、レバー
・白えびとチップ
・甘鯛のブランダード
・鮎掛

ハーブティー(ノンアルペアリング)

- 鱧の出汁とジュレにウニやじゅんさいが入った一品。ウニとじゅんさいが大きくて、素材の良さを感じます。唸る美味しさ

米粉のパン - 小麦パンに負けない味わい深さに唸ります

太刀魚 - 太刀魚のフレンチ風お寿司な構成。白身のふんわり感と下のウエハーが絶妙な柔らかさに悶絶

野草月面のお茶(ノンアルペアリング) - "野草月面"は聞き違いっぽい

月ノ輪熊 - やや食感しっかり目の熊肉。合わせた野菜とのハーモニーが、表現難しい、とにかく美味しい

よもぎ茶(ノンアルペアリング) - クリアな碧味で私好みでした

大越中バイ - 深い水深で採れたバイ貝で、驚くほどの柔らかい仕上げにフリーズです。合わせた野菜がものすごく美味しいし、味付けのバランスも素晴らしい

アオリイカ - アオリイカの中にアオリイカで作ったムース。柔らかく仕上げたアオリイカとムースの繊細な味わいにロングフリーズしました。あー、これはこの店でないと食べれない一品だ...

大門素麺 - スペシャリテ。半生の素麺を40秒茹でて、山羊のチーズとふきのとうのオイルで作ったスープ。素麺の柔らかい食感とチーズの優しいコクにロングフリーズ。今まで食べたことない走馬灯が流れる美味しさ

香川に行った時、山の方のうどんほど、町中と違った水の美味しさを感じた時を思い出し、お店の人に「お水はどこから引いてますか?」と聞いたら沢水で管を3本引いて、タンクでフィルターに通して浄水しており、シェフのこだわりは、ここの中硬水なんだそうです。もし、このお店が街中にあって水道水だと、この味は出ないので、林道を登って来る理由は水、ということになります

くれは紅茶(ノンアルペアリング) - 甘みと渋みが良いバランスで唸ります

L'evo鶏 - スペシャリテその2。生後45日のひな鳥で中に複数の部位(聞き忘れた)を入れてロースト。鶏の旨味と皮目の美味しさが絶妙すぎてフリーズ

のどぐろ - のどぐろを海老の出汁で炊いたご飯の衣揚げた一品。想像以上の繊細な食感とお米から来る旨み、そしてキャビアの旨みにフリーズしました。今まで食べたキャビアで一番美味しいと感じました

天然酵母のバケット - この味わい深さが凄かった

ほうじ茶のスパイス茶(ノンアルペアリング)

- ウリボーを熟成していて、驚くほどの繊細な味わいにフリーズです。脂っぽい重さが無く、品のある旨み

すもも&トニックウォーター(ノンアルペアリング)

ゆうかメロン、トンカ豆のムース - 丸くくり抜いたメロンにトンカ豆のムースにソーダを加えて、大人のメロンソーダに仕立てた一品。ムースのふんわり感と顆粒のトンカ豆の旨みに悶絶

アルベット、黒文字クリーム - サクサクなウエハースと黒文字のクリームの旨みに悶絶。上品な一品

小菓子 - どれも美味しかったのですが、下に敷いた自家製グラノーラもナッツの旨みが力強くて悶絶でした

黒文字茶 - L'evoさんは黒文字をよく使うのですが、このお茶の美味しさで納得しました

全てにこだわって料理を作っていることに感動しました。片道350kmほどありますが、ぜひとも再訪したいです。ごちそうさまでした。ゴールド獲得するお店って、改めて凄いなぁ...と感じた一日でした

  • 大門素麺

  • 甘鯛のブランダード

  • よもぎ茶(ノンアルペアリング)

  • 外観

  • 森のしずく

  • スパーリングカクテル(ノンアルペアリング)

  • 山羊と酒粕

  • 赤ビーツのマカロン

  • 白えびとチップ

  • 鮎かけ

  • バター

  • ハーブティー(ノンアルペアリング)

  • 米粉のパン

  • 太刀魚

  • 野草月面のお茶(ノンアルペアリング)

  • 月ノ輪熊

  • 大越中バイ

  • アオリイカ

  • パン

  • くれは紅茶(ノンアルペアリング)

  • ほうじ茶のスパイス茶(ノンアルペアリング)

  • L'evo鶏

  • のどぐろ

  • 天然酵母のパン

  • すもも&トニックウォーター(ノンアルペアリング)

  • ゆうかメロン

  • アルベット、黒文字クリーム

  • 小菓子

  • 黒文字茶

  • 外観

  • 入り口

  • 入り口

2023/09/02 更新

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