2回
2023/12 訪問
感動する日本茶
関西旅行三日目。先日、白金のイタリアンで、こちらのお店が販売している瓶のお茶を飲んで、ぜひとも行きたいと思ったお店、初訪問しました。最寄りの駅は神宮丸太町ですが、出町柳から15分ほど歩いて訪問。京都御苑に近い閑静な一角の古民家
事前に以下のサイトで予約を取りました
https://tokaseisei.com/pages/tearoom#reservation
白土というお茶二種、お菓子二種の内容です
お店は古民家で、二階はギャラリー、一階にティールーム(撮影禁止)とウェイティングスペース(撮影可)になっています
ティールームはとても落ち着いた雰囲気で、女性スタッフが3人体制です
事前にメニューからお茶の種類とお菓子を5種類から2つをチョイス
お茶は白金で一番美味しいと思ったsencha_asatsuyuから、あさつゆ、それとごこう
お菓子はラ ヴァチュールのタルトタタン、ハワイ産カカオのチョコをチョイス
煎茶:あさつゆ
熱を入れた急須に茶葉を入れて差し出してきます。蓋を取ると、すごくいい香りに唸ります。少し蒸らしてから、温度が低いお湯を少しずつ注いでいきます
湯呑に20mlくらいのお茶
一煎目 - 素晴らしい甘みにフリーズしました。頭の中にお茶の新芽が勢いよく萌える感覚。玉露の美味しさもさることながら、今まで飲んだことない甘みの力強さにただただ感服...あー、びっくりした
ニ煎目 - 一煎目は低温のお湯で、二煎目は温度の高いお湯で淹れます。少しクリアな味わいになり、ほのかな渋みが心地良い
白金で飲んだ瓶は水出しに近い製法で凄く美味しかったですが、煎茶の方が茶葉のポテンシャルが引き出されますね
ラ ヴァチュールのタルトタタン
深みあるコクに悶絶。上の焦がしが良いビター感、リンゴの上品な甘みとスッキリした酸味
ラ ヴァチュールをBMしました
煎茶ごこう
蒸した茶葉の力強い香りに悶絶
一煎目 - あさつゆの甘みに驚きましたが、もっと凄かった。初めて経験する力強い甘みにロングフリーズしました。血液がお茶になったんじゃないか?っていう位、ぐいぐい浸透してくる幻覚
ニ煎目 - やはり少しクリアな味になりますね。少し渋みもありますが、甘み、玉露の旨味、渋みが良いバランスでフリーズします
三煎目 - お湯が出され、自分で淹れてみましたが、渋みが勝ってバランス崩れたなぁ...巧く淹れられる人間になりたい。ついでに痩せてキレイになりたい(それは無理だな)
ハワイ産カカオのチョコ - 不思議な味わいと食感。ごこうにやられて脳がショートして言葉にならない
追加で瓶のお茶を15mlずつ飲める、というので「ごこう」と「かなやみどり」をオーダーしました
sencha_gokou - クリアで優しい味わい。さすがに煎茶の方が味わいと香りの広がりが良いですね
kamairi_kanayamidori - 緑茶の碧味が凄かった。脳内が茶畑ぼん!
凄かったなぁ~、日本茶でここまで感動するとは思わなかった。茶葉のポテンシャルと淹れる技術、それと地下水を汲んでいるそうで、水の良さも大きいと思いました。お冷が美味しかった
今回、他のお客さんが全員外国人でした。このお茶が基準になると、どこで飲んでも「あの店ほど美味しくない」ってなっちゃいますね。私が初めて食べたカニしゃぶが父親に連れられた六本木瀬里奈だったので、他で食べると「こんなもんかぁ~」ってなっちゃったことを思い出しました
ここは、次回京都行ったとき必ず再訪します。ごちそうさまでした
2023/12/27 更新
去年末、衝撃的だったtearoom tokaさんに再訪しました。いつもの古民家へ入ると、いつもの丁寧なお出迎えです。題名の tea is a work of art は、お土産の茶葉を買ったら、手提げ袋に書いてありました
事前に予約をこのサイトで取りました
https://www.tablecheck.com/ja/tokaseisei/reserve/landing
今回は、お茶を13種からチョイス。試験管にお茶の葉が入っていて、香りを確認してからオーダーします
今回は以下のお茶をチョイス
sencha_yabukita_kabuse_2022
kamairi_zairai_2022
お菓子は
桜餅
ラヴァチュール タルトタタン
をチョイスしました
sencha_yabukita_kabuse_2022
一煎目は素晴らしい甘みにフリーズ、マイルドな玉露感の味わい。tokaへキターという味わい
ニ煎目は甘さは少なくなりますが、コクが深くなります
桜餅は京都の小松屋という和菓子屋さんのもので、桜の葉も食べれます。すごくしっとりとした白い皮ととろみのある餡で唸ります。BMしておこうっと
kamairi_zairai_2022
こちらの釜炒りのお茶
一煎目はお茶の旨味はビターで、甘みもしっかりしていて悶絶します
ニ煎目はビターな旨みと爽やかな渋み
三煎目は自分で淹れます。煎茶やぶきたは時間長めで、釜炒り在来種は時間短め、というアドバイスに従って淹れたら、前回に比べたらかなり美味しく飲めました
ラヴァチュールはスケジュール的に回れなかったので、ここでタルトタタン。前回12月の時は常温で、今回は少し冷やして出てきました。甘さがなく、口の中で馴染みながら、りんごの旨味と甘み、周りの焦がしたビター感に悶絶
さすがというほかありません。今回は夕ご飯を考えて追加しなかったのですが、ほうじ茶にも惹かれましたが断念。相変わらず外国人旅行客にも認知されてて、今回私含めて日本人3人、白人3人。白人のお父さんが私とチョイスがすごく似てて、妙な親近感を覚えた今日このごろ
まさにアートなクオリティのお茶。次回予告!ほうじ茶にフリーズ!また、来ます。ごちそうさまでした