3回
2024/11 訪問
次元の違うデセール
常連様にお誘いいただき再訪しました。今回、栗のデザートが出て、凄いらしいです
内山シェフと奥方様がお出迎えです
飲み物は、アイス東方美人。清らかな味わいでスッキリ
芋焼酎のゼリー - 鹿児島の芋焼酎、無農薬の畑で育てた四種類の芋に砂糖を少し入れたゼリー。甘みのバランス感覚とフルーティな日本酒を彷彿させる味わい。アルコールに弱い私は、上半身の血管に広がるアルコール感に妙な高揚感
ショートケーキ - この店のキラーコンテンツ。やっぱり美味しい。焼いたスポンジの香りはナッツのようなコクがあり、スッキリとしたクリームが食欲をゴソッと引っ張り出される感覚にロングフリーズ、彼だけが創れる誰も近寄れない味わい
栗 - 一ヶ月くらい熟成させた四万十の栗を裏ごししたデザート、下にショートケーキと同じ生クリーム、渋皮のパウダーを振っています。生クリームの中にカットした熟成栗
裏ごしされた栗の食感にフリーズ、脳内で過去の栗デザートを探して走馬灯が走りますが、出てきません。単体では口当たりがエアリーで、口の中で馴染むと広がる栗の旨みと甘み。生クリームと合わせるとスッキリした乳脂肪で滑らかな味わいになり、カットした栗が食感のアクセント。カット栗は熟成で出たしっかりした甘みに驚きました
モンブランタルト - 栗は同じですが、先ほどの栗デザートよりもしっとり感を出したマロンクリームの仕上げで、生クリームとの交わりも不思議な相性、繊細な食感のタルト生地。脳内にアメイジング・グレイスが流れる美味しさ、呆然としてしまうなぁ(芋焼酎が回っていたし)
他のデザートが食べられなくなりそうな次元の違う味わい。ごちそうさまでした
2024/11/06 更新
2024/06 訪問
デセールのボスステージ
予約困難店なので訪問は無理だなぁ~、とBMして早6年
常連様が「行ってみる?」
脳内立木文彦が「カイジ僥倖!目くるめく初訪問!」のナレーション
お店は1時間に4席一組しか入れないシステムで、シェフの内⼭さんはトキのようなイケメン感と物静かな喋り方
この日の内容は以下のとおり
飲み物はアイスコーヒー。細かい豆のサラサラ感、コクの高さに唸ります
きみひめとうもろこしのスープ - デザートとうもろこしと言える甘さの力強さ。そして、深みあるコクにフリーズ。単に強い甘みだけでなく、スッと入ってくる飲みやすさが凄い。脳内で今まで一番美味しいと思っていた嶽きみとうもろこしとバトル勃発
ミルクショートケーキ - 他の口コミでも絶賛が多い、牛乳だけで作る生クリームとスポンジだけのショートケーキ。クリームの口当りの軽さ、軽やかな甘さ、透明感のあるミルク感、中のスポンジはふんわりとした食感、花びらが昇華するような卵感にロングフリーズ。今まで食べたケーキが走馬灯ように流れていきます。誰も勝てない美味しさ、ショートケーキのラスボスに出会ってしまった
オゼイユ - タルト生地、カスタード、カットしたオゼイユ、パウダーシュガーの構成。農家さんに特別に作ってもらったそうで、行った日の前後でしか出ない特別なオゼイユ。苦みが全くなく、柔らかい蒼味、柔らかすぎず固すぎない食感で、上にかかったシュガーとのハーモニーにフリーズ。品のあるカスタードとタルトの美味しさにも悶絶。知らない世界のドアが開いた感覚
宮崎マンゴーのクレープ - 糖度が高すぎると食べ疲れるので在来種のマンゴーだそうです。雑味の無さに戦慄、程よい甘さと品のある旨味、艶のあるクリームとのバランス、厚みがあって少しプルプル食感のクレープ生地にロングフリーズ。シンプルなフォルムに反して、とんでもない美味しさ
素材の良さが際立っていて、味わいのバランス、食感の良さ。今までのデセールからは想像の範疇を超えた完成度は、ボスステージだよね?そうだよね??という感覚でした。入り口にセーブポイントがあったらセーブして、食べ終わったらリセットを繰り返したい
また、行けたらいいなぁ~。ごちそうさまでした
誘ってくれた常連様、ありがとうございました
2024/06/26 更新
常連様にお誘いいただき再訪しました。内山夫妻がお出迎えです
今回は、6周年記念コースということで品数多しです
今回の内容は以下のとおり
飲み物は、ICE中国茶(緑茶系)。柔らかい旨みに悶絶、水も美味しい
日本蜜蜂の炭酸割り - 柔らかいゼリーの中に、泡の大きさに仕上げた蜂蜜ゼリー。2つのゼリーの食感差にフリーズ、繊細な甘さと蜂蜜の香り。内山シェフ以外に作れる人いるのかな?と思わせる繊細さ、一品目からとんでもないものを出してくる
エクレア - 水と卵で作ったカスタードのエクレア。サラッと逃げていくような卵の旨味にフリーズ、繊細な口当たりの生地は絶妙なしっとり感
日南一号のアイス - サラサラと消える口溶けのアイスから広がるミカンの旨みに悶絶、緑色は削った皮で、溶ける食感
白イチジク、黒イチジク - コンポートのような仕上がりですが、火を入れていないイチジク。幹から抽出した香りをつけています。白はスッキリとした甘さで柔らかい食感に悶絶、赤はコクといい香りで皮も美味しい
新潟の素王卵、九州熊本ジャージー牛乳 - ショートケーキの素材ブランドを変えた二種類。コクの深さが印象的。抜群に口当たりが良い生クリームと溶けるようなスポンジの食感にフリーズ、凄い
高知県神果卵、北海道ジャージー牛乳 - こちらは少しスッキリとした味わい。やっぱりフリーズ
パテ、パイ - パテの上品な旨みと塩味に脳内でシュプレヒコールがかかる位儚い崩壊食感、厚みのあるパイの軽い食感にフリーズ
飲み物二杯目はアイスコーヒー。しっかりしたコーヒー豆の旨みに悶絶
水チョコ - 口の中でバケツをひっくり返したように広がるカカオの旨みにフリーズ。ベースが水だから広がりが違うのか...脳内で茶色のふ◯っしーがブシャーと踊ります
千葉県産メロンジュース - 砕いた氷を投入して、空気を入れた軽い食感とバランスの良い甘さに悶絶
彼以外に作れないだろうなぁ、というクオリティのデセールラッシュに感嘆です。ごちそうさまでした