1回
2026/01 訪問
表参道に響く、日本料理と焼肉が融合した至高の調べ。厳選された黒毛和牛と希少な銘酒、そして洗練されたホスピタリティが「今昔」の物語を紡ぎ出す。五感のすべてを委ね、人生の記憶に残る一晩を「はせ川」で。
日本焼肉はせ川 表参道店
2026/01/30
この度は日本焼肉はせ川 表参道店へご来店いただき、誠にありがとうございます。
空間や個室の設え、スタッフの所作まで丁寧にご評価いただき、大変光栄に存じます。
これからも季節の一皿と心地よいおもてなしで、接待や記念日など大切なお席を安心してお任せいただけるよう努めてまいります。
またのご来店を心よりお待ち申し上げております。
2026/01/29 更新
表参道の静かな裏通りに佇む**「日本焼肉はせ川」**。その扉を開けた瞬間から、日常の喧騒は遮断され、まるで現代美術館と高級料亭が融合したかのような、凛とした静寂と気品に包まれます。
今回は、その至高のサービスと空間美に焦点を当て、十七品の物語をさらに深く紐解いていきましょう。
️ 空間:五感を研ぎ澄ます「和」のモダン
店内は、伝統的な日本建築の美学をベースにしながら、表参道らしいモダンなエッセンスが散りばめられています。通された個室は、プライバシーが完全に守られた贅沢な造り。
職人の技が光る調度品や、季節を活けた生け花が、料理を待つ時間さえも豊かな「観賞」へと変えてくれます。無機質な焼肉店のイメージを覆す、温かみと高級感が同居する完璧な空間演出です。
サービス:付かず離れずの「究極のホスピタリティ」
特筆すべきは、スタッフの方々の立ち振る舞いです。
こちらの会話のテンポを読み取り、最適なタイミングで提供される料理。お酒の知識も深く、例えば**「ROCOCO Tokyo WHITE」**を注ぐ所作ひとつとっても、そのビールの開発背景や繊細な香りを最大限に引き出すプロの技術を感じます。
「接待」でも「特別な記念日」でも、ここなら安心して身を任せられる――そんな絶対的な信頼感を抱かせてくれる接客です。
️ グルメレポート:厳選素材が語る「今昔」の物語
【序盤:季節を愛でる】
まず供された**「聖護院大根のすり流し」。雪のような白さと滑らかな舌触りは、冬の寒さを一瞬で忘れさせる温もり。
そして、節分の意匠を凝らした「先付」の盛り合わせは、目にも鮮やか。「七福巻き」の縁起の良さと、「海老芋」**のねっとりとした甘みが、日本料理としてのレベルの高さを誇示しています。
【中盤:肉の芸術、焼きの極意】
いよいよ真打、黒毛和牛の登場です。
• 青森産「幻のタン」:
ただのタンではありません。驚くほどきめ細やかなサシが入り、噛んだ瞬間に「サクッ」と心地よい抵抗のあと、ジュワッと清らかな脂が溢れ出します。
• 三重産「松阪牛とうがらし」:
肉質は力強く、赤身の旨みがダイレクトに脳に響きます。これを、フルーティーな**「京都 IPA」**で追いかける贅沢。ホップの苦味が肉の輪郭をより鮮明にします。
• 山形産「雪降り和牛いちぼ」:
まさに「雪解け」。口に含んだ瞬間に消えてなくなるような繊細な口溶けは、厳しい冬を越えた和牛ならではの至芸です。
【後半:驚きと感動の「変り焼肉」】
コースの白眉は**「松阪牛サーロインのお雑煮仕立て」**。
焼肉の力強さと、お出汁の繊細さがこれほどまでに調和するとは。サーロインの芳醇な脂がお出汁に溶け出し、最後の一滴まで飲み干したくなる、まさに「飲める芸術」でした。
【終幕:贅の極み】
締めを飾るのは**「和牛の握り 雲丹とこぼれいくら」。
贅沢な海の幸と、とろける和牛。口の中で全ての高級食材が渾然一体となり、「獺祭 磨き2割3分」**の気品ある甘みが、その余韻をどこまでも長く引き伸ばしてくれました。
肉の力強さと出汁の繊細さに酔いしれた後、温かいお茶と共に運ばれてきたのは、目にも涼やかな**「ソフトクリームとわらび餅」**。この一見シンプルに見えるデザートにこそ、はせ川の「引き算の美学」が凝縮されていました。
濃厚さと清涼感のコントラスト
まずはソフトクリームをひと口。
それは驚くほどクリーミーで、まるで搾りたてのミルクをそのまま凍らせたような純粋なコクが広がります。しかし、後味は驚くほど軽やか。和牛の芳醇な脂を堪能した後の口内を、優しく、そして鮮やかに洗い流してくれる絶妙な仕上がりです。
職人の手仕事を感じる「わらび餅」
寄り添うわらび餅は、箸で持ち上げると形が崩れてしまいそうなほど、とろとろで柔らかな質感。
口に含めば、本わらび粉特有の繊細な弾力と、スッと消えるような口溶けが共演します。上質なきな粉の香ばしさと、控えめながらも深みのある黒蜜の甘さが、ソフトクリームの冷たさと混ざり合い、温度差と食感のコントラストが五感を刺激します。
総評
「日本焼肉はせ川 表参道店」での体験は、食事という枠を超えた、一つの「公演」を観終えたような充実感に満ちています。
最高級の食材、洗練された空間、そしてゲストの心に寄り添う完璧なサービス。その全てが調和し、至福のひとときを約束してくれます。