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ヨコイもいいけど…
2025/03訪問
1回
前日に住吉本店でスペシャル1.5をいただいたのでここではミラカン1を大人しく。 しかし味は住吉とは大幅に異なる。 まず麺の炒め具合。これは炒めたのか?と思うほどなるい。ラードの量も極めて控えめである。 そしてソース。全体的に量が少ない。そしてドロっとした感じもない。 住吉本店の味はこれに比べるとかなり暴力的で、まさに「これだがや!」だが、名駅の味はどちらかというと今風だ。レトルトのソースと太麺があれば、自宅で再現できる。 古くからのヨコイジャンキーには物足りないだろう。しかしエントリーには適した味にチューニングされているとも言えるだろう。 いままであんかけスパを食べたことのない方ならまずこの店からはじめるのがいいのかもしれない。
2023/12訪問
1回
麺もソースも強い。 これぞヨコイ。これぞあんかけスパ。 幼少の頃より慣れ親しんできたヨコイ住吉本店。なんども足繁く通った店だが37年前に上京してからは望郷の味となってしまった。 名古屋に帰るたびに機会を見つけてはいただく。 今回もいつも通りスペシャル1.5だ。 14時過ぎに訪問。店内はガラガラ。 あっという間に提供されるスペシャル1.5。 スペシャルとは炒り卵と赤ウィンナーが載っているだけのシンプルなあんかけスパである。あんかけスパの代名詞がミラカンだけに、なかなかオーダーされることのない地味なメニューだ。 だがそれだけに、あんかけスパそのものの、本質に迫ることができる。わたしは常にスペシャルとともにある。 見た目からしてごっついスペシャル1.5だが、一口食べるとその見た目通り、ボカンとやられる。ガツンと殴られるのだ。旨い。旨すぎる。 ラードでギトギトに炒められた太麺。これでもかといわんばかりの粘度で迫りくるあんかけソース。まさにここでしか味わえない逸品だろう。 この脂な感じは時の重みも纏っているのだ。何千何万回と振られたフライパンにこびりついた旨みを、ここヨコイ住吉本店ではいただくことになる。 それは最近できたばかりの新店や、インスパイア系には逆立ちしても醸せない味ということもできるだろう。