ピロタンさんが投稿した海老亭別館（富山/富山）の口コミ詳細

【海老亭別館】TOP5000 食べログスコア3.82
富山市安野屋町の交差点付近にあるこちらのお店。富山では誰しも知っている有名割烹料理屋さんの別館だ。世代を超えて現在の当主の村さんは料理の高みを目指し創作に燃えている。

気がつくと、食べログスコアがどんどん上昇してきました。TOP5000とのこと。間違いなく百名店以上の味と実力の海老邸別館さん。
そのうち予約が取りにくくなること間違い無いなぁ。今のうちに沢山行っておきましょう。

前回は桜の時期に行きましたが、今回は季節を変えて夏にやってきました。さて、今回の料理はどんな味だろうか。楽しみだ。

今回も6人限定のカウンター席を予約。仲間と一緒に6人で食事だ。
毎度のとおり、女将さんやスタッフの方々が温かく迎えてくれたよ。

■今日のお料理（季節のおまかせコース）
青紫蘇のお白湯
蔓紫と炙った梅貝
氷見の渡り蟹の飯蒸し
富山海老のお造り
天然のうなぎと冬瓜
お造り　シマタイとアカイカ
ノドグロのしゃぶしゃぶ
白いちじくに胡麻クリーム
池多牛のカツ
神通川の鮎の塩焼き
甘鯛の蓮蒸し
〆の手打ちうどん　甘海老とオクラ
ご飯のお供と釜のご飯
味噌汁
デザート1 呉羽の梨とブラックビート
デザート2 水羊羹（水あずき）
お抹茶

■今日のオーダー
生ビール
白ワイン　ピエロパン
白ワイン　シノンブラン
麦焼酎炭酸割り　情け島麦冠
日本酒　十六代九郎右衛門　純米　長野

いやぁ、今回も堪能させていただきました！
夏は海の幸も弱い季節。その中でも、海老に鰻にノドグロなど、上手に調理されて美味しかったです。
そして、今回はやっぱり鮎！今年はまだあまり鮎を食べていなかったのでめちゃ嬉しい。庄川の鮎は柔らかくて頭から食べられます。
池多牛のイチボのカツも絶品だったわ。

最後は、海老亭別館お決まりの、釜のご飯と、ご飯のお供のおかずで食べます。おかずが美味しいのでご飯が進みます。もちろん窯で炊き立てのご飯も美味しい。

デザートも二種類楽しませていただきました。

お酒は料理に合わせて、ワインに日本酒にと最高です。今回いただいた、長野の十六代九郎右衛門なるお酒が旨すぎた。しっかりと覚えましたよ。このお酒。

相変わらず首都圏からのお客様とインバウンド客が多いようなので、是非に北陸や地元富山の人にこのお店の価値を知ってほしいですね。

そして、コスパが半端ない。高級店であるのは間違いないがこの内容でこの金額は安すぎる。ワインや日本酒も遠慮なくいただき一人当たり35,000円。
東京の半分ですね。

ご馳走様でした！
次回は冬に来ます！

【海老亭別館】TOP5000 食べログスコア3.76
三回目の海老亭別館さんへ。今回は県外の仲間たちと一緒に行ってきました！
いつものカウンター貸切です。
相変わらず店員さんが丁寧な対応をしてくださります。
また、打ち水がしてあったり、ライティングが凝っていたり、建物の設えも素晴らしい。
エントランスから中に入るまでもとても楽しい。
はっきり言って上質な世界観ですよ。

前回は桜の季節に来ましたが、今回は夏の海老亭別館のお料理が楽しみです。

現在、JALのファーストクラスに大将の村さんの監修した料理が使われているそうです。流石は富山を代表するお店だけあって素晴らしいですね。

■今日のお料理（コース）
蓮の葉の上にスダチのゼリーと毛蟹と黒もずく
梅貝と万願寺とうがらし
お造り　マコガレイ、鯵
キジハタのクズ叩きのお椀
スガモという海藻と白海老
胡麻豆腐　福井の赤ウニ
福井の天然の鰻と牛蒡
神通川の鮎　塩焼き
丸茄子を出汁で炊いたもの
手打ちの冷静蕎麦　トマトを添えて
ご飯のおかず　漬け、雑魚と山椒、えのきを炊いたもの、種子島の卵
〆の釜炊きご飯　小矢部産のコシヒカリ
デザート　マンゴーとシャインマスカット、巨峰
白玉ぜんざい
抹茶
■お酒のオーダー
生ビール
日本酒　勝駒　純米
日本酒　千代鶴　純米吟醸
日本酒　三笑楽　山廃純米
日本酒　黒部峡　純米吟醸
ハイボール　白州

一品目から掴まれます。
大きな蓮の葉の上にゼリーが載っていて、それを滑らせるようにお料理に乗せるとお料理が完成するらしいです。
毛蟹の上にゼリーをかけていただきます。
清涼感のある食べさせ方でとても手間暇かかってます。

お造りは醤油とポン酢のゼリーでいただきます。マコカカレイも鯵が魚種の少ないこの時期にいい役割を果たしています。

今年は白海老が壊滅的に良くないらしいと聞いていましたが、大将曰く、かき集めたとのことでとても嬉しい。
やっぱりこの時期は白海老がないと富山じゃない。

神通川の鮎はまだ初夏ですが、ちょうど良いサイズに成長していて元気が良い。
序盤に泳いでいるところから見せてもらい、丁寧に焼き上げられています。
柔らかくて美味しいわ。

丸茄子の出汁で炊いたものが美味しい。季節の夏野菜の茄子ですが、村さんにかかると極上の料理に返信します。

〆の一品目として小ぶりの器に入った、冷製の蕎麦をいただきます。
トマトを添えて清涼感があります。お店で手打ちしていらっしゃるのでしょうね。
頭が下がります。

〆の二品目は、富山産の釜で炊いたコシヒカリ。沢山のご飯のおかずと一緒に食べますが、米もおかずも美味しく、おかわりを所望します。最後に卵黄をかけて食べます。うーん、グレイト！！

デザートはフルーツ類と、白玉ぜんざい。シンプルですが磨き抜かれたデザートが美味しい。

お酒は今回は、日本酒は地酒のオンパレード。
エースの勝駒以外はあまり口にしない種類のお酒ばかり。全てポジションが違って美味しかった。

いやぁ、海老亭別館の夏の陣！なかなかですね！
オールシーズンで楽しませてくれる村さんのワールドは素晴らしいです。

客層のほとんどが県外客らしいので、全国から美食家が集まるお店といえます。
ぜひ沢山の富山県人にも利用して富山を代表する料理屋さんを自慢して欲しいものです？

ご馳走様でした！

【海老亭別館】食べログスコア3.78
二回目の海老亭別館へ。今回も楽しみにしてやってきました！18時半到着。
駐車場から建物内部に入るまでのアプローチがとても素敵です。そして、店員さんのお出迎えがあり待合室に案内いただきます。全員揃うまで待合室でゆっくりできます。

前回訪問して、今回桜の時期に予約を入れてきました。こちらのお店の2階のカウンターからの外の桜の景色は今朝絶景です。
想定通りでした！
カウンターの部屋は大将の仕事が目の前で見せてもらえるライブ感たっぷりの席になります。席数はMAX6席になります。

カウンターは米松の素晴らしい一枚板です。品がいいです。
今回も大将の村さんもソムリエの方々が柔らかく優しく迎えてくれます。

■今日のお料理（季節のコース）
白海老の唐揚げ
白海老の煮凝り
蛍烏賊の飯蒸し　餅米と蕗のとうの素揚げ
白海老の造り
白海老真薯のお椀　ワラビを添えて
蛍烏賊の造りとルイベで
蛍烏賊の釜揚げ　酢味噌とうるい
サクラマスの炭火焼
イワシのツミレ
蛍烏賊の天ぷら蕎麦　ながらも
食事　窯で炊いた小矢部の白米と珍味と一緒に
味噌汁
デザート　すいかのゼリー
桜餅とお抹茶

■お酒のオーダー
生ビール　ハートランド
白ワイン　ギリシャのサントリーニ島
白ワイン　カリフォルニアワイン
オレンジワイン　ポルトガルワイン

今回は季節のコースということで、蛍烏賊と白海老のフルコースになりました。
白海老は初物の時期ですのだ嬉しいですね。山菜もちらほら織り交ぜてくれているのが嬉しい。
白海老の煮凝りは初めて食べたなぁ。白海老はあっさりしてそうに見えてしっかりした味が出るとのこと。
そして、白海老はお店で1匹づつ手で向いているとのこと。気の遠くなる作業です。
白海老の造りは贅沢に一気にいただきました。

そして、白海老の真薯は絶品。ふわりと柔らかい真薯は箸で簡単に割って食べれます。それを極上の出汁でいただきます。幸せです。

蛍烏賊は刺身とルイベでいただきます。蛍烏賊が生で食べれるのはやっぱり富山に来ないと食べられないですね！
刺身を雪にちなんだ氷を丁寧に敷き詰めた盛り付けに感動します。幸せだ。
そして、凍らせて半解凍で食べるルイベは初めての経験。美味しいわ。

そして、大将が目の前で窯で蛍烏賊を茹でてくれます。釜揚げを酢味噌でいただきます。
刺身で食べて、焼いて食べて、茹でて食べます。まさに蛍烏賊のオンパレードですね。

その後の〆のご飯とデザート。
デザートは初物の熊本のスイカのゼリー。
夏の先取りです。季節を意識した自家製の桜餅も美味しかった。
最後はお抹茶で仕上げました。

今回も大満足の海老亭別館でした！
村さんありがとう。ご馳走様でした！

最後に、
外国人のお客さんが多いようです。グルメな人がわざわざ富山にやってきて富山の食材を味わって帰るそうです。
地元の人もたまには奮発して、地元を代表する料理屋さんを応援していく機運が必要と感じました。気になる人はぜひ行ってみましょう。
期待を超えること間違いなしです。

【海老亭別館】TOP5000 食べログスコア3.69
富山市安野屋にある海老亭別館さんは初めての訪問です。
以前から気になっていたのですがなかなか機会がなかったのですが今回訪問に際してワクワクが止まりません。今回は仲間と6人で訪問しました。
カウンターの貸切です。
18時の予約。車の駐車場は限りがあるので、店員さんの指示に従って車を停めます。
女将やソムリエさんが丁寧に迎えてくれます。
仲間の一人が私に、ドレスコードがWebサイトに記載があったようで、Tシャツの私にチクリと指摘を。

やっばぁ〜。

でももうどうしようもありません。
半パンの仲間はズボンを履き替えていましたww。
皆さんドレスコードには注意しましょう。

2階のカウンター席へ案内いただきます。

入り口のエントランスから建物の内観まで、細部に渡り高級な設えです。
流石は富山の歴史ある料亭の伝統を引き継がれています。
凛とした雰囲気の店内で食事がスタートします。

◼️今日のお料理（コース）
使始口洗
突出し　滑川の毛蟹　春菊としめじ
飯蒸し　鮎
お造り① 新湊のシマダイ　背と腹の食べ比べ
お椀　蓮根餅、甘鯛と百合根、キクラゲ
お造り② 赤身　氷見の相田鰹
新湊紅ズワイ蟹　蟹味噌を添えて
富山の白無花果と自家製の生ハム
白エビと金時草
焼物　カマス塩焼きと新銀杏　スダチ酢
煮物　里芋と南瓜とタコとモロヘイヤの煮物
〆の食事① 手打ちうどんと茄子
〆の食事② 胡瓜糠漬け長芋と小矢部の白米
　じゃこ山椒、いくら、蛍烏賊沖漬け、鰻
デザート① フルーツ　梨とぶどう二種
デザート② くずきりとお抹茶

◼️お酒のオーダー
生ビール
芋焼酎炭酸割り　しま安納
麦焼酎炭酸割り　情け嶋麦冠

ペアリング8種類
①日本酒　勝駒　黒部ダム貯蔵酒
②wine セイズファーム　ロゼ　カルベネソーヴィニオン
③日本酒　立山　特別純米酒
④赤ワイン　ALTA NAOUSSA ギリシャ
⑤白ワイン　立野ケん原　ソーヴィニオンブラン
⑥白ワイン　イタリアントスカーナ
⑦白ワイン　エンクルザード　ポルトガル
⑧フランス　ピノノワール　ブルゴーニュ

お料理は富山や北陸の食材をふんだんに使って調理されています。
今日の主役は、先日解禁になったばかりの紅ズワイガニです。
季節的に魚介系はあまり良いものがない季節と理解していますが、とても満足いく内容でした。

ソムリエさんがいらっしゃったので、ペアリングを依頼しました。
料理に合わせてマリアージュを楽しませてもらいました。
地元の地酒やワイン。海外の面白いワインなど様々に楽しませてもらえましたよ。
ペアリングはハーフを依頼できました。
量で言うとワインボトル半分くらいの量になるそうです。程よい量で助かりますね。

最後の〆の食事やデザートまで隙のないコース料理で十分に楽しませていただきました。

季節に応じて定期的に伺わせていただければと思います。

富山は自信を持って接待で利用できるお店が少ないため、この様な素晴らしいお店の台頭は素晴らしいことと思います。
料理のクオリティ、おもてなし、格式の高さ、どれをとっても最高でした。

応援していきたいと思います。
もっと早く来たらよかったな。

村さんご馳走様でした！
また次回もよろしくお願いいたします。