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まずはビール
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ポレンタ
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サルデーニャの白
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黒イチジクとモッツァレラ
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18ヶ月熟成の生ハム
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シチリアの白
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ズッキーニとうに
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リグリアの白
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リングイネ イセエビ
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アマルフィの白
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銀の鴨
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バローロ
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グラッパ(貴腐ワインのような香り)
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一年ぶりくらいの訪問です。春先に行こうかな、と思った頃、親愛なるマイレビ様のご投稿でリノベーションで3ヶ月ほどお休みとなることがわかり、今月の訪問となりました。お店を訪問しますと、アプローチもアバンギャルドな印象で素敵ですね。期待感も高鳴ります。
前回はカウンターでしたが、今回は2階へ。2階は以前からあったそうですが、個室のみ。リノベーションでテーブル席に変更したそうです。席につき、まずはビールを、イタリアの白ビールとのことですが、フルーティーでさわやかですね。
本日いただいたものですが(◎はワイン:ペアリング)
◆ ジャガイモの冷製スープ
ジャガイモをおろし裏ごししたスープ、オリーブオイルとともに土壌のかおり、甘味としっかりしたジャガイモの風味がひろがる
◆ 黒豚の生ハム(18ヶ月熟成)
アフリカ豚熱がひろがりイタリアからの輸入はストップとのことで、アメリカからの生ハム、塩のみでの熟成でイタリアと同じ製法の生ハムは、香りこそパルマには劣るものの、じっくりと熟成された深み、甘味、そして黒豚の滋味を感じる、そしてとろけるような食感
◎ フリウリのソヴィニョン・ブラン(オークのしっかりしたボディ、桃のようなかおり)
◆ 白桃とモッツァレラチーズ
クルックフィールズの竹島氏の手によるモッツァレラチーズ、ナイフをいれれば中から濃厚なミルクがあふれ出す、濃厚なミルクの味と香りがひろがり、なめらかな舌触りがつづく、信じられないほど繊細なモッツァレラチーズ、山梨の完熟白桃といただけば、狂おしいほどの桃の香りと濃厚ミルクのハーモニー
◎ マルケのナチュラルワイン(リンゴ、洋ナシなどの香り、ミディアムボディ、ミルキーな余韻あり)
◆ 丸ズッキーニ、毛蟹
ローストされチャコールがほのかに香るズッキーニ、ほんのりとした甘みとわずかな苦みにつづき毛蟹の身と濃厚な味噌の香りが追いかけてくる、ズッキーニとミントのピューレが味に深みとさわやかさを与えてくれる
◆ イカとカラスミのキッタラ
サスエ前田さんのジンドウイカ、まずはそのままいただくが繊細な甘み、上品なイカの香り、つづいてキッタラとカラスミをからめていただけば、ジンドウイカの出汁、カラスミの塩味・潮の香り、モチモチのキッタラの小麦のかおりが絡み合う、筆舌にしがたいコンビネーション
◎ シチリアのワイン(つぎ足す独特の製法の酸化熟成のワイン、香りはシェリー、紹興酒のようだが、口当たりはシャープなドライ)
◆ 銀の鴨
青森の鴨、ローストされた皮目は微かな炭の香りとともにカリッとした食感がいいが、ジューシでやわらかい身と見事なコントラスト、鴨の胸肉からは肉汁が溢れ出し、しっかりとした滋味、甘味、深い香り、そしてとろけるような食感は絶妙な火入れのあかし、噛むほどに鴨本来の独特の風味が広がる
◎ バローロ(2010、しなやかななめし皮のような口当たり、力強いタンニンの芳醇なうまみが広がり鴨の脂とうまみを引き立ててくれる)
こちらのお店はイタリアで星付きレストランを経営される日本人シェフの分身、日本の食材をイタリアンにというのがコンセプト。今回いただいた一つ一つのお料理は滋味、風味のゆたかな日本の食材をまごうかたなきイタリアンに昇華させており、イタリアにおられる日本人シェフの想いがたしかに息づいていました。お料理はどれも繊細で食材のもつ本来の風味がひきだされており、また、それぞれの食材が自己主張するのではなく、全体としての調和がすばらしい。今回もおおいに感銘を受けた次第です。
ワインはペアリングとしましたが、ペアリングだからこその魅力とは知らないワインをご紹介いただけること。今回も、お料理に合うことはもちろんのこと、定番ではない、知る人ぞ知るようなワインをご紹介いただき、ワインそのものを楽しむことができました。女性スタッフは頻繁にグラスに水を注いでくれ、細やかな心配りがうれしいですね。
次は秋から冬にかけて訪問したいとおもいます。