白金熊さんが投稿したトラットリア ブカ マッシモ(東京/門前仲町)の口コミ詳細

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料理作るのも楽しいけど、やっぱり食べて飲む方が好き!

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トラットリア ブカ マッシモ門前仲町、越中島、木場/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2025/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

この店のシェフは、食べさせたい味へのこだわりと、それを実現する腕前を持っている

路地に名店が揃う門前仲町。ブカマッシオも大通りから一本裏の路地に佇む。

ブカとは洞窟のように奥に細長い店を指すトスカーナでの言葉だそう。この店もまあまあ奥に細長く、内装は異国の雰囲気を醸し出している。店名を焼き入れた陶器が壁に飾られている。

「イタリア現地の味と量を提供したい」というのがシェフのこだわりと伺った。例えば、ラザニアのパスタ生地は柔らかく煮込まれ、ソースと一体化している。

日本で食べるラザニアの多くは、パスタとミートソースを何層かに重ねたものとなっている。ミートソースとパスタという異なる食材の組み合わせを楽しむのがラザニア、と理解されていると思う。そしてたぶん多くの日本人は、生地に歯応えを求めている。

しかし、イタリア現地では、(もちろん地域や店によってバラエティはあるものの)ラザニアのパスタ生地は柔らかいそうだ。この店のシェフは、ソースと一体化した中で小麦粉の味を楽しむことができるように、極薄の生地を自ら開発している。

チーズの焦げ加減には濃淡があり、均一な狐色ではない。チーズ本来の味とお焦げを食べるような香ばしさの両方を楽しめる。そのような設計のお陰か、メインの肉の前にラザニアを食べても、重苦しさを感じなかった。

ブカマッシオは、お客さんに食べさせたい食のイメージをシェフがしっかりと持っていて、加えてそれを実現するための技術を持っているお店、だと思う。

サービスの方の対応も見事。説明からリコメンドまで、適切に対応していただいた。ワインリストも十分に潤沢。

メニューの種類は多くない。シェフとサービスの2人で回すことを前提に、様々な要素がうまく組み合わされている。種類が少ないとはいうものの、日本という異なる環境下で、こだわりを実現するために、どれだけ多くの知恵と時間を費やしてきたのか、それを想像すると感じ入ってしまう。

定期的に再訪させていただきます。予約必須です。

2025/04/29 更新

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