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昼の点数:4.5
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
山形というストーリーをフレンチで楽しむ
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ニンジン、ウニ、コンソメ
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キンキ
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本州鹿
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2025/01/19 更新
「ちょっと何言ってんだかわからない」とサンドイッチマン富沢さんから突っ込まれそうなタイトルで恐縮です。言いたいことは「熟練のフレンチの味わいを楽しめるだけではなく、その背後にある山形という土地にまつわるストーリーも含めて楽しめるお店」ということです。
素材は、野菜もジビエもワインも、山形のものが多くを占めます。少量しか生産されない野菜、罠猟から解体まで短時間で処理されたジビエ、長い年月をかけて熟成を深めたワイン、そのいずれにも、山形に根付いたネットワークを作り上げてきたこのお店の熱量と自信を感じます。
一皿を構成するパーツの数は少なく、調理は極めてシンプルです。奇をてらったところはありません。一つひとつのパーツが精緻に作り上げられ、それらが組み合わされています。かといって素材をそのまま活かしただけ、というわけでもありません。すべてに然るべき手が尽くされています。
余ったソースはパンに付けてお召し上がりください、というところはクラシックなのですが、ソースの量もそこまで多くはないし(モダンよりは多い)、バターのモンテも風味づけする程度です。クラシックの伝統を活かしつつも、重厚さや非日常感ではなく、軽快な親しみ易さを求めているのだと感じました。
昼からフルコースにペアリングワインを付けて大満足の2時間40分。
写真は、前菜(ニンジンのムース、ウニ、コンソメのジュレ)、キンキの鱗焼きとスープ・ド・ポワソン、本州鹿のロースと赤ワインソース。少ないパーツで構成され、ソースがやや多いことが見て取れるとおもいます。
サービスの方の説明は丁寧で、質問にも真摯に答えてくれます。一つひとつの食材の後ろにいる方々を含めたストーリーを伺いながらのフルコースは、まさにガストロノミーと呼ぶに相応しいレストランと思います。
東京から離れての食事を、今年も楽しみたいと思います。