15回
2025/05 訪問
唯一無二、かけがえのない時間
今回の北九州訪問。
メインイベントは「TOBIUME」さん。
お店の皆さんとのご挨拶の後、まずはこの日の素材のご紹介です。
小倉の合馬の白子筍。
今年は獲れる量が少ないのだそうですが、見せていただいた一本は美しく、なんとも立派なお姿です。
菖蒲のお茶から。
邪気を払う節句を感じさせる一杯。
爽やかでミントのような爽快感も。
⚪︎シャンパーニュ。
レオンス・ダルブ。柑橘系、柔らかい酸、華やかな一杯。
⚫︎始まり「三味一体」
北九州若松獲れの紫雲丹、新玉葱、海苔の三層が一体となったひと皿。
クラッカーのように敷かれた海苔がサクサク、玉葱のほんのりとした甘み、そしてこれでもか、と盛られた雲丹。
もう至福でしかありません。
⚪︎白ワイン。
フランスアルザス地方のリースリング。
エレガントさとミネラルを感じる一杯。
⚫︎素麺「濃縮」
水切りトマト。
甘みを引き出したトマトを焼かれています。
トマトの下に素麺海苔、海藻。
もずくのようなトロッとした滑らかな食感、
⚪︎新政さんの蔵内熟成ヴィリジアン。ミャンマーの大地震を支援するためにリリースされたものだそう。
生酛仕込み。酵母が生きた感じのプチプチ感があります。
さらに、カラーシリーズ。
山吹(タンジェリン)、福ノ華というお米100%。
直汲。
⚫︎炙り「馬が合う」
白子筍。
まずは刺し身で。まるで果物、梨のような筍です。
続いては、根元の甘いところをアク抜きせず、炭火で焼いて。噛んでみると、液体が滴るほどのみずみずしさ。細かな包丁を施されています。
筑前海のアオリイカも美味しかったなぁ。
添えられた木の芽の爽やかなこと。
⚪︎黒龍。
火いら寿(ひいらず)2023、一年寝かせたものを開栓されて。まろやかさとコク。
火いら寿(ひいらず) 2024。
⚫︎滋味「端午の祝魚」
花菖蒲のお椀。
アラカブ(カサゴ)、肉厚、ぷりんぷりんの食感。
スナップエンドウの甘いこと。
一番出汁に悶絶。全ての素材を極上に導いていくような珠玉のお出汁。
⚪︎十四代。
大大大好きなお酒。今回も3種いただきました。
中取り上諸白。
極上諸白の純米大吟醸。
中取り無濾過。
もう何も言えない…感激の香り、旨みとコク、幸せなお酒を愉しむ時間。
⚫︎海味「ヤマノカミ」
お造り。柏原漁港の紫雲丹、下関獲れの虎魚、虎魚の真子、肝、皮。
薬味たっぷりのポン酢
ふわふわで口に含むと、とろけてなくなる雲丹、香りの余韻がいつまでも。
虎魚の身が美しく、弾力のある上品な旨み。
⚪︎山口県のわかむすめ。
瑠璃唐草(ネモフィラ)生酒。
うすにごり。
⚫︎海と山「平和を願って」
グリーンピースは大きくてふっくら。絶妙な食感が残っていて楽しい。
春巻きの中には蕨、蕗、アカモク。
熱々の銀餡仕立てで。旨いっ。
生姜の風味がアクセントに。
⚪︎アルザス地方の赤ワイン。
ユラというドメーヌの名前は日本人の方なのだとか。
ピノノワール。
⚫︎大地「阿蘭陀独活」
地元のアスパラ、宮崎牛のシャトーブリアンを炭火で焼いて。芸術的な火入れ。もう悶絶のおいしさ。
ジャガイモはほくほく。高千穂の発酵バターがコク深い。
⚪︎静岡県の正雪。
愛山、純米吟醸、生酒。
限定、うすにごり。
⚫︎瑞穂「伏線の回収」
白子筍の穂先と若松の芹、山椒を振って土鍋ご飯で。
ホクホクに炊き上げてあって美味しい〜。
姫皮、イカのゲソとミミを梅肉和えで、小鉢に。
虎魚のアラでお味噌汁。余すところなく。
ほうじ茶。
食後はコーヒーをいただきました。
ペルーのティアラオーガニック。
⚫︎甘美「いちごの王様」
鞍手郡のあまおう。
メレンゲ、桜の花の塩漬け、バルサミコ酢。
この日の幸せな時間はここで結びとなりました。
毎回TOBIUMEさんでは、幸せな気持ちを胸いっぱいに感じながら、至福の時間を過ごすことができます。
最高のおもてなし、至高のお料理とお酒をいただける唯一無二の存在。私にとってかけがえのない大切な時間です。
今も幸せの余韻に浸りながら、次にお会いできる日が楽しみでなりません。
いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
今回も大変お世話になりました。
ありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2025/05/11 更新
2025/02 訪問
唯一無二、かけがえのない時間
今年最初の訪問は2月末、約4ヶ月ぶりのTOBIUMEさんへ。
博多駅から特急ソニックで折尾まで。
折尾駅からはタクシーでお店へ向かいます。
この日は小雪の舞う寒い中でしたが、はらはらと降る雪を見てテンションが爆上がりしまして(宮崎人あるあるです…)、ニコニコしながらお伺いしました。
今回は如月の旬をいただきます。
メニューのスタートは、
◯邪気払い「白茶」
お米を重湯にして、白茶で。
まず初めに本日の食材、下関の天然虎河豚4キロ超の白子様が登場。何と大きく美しいこと。つやつやのぷるぷる感、わくわくします。
飲み物は、私はいつもの「ハーフ」、同行者もいつもの「クォーター」で。
ハーフでも、かなりボリュームのある日本一のペアリングです。
ペアリングのスタートは、ブルゴーニュのクレマから。
アリゴテという白、ピノのブレンドなのだそう。
きれいな酸味、すっきりとした泡。
◯始まり「福を取り込む」
天然虎河豚のつみれ、地元産の餅米で作ったお餅。
河豚の中骨から取ったお出汁、ひと口めに甘みを感じる優しくて丸みのある旨み。
寒い日だったので、器まで熱々にして。身体を温めてという配慮が嬉しいです。
長野県の小布施ワイナリーの白ワイン。
角藤農園さんのシャルドネを使われているのだそう。
小布施ワイナリーさんの日本酒。
白ワインと日本酒の飲み比べ。
◯地産「若松ディズニーシー」
若松尽くし。
ディズニーシーのナゾは「海鼠(なまこ)」でした(笑)。
これは謎解きできましたよ♫
さらに、濃縮トマト、スイートスプリング、つぼみ菜、かぶ。
お野菜は軽く焼かれていました。
全ての食材がまろやかな甘みを纏っています。
鹿児島県枕崎市の本枯れ節のご紹介。
この本枯れを見るだけでテンション上がってきますね。
続いての日本酒は、地帆紅(ジパング)。
東洋美人、限定大吟醸。
香り高く、甘さがあるもののキレもよい山口県のお酒。
◯滋味「赤い宝石」
お椀。
この謎かけは、アカムツの「赤」だったのか…。
下関のノドグロ、菜の花、椎茸、ふき、そして本枯れ節の一番出汁。
鰹節と昆布だけのお出汁なのだそう。これはもう眩暈がしそうなくらい美味しかったです。
ここで、大好きな十四代。
本丸、秘伝玉返し、吟醸酒。香りが広がっていきます。
あらばしり、おりがらみも加えて、3種の飲み比べ。
なんとも贅沢。
◯海味「関門海峡冬景色〜2番」
お造り。
天然虎河豚の白子ポン酢。さらに、表面炙りのタタキ、皮の煮凝り。
藻塩、柑橘は地元の橙を添えて。
続いてもこれまた大好きな而今さん。
純米吟醸、山田錦生。
八反錦、千本錦も揃って、3種の飲み比べ。
日本一幸せなペアリングです。
◯再構築「鰤大根」。
山口県の11キロの天然鰤。
醤油、大根の葉、胡麻を添えて。
美しく大きな鰤の切り身をお刺身で。色艶の美しさにもうっとりさせられます。
日本酒は伯楽星。
仮面ライダークーガとのコラボ作品?
純米大吟醸、アンメット。
◯旬「やきもち♡」
天然虎河豚の白子を炭火で焼いて。
海苔を乗せて、その下から舎利が顔を出します。
トロける白子が舎利と混ざり合って…(^^)
赤ワイン。
ブルゴーニュ、ピノノワール2021年。
デキャンタしていただきました。
◯大地「九曜紋」
山口県の岩国蓮根。ほっこり甘く。
そして、宮崎牛のシャトーブリアン。
バルサミコを煮詰めたソース、塩…もう美味しくて美味しくて。お腹いっぱいでも食べられます。
佐賀県の日本酒。
東鶴、純米大吟醸 結晴(むすばれ)。
◯瑞穂「春に焦がれて」
鰆の幽庵焼き。
春キャベツ、紅はるか。
ご飯がつやつや。香りも素晴らしい。
食後の飲み物はハーブティー。
ルイボスティー、チャイ。
◯甘美「温かいチョコレート」
器ごと焼き上げてバニラアイス、あまおう。
お好みで蜂蜜を加えて。
今回の如月の幸せなコースはここまで。
お伺いするたびにTOBIUMEさんへの感謝の気持ちが溢れて、嬉しくて楽しくてずっとここにいたくなります。
宮崎に戻ると、なんだか遠距離恋愛しているような感覚に陥りますもんね…笑
私にとって本当に大切な場所。あらためてこちらのお店に出会えたこと、訪問させていただくことに感謝です。
そうそう。
お土産にいただいた、おむすびさん。
翌朝、袋を開けてみると…可愛らしいミッキーマウスの形をした海苔が。
なんてお茶目なんでしょう。(最後の写真)
訪問するたびに、幸せな気持ちが上書きされて、どんどんTOBIUMEさんのトリコにさせられてしまいます。
今から次の5月の訪問が楽しみでなりません。
今回もありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2025/03/08 更新
2024/10 訪問
唯一無二、かけがえのない時間
今回は黒崎駅そばのホテルにチェックインしまして、まずは大浴場でさっぱり。
17時過ぎにホテルを出て、黒崎駅からJRを乗り継いで本城駅へ向かいます。
駅からは10分ほどゆっくり歩いてお店にお伺いしました。
神無月の至福のひとときの始まり。
この日も飲み物はペアリングのハーフを、同行者は量を少なめでお願いしました。
⚫︎始まりの一服「秋の口切り」
口切り新茶、マイナス30度で真空冷凍したものだそう。
甘みと味わいの余韻が長く続くお茶。
萩焼きの器はごつごつして見えますが、味のある趣き。
⚫︎ペアリングのスタートは、福岡県久留米市の山口酒造。庭のうぐいすスパークリング ピンク。
瓶内発酵。
赤色酵母を使用して淡いピンクを醸すのだそう。
まるで洋梨のようなニュアンスを感じる一杯。
これはすごく美味しい〜好み♫
⚫︎名残り「秋月」
吉野煮。
秋月の葛粉を使ってとろみをつけて煮たもの。
芦屋漁港獲れの鱧。
きくらげの食感がシャキシャキ、コリコリの中間で何とも絶妙です。
生姜の風味、三つ葉、全ての素材が調和した一体感が素晴らしい。
⚫︎而今は3種。
吉川山田錦 火入れ。
東条山田錦 火入れ。
千本錦 火入れ。
⚫︎八寸「小さい秋見つけた♫」
若松の栗の甘露煮。
穴子の棒寿司。
生麩の田楽、蓮根チップス。
白和え、田川の豆腐、ルッコラ、柿。
若松の銀杏。
赤パプリカ、南瓜。紅葉の形で。
紅はるかは低音で揚げて真ん中の部分だけを。
若鶏の卵、味噌漬け。
素麺や蕎麦で栗のイガや松葉を表現されているほか、おからを上から降って美しく仕上げられています。
今年もこの八寸に出会える秋の喜び。
ここで、本日の食材たちのご紹介がありました。
五島の伊勢海老。
岩手の松茸。
続いて、枕崎の本枯れ節。
この後、一番出汁でいただきます。
⚫︎石川県の天狗舞は2種。
ハナダ レーベル、山廃仕込みの純米酒。
天狗舞 零(れい)。
キリッとした口当たり。
⚫︎滋味「香り」
椀物は松茸、伊勢海老、柚子。
先ほどの一番出汁の美味しいこと。飲み干すのを惜しんでしまいます。
⚫︎大好きな十四代も3種。
こちら以外ではなかなか出会うことのない十四代、感激です。いつもありがとうございます。
酒未来 大極上。
極上諸白の純米大吟醸。
上諸白。
⚫︎海味「秋の海原」
お造り。
サワラ。背の方は稲藁で焼いたもの。
アコウ(キジハタ)。
新潟の藻塩、お醤油でいただきました。
⚫︎白ワイン。
ロワール地方のソーヴィニヨンプラン。
樽熟成。
⚫︎頭「アメリカ風」
伊勢海老の頭を使ったアメリケーヌソース。
伊勢海老の身、松茸の茶碗蒸し。焼き茄子も。
秋の美味しいが詰まったひと皿。アメリカ風の謎かけは解けませんでした…そうきたかぁ。
⚫︎赤ワイン。
ブルゴーニュ。バランスのいい赤。
⚫︎大地「牛松」
鹿児島県の和牛のシャトーブリアン。
松茸、酢橘、銀杏。
お肉の旨み、松茸のお出汁がジュワッと。
⚫︎長崎県平戸市の飛鸞(HIRAN)「?」を2種。
ご飯とともに。
⚫︎瑞穂「初穂」
炊き立ての白ご飯は、若松の「夢つくし」という品種のお米です。
芦屋の鯛の紅梅煮、白菜の胡麻酢和え、お味噌汁。
⚫︎カレーライス。
野菜と魚介(伊勢海老、鱧など)だけで作られた旨みとスパイスの効いたコク深いカレー。
お腹ぱんぱんでも食べられます。
⚫︎ほうじ茶。
⚫︎熊本ワイナリー。
不知火町のキャンベルアーリー。
甘口のもの。デザートともに。
⚫︎コーヒー、抹茶。
ニカラグアのコーヒー。
⚫︎甘味「花が無い??」
無花果のコンフォート、チーズケーキ。
今宵のコースはここまで。今回もお腹いっぱい、幸せな気持ちもいっぱいです。
いつもながら、お料理とお酒、お2人のおもてなしにすっかり癒されて、あっという間の至福の時間でした。
今年最後のTOBIUMEさん訪問。いつも感謝の気持ちしかありません。
次回は梅の季節にお伺いできそうです。今から楽しみでなりません。
今回もありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2024/10/27 更新
2024/07 訪問
唯一無二、かけがえのない時間
7月のTOBIUMEさん。
今回もお店に到着するまで長い道のりでしたが、心を躍らせながら車を運転してお伺いしました。
車の中でもスキップしたくなるようなワクワク感です。
お店に到着してお2人にご挨拶すると、もうニコニコが止まりません。
お部屋の至るところに向日葵が飾られており、夏の装いです。
まずは本日の食材のご紹介から。
遠賀郡の柏原漁港の赤雲丹。赤紫の鮮やかで艶やかなこと。
そして、揖保乃糸の三神という素麺、木箱を開封して見せていただきました。極細で繊細、美しい素麺です。
飲み物は、今回もハーフとクォーターのペアリングをお願いしました。
⚫︎始まりの一服「夏バテ防止」
赤紫蘇を煮出して炭酸で割ったもの。
⚫︎ペアリングの始まりは、今夜もシャンパーニュから。ジョワイユース。
香り高く、酸の柔らかい泡。
私の飲むペースが早かったのにお店の方が気付かれて、追加で注いでくださいました…私自身も気付かぬほどさりげなく。
⚫︎海と畑「ひと夏の出会い」
赤雲丹、焼き茄子、葱、ゼリー寄せ。
中には山葵も。
香ばしくて甘い茄子がとても滑らか、そしめ繊細な葱の食感が心地よいです。
地元北九州の茄子、葱を使われていました。
⚫︎日本酒は宮城県のダテセブン(DATE7)。
彦星、織姫の2種。
墨廼江酒造、勝山酒造のもの。
コクと旨み。次のお料理で出される鮑との相性も素晴らしい。
⚫︎素潜り「磯の片想い」
柏原漁港で獲れた鮑。
調理の前に見せていただいた鮑の大きさにびっくり。蒸した状態でこの大きさとは…!
6時間かけて蒸しあげて鮑、三神の素麺、鮑の肝ソース、添えられたトマトの美しいこと、卵黄も。
極厚の鮑は繊細な包丁が入っていて、食感の豊かさが増しています。うっとりするような旨み。
肝ソースにからめた素麺には、言葉を失いました。
嬉しくて美味しくて、これはもう涙が出そうなひと皿でした。
ここで、削り立ての鰹節を見せていただきました。
一番出汁のお椀が楽しみ。
⚫︎乾坤一。
超辛口純米吟醸。
すっきりとした旨みがあり、飲み干した後に香りが広がります。
⚫︎夜焚き「焼く、売る、」
先ほどの鰹節の一番出汁のお椀。
芦屋漁港で獲れた烏賊をシュウマイに。美しいフォルムです。
オクラは輪切りではなくて、皮を短冊のように切られていました。
⚫︎十四代は、今回も3種‼️
開栓の酒未来 上諸白。
七垂二十貫。
超極中取り。
こちらは大好きなお酒。舌に乗せたときの甘みと旨みが突出しているように思います。
⚫︎海味「夏の海」
お造りは、柏原漁港のさざえ。
軽やかなサクサク感もあるような部位とコリコリの部位の違い。
さらに、芦屋漁港の朝獲れ鯛。
弾力のある歯応え、旨みと脂が美しいです。
⚫︎田酒も3種。
マイクロバブル 発泡。
純米大吟醸プレミアム。
純米吟醸 渡船2号。
⚫︎骨切り「梅雨の水を飲んで」
鱧の棒寿司でした。
甘辛唐辛子を添えて。
鱧の食感が絶妙で、甘辛めのタレと山椒の風味もお見事。
⚫︎白ワイン。
シュナンブラン。
ハーモニカ奏者をされていた方が作られているワインなのだそう。
シュワっと感、爽やかで酸味のあるニュアンス。
チーズのような後口も。
⚫︎多幸「関門海峡夏景色」
関門海峡の蛸は柔らかく煮られて、ものすごい肉厚で旨みの塊。
胡瓜の酢の物、アスパラガス、夏みかん、スナップエンドウ、梅のソース。
ちぎられた海苔の香りが素晴らしいです。
⚫︎赤ワインは木村農園のもの。
余市の古木で仕上げたピノノワール。
酸味のある赤です。
⚫︎語源「カンボジア」
さすがにこの謎かけは解けませんでした。
南瓜のことでした。
北九州の夏南瓜はほどよい食感を残した柔らかさと、温かな甘み。
宮崎牛の時雨煮、モロヘイヤ、生姜の風味。
⚫︎王録。島根県のお酒。
純米大吟醸 山田錦50生原酒の限定。
純米酒は星3、5のそれぞれ2種。
⚫︎瑞穂「幸福の色」
ゴールドラッシュ、芦屋で獲れた太刀魚のご飯。
幸福の黄色が鮮やかで、迸るような夏の甘み。
太刀魚もふっくらと美味しい。
太刀魚のカツ丼。
さらに太刀魚を揚げられて丼に。香ばしさとパリッと感、優しく甘辛なタレ、山椒の風味、香りが食欲をそそりますね。お腹はいっぱいなのに不思議と食べられます。
お味噌汁。
デストロイヤという名前のジャガイモ、揚げ、葱。
素晴らしいお出汁、風味。
香の物は瓜、スイートコーン、胡瓜。
ほうじ茶。
続いて、デザートに合わせるのはオススメのもの(ペアリング)をリクエスト。
⚫︎新政
天蛙の2種はクリア、クリアドライ。
さらに、No.6のAタイプ
精米歩合66%、令和6年6月6日リリースという「6」にこだわった限定の一本。
⚫︎甘味「素敵に重ねる」
「ミルフィーユかなぁ?」なんて予想していたら…。なんと、、、
これは私の誕生日のお祝いケーキでした。
「歳を重ねる」という嬉しいメッセージだったのですね(^^)
⚫︎而今
「今回は而今をお出ししていなかったので」と特等雄町、白鶴錦火入れの2種を。
至福のひとときはここで結び。
今回もひと皿ごとに心を揺さぶられるような感動のお料理と圧巻のペアリング。
TOBIUMEさんに来られることの幸せを噛みしめながら至福の時間を過ごさせていただきました。
初訪問から4年経ち、今回が11回目の訪問となりますが、お伺いするたびにこのお店のことをますます好きになっていきます。
何ものにも変え難い、かけがえのない時間をありがとうございました。
幸せの余韻に浸りながら、またお会いできる日を楽しみに待ちたいと思います。
ご馳走さまでした(^^)
2024/07/31 更新
2024/04 訪問
卯月のTOBIUMEさん〜幸せの余韻
4月下旬に訪問させていただきました。
宮崎から車で小倉まで。小倉のホテルからJRとタクシーを乗り継いでお伺いします。
この日が待ち遠しくて、ずっとワクワクが止まりませんでした。
当日、まずはお店のお2人に笑顔でご挨拶し、いつものテーブル席に案内していただきます。
幸せな時間の始まりです。
この日の飲み物はハーフペアリング、クォーターペアリングをお願いしました。
⚫︎始まりの一服“さつき”
八女の煎茶。
ふくよかな香りと甘みに癒されます。
ドリンクはシャンパーニュから。
ローラン ルカール。
⚫︎凌ぎ「黒粥」
お皿には折った兜、菖蒲を添えて。
若松獲れの黒雲丹(紫雲丹)が、たっぷり入っています。びっくりの量です。
有明の海苔、新玉ねぎの香りと食感が素晴らしい。
而今が3種も登場。
3本並ぶ姿を眺めるだけでも幸せです。
有機栽培で育った山田錦、生酛仕込み。
山田錦、通常の火入れの而今。
山田錦、生。
⚫︎新緑「平和を願って」
グリーンピース、スナップエンドウ、秋月の葛、門司の甘鯛。
生姜の風味、辛味もほんのりと感じました。
平和とピースを掛けられたネーミングでした(笑)
広島県三次の白ワイン。
ソーヴィニヨンブラン。
⚫︎根「山の白子」
合馬の白子筍をまずはそのまま刺身で。
果物のような香りで、ジューシーさもあります。
続いて、そのままの筍をテーブル横の七輪の炭火でゆっくり火を入れ、白焼きとタレ焼きで。
木の芽味噌、山椒。
えぐみのない、シャキシャキ、サクサク感。
黒龍もなんと3種。
二左衛門 純米大吟醸。
石田屋。
火いら寿。
⚫︎旨味「沢山」
お椀は沢煮椀。
山菜、蕨、芹、石蕗、人参、生の木耳など。
たくさんのお野菜たちが生き生きとしています。
糸島豚は上品な脂で、甘みのあるお肉でした。
十四代も3種‼️‼️‼️
なんと、龍泉が…。
私、初めてお目にかかりました。
さらに極上諸白、中取り無濾過。
なんと贅沢な3種の飲み比べ。
⚫︎海味「ギャップ萌え」
お造りは筑前海の虎魚。
プルプルとシャキシャキと弾力を感じる悶絶の美味しさ。見た目と美味しさのギャップに萌えっと。
虎魚の肝、皮、真子、さらに北九州の雲丹も。
熊本ワイナリーの赤ワイン。
葡萄はマスカットベリーA。
フレッシュで軽やかなテイストです。
⚫︎フェイク「春を巻く」
春キャベツを使ったロールキャベツ。
小倉牛のミンチ、濃縮トマト、白子筍、花山椒。
食材たちのバランス、調和が素晴らしいひと皿。
軽めの赤ワインによく合います。
醸し人 九平次。
うすにごり 生酒。
⚫︎穂「シン・春を巻く」
アスパラ、筍の穂先を春巻きの皮で包んで揚げたものです。完熟レモン、塩で。
筍はお出汁で炊いたものかな。
ほっこりとした筍と旨味を楽しみます。
京都の日々酒造。
日日 糸島。糸島の山田錦を使ったものだそう。
後味の軽い一杯でした。
もう1種いただきました。
⚫︎海藻根「まなかし」
金崎のめかぶ、コウイカ、有明の海苔。
これでまずはご飯を一杯、平らげました。
花鰹、卵の黄身。
さらにご飯を一杯。
筍の姫皮のきんぴら、虎魚のアラのお味噌汁も美味しかったなぁ。
毎回ご飯もつやつや、ふっくら香りが素晴らしい。
おにぎりのお土産も。
デザートに合わせて、苺のお酒を。
熊本ワイナリーのスパークリング。
巨峰で作った醸音(かものね)に苺を合わせてくださいました。
⚫︎問題作「大根おろし」
苺、そして春大根をおろしてババロアに。
大根のスイーツ⁉️
これが不思議と合うのです。ヘルシーなスイーツ。
最後に、新政さんのラピスラズリを出してくださいました。これ大好きなお酒なんです。
2018年、瓶内熟成して出荷されたもの。
嬉しい一杯でした。
今回も至福のひととき、幸せの時間はこれで結びとなりました。
かけがえない幸せなお料理とお酒と、おもてなし。
心から癒される大切な時間です。
いつもお店のお2人には感謝しかありません。
訪問するたびに心も軽くなるような、私にとってなくてはならないお店。
今回も素敵な時間をありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2024/07/14 更新
2024/02 訪問
唯一無二、かけがえのない至福の時間
如月のTOBIUMEさん。
今回は博多のホテルに宿泊していましたので、特急電車とタクシーを利用して訪問しました。
予約時間より少し早く到着すると、お店のお2人がにこやかに迎えてくださいました。
とっても優しい笑顔に癒されます。
お2人にお会いできて、ホントに嬉しいです。
いつもの席に案内していただきまして、まずはじめに、本日の食材さんたちとご対面。
岩国蓮根、宇部の赤貝、そして下関の天然虎河豚の白子…なんて大きいのでしょ(^^)
◯厄除け「白桃煎茶」
桃の甘くて柔らかな香りに包まれてスタート。
ペアリングの始まりは、シャンパーニュ。
アンリ・グードルブ。
◯始まり「九つの穴」
岩国蓮根のチップス、蓮根餅。
若松の春菊を餡に、そこに紅生姜の風味が加わってほっこりと温まるお料理。
裏鍋島かくし酒、これも口開けで。
純米吟醸。生酒。
華やかな香り、後口でさらに広がります。
◯贅沢「白粥」
天然虎河豚の白子を炭火で焼いて。
河豚、白菜、大根、人参などでとったお出汁で、お粥にしていただきます。
小葱、有明の新海苔を添えて。
ほんっとに贅沢な逸品です。口福。
大好きな鍋島と合わせていたら、もう昇天しそうになります。
フランス ムルソー村のシャルドネ。
ブルゴーニュの白ワイン。
◯上巳「鉄砲」
わけぎの酢味噌和え。
宇部の赤貝に、菜の花、スナップエンドウ、蕾菜、濃縮トマト。
少し早い春を感じます。
ここで、枕崎の本枯れ節の削りたてを見せていただきました。
なんとも香り高い。
これを一番出汁で出していただけるそう。
黒龍。
純米大吟醸。
木箱から出されて、これもまた口開け。
さらに、黒龍八十八号、干支ボトル龍と虎。
◯滋味「福を取り込む」
虎河豚のつみれは白子、身、皮。
焼いた唐墨の香り、人参。
鰹の一番出汁の中で素材が調和しています。
幸せなお出汁。
十四代は荒走り上諸白。
2月1日製造、これまた口開けで。
さらに十四代はおりがらみ、大吟醸黒縄。
もう幸せで幸せで。
口角が上がりっぱなしでした。
◯海味「鰤大根」
なんと、お造り!
お刺身は山口の天然鰤12キロ。
若松の大根おろし、葱や大葉、胡麻の薬味とともに
美しい脂を味わいます。
こんな鰤に出会ったのは初めてです。
フランスの赤。
ドメーヌ デ・トゥール。
◯大地「報告・連絡・相談」
エコ認証を受けた芦屋のほうれん草のソテーをソースとして。これがもう絶品。
宮崎牛のシャトーブリアンは炭火でじっくり火入れされています。完璧なお肉。
新政さんの亜麻猫。スパークリング。
そして、新政さんの元旦しぼりの干支ボトル。
◯KFC「骨まで愛して!」
河豚の唐揚げ。
地元産のレモンを添えて。
ホントに上質な鶏肉のよう。
而今、千本錦生。純米吟醸。
さらに八反錦生、にごりさけ生。
而今もとても好きなお酒…ありがたいです。
◯瑞穂「飛梅」
炊き立てのご飯に、芦屋獲れのサワラの香梅煮、白菜明太、お味噌汁。
梅は太宰府のものだそう。
白ご飯はお代わりしちゃいました。
食べきれなかったご飯はおにぎりにしてお持ち帰り。(翌朝美味しくいただきました)
薄茶、ハーブティー。
◯甘美「想いを届ける」
苺、自家製ガトーショコラ。
以上で、楽しくて美味しくて、幸せな時間は結びとなりました。
お伺いできるのは年に数回ですが、こちらで過ごす時間は何物にも代え難い大切なひとときです。
まさに至福の時間。
また次回、TOBIUMEさんのお料理とお酒、そして何よりお店の方に会える日が楽しみでなりません。
今回もありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2024/02/23 更新
2023/11 訪問
唯一無二、かけがえのない時間
11月のTOBIUMEさん。
この日は宿泊ホテルがある小倉から、JRとタクシーを乗り継いでお伺いしました。
◯始まりの一服「秋の口切り」
冷凍保存されて、ひと夏越した新茶なのだそう。
新茶の香りから始まり、とろみ、深み、旨みなど複雑な余韻が残るようなお茶でした。
ペアリングの始まりは、新政酒造さんの天蛙を開封していただきました。
スパークリングのお酒。飲みやすくて、上品な甘みのある、シャンパーニュにも負けないお酒。
さらに、新政さん170周年で作られたという記念酒が登場。
「改良信交」というお米、「陸羽132号」というお米とのことで、それぞれ華やかで、柔らかく、品のある甘さを感じます。
陸羽の方が少し大人っぽいような印象。
◯炭香「白身のトロ」
下関の喉黒の炭火焼き、茶碗蒸し仕立て。
海苔、葱、大根おろし。
すっきりとした脂の旨みが素晴らしい、焼きめの香ばしさも感動的です。
続いてのペアリング。
きもと仕込みの而今。
赤磐雄町火入。
甘い華やかな香りが広がります。
さらに、秋津山田錦、愛山と而今が3種も。
◯八寸「小さい秋見つけた」
これ、全部食べられます!(お皿以外は)
まずは若松の栗を渋皮煮にして揚げたもの。栗のいがいがをソーメンで表現されていました。
2つめは棒寿司、太刀魚。
3つめは茶蕎麦と海苔、生麩の田楽。田楽味噌で焼き上げたもの。
4つめは地元の銀杏をすり身にして、チーズと焼き上げたもの。
5つめは有精卵を火入して、味噌漬け。昆布をヘタに見立てて。
6つめは赤パプリカ、南瓜のすり流しを二層にしてくり抜いたもの。
7つめはレンコンチップス、春菊、四角豆の白和え。
最後8つめは、さつまいもチップス、無花果、おから。
ここで、食事の合間に枕崎の本枯れ節を削ったものを見せていただきました。削りたての香りが素晴らしい。
白ワイン。
ブルゴーニュのシャルドネ。
タルの効いた、深まる秋のイメージ。
次のお料理のお椀、カツオのお出汁に合わせてチョイス。しっかりとした白でした。
◯滋味「♂」
渡り蟹のオスを贅沢に使われて、先ほどのカツオの本枯れの一番出汁で。
ひとくちめで、豊かな香りに思わず目を閉じてしまいます。
蟹とカツオが重なる旨み、香り。
ほのかな柚子。
悶絶しちゃいます。幸せな時間。
ここで、この後の食材、山口県の大車海老が登場。生き生きしたお姿を見せていただきました。
こんなでっかい車海老を見たことがありません…ワクワク。
お造りに合わせての日本酒。
十四代‼️‼️
純米大吟醸 超特。
超特選なのだそう。開栓した瞬間から柔らかな甘い香りが漂ってきました。
さらに、十四代の中取り大吟醸。
さらにさらに、酒未来の純米大吟醸。
大好きな十四代が3種も。
◯潮「かぶりつく」
先ほどの大車海老。
1尾そのまま、軽く茹でてあって、歯応えがものすごいっ。ぷりぷりを通り越した食感。
水烏賊は芦屋獲れ、2日寝かして甘みを増したもの。ねっとりとした甘みと旨み。
続いてのペアリングはシャンパーニュ。
クリスチャン ブルモー。
◯新米「藁」
筑前海獲れの神経締めした肉厚のサワラ。
新米の稲藁で焼いて、ほうれん草と椎茸をソース代わりに。
藁の香りが素晴らしい。
バター、醤油、胡麻。
ここで、山口県岩国の松茸さまがお目見え。
存在感のある一本。
仕入れに大変なお手間をかけられたそうで…本当にありがたいことです。
岩手県のAKABU。
純米吟醸。
さらに、純米大吟醸 極上ノ斬と3種。
◯裏年「しみじみと、、」
松茸は土瓶蒸しで。
筑前海の鱧、銀杏。
地物の酢橘、三つ葉の香り。
口の中が幸せな旨みと香りに溢れます。悶絶。
赤ワインは、ブルゴーニュ。
ヴァンサン。
◯大地「ロッシーニ」
シャトーブリアン、佐賀牛を炭火でじっくりと火入れ。絶妙な歯応えと柔らかさ…感激。
フォアグラの代わりに里芋を使われていました。
滑らかですごく美味しかったです‼️
トリュフも贅沢に添えて。
山形県の亀の井酒造。
くどき上手。
jr.と亀。
ばくれん。超辛口。
◯瑞穂「♀」
渡り蟹の真子、身をたっぷり。
平茸,舞茸、しめじ。
葱や栗も。
彩りも香りも色んな旨みもぎっしり詰まった贅沢なご飯です。お茶碗一杯だけいただいて食べきれなかった分はおにぎりにしてもらい、お持ち帰りにしました。
お味噌汁には、大車海老の焼いた頭が。
デザートにも,日本酒を。
秋田の醸造所。
稲とアガベ。
アガベはテキーラの原料なのだそう。
開栓注意と書かれていたとおり、活性にごり。
上澄みと、混ざり合ったものをそれぞれいただきました。
微発泡と甘酒のような風味,酸味。
さらに稲とコウジとホップ。
稲とコウジ、の2種。
甘酒っぽいニュアンスと、ビールのような風味。
同行者は、ノンカフェインのオーガニックのルイボスティーを。
◯甘味「有りの実」
福岡県の梨のソルベ。
アカモクの塩で焼いたメレンゲ。これも甘みと食感と香りを楽しめますね。
最後まで素敵です。
以上で至福のディナーは終了。
あらためて、TOBIUMEさんを訪問するのは、かけがえのない大切な時間だなぁと実感しました。
幸せな気持ちに包まれて感謝の思いが自然に溢れてくる、そんなひとときを過ごせました。
お伺いするたびにますます大好きになるお店。
しばらくはこの日の幸せの余韻に浸りながら次回の訪問を楽しみに待とうと思います。
今回もありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2023/11/16 更新
2023/07 訪問
人生を豊かにしてくれる大切なお店
5ヶ月ぶりに、ようやく会いに行けました。
宮崎からは頻繁に通うことは叶いませんが、年に数回でも定期的にお伺いしたいお店。
大切にしたい、かけがえのない時間です。
今回は福岡市内に宿泊しなければならない用事がありましたので、初めて博多駅からJRで移動し、折尾駅からはタクシーでお伺いしました。
まずはお店の方とのご対面。お2人の満面の笑みを見られてもう幸せいっぱいです。
お料理の前に。
この日の食材「天竜川の鮎」が登場。けっこう大ぶりなサイズの鮎が元気に泳いでいました♫
これから、この子たちはじっくり焼かれるのね…(・・;)
そして、いよいよ至高のコースがスタート。
◯始まりの一服「朝獲れの雫」
トウモロコシの芯を使ったコーン茶。
冷たくてほのかな甘みと香りが、身体中に優しく沁み入ります。
ペアリング(ハーフ)のスタートは、シャンパーニュから。シャピーというお名前のものでした。
◯素潜り「磯の片思い」
地獲れの鮑、島原の手のべ素麺、完熟トマト。その上には、濃厚な肝のソースがたっぷりと。
殻付きで登場したとき、鮑のあまりの大きさに驚いて声を出してしまいました。
鮑はプルプルでしっとり、お出汁の塊です。
絶妙な食感と芳醇な旨みがたまらない。
白ワイン。
フランス ロワール地方のシュナンブラン。
次のお料理のカツサンドに合うように、しっかりめのもの。
◯骨切り「カツサンド」
地獲れの鱧を、ふっくらサクサクに揚げてカツサンドに♫
中西養鶏場の卵、2年間寝かせた自家製のらっきょうなど、地元の素材で作ったタルタルソース。
そして梅肉を添えて。
これまた絶品です‼
ふんわりとした鱧に素晴らしいタルタル。
もう美味しいとしか言えない。たまらんです。
おかわりしたかった…。
ここで、枕崎産の本枯れ節を見せてくださいました。
厚めに削られた鰹節。これが次のお椀で登場するのですね…すでにこの香りでノックアウトされます。
続いてのお酒、黒龍は贅沢に4種も。
八十八号、これは甘い香りが広がり華やか。
さらに、しずく、火いら寿(ひいらず)、夏しぼり。
◯滋味「ドラゴン」
お椀は波千鳥…美しい蒔絵。
その蓋を開けると、ふわーっと鰹節の芳醇な香り。先ほどの一番出汁は、のけぞる美味しさ。
そして、芦屋漁港の太刀魚は肉厚ででっかい‼️
北九州の茄子、モロッコインゲン…どの素材も素敵です。
悶絶のお出汁をアテに日本酒が進みます。
十四代。大好きなお酒。
こちらもなんと4種が並びました。
酒未来の純米吟醸、雄町、愛山、とお米が違う十四代の飲み比べを楽しませていただきました。
さらに、七垂二十貫‼️品のある甘みとコク。
今回もなんというペアリングなのでしょう。
◯潮「梅雨の海模様」
十四代に合わせるお造り。
赤ウニ2種類。萩、下関のものはいずれも甘くて濃厚ですね〜すごく美味しい。
スズキ、ヤリイカも旨みがしっかりとした逸品。
歯応えも素晴らしい。
白ワイン。
フランス ロワール地方。
ジュンコ アライさんという方が作られているワインなのだそう。
完熟したフルーツ、樽のコク、青草のような風味を感じるソーヴィニヨンプラン。
◯渓流「香魚」
天竜川の鮎を、丁寧に丁寧に火入れされています。丸ごと頭からガブリといただきます♫
添えられているのは、若松クィーンという西瓜、胡瓜、オクラ、ジュレ。
西瓜はシャリシャリの控えめな甘さで、瓜の青さと緑の風味がとても爽やか。
長崎県の森酒造。平戸のお酒。
飛鸞(ひらん)絆という名前なのだそう。
香り高く、品のある甘みも感じる素晴らしい日本酒でした。これも好みだなぁ。
◯温味「夏の冬」
ネーミングが不思議でしたが、やはり冬瓜…だったんですね(^^)
筑前海の鯛と合わせて炊いて、おかわかめ、モロヘイヤとともに。
生姜の風味が絶妙なアクセントになっていて、冬瓜の食感も素晴らしい。
鯛もふっくら仕上げてあります。
赤ワインはフランス ランドック。
カリニャン、シラー、グルナッシュのブレンド。
次のお肉に合わせて準備していただきました。
◯大地「この味がいいね」
鹿児島の黒毛和牛のサーロインを使ったローストビーフのサラダ仕立て。
お肉のしつこくない脂の甘さ、お肉の旨みと甘さ、すっとした歯応えが素晴らしい。とうもろこし、じゃがいも、かぼちゃ、ゴーヤなどのお野菜も絶品。
ネーミングの謎は、サラダ記念日の短歌を引用されたものでした(笑)
これはさすがに分からなかった…(^^)
而今も4種。なんとも、恐れ入ります。
八反錦火入、雄町火入、酒未来無濾過生の純米吟醸、白鶴錦の純米大吟醸。
◯瑞穂「関門海峡夏景色」
関門海峡のタコ、大葉、山椒、そら豆。
大きなタコに、夏の彩りのご飯。
食感が素晴らしく、旨みもたっぷりで、満腹なのにおかわりしちゃいますね。
ユーモアのあるネーミングに、クスッとさせられました。
ハーブティー、薄茶を。
ハーブティーはレモングラスとマテ茶。
◯甘味「点前」
八女の抹茶を使ったティラミス。
嬉しいサプライズまで…(^^)
ふー、もうお腹いっぱい。
今回の幸せな時間はここまでです。
何度お伺いしても驚きと感動、ワクワク感が止まらない素晴らしいお料理、お酒。
そして、温かいおもてなしに触れるたび、幸せで嬉しい気持ちが溢れてきます。
訪問するたびに、感謝の気持ちでいっぱいになります。
次にお会いできるのは、秋ごろになるでしょうか。
今から皆さんとの再会が楽しみでなりません。
ご馳走さまでした(^^)
ありがとうございました。
2023/07/25 更新
2023/02 訪問
人生を豊かにしてくれる大切なお店
今年初めてのTOBIUMEさんへ。
今回も車を走らせて(今回は所用のため福岡市内に前泊)、北九州市にやってまいりました。
お料理やお酒はもちろん楽しみなのですが、お店の皆さんに会いたい気持ちでワクワクしながらのドライブです。
今回もおまかせコースとハーフペアリングで。
如月の旬をいただきます。
●始まり「桃の節句」
白桃烏龍茶。
野菜たちの雫に代わり、優しく柔らかな甘さ。
日本酒は新政のお酒から。
元旦しぼり。
元日にしぼられて出荷されたもので兎が描かれたラベル。
さらに、昨年からマイナス5度で寝かせてあったという、寅年の元旦しぼりも。
柔らかな酸味♫
さらにさらに、異端教祖。
白麹を使われたものなんですって。
●すずしろ「雪の下に春」
蕪蒸し。
若松のカブ、雪の下には、ふっくらと肉厚のサワラ。
繊細な旨味、皮目を軽く炙った香ばしさ。
ここで、これから調理される食材が登場。
山口の天然トラフグの白子。
5キロもの…驚きの大きさ‼️
うわぁー、テンションが上がりますっっ(^^)
興奮冷めやらぬうちに、続いてのお酒はシャンパーニュ。
ドゥラモット。
●上巳「貝合わせ」
少し早いひな祭りに合わせて、赤貝。
山口の宇部のもの。
食感が素晴らしい。
菜の花、つぼみ菜、芽キャベツ、濃縮トマト、柑橘など春の食材を優しい土佐酢をまとわせています。
次の日本酒は、而今。
千本錦無濾過生。
リンスの途中で香る優しい甘み。
さらに八反錦、おりがらみ生、高砂という3種も登場♫
しっかりとした旨味と甘みのある大好きなお酒。
●贅沢「やきもち♡」
白子の炭火焼きがついに登場‼️
熱々の白子の下にはシャリと海苔。
濃厚でクリーミーな白子に悶絶…トロトロです。
火入れの素晴らしさ、焼きめの美しさ。
日本酒は、広島の宝剣酒造さん、呉の土井鉄。
純米吟醸の中汲み。
酒未来。
甘みとすっきりのバランスがいいお酒。
初めていただきました。
●渋味「九つの穴」
岩国の蓮根。
むっちりとした食感の蓮根饅頭。
一番出汁のお椀…もうこのお出汁が至高。
そして、十四代が3種も(^^)(^^)(^^)
おりがらみ、荒走り。
大極上生 純米大吟醸。
龍の落とし子。
あー、もう幸せです。至福(^^)
●海味「冬の叩き」
天然トラフグのタタキ。肉厚♫
皮の煮凝り。
タタキは塩、香辛大根、橙で。
先ほどの白子様のポン酢も登場。
白ワインは、長野県ファンキーシャトー。
ソービィニオンブラン。
●宝生丸「鱗」
門司の甘鯛は、船上で血抜き、神経締めされたもの。
春菊、ジャガイモ、バルサミコを煮詰めたソース。
松笠焼き、大好きです。
赤ワインはフランスのボルドー ラグランジュ。
3種のブレンド。
●大地「はるかに美味い」
紅はるかを低温で揚げられて、中の方だけを出されたのだそう。なんともシルキーでなめらか。
宮崎牛のシャトーブリアン。(宮崎牛、嬉しい♫)
火入れが最高♫
タレと塩で。
煎り番茶。
黒龍の垂れ口。
無二。
今年と去年のもの2種も。
さらに、入札方式で仕入れた純米大吟醸熟成酒2017も。
●瑞穂「骨抜きにします!」
ごぼう、椎茸、大根葉、フグ…炊き込んだ後にを骨を取って出していただきました。
もう雑炊のように旨味を凝縮したご飯。
食べきれない分はおにぎりでお土産に♫(翌朝、美味しくいただきました)
白菜明太子も、フグのアラで出汁をとったお味噌汁も最高ですっ。
お薄、ハーブティーはチャイ。
●「甘美」温かいチョコレート。
温かいチョコレート、バニラアイス。
この日も至高のお料理、お酒とおもてなし。何度お伺いしても、感動と感激が止まらない至福の時間。
いつも感謝しかありません。
これからもずっとお伺いしたい大切なお店。次の訪問が楽しみでなりません。
今回もありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2023/02/23 更新
2022/09 訪問
かけがえのない至福の時間〜長月
前回訪問から約5か月。
今回も予約させていただいたものの、コロナや仕事の関係でお伺いできるかどうか、直前までやきもきしながら過ごす日々でした。
どうか早く平穏な日常に戻りますように…。
さて、今回も車で北九州市へ向かいます。
黒崎駅そばのホテルにチェックインして、タクシーでお店へ。
お店のご夫妻から、にこやかなご挨拶をいただいた後、今日の食材の一部を見せていただきました。
天竜川の子持ち鮎と、小ぶりな車海老。
ぴちぴちと元気の良い大きな鮎、みずみずしくて美しい海老…もうこの時点でワクワクが止まりません。
★蘇生「野菜の雫」
★始まり「嫁に食わすな」
地元若松の秋茄子は炭火で焼かれて、香ばしさが立っています。
相島の赤雲丹は、これでもかというボリューム…(^^)
その下には有明の海苔が敷いてあって、クラッカーのような役割でした。
手で持って、がぶりといただきます。
タイトルから、茄子のお料理かなぁと想像していたところ、こんな素晴らしい雲丹も食べられるとは。
この秋茄子と雲丹を、辛口の熟成シャンパーニュで流し込む幸せ。
初っ端から心を鷲掴みにされました。
★叺「押す」
かますの押し寿司。
この漢字は「かます」と読むんですね。
美しく、フワッと旨味の柔らかい逸品。
このお料理には、新政酒造さんのNo.6 Aタイプ。
んー、すっきりまろやかで美味しいっ(^^)
さらに、ニルガメ。
天蛙。
亜麻猫。
紫八咫。
迦楼羅、これは陽乃鳥のスピンオフ…ペアリングの多さにメモするのが追いつかないほどの新政まつり♫
★滋味「月が綺麗ですね」
枕崎の鰹節。一番出汁を纏った、海老がぷりっと、南瓜のお月様がふっくら、きくらげの食感が絶妙。
島根県の王録。
丈径(たけみち)という日本酒。
マイナス5度で保存されていた、熟成の旨味溢れるお酒でした。
★潮「タイ対タイ」
石鯛、赤雲丹。
天然鯛。
お醤油も、大根おろしも旨いっっ。
食感、旨み…申し分ない絶品のお造り。
雲丹もすんごく甘い〜。
そして、十四代。
白雲去来‼️
そして、酒未来という自社米を使った純米大吟醸も。
なんて美味しい飲み物なのでしょう。
笑顔が止まりません。
★清流「川下り」
落ち鮎。
無花果と梨の白和え、茗荷を添えて。
鮎を頭からガブっといただきます。
緑の香りと香ばしさ、身の旨味。
菊鹿。
シャルドネ樽熟成。
軽やかな酸味が、鮎によく合いますね〜。
★山「渋皮」
若松の栗の渋皮煮。
ほっくりと甘い栗の下には、湯葉と蒸したお米。
お料理に合わせるのは、備前、赤磐の雄町飲み比べ。
写楽。
華やかな香りと優しい甘み。このお酒も好きだなぁ。
★返し「死んでもいいわ」
このお料理のタイトルは、夏目漱石が「アイラブユー」を「月が綺麗ですね」と訳されたことを受けて考えられたものだそう。
このお皿に添えられた玉子を2回目の月見に見立てられ、同じ「アイラブユー」を二葉亭四迷が「死んでもいい」と訳されたことを引用したもの。
深い…深すぎる…ちょっと説明が分かりづらくてゴメンなさい。
さて、お料理の方は、宮崎牛のシャトーブリアン。
宮崎の食材が登場するのは嬉しい限りです(^^)
炭火焼きに合わせるのは空芯菜、若松椎茸。
青レモンも。
長野県、小布施ワイナリーの赤ワイン。
酸味と渋味のバランスがよくて飲みやすい♫
★瑞穂「赤とんぼ」
無農薬の赤とんぼ米。香りに悶絶。
これを鱧天丼に。
なんて贅沢な♫
ふっくらと揚げられた鱧、山椒を効かせて。
そして、続いて、鯛の出汁のカレーライス。
海老の頭を揚げてトッピング。
もうお腹いっぱいでしたが、これはまだまだ食べられる〜。
スパイス感が絶妙です。
この赤とんぼ米。お土産に持たせてくださったおにぎり(おかか)も翌朝、美味しくいただきました♫
日本酒は、爾今。
東条、吉川とも、それぞれふくよかな旨みと甘み。
さらに、朝日、白鶴錦、純米大吟醸の3種を。
★甘美「皮ごと食べる」
直方のシャインマスカット。
敷き詰められたシャインマスカットの下から、きな粉?のアイスクリーム。
最後はお抹茶をいただきました。
今回も楽しくて、美味しくて、嬉しくて…とても幸せな時間を過ごすことができました。
帰りの配慮も本当にありがたかったです。
もうホントに感謝しかありません。
「このお店に出会えてよかった」
訪問のたびにそう思わせてもらえる、感動と感激、至福のひととき。
ホントは毎月お伺いしたいのですが、なかなかそれは叶わず。
次回の訪問は年明けになりそうですが、これからもずっと通い続けたいと思います。
ご馳走さまでした(^^)
今回もありがとうございました(^^)
2022/09/29 更新
2022/04 訪問
かけがえのない時間
ようやく訪問することができました。
コロナ禍だったり、予約が取れなかったりでタイミングが合わず、一年半、待ち焦がれていたTOBIUMEさん。
これが4度めの訪問。
特に、今回は仕事やコロナの影響で直前まで日程が固まらない状況でしたので、訪問の喜びもひとしおです。
今回も自家用車で行くことになりましたが、片道5時間ほどのドライブも苦になりません♫
お店の近くのホテルを予約し、至福の晩ご飯をいただきにあがります。
前置きが長くなりました。
いよいよ当日。
久しぶりにお会いするスタッフの皆さんの笑顔に、まずはほっこりとさせられました。
お料理の前に合馬の筍「白子筍」を見せてくださいました。とてもレアな素材なのだそう。何とも美しいフォルムの筍です。
さて、お料理のスタートは、
蘇生「野菜の雫」。
身体の中が浄化されるような優しい甘み。
シャンパーニュ。
コルクを開けてくださいました。
爽やかな酸味、キリッとした後口です。
この日のお酒も、その大半を目の前で封を開けられていました。(毎回ありがたいやら、申し訳ないやら)
シャンパーニュに合わせて登場したのは、
始まり「キャラメリゼ」。
若松の新玉ねぎをキャラメリゼしたもの。
宗像の紫雲丹、有明の海苔、若松のスナップエンドウ。
玉ねぎはあっという間に溶けてなくなり、雲丹と海苔のハーモニーが素晴らしい。スナップエンドウの軽やかで楽しい食感。
雲丹とシャンパンのコラボが何とも贅沢です。
続いて、佐賀の光栄菊という日本酒。
アナスタシアグリーンをワイングラスで。
柔らかい酸味、ほのかに爽やかで、とても飲みやすくて美味しい。
菊の品種で名前が付いているとのこと。
さらに、スノウクレッセント、白月、ニューブラウンという他の3種類もおちょこで飲み比べ♫
これぞトビウメさんのお楽しみ(^^)
凌ぎ「穴子酸」。
対馬の穴子、飯蒸し、濃縮トマトを焼いて添えられています。
口の中で溶けるトマトは、優しい甘みと酸味。
そして、穴子が甘いっ、香ばしいっ。旨い(^^)
飯蒸しとほのかに生姜の風味。身体がほっこりと温まるお料理です。
新政さんのお酒。
No.6の10周年を記念して出されているものらしいです。
スパークリング、ものすごく旨い…バランス抜群の泡。
さらに、4年熟成の亜麻猫、さらに秋櫻も。
旬「山の白子」。
根っこの部分が甘いのだとか。
炭火でじっくり、シェフが席の隣に来て丁寧に火入れを見せてくださいました。
木の芽の香りと、シャキっとしたみずみずしい食感、歯応え…驚愕の筍。
ここで、お椀のお出汁をとられるということで、枕崎の鰹節を見せてくださいました。
香りがすごい。この香りだけで白ご飯が欲しくなりますね。
黒龍、しずく。
年2回出されるお酒なのだとか。
さらに、純米大吟醸。これは新商品で今季出された極みという形のもの。
追加で、火いらず。トロリとした生酒も美味しい。
追加で、八十八号。タンクの番号を名前にしたもの。
澁味「鶯」。
お椀です。
若松のエンドウ豆をすりおろした鶯豆腐。
滑らかさと梅の風味を支える、鰹の香りと旨味が濃いお出汁。厚みのある鰹節の力強さ。
十四代‼️
中取り大吟醸、そして、極上諸白(ごくじょうもろはく)の2杯はワイングラスで。
槽垂れもおちょこで。
あーーー、これはやはり好きなお酒だぁ。幸せ♫
潮「海の桜」。
萩の赤雲丹、天然鯛とアコウのお造り。
雲丹…めちゃくちゃ美味しくて悶絶。
さらに、白身もポテンシャルが素晴らしい。
この雲丹を食べながら、十四代を口を潤す…幸せとしか言えない時間でした(^^)(^^)
山梨の白ワイン。
2016年の熟成されたもの。甲州葡萄。
すっきりとしたバランスのよさ。
食感「鱗」。
門司の甘鯛の松笠揚げ、空豆を添えて。
軽やかな鱗を楽しむお料理。さくさく感が心地よい。
ふわふわの白身の上品な旨味です(^^)
北海道の赤ワイン。
ピノノワールは軽やかで、穏やかな酸味のある赤。
大地「失楽園」。
鹿児島の黒毛和牛のサーロイン。
シェフが隣で最後の仕上げをしてくださいました。
牛肉とアスパラとクレソンのしゃぶしゃぶ♫
細長く薄くスライスされたアスパラ、クレソンの風味、牛肉の旨味が濃いっっ(^^)
上品な脂なので、さらっと食べられます(^^)
而今。
純米吟醸、山田錦火入…お米違いで3種。
宮城県の残響、スーパー7は7%に磨いたもの。
さらに零響というお酒も。
お米の旨さを強く感じるお酒。
瑞穂「食のSDGs」。
アコウのカマの塩焼き。
炭火の香りが食欲をそそります。
筍ご飯、散らされたふきの彩りも美しいですね♫
芦屋で穫れた黒雲丹も添えて。
もう、たまんない、うんまい(^^)
このご飯は、おにぎりでお土産にいただきました。
(翌朝、美味しくいただきました)
異文化「焼き苺」。
ハーブティー、苺を入れたシャンパーニュとともに。
焼き苺、自家製バニラアイス、バルサミコのソースのバランスが絶妙です。
さらに、八幡西のクラフト醸造。
亀の尾、改良信交というお酒。最後まで色んなお酒をどんどん出してくださいました♫
以上で至福のコースはおしまい。
今回も素晴らしい時間を過ごすことができました。
いつも期待を遥かに上回る、楽しくて美味しい、幸せなひとときです。
いつも感謝の気持ちしかありません。
かけがえのない時間をありがとうございました。
帰りのご配慮も大変ありがたかったです。
宮崎からでは頻繁にお邪魔するのは難しいのですが、次はいつお伺いできるかなぁと、楽しみでなりません。
ご馳走さまでした(^^)(^^)(^^)
2022/05/08 更新
2020/11 訪問
幸せの余韻〜素晴らしい出会いに感謝
4ヶ月ぶりのTOBIUMEさんへ。
今回も公共交通機関の利用を避けて、マイカーで宮崎から約4時間半のドライブです。
TOBIUMEさんで夕食をいただくための北九州ツアー。
3度目の訪問となりました。
そして、今回はスペシャルなゲストさんと初めてご一緒させていただく、特別な夜なのです。
いつも以上にワクワクと緊張の中、宿泊先から歩いてお店へ向かいます。
11月のメニューは「霜月〜北九州って、美味しい〜」
「蘇生〜野菜達のしずく」
始まりは、いつもほっとする優しいお味から。
飲み物はシャンパーニュから。
2008年のヴィンテージ。すっきりとした口当たりで食欲を刺激します。
「始まり〜若松揚げ」
あかもく、白ネギ、しょうがを使ったさつま揚げ。
お椀の底からは、ほっこりした里芋が現れます(^^)
菊のあんの彩りも美しいですね。
続いてのお酒は、田酒。
純米大吟醸の一升瓶は四割五分。
さらに、四割ものも出していただき、飲み比べを楽しみます。
「旬〜下り」
なんと、食材は鰻‼️
中津獲れ天然の下りの鰻蒲焼き。
菊芋のチップスを添えて。
鰻の皮が驚くほどパリパリっ、そして肉厚の身がふわっとしていて香りも素晴らしい。
菊芋のチップスも軽やかに揚がっていました。
黒龍。
石田屋と二左衛門…これはなかなか手に入らないものだそう。
どちらも甲乙つけがたい(^^)
「干潟〜仮面の告白」
豊前の渡り蟹♫
大葉春菊の香り、若松のシークワーサーも爽やかですね。
餅米の飯蒸しが、もっちりとした食感。
飛露喜。
吟醸。
リンス(お酒でグラスを洗うことなのだそう)のこだわり。
愛山の純米吟醸と特別純米。
「滋味〜抜け殻」
渡り蟹の殻でお出汁を取り、若松のカブを炊いたもの。
幸せなお出汁です。
十四代。
中取り大吟醸の一升瓶、そして龍泉の白雲去来。
こ、これは…人生イチの美味しさだったかも。
飲み干した後にすーっと残る旨味というか、美味しい余韻が素晴らしい。悶絶の日本酒でした(^^)
龍泉のことを後でネットで調べたら、ものすごくレアで高価な日本酒でした…びっくり‼️
「海味〜筑前海の恵み」
芦屋の天然鯛、クエ。
大阪カハラの森さんが考案したという塩…これも繊細な食感と深い味わい。
白ワイン。
山梨の甲州ブドウ。すっきりとした後味。
「地産地消〜藁」
サワラの藁焼きを辛子醤油、大根葉で。
藁の香りと、若松のグリーンレモン。
口に入れると、上品な脂とスモークの風味がふんわりと感じられます。
熊本の菊鹿の赤ワイン。
メルロー、樽熟成のもの。これもレアなワインなのだそう。
「大地〜恍惚」
小倉牛のシャトーブリアン(^^)
アタカ農園のほうれん草、玉子、そして白トリュフ…柔らかい肉質と旨味。これも悶絶する美味しさです。
秋田の合同の蔵が作られているネクストファイブというお酒。
ヒョウゲモノ。パッケージのインパクトも強いですね♫
さらに新政のお酒で、碧蛙、翠竜。
年に6本だけ?というレアなもの…何というありがたいお酒のオンパレードです。
「瑞穂〜秋を惜しんで」
白甘鯛、山口の松茸、銀杏、栗の炊き込みご飯(^^)
お腹いっぱいでおかわりできず…おにぎりにして持たせてくださいました♫(翌朝、美味しくいただきました)
北海道の余市のワイン。
飲み物の最後はコーヒー、抹茶、ハーブティーの中からコーヒーとハーブティーを。
「異文化〜ふぞろいの林檎たち」
芦屋の塩を使ったキャラメルソース、長野の紅玉。
すべて完成度の高いデザート♫
特にソルベがすごく美味しい。こんなに美味しい林檎のデザートは初めて食べました。
今回のTOBIUMEさんも、心を揺さぶられるお料理、お酒、おもてなしでした。
幸せな時間、素敵な方との出会い。
素晴らしい夜をありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。
次の訪問が今から楽しみでなりません。
ご馳走さまでした(^^)(^^)(^^)
2020/11/17 更新
2020/07 訪問
心を揺さぶられるお料理とペアリング、おもてなし
北九州市にあるこちらのお店へ2度目の訪問です。前回訪問から3ヶ月あまり…県をまたいでの移動が自粛されていなければ、もっと早くお伺いしたかった。
ずっと首を長くしてこの日を待っていました。
今回の北九州訪問も、トビウメさんのお料理とお酒を楽しむことが目的の弾丸ツアーです♫
片道約5時間のドライブ(^^)
さて、当日。
お店の設備、スタッフの皆さんもコロナ対策は万全。お客さんも我々を含めて2組5名のようでした。
きちんと対応されているので安心して利用できますね(^^)
まずは飲み物。
今回もペアリング(ハーフサイズ)をお願いしました。
以下はお料理とお酒を提供順に書かせていただきます(^^)
スタートは、「蘇生」野菜達のしずく。
優しく複雑な旨味が身体全体に染み渡る〜(^^)
とうもろこしの甘みと香りが素晴らしいですね。身体の中から浄化されるようなお味。
飲み物はシャンパーニュから。
ドゥラモットというものでした。
香りと爽やかな酸味かなぁ。飲みやすくて美味しい♫
「始まり」水と塩。
ゴールドラッシュという品種のとうもろこしと、地元の美しい赤ウニ。
甘みとウニの濃い味、海の風味が繰り返し溢れてきます。
とうもろこしとウニの組み合わせが絶妙。
白ワイン。
菊鹿のシャルドネ。
すっきりしていて後口がキリッと締まる感じ。これも美味しいなぁ(^^)
「梅雨」骨切り。
芦屋漁港で獲れたハモを骨切りしてカツに。
梅肉醤油、すだちでいただきます。
熱々でホクホクでふっくらと揚げられていて、湯気が立っていました。
衣があられのような米の甘み、心地よい食感。
新政さんの亜麻猫。VIAという限定3,000本のレアなものを出していただきました(^^)
ラベルの亜麻猫さんがゴーグルとマスクをしていまして、これはコロナ禍の中の応援酒なのだそう。
素敵なお酒ですね♫
さらに普通の亜麻猫と飲み比べも。
さらにさらに、ナンバーシックスも出していただきました。
「北九ブランド」潮流にもまれて。
素材は何を使われるのだろうとワクワクしていたら、関門海峡たこ‼️
筋肉質のたこの柔らか煮。夏野菜のオクラ、トマトを酢味噌で和えて。
こんなに美味しい酢味噌は人生初でした(^^)(^^)(^^)
繊細な甘みと、ピリッと、マイルドさはチーズかな〜全ての素材が悶絶。めっちゃ美味しい(^^)
鍋島のサマームーン。
ムーンシリーズの夏バージョンなのだそう。
鍋島は続いて愛山(限定)、さらに雄町の純米吟醸も。
究極の飲み放題ですね(^^)(^^)(^^)
「福岡生まれ」フグ田◯◯◯。
正体は、柏原漁港の地元のサザエさんでした。
つぼ焼きなのですが、まるで椀物のようなお料理です。
ものすごい出汁だー‼️なんて旨味だー‼️
サザエと椎茸と玉ねぎ、アスパラガス…あー、もう幸せ(^^)
十四代。
中取り純米吟醸。
赤磐雄町…これ、めっちゃ美味しいわ〜やっぱりすごい日本酒ですね。好きだなぁ、十四代(^^)
さらに而今は2種類。雄町火入れ、雄町無濾過生も。
いかん、だいぶ酔ってきた。
(メモが間違っていたらごめんなさい)
「筑前海」ゴチ網。
鯛、アジ、クエ、確か柏原漁港の赤ウニ、宗方の赤ウニ…など
ものすごいクオリティのお造り。
全てが絶品♫
イギリス人の杜氏さんのお酒、アイスブレイカーをロックで。
透明感、すっきりした風味。
「素潜り」磯の片思い。
素潜りで獲られた500グラムほどの黒アワビ(^^)
肝のソース、ジュレ、そしてアワビの下からソーメンが登場‼️
よく冷やされていて、食感も素晴らしい。
アワビの殻の中に夏の美味いものが満載です。
あぁっ!茄子もいた♫なんて甘い茄子なのでしょう(^^)
土佐しらぎくの微発泡。呑みやすく締まる感じ。焼き鮎によく会いますね。
「清流」泳ぐ。
長野県の天竜川の鮎なのだそうです。
調理の前に生きている状態の鮎を見せていただきました。
じっくり塩焼きされた鮎はパリッとしていて、香りがものすごい。ほんのりした苦味とふんわりとした川の緑の香り、鮎の本来の濃い味を堪能しました。
サイズは小さいですが、すごいポテンシャルの鮎。これも人生初のお味かなぁ(^^)
竹炭と塩でくるんだ、じゃがいもの塩釜焼きはソースにも使われて、これまた絶品♫
想像をはるかに超えるお料理に何度も驚き、感動させられっぱなしです(^^)
長野の小布施ワイナリーの赤ワイン、メルロー。香りの広がりとほどよい酸味。
「瑞穂」焼肉定食。
小倉牛の雌のシャトーブリアン。
自家製タレと錦ゴマ、山葵、卵の黄身…とともに。
お肉は表面をしっかりとゆっくり火入れされていて、噛んだ時の食感の違いに驚かされました。お肉の柔らかさ、旨味が素晴らしい(^^)
焼肉定食ということで、白ご飯とお味噌汁、香の物…これは美味しくないはずがない‼️
「異文化」素敵な一年を願って。
デザートには、なんとサプライズが…何というおもてなし、気遣い。
うるうるしちゃいました(^^)
食後はコーヒー、抹茶、ハーブティー、お酒などの中から、コーヒーとハーブティーをチョイス。
最後の最後まで妥協のないコースです(^^)
帰りにはプレゼントまでいただいてしまって…今回も感謝と感動と感激の連続でした。
しばらくこの幸せの余韻に浸っていられそうな、素晴らしい夜を過ごさせていただきました。
あらためまして、心から感謝いたします。
次回の訪問がとっても楽しみです(^^)
ご馳走さまでした(^^)ありがとうございました(^^)
2020/07/06 更新
2020/03 訪問
最高のお料理とお酒、そしておもてなし
今回の福岡訪問が決まった際、以前から行きたかったこちらのお店を予約(^^)
その後、新型コロナウイルスの影響でスケジュールが直前までくるくる変更になりましたが、TOBIUMEさんにはどーしても行きたかったので、公共交通機関をパスして自家用車で北九州まで行くことに。
さらに宿泊先を博多から変更し、お店の近くに泊まることにしました。
さて、当日。
宮崎から車で4時間半かけて、北九州までやって来ましたー。
ホテルにチェックインしたら、お店まではゆっくり20分ほど歩いてお伺いします。
お料理は15,000円のコースで、お酒はペアリングをお願いしました。
贅沢なディナーですが、今夜ばかりは妥協できません♫
お料理は、★蘇生「野菜達のしずく」からスタート。
ネーミングも素敵ですね(^^)
この日のお料理で出される野菜たちの根っこや端切れを使ったお茶なのだそう。
なんとも柔らかくて身体が中から浄化されるような、温かな一杯野菜のお茶。
自然の甘みと旨味。
お酒はペアリングでしたが、喉が乾いていたので最初の1杯だけ生ビールを追加。
初めの一杯はシャンパーニュ。マリーワイスというものだったかな。
天使の泡が美しい。
★始まり「神宿る島より」
大島の紫ウニと有明海苔。
重ねられた海苔のサクッとパリッとした食感が素晴らしい。
ウニの濃厚な甘さと香りと山葵。
あー、もうこの時点で幸せです(^^)
続いてのお酒は而今。
大吟醸のレアなものと純米大吟醸。
★磯「甘味と旨味」
黒アワビを煮たもの。新玉ねぎ。
細かな美しい包丁の入った、とんでもなく柔らかなアワビ。芳醇な甘さの玉ねぎ。
香りは控えめながら深みのある大吟醸…お酒も悶絶する美味しさです。
日本酒は新政酒造さんの2種類のやまユ、ナンバー6。
★里山「竹取物語」
合馬のたけのこ、木の芽和え。
盛り付けも彩りも素晴らしいですね〜鰹節を掘り立ての土に見立てられていました。
軽く表面をあぶった細かな細工のイカ、スナップエンドウ、芽キャベツ、ブロッコリー、玉ねぎなどを添えて。
春爛漫の逸品。木の芽の香りがびっくりするほど爽やか。
感動続きのお酒とお料理…コースの途中でしたが、自分はこのお店への再訪を誓いました。
次も日本酒。鍋島の限定のもの。
ブラッサムムーン。裏鍋島はラベルが裏返しになっている隠し酒なのだとか。
純米大吟醸のきたしずく、特別純米生原酒。
ペアリングのお酒の内容も種類もすごすぎます(^^)
もはや飲み放題のよう。
★旬「めぐり逢えたら」
たけのこの節の部分と新ワカメ。
若竹煮。海のものと山のものの融合。
このあたりから、お酒がいいあんばいに効いてきました…♫
メモが間違っていたらごめんなさい。
続いて日本酒は、十四代。
純米吟醸生酒、中取り純米。
シンプルにまっすぐに、こんなに美味い酒があるのかと…余韻の残る旨さですね(^^)
★海「筑前海の恵み」
お造りは、遠賀のヒラメと若松のクエ。
朝じめのヒラメと寝かせたクエを自家製醤油と土佐塩で。
あらためて器も素敵なものばかりだなぁ。
目も舌も幸せです(^^)
続いてはワイン。長野県の小布施ワイナリーの白。
フルーティな香りで軽やかな酸味の爽やかなワインです。
★滋味「サクラサク」
甘鯛の松笠焼き(^^)これ、大好きなお料理です。
鱗がパリパリと焼き上げられていて、ふっくらと上品な仕上がり。皮目のサクサク感が軽やか。
甘鯛の下には、餡掛け仕立てのもち米。桜の香りと塩漬けが絶妙です。
スプーンも用意されていました。お店の配慮が嬉しいですね。
長野県のメルロー、若松ワインのメルロー。
★大地「春芽」
鹿児島の黒毛和牛、アスパラを添えて。
自家製のタレ、色ゴマ、山葵と芦屋の塩。
柔らかくて旨味の詰まった和牛に悶絶…時間をかけた丁寧な火入れが完璧(^^)
日本酒はまだまだ続きます。
黒龍。火いらぎ、純米大吟醸。
★瑞穂「春を告げる魚」
芦屋産の旬サワラとたけのこ、ふき、炊き込みご飯。
何杯でも食べられそう。これも美味しいなぁ。
全部たいらげるのはもったいない気がしたので、土鍋に余ったご飯はおにぎりにしてもらいました♫
(翌朝、ホテルで朝ご飯でいただきました。これまた絶品)
最後のお酒は、はるこい。微発泡、愛宕の松?
(メモがうろ覚え…)
★再構築「苺大福」
デザートは、あまおう、自家製バニラアイス、白あん、求肥、苺のメレンゲとパウダー。
食感と甘みと酸味と歯応えのそれぞれのバランスが素晴らしい。全てがまとまっている秀逸なデザートです。口にする前のイメージを遥かに超えました。
ずっと悶絶しっぱなし。
食後に、珈琲とオーガニックハーブティー。
これも期待を裏切らないクオリティ(^^)ほっとする一杯。
いやー、全てが完璧なお料理とお酒。驚きと感動と幸せに満ちた素敵な時間を過ごすことができました。
3時間半があっという間でした。
そして、心から寛げる安心感のあるおもてなし。なんて居心地のいい空間なのでしょうか。
このお店に出会えて本当によかった。心からそう思います。
ありがとうございました。必ずまたお伺いします。
ご馳走さまでした(^^)
2020/03/22 更新
今回のTOBIUMEさん訪問は、ずっとお会いしたかったレビュアー様との嬉しい出会いの場になりました。
和やかな雰囲気の中、楽しい会話に夢中であんまりメモは取れず…記載誤りがあったら申し訳ありません(・・;)
まずは冒頭、神無月の食材。
岩手県産の松茸さまが登場。国産の松茸、この量に圧倒されます。既にいい香りが…もう楽しみでなりません。
⚫︎始まりの一服「口切り」
秋の口切り新茶。
八女のお茶。
乾杯はシャンパン。
マイレビ様にたくさんご馳走になってしまいました^ ^
⚫︎夜遊び「玉子と卵」
筋子で取り寄せて丁寧に処理された新イクラ。
茶碗蒸しでいただきます。
まろやかなイクラの旨みをシャンパンで流し込む贅沢。
続いてのペアリングは、十四代。
龍泉 隼‼️
さらに、中取り上諸白。
大好きな十四代、感激のペアリング…今回はいくつ開栓していただけたのでしょう。
⚫︎八寸「小さい秋見つけた」
(食材が多くてメモが追いついてません…(・・;))
田楽。
焼き栗。
姫蓬莱(ひめほうらい)という無花果、胡麻のクリーム。
柿に見立てた卵の黄身の味噌漬け、ヘタは昆布で。
手毬寿司は芦屋獲れの水烏賊。
白和えは博多春菊、新興(しんこう)という梨。
田川産のお豆腐。
イチョウは銀杏をすりつぶしたもの。
さつまいもチップス。
八寸の仕上げに、おからを雪のように振り掛けて。
続いての日本酒は青森の善知鳥(うとう)。
大吟醸 山田錦。
さらに、田酒。
純米吟醸 渡船2号。
⚫︎滋味「ひと群れ千尾」
お椀。
カマス、岩国蓮根のお焼き、松茸。
香りと旨みがいつまでも続く、幸せの余韻。
日本酒は、飛露喜。
愛山 生酒 純米吟醸。
愛山ファンになりました^ ^
ブラック。
山田錦と五百万石。
この黒ラベルのものは初めていただきました。
⚫︎さ「藁」
お造りは糸島産の鰆、4.1kgのものだそう。
背を藁焼きで香ばしく、腹身も脂の乗りが素晴らしい。
ポン酢、藻塩、料理長がブレンドされた醤油の3種でいただきました。
白ワイン。
北海道のケルナー 探。
⚫︎骨切り「御欠」
芦屋産の鱧、松茸のおかき揚げ。
御欠は「おかき」と読むのだそう。
若松産の銀杏。
太宰府の寺田屋さんの梅肉。
北海道の赤ワイン。
ピノ・ノワール、ツヴァイゲルトの2本。
⚫︎大地「牛松」
宮崎の黒毛和牛シャトーブリアン。嬉しい宮崎食材^ ^
松茸、空芯菜。
バルサミコのソース。
塩、かぼす、わさびで。
田中六五 日日 特上山田錦。
酒の七福神 毘沙門天と仙禽。
⚫︎瑞穂「きのこの山」
土鍋のご飯は若松産のしめじ、舞茸、小松菜、松茸。
なめこのお味噌汁。
香の物。
新政 秋櫻 直汲。
亀の尾 直汲。
⚫︎甘味「芋掘り」
スコップ、軍手、土…プレートに描かれる芋掘り。
ティラミスはふんわり、上品なトロける甘さ。
若松産の紅はるか、塩メレンゲがアクセント。
ブランデー。
マルキ ド モンテスキュー。
あまり飲んだことのないブランデー、高貴な香り。
クセになりそう…^ ^
⚫︎ミニ「成金??」
どら焼き。白餡。
ネーミングは直方市の成金饅頭から。
シロップ漬けした栗も美味しいなぁ。
この夜の素晴らしいコースはここで結びとなりました。
今回のTOBIUMEさんも感動と感激の連続。
厳選された旬の食材とこだわりのお料理、圧巻のペアリング。そして、心のこもった素晴らしいおもてなしに、ここにいられる幸せをあらためて実感したところです。かけがえのない幸せな時間。
初めてお会いしたお2人のお気遣いに癒され、嬉しくて楽しくて、心地よい時間を過ごさせていただきました。
素敵な時間はあっという間。ニコニコしっぱなしで、なんと4時間近くも経っていました。
TOBIUMEさんでかけがえのない時間を一緒に共有できたことを心から感謝。ありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
またお会いできることを楽しみにしています。