9回
2024/11 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
令和に表現する宮崎の食文化
11月1日は「本格焼酎の日」。
「國酒 松」さんと「WASHOKU たか木」さんのコラボイベントに、幸運にも参加させていただく機会がありました。
大好きな2つのお店の嬉しい共演、幸せな時間の始まりです。
メニューの始まりは
「鶏、椎茸」
「黒木本店 謳歌、宮崎檸檬」
地頭鶏、美郷町の椎茸を使ったお出汁から。
肉厚の椎茸、なんとも丸みのある優しいお出汁ですね。後から鶏のまろやかな旨みが感じられます。
ペアリングは、謳歌。オレンジ色のお芋タマアカネを使った本格芋焼酎。グリーンレモンを使ったサワーで。
お芋とレモンって、相性がいい。
「飛魚、鱧、牛蒡」
「小玉酒造、杜氏潤平、柿の葉」
日南獲れのお魚たち、清武町の牛蒡を使ったワイルドな飫肥天。手渡しで。
ペアリングは杜氏潤平。宮崎紅というお芋を使用。
蜜っぽさ、ほんのりした甘さ。清武町の四季の夢で購入した、柿の葉のお茶を抽出、そしてガス注入してスパークリングに。
「鰻、大豆、木耳、青菜」
「ひでじ 栗黒」
竹筒の器の中には菜豆腐、山椒、木耳、鰻。県北の山間部のお料理。温かみのある優しいお出汁。
黒ビールは少し温度を上げながら飲むことを勧められました。穀物系で甘く、焦げの匂い、栗のニュアンスが素晴らしいですね。
これまで黒ビールはどちらかというと苦手でしたが、かなり印象が変わりました。
「山太郎蟹、牛乳」
「渡邊酒造場 万年星」
川蟹、お味噌、牛乳、蟹まき汁、ホワイトソースでクリームコロッケに。5匹分の蟹の身が入った贅沢な逸品。
田野町の焼酎はハダカムギを使ったもの。オイリーな古酒、深みのあるコク、無濾過でもっちりした口当たり。
クリームコロッケの香ばしい衣に、ムギの風味がよく合います。
「里山の幸と知恵」
「川﨑酒造所 園の露」
山間部の郷土料理、煮しめ。
精進のお出汁は、昆布、干し椎茸、切り干し大根で。
干しぜんまい、筍、大根、昆布、蓮根、里芋、厚揚げなどなど、滋味溢れる、まさに甦る郷土料理。
諸塚村の米焼酎は甘い香り、香ばしさ、とろみのある14年古酒。
「季節と伝統 革新」
「千徳酒造 夢の中まで」
メインのお料理は、八寸。
五ヶ瀬の小鮎の一夜干しを使った、なれ寿司。ハードチーズが印象的。なんとも手の込んだ繊細な逸品です。
日南市飫肥の名物、厚焼き玉子はプルプル柔らかに仕上げ。
黒皮かぼちゃ味噌漬け。
猪のロースハム、生コショウの塩漬け。甘く溶け出す脂、スモークが絶妙。
日向夏の皮の甘露煮。
海老の飴炊き。
へしこの唐墨。
豆腐の田楽。
これに合わせるのは千徳酒造の純米大吟醸。山田錦 精米50%。
山田錦は、背が高いので台風に弱いので宮崎では作付けはあまりないのだそう。
旨みのある、豊かな香りの日本酒。これは自分好みのお酒でした♫
「煮干しの文化」
「都農ワイナリー ピノノワール」
いりこのお出汁の旨みと酸味、柚子。
開栓後、3日目のピノ。お出汁に合わせて常温に近い温度でいただきます。
旨みに寄り添い、馴染んでいく…。
「ヒノヒカリ」
「宮崎茶房 釜炒り茶」
羽釜で炊いた宮崎のヒノヒカリ。まずはそのままで1杯。10月に収穫したばかりの新米のみずみずしいこと。
さらに、西都市の都萬牛の肉巻きおにぎりに。
炭で炙った牛肉、綾町のロメインレタスで巻いてかぶりつきます。
高千穂町の釜炒り茶は、香ばしさと煎茶のような風味があります。
「世界のチーズ」
「柳田酒造 青鹿毛 みたらし 甘酒」
なんとチーズ饅頭。
焼きたて、3種のチーズがとろっと、フランスのクリーム、2年熟成のコンテ、ゴーダチーズ。
サクサクの表面としっとり感、チーズのバランスに悶絶します。これはお酒飲ませなチーズ饅頭ですね。
ここで青鹿毛が登場。麦を焼いたような、焙煎風味。そして、生クリーム、高千穂牧場の牛乳、みたらしソース、甘酒を加えてカクテルに。
絶品‼️
このチーズ饅頭とカクテルは無限ループしたい…。
終わりに、お抹茶をいただきました。
素敵なお料理とお酒とおもてなし、他のお客様も穏やかで優しくて。
楽しくて美味しい幸せな2時間半はあっという間に過ぎていきました。またこのコラボ、ぜひお願いしたいなぁと思ったところです。
ここに参加している皆さんの笑顔に癒されました。
ありがとうございました。近いうちにまたお伺いさせていただきます。
ご馳走さまでした(^^)
2025/02/16 更新
2024/08 訪問
國酒の新しい魅力を拓く
この日は県外から嬉しいお客様をお迎えしまして、久しぶりの「國酒 松」さんへ。
近頃はなかなか予約が取りづらい人気店。
店主さんの誠実でまっすぐな姿勢、優しい心遣いが感じられてとても居心地の良い空間です。
今回はお料理や飲み物のメモを詳しく取れていないので、一部のみ記載しています。
私の飲み物は、焼酎をおまかせでお願いしました。
まず、大葉とへべすを効かせてモヒート風に出していただきました。
その後、ソーダ割りからロックへ。
大好きな青鹿毛は「無濾過 蒸留したて」、「あおかげ41」と、貴重なものを出していただきました。香ばしさとコク、余韻の続く味わいが素晴らしい大麦焼酎です。
お料理は、舞茸のお出汁からスタート。
地蛸の梅煮、鰹の藁焼き、甘鯛の松笠揚げ、餡かけ茶碗蒸しを注文しました。
地蛸は梅の風味が涼しげで柔らか。
鰹は藁焼きの風味が素晴らしく、香りと旨みの余韻を長く楽しめました。
甘鯛は川南獲れのものだそう。土佐酢漬けの茗荷もいい仕事をしています。
茶碗蒸しはスペシャリテ。真鯛、舞茸のお出汁を存分に味わえました。
今回もゆったりと落ち着いた時間を過ごすことができました。色々とお気遣いをいただき、ありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2024/08/31 更新
2023/12 訪問
國酒とお出汁に向き合う真摯な姿
近頃は予約なしではほぼ入れない人気店になってしまった「國酒 松」さんへ。
今回は早めに予約してお伺いできました。
久しぶりの松さん。
若いスタッフの方が増えていまして、皆さんお若くて美男美女揃い♫
そして優しい笑顔で対応されていました。
店主さんもそうなのですが、皆さんの雰囲気が柔らかくて温かいですね。居心地良すぎます。
さて、席に着きますと。
まずは、鯛と舞茸のお出汁を出してくださいました。温かくて優しい香りで、身体の中に沁み入るお出汁。お店の雰囲気にぴったりの逸品ですね。
今回、お料理は次のものを注文。
佐土原茄子のおひたし。
佐土原茄子のポテンシャルはホントにすごいと思います。食材の力を活かした悶絶のひと皿。
地たこの梅煮。
お刺身のような煮物。まるで料亭で出されるようなクオリティですね。
ほどよい食感で、香りも豊かです。
甘鯛の松笠揚げ。
ふわふわの甘鯛、鱗のさくさく感。
そして、お出汁の餡が美味しくて美味しくて。
舞茸の天ぷら。
舞茸とスナップエンドウを軽やかに揚げられていて、みずみずしさも感じます。
舞茸の旨味を楽しめます。
里芋の出汁から揚げ。
里芋の表面の香ばしさと、ふっくら、お出汁が活きてますね。
お芋好きの同行者も大喜びでした。
季節野菜の白和え。
なんともクリーミーな口当たり。
小松菜、ほうれん草、スナップエンドウ、蕎麦の実、蓮根などなど。素材がそれぞれの力を発揮していますね。
あん肝ポン酢。
厚みのある濃厚なあん肝。これまた美味いわ。
お料理ごとに焼酎を合わせて出してもらったので、ペアリングコースのようでした。
数の子とクリームチーズ。
わさび、チーズ。これもお酒が進むやつですね〜。
プチプチの食感とまろやかなチーズ。
素材のバランスが素敵です。
この日の素晴らしいお料理に合わせて出していただいたお酒は次のとおり。
まずは瓶ビールから。
カシスリキュール。
鹿児島の本坊酒造さんのものだそう。
丸みのある、クセのない柔らかな果実感があり、とても飲みやすいですね。
梨のリキュール。
茨城県のもの。
幸水梨を使われているとのことで、これも梨のみずみずしいジューシー感が楽しめます。
山ねこ。
自然発酵。
お芋だけど、ライチのようなフルーツのようなニュアンスのある焼酎。
ソーダ割りですっきりと。
日南の杜氏潤平。
無濾過、蒸留したてのもの。
ロックで飲むのですが、氷に少しだけお湯かけて出されました。油分を除く効果があるのだそう。
ペンタトニック。
串間の松露酒造さんが造られた新しい醸造法の焼酎なのだそう。
なんと40度。
常温のお水で割っていただきました。
お芋の甘い香り、フルーツのような華やかさも。
日本酒。
望「桃と八朔」。
これは驚きの香り。ホントに桃や八朔のよう。
これは特に女子には人気が出そうだなぁ。
都城市の柳田酒造の麦焼酎。
青鹿毛‼️
ハーフロックで香ばしさとコクを楽しみます。
41度。
口に含んだとき、飲んだ後に鼻からくる風味がたまらない。余韻が長く残りますね。
最後に、焼きおにぎりを追加で。
丁寧に丁寧に焼かれたおにぎり。鰹節もたっぷりとトッピング。
お醤油の香ばしさとおこげの食感を満喫した後は、絶品のお出汁をかけて。
この日は以上で終了。
今回もまた素晴らしいお料理とこだわりのレアなお酒、焼酎を心ゆくまで楽しめました。
店主さんの、國酒とお出汁、食材に向き合う真摯な姿勢にいつも頭が下がります。
穏やかで気配りのある空間が出来上がっており、ゆっくり過ごすことができました。
ありがとうございました。
また近いうちにお伺いできたらと思っています。
ご馳走さまでした(^^)
2023/12/17 更新
2022/06 訪問
國酒とお出汁へのこだわり
飛び込みで入れず、なかなか予約が取れず…前回の訪問からだいぶ間隔が開いていました。
早めに予約をしなかった自分がいけないのですが…ようやく今回、久しぶりにお伺いすることができました(^^)
今回は、週末の16時に予約を入れてワクワクしながらの訪問です。
お洒落で居心地のいいカウンターに座って、まずはイギス、舞茸のお出汁を出していただきました。
優しくて穏やかなお出汁にほっこりします。
飲み物は、爽やか系の炭酸というリクエストをしたところ、宮崎紅というお芋を使った「紅芋華どり」という焼酎を店主さんが選ばれました。
トニックウォーターを足しただけなのに、林檎のような甘いフレーバー。
この風味と品のある甘さは驚きでした。
この日の相方さんは、桃の果実酒。
梅乃宿を炭酸で。
お客さんのリクエストに対し、店主さんが2、3種の提案をしてくださいますので、ありがたいですね。
お料理は、まず焼き茄子のおひたしとちりめん山椒。
炭火で焼いた佐土原茄子と、自家製のちりめん山椒の組み合わせ。
柔らかくトロける佐土原茄子の甘さ、ちりめんの歯応え、山椒の爽やかな風味…丁寧で繊細なお料理。
とうもろこしのかき揚げ(880円)。
宮崎の朝採れパールコーンなのだそう。
まずは生のまま少しいただきましたが、これがみずみずしく、甘いっ(^^)
白い宝石のような美しさです。
そして、揚げることで香りと甘みが増すんです。
続いてのドリンクは、先ほどと同じく、宮崎紅というお芋を使った焼酎。
白麹。
串間の松露酒造のラストイヤー2022。
貴重なお芋を使われているんですね。柔らかでほんのり甘い飲み口。
店主さんが、素材や生産者の方への想いを語られていたのがとても印象的でした。
甘鯛の松笠揚げ(1,100円)。
里芋さんのから揚げも添えてくださいました。お出汁が効いてて美味い❗️
甘鯛の方はふわふわ、鱗のパリパリ感が心地よい食感で、これも美味いなぁ。
追加のドリンクは、鳳凰美田の「みかん」。
温州みかんを使ったもので、ロックでいただきました。
下妻産の梨のリキュール。
幸水を使ったもの。
炭酸でいただきました。
果実系のドリンクだけでも、ホントいろいろあるんですね。
焼酎も日本酒も幅広い品揃え。
店主さんのお酒の説明も分かりやすいですし、食や國酒への熱い想いも伝わってきます。
これからの宮崎の食をリードされていく存在なのでしょう。若い力で宮崎を盛り上げてもらえたらと思います。
微力ながらこれからも応援させていただきます。
ご馳走さまでした(^^)
2022/07/30 更新
2020/12 訪問
このお店が宮崎にあるというキセキ
年末のご挨拶も兼ねて、17時過ぎにダメ元で訪問。
予約なしではなかなか入ることのできない人気のお店なのですが…少しの時間なら、と運良く入ることができました。
ホントにラッキーでした。
初めは温かいお出汁から。
甘鯛と昆布。優しさに溢れる素晴らしいお出汁です。
心も身体も温まります(^^)
お料理は一品だけお願いしようと、選ぶのを悩みに悩んで、里芋の出汁唐揚げ(500円)をいただこうと思ったのですが…。
直前にこのメニューが目に入ってしまいまして、甘鯛の松笠揚げ(800円)を注文しました。
飲み物は果実酒、シュワシュワの焼酎をリクエスト。
果実酒は、柚子酒のお湯割りを出していただきました。
西都市の正春酒造さんのものだそう。柔らかなゆずの香りとまろやかな風味が優しいです(^^)
温かい、ほっこりとした一杯。
シュワシュワは麦焼酎をチョイス。
柳田酒造さんの辛丑を。
フルーティーな甘みと香りがあり、口当たりが良くて飲みやすいです♫
美味しいなぁ、これも。
さすがだなぁ、店主さん。
松笠揚げはふわっふわの食感と品のいい脂。サクサクの食感も楽しめます。
そして、お皿の上にはまさかの里芋出汁唐揚げがちょこんと乗せられていました(^^)(^^)(^^)
今回の訪問は短い時間でしたが、お料理もお酒も細かな気遣いも…いつものことながら感動と感激のひとときを過ごせました。
だんだん予約が取りづらくなってしまったのが唯一心配なところですが…これからもずっと通わせていただきたい至高のお店です。
いつも素晴らしいお料理とお酒、おもてなしをありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
そして、ご馳走さまでした(^^)
2022/04/24 更新
2020/09 訪問
幸せなお出汁とお酒、おもてなし
この夜の二次会で久しぶりの訪問。
近くまで来たのでダメ元でお店をのぞいてみると…運良く少しの時間ならと、席が空いておりました(^^)
とっても居心地のいいカウンターにお邪魔します。ラッキー♫
真鯛と舞茸のお出汁から。柚子を添えて。
心が癒される1杯ですね(^^)
飲み物は、炭酸の爽やかなものをリクエストしました。
黒木本店さんの山ねこベースの尾鈴ジン。
淡麗、炭酸ですっきりしますねー青っぽい香り♫
この日の相方さんは、お気に入りの果実酒。
はっさくのお酒。
甘みと香りが柔らかくて飲みやすいですね。
自分は続いて、松露酒造さんのgenshu(ゲンシュ)。
こちらもソーダ割り。
清涼感と甘みが特徴なのだそう。
お芋の甘みがふわっと感じられました。
おつまみは、鯵のなめろう(650円)。
まるで和食の名店のクオリティです。
いつ何をいただいても、お料理はものすごく美味しいですね♫
そして、焼きおにぎり(300円)。
まずはそのままで焼きめの香ばしさを楽しみ、続いてお出汁をかけて。
柚子の香りが素晴らしいなぁ。
これ、ものすごく美味しいですっっ(^^)(^^)(^^)
悶絶する美味しさです。
このお値段で食べられるお味とは思えないですね。
マスターさんが丁寧に火を入れられたのがよく分かりますし、優しさと旨味が詰まった逸品です。
これはこれからマストのお料理だなぁ。
今宵も素晴らしい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました(^^)
ご馳走さまでした(^^)
2020/10/06 更新
2020/07 訪問
旬の食材、素晴らしい焼酎、お酒とおもてなし
今回は、飲み会前の1時間ほどの訪問でした。
こんなわがままな利用にも、丁寧にきめ細やかに対応してくださいます。
今回いただいたのは、大麦焼酎 駒を炭酸割り。
薄くスライスした、へべすがアクセントで、軽めの爽やかな口当たり。
どんなリクエストにもきちんとした飲み物を提案してもらえるので、安心してオーダーできます(^^)
お料理は、フルーツコーンのかき揚げを。
契約農家さんからの仕入れなのだそう。
生でも甘くいただける食材ですが、熱を入れることで甘味が増すそうです。香ばしい豊かな香りも食欲をそそりますね(^^)
そのほか飲み物は、あらごしみかん、日本の白ワイン、月の女神…などをいただきました。
とても落ち着きのある、癒しの空間です。
居心地が良すぎます(^^)
また近いうちにお伺いさせていただきます。
ご馳走さまでした(^^)
2020/08/16 更新
2020/06 訪問
素晴らしい炭火焼とお出汁、宮崎の焼酎
こちらの店主の方が、独立して新しいお店をオープンするというお話をお聞きしてから、数ヶ月…お伺いできる日を首を長くして待ちわびておりました。
今回、開店して3日目の土曜日に初めてお伺いすることができました。
お店はコの字型のカウンターが9席のみ。厨房を囲むような形をしています。
店内はとってもお洒落でスタイリッシュ。
調度品、照明…全てが統一感のある、計算されつくした空間。細部にまでこだわりが感じられる内観です。
雰囲気はもちろん素晴らしいのですが、一番印象的だったのは、カリモクの椅子(^^)
なんて座り心地のいい椅子なのでしょう…ずーっと座っていたくなります。
うちの自宅にもほしいくらいです(^^)
さて、着席すると、まずは真鯛と舞茸のお出汁を出していただきました。
毎回お出汁からスタートとなるのだそうです。
青柚子をひと振りした、温かでまろやかなお出汁が身体の中に染み渡ります。
癒されるわー。
このお出汁を締めものに使われるとのことで、この時点で締めのお料理をいただくのが楽しみになりました。
以下は、この日いただいたもの。
飲み物はサントリーオールドのハイボール(500円)、あらごし蜜柑の果実酒(600円)からスタート。
続いては、お任せの焼酎をまずは炭酸割りで。
メモを取るのが一部ついていけなかったので…間違っていたらすみません(^^;)
夏の潤平という名前で、黄金まさりという品種のもの。すっきり飲みやすい口当たり。
もちお千本桜という名前で、ハマコマチという品種のもの。フルーティでお芋の柔らかな甘みを感じました。
続いての焼酎は水割りでお勧めを。
松露。甘みが優しい、夏季限定のもの。
タマアカネ謳歌。黒木本店さんの焼酎で、香りと余韻が長く残るような飲み口でした。
お料理の方は、まずスナップエンドウの炭火焼(500円)。
香りと甘みが素晴らしいです。シャキシャキの歯応え(^^)
みょうがの土佐酢漬け(450円)。
香りと食感。優しい酢の味。
佐土原茄子の揚げ出し(600円)。
トロける佐土原茄子。鰹節とマグロ節と昆布のお出汁が悶絶の美味しさ。
海苔と山葵とモッツァレラ(600円)。
ダイワファームのモッツァレラ♫
海苔と揚げた蕎麦の実がアクセント。
都萬牛ももの炭火焼(1,700円)。
肉の味がしっかりしていて美味しい♫
自家製の醤油麹が絶品。これ単品でオーダーしたい(^^)
椎茸と出汁醤油とバター(600円)。
出汁醤油と椎茸の旨味。
餡かけ茶碗蒸し(500円)。
丸みのある旨味と真鯛と薬味(^^)
バランスが最高(^^)(^^)(^^)これまた美味しかったなぁ。
焼きおにぎり(300円)。
鰹節、おにぎりの食感。
半分くらい食べてからお出汁をかけて♫これまた、たまらない(^^)
お料理もお酒もものすごく美味しくて、ついついたくさんオーダーしてしまいました。
店主さんの気遣いが素敵ですね。
ほんと彼のお人柄なのでしょうね、お店の雰囲気が常に和やかに保たれていました。
期待以上の素晴らしいお店でした。
大絶賛です。
この投稿を読んでくださっている皆さんに自信を持ってお勧めしたい、ぜひ訪問してもらいたいお店です(^^)(^^)(^^)
とはいえ、予約が取れなくなると困るので…応援したい気持ち半分、秘密にしておきたい気持ち半分…の複雑な思いのままの投稿となりました。
またちょいちょい、いや近いうちにお伺いさせてくださいねー。
ご馳走さまでした(^^)
2020/07/11 更新
久しぶりの再訪です。
この日は3人で夕方からゆっくり過ごさせていただきました。偶然でしたが、昨年に続いて「本格焼酎の日」の訪問となりました。
まずは、真鯛と金目鯛のおすまし。
お出汁の香りと豊かな旨みを愉しみます。癒し。
乾杯は、3人がそれぞれ好きなものをオーダー。
鳳凰美田のブラッドオレンジ、炭酸割り。
サッポロ黒ラベルの瓶ビール。
滋賀県の七本槍を熱燗で。
今回いただいたお料理は次のもの。
数の子とクリームチーズ(880円)。
蕎麦の実を揚げたものをトッピングされていました。
香ばしい蕎麦の香り、数の子の食感と塩味、クリームチーズのコクと滑らかさ。いいアテになります。
山芋と本わさび(830円)。
山芋は火を入れて皮目の食感と醤油の香ばしさ。おろしたての山葵は風味が抜群で旨味があります。
秋みょうがの天ぷら(770円)。
サクサクと軽い食感。みょうが大好きです^ ^
里芋の出汁から揚げ(770円)。
表面は薄い衣がアクセントに。中はほっこりとお出汁が染みてて美味しい〜。
鰹の藁焼き(1,540円)。
国富町の黒色米の藁を使われているのだそう。
鰹の旨み、香りが素晴らしい。
季節野菜の白和え(770円)。
蓮根、小松菜、落花生。
昆布出汁で炊いた落花生。
大ぶりの落花生は宮崎のものだとか。絶妙な食感でお出汁も旨みたっぷり。
餡かけ茶碗蒸し(770円)。
見た目も美しいお気に入りの逸品。
秋の最中(660円)。
南瓜、白餡、無花果。大人なスイーツ、絶品でした。
これはお酒がすすむわ^ ^
今回いただいた國酒は次のとおり。
本格焼酎の日ということで、ほぼ店主さんにお任せでいただきました。
マンネンボシという大麦の焼酎。
香り高く、爽やかさも。
炭酸割りで。
VENT。
都城市の柳田酒造。
紅はるかというお芋の焼酎。
グラスを変えて飲み比べ。
シャープさのあるワインのようなニュアンス。一方ではほんのり甘みが。
紅芋を使った華どり。
ソーダ割り。華やかで柔らかな甘さ。
赤鹿毛の水割り。
香ばしさの中にも、すっきりしたフレッシュ感や柔らかさも。青鹿毛よりもまろやかな印象かな。
落合酒造のユニコーンカラー。
紫芋を使用。乳製品のような果実味も。
山猿。
銅釜蒸留、麦。
アイスコーヒー、栗の渋皮のニュアンスを加えて。
このアレンジには参りました。素晴らしい一杯です。
山猿を追加で水割り。
樽を使った焼酎、ディープシーク。
ソーダ割りで。
紅芋のほっくりとした風味、蜂蜜のようなニュアンス。
以上でこの日の宴は結びとなりました。
あっという間の3時間。
今回は早い時間から夜の入口まで、色んなお料理と國酒を3人でシェアしていただきました。
お昼過ぎから飲むのも久しぶりでしたが、気の合う皆さんと一緒で、ホントに楽しくて美味しくて^ ^
店主さんから焼酎の魅力をレクチャーしていただけるのも嬉しいところ。スタッフの方々のホスピタリティも素晴らしいですね。
あらためてこちらのお店の魅力を実感しました。
またゆっくりお伺いします。
ご馳走さまでした(^^)