S.Y Nのグルメ日記さんが投稿した馳走 啐啄一十 (広島/富士見町5)の口コミ詳細

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S.Y Nのグルメ日記

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馳走 啐啄一十 中電前、市役所前、袋町/日本料理

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2024/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

馳走 啐啄一十!シンのグルメ日記

中電前駅より徒歩8〜10分の場所にある日本料理屋さん 馳走 啐啄一十。

全国でも屈指の人気を誇る日本料理のレジェンド店。2021年2023年日本料理west百名店だけでなく、2020年より5年連続で食べログsilver、bronzeに選出されています。

大将と女将さんの暖かい接客が魅力で、程よく緊張感がありながらも非常に楽しくお食事できる雰囲気。お出汁や食材への思い入れも素晴らしく、お料理の説明を聞いているだけで、美味しさが伝わってくるようです。

今回いただいたメニューはこちら。

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◾黒瀬の潤菜
これ以上の潤菜は無いのでは、と思わせてくれるほどなめらかな食感が印象的な黒瀬の潤菜と、弾力の強い鮑、香り豊かな酢橘、北海道の昆布を80度で5時間煮込んだ、素晴らしいお出汁を合わせた一皿でコーススタート。

◾車海老真薯
山口県天然物の車海老真薯に、湯葉雲呑を重ねたお料理。車海老の旨味が詰まったホクホクの真薯に、お出汁の優しい香りと味わい、わさびのツンとしたアクセントが重なり合って絶品です。

◾タイラギ貝
愛媛今治沖で取れた大ぶりなタイラギ貝を、食感を損なわないよう手で縦に割き、ムラサキ雲丹も添えた豪華なお刺身。粒塩やワサビにつけるも良し、自家製のポン酢につけるのも良しの、素材の良さをダイレクトに感じる一品でした。

◾白甘鯛
2.5キロの立派な白甘鯛に、6年間旨味を抽出した利尻の最高級昆布とマグロ節で取ったお出汁を注いだ椀物。蓋を開けた瞬間に豊かな香りが広がっていき、口に含むとお出汁の旨味や白甘鯛のほどけていくような食感が口いっぱいに充満して絶品です。

◾おこぜ
広島県江田島沖で取れたおこぜのお刺身をいただけるのも、広島の日本料理屋さんならでは。2日間脱水することで旨味をギュッと閉じ込めており、程よい弾力としっかりとした旨味が堪りません。

◾鯛
浅締めで仕上げた、山口県周防島の鯛。白銀の美しい身と丁寧にカットされた断面、舌に当たる食感まで、全てにおいて完成されたお刺身です。

◾カレイ
通常煮付けでいただくことが多い印象のカレイ。運動量の多いヒラメの方が身が締まっていて、運動量の少ないカレイは身が柔らかくお刺身には向いていないとされていますが、そこは職人の腕と薬味で、ヒラメと遜色のない美味しさに仕上がっています。

◾金目鯛
22度まで温めた、8日寝かしの金目鯛。ここまでの白身魚に比べて、脂が乗っていて味が濃く、お刺身を提供いただく順番も完璧です。

◾鯵
1.4キロの大きな山口県産鯵。ここまで大きな個体はなかなか入らないそうで、鯵は通常150g前後の個体が多く、如何にこちらの鯵が大きいか分かります。3日寝かせて旨味を引き出すことで、鰤のような濃厚な脂の甘みも楽しめました。

◾海鮮おじや
おこぜ、鯛、カレイ、鮑など、ここまで提供いただいたお刺身の残りを使用したおじや。お刺身は日によって異なるそうで、おじやの具材や味も変わるそう。とは言え、ベースとなる海鮮の仕入れにこだわっており、お米への火入れも絶妙なので、いつ訪問しても美味しいおじやがいただけるのは間違いありません。

◾ノドグロ
長崎県産の立派なノドグロと、ノドグロのエキスと一緒に炒めたキャベツ、醤油のパウダーを添えた一皿。ふっくらパリパリのノドグロが美味しいのは勿論のこと、ノドグロの旨味を吸わせながら水分を飛ばしたキャベツの甘味も最高です。

◾沼本さんの和牛
セリでもかなりの値段がつく、知る人ぞ知る沼本さんの最高級和牛。今回は雌の30ヶ月サーロインの部位を、日本料理のお店らしくしゃぶしゃぶでいただきます。

融点は17度とかなり低いので、いりこ、サバ、カツオ、あごから取った黄金の出汁に低温でゆっくりと潜らせながら火を入れていき、蓋を開けた頃に完璧な火入れとなるよう計算されています。口に含んだ瞬間甘味のある濃厚な脂と、牛肉に負けないお出汁の旨味が広がっていき、感動的な美味しさでした!

◾つわぶきと鮑のご飯
蕗のとうに似た柔らか食感のつわぶきと、噛むと味や香りが出てくる山の鮑のご飯。鮑の玉子綴じと、木の芽が別皿で用意されており、卵かけご飯のようにご飯に乗せていただいても絶品です。

◾お茶菓子、お煎茶
軟水を使用して41度で淹れた、京都宇治のお煎茶は、女将さんが目の前で淹れてくれ、所作の美しさに感動。求肥と小豆を使用したお茶菓子と一緒に、お煎茶のニ煎目をいただきコース終了です。
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お水へのこだわりや、お出汁へのこだわりなど、まだまだ書ききれていない魅力も多く、一度は体験いただきたいお店なので、ぜひ訪問してみてください。

ごちそう様でした!

※Instagram グルメアカウント
https://www.instagram.com/shunsuke.naka/
(フォロワー1万人突破!)

※グルメブログ
https://syn-gourmet.com

※総合リンク
https://lit.link/syngourmet

2024/05/22 更新

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