64Yさんが投稿した麟(静岡/新浜松)の口コミ詳細

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64Yの孤独な放浪記で飲ろうぜ⁉︎

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新浜松、浜松、第一通り/うなぎ

2

  • 昼の点数:4.6

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.0
2回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

浜名湖産「でしこ鰻」の旨さを際立たせる独特のテクニック

食べログAWARD2025BRONZE メダル・うなぎ百名店2024受賞の鰻専門店「麟(りん)」さん。

昨年は若き天才・塚本大将の白焼と鰻重のコースを堪能しましたが、現在「でしこ鰻」を提供しているとの情報を入手。

最近世間に知られつつある「でしこ鰻」は、浜名湖養魚漁業協同組合が2014年に立ち上げたブランド鰻で、浜名湖養鰻の長い歴史にて培われた技術と自然の恵みが生み出した最高傑作と言われる極上鰻。

肉厚で柔らかい身と脂がたっぷりのった豊かな旨味が最大の特徴らしい。

更に塚本大喜大将は完全独立して8月23日に「うなぎの塚本」をグランドオープンするため、前回訪問時に給仕いただいた方が6月から「麟」の焼き手を担っているとの情報を得たため、早速OMAKASE予約。

「麟」の鰻は個体の状態によって、関東風か関西風か最適な焼き方で提供するスタイルでしたが、新たな大将は捌き前に蒸し工程を入れてから蒲焼にする独特の手法。

余分な脂や臭みを抜き、本焼き時の収縮を抑制し、浜名湖産「でしこ」の旨さを最大限に引き出すためのテクニックか。

また塚本大将同様、本焼きの際に鰻を串で何度も突き刺す作業を繰り返す。

この手間な作業は余分な脂抜きかなって思ってましたがそれだけではなく、皮のゼラチン質を焼き切って旨味と香りを引き出す技法とのこと。

そして焼き上がった身は香ばしさを放ちつつ、しっかりした食感でありながらも、程良く脂がのったふくよかな火入れ加減。

関東風とも関西風とも明確に言い難い、極上な「浜名湖でしこ鰻特上鰻丼」です。

丼と言うからにはご飯も富山県産コシヒカリ羽釜炊きでとっても香りが良く、噛み締めると米の甘みが際立ち、久々に美味しいお米を食べました。

あまりに美味くて、おかわりしたお茶碗でミニ丼を作っちゃいました(๑˃̵ᴗ˂)

正直、前回より美味かった!
痺れました!
新生「麟」に期待!
また来ます!

ごちそうさまでした。

  • 浜名湖でしこ特上鰻のアップ画像

  • これが「浜名湖でしこ鰻特上鰻丼」

  • 丼から「でしこウナちゃん」がはみ出している

  • 新たな大将の抜群な焼き加減

  • こじんまりした外観

  • 蒸しからの焼き

  • 烏龍茶とモズクきゅうり

  • おかわりしたご飯に残りの「特上でしこ鰻」を乗せたミニ丼

  • でしこ鰻

2025/08/13 更新

1回目

2024/08 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

洗練されたテクニックで鰻を操る店

浜松のうなぎ激戦区で食べログアワード2024BRONZEメダル・うなぎ百名店2024受賞の鰻専門店「麟(RIN)」さん。

ワタシも浜松出身ですので、幼い頃から旨い鰻の味は知っているつもりでしたが…

美味い!
鰻をココまで自在に操るのは若き天才と言われる塚本大将ならではのテクニックか。。。

お店は浜松市街の歓楽街・千歳町の狭い路地に構え、古さを感じながらも清潔、かつ、素朴な佇まい。

13時半予約の15分前に到着したので何処かで時間を潰そうかと思いましたが、店内でお待ち下さいとおしぼりとお水を出して頂く心遣いに最初から好印象♡

とは言え、店内は涼しくない。いやっ、暑い。
窓はフルオープン。
カウンターは炭台からの熱気が伝わる。
そして各席にうちわが用意されております。
この環境を楽しみましょう!

昼予約は白焼付き鰻重のみですが、本日は鰻ざくもご準備されているとのことなので、もちろん追加オーダー。

冷たい烏龍茶を飲みながら、焼き台における大将の振舞いやテクニックに魅了されていると先ずは白焼が登場。

本日は愛知・一色産の鰻が時季最高の状態とのこと。

白焼はフワフワですが、適度に身の引き締まった弾力や脂っぽさを微塵も感じないエアリー感。
皮のパリパリ感も相まって痺れるほどに絶妙。

関東風のフワトロより、関西風のフワパリが好みなこともありますが、どちらの旨さも兼ね備えた自分の好みの味がいきなり出現するとホントに鳥肌が立ちますね。

白焼の余韻を感じながら、鰻ざくが登場。
胡瓜のみならず岩もずくの清涼感が鰻を引き立たせる。

鰻は白焼と異なり、しっかりと焼き上げた食感と汁が沁みた食感の双方が楽しめる構成。

ここまで考え抜かれていると感動だけでなく、感心せざるを得ない。

そんな想いに耽っている最中、大将は鰻重の焼きを始めており、同時に釜炊きした富山産こしひかりの湯気が立ち上っております。

これが鰻の良質な脂から炭火にて立ち上った煙と混じり合い、食べる前から店内が空気の鰻重と化している。

そして蒲焼は地焼きとのことですが、どうすればこんなに柔らかく仕上がるのでしょうか。

タレは控えめで好みもあろうかと思いますが、香物や肝吸いも主張を抑えた控えめな味付けであることから、鰻や米本来の旨さや香りが際立つ設計かと。

このように全てが鰻を引き立たせるために計算された思考と技であるものと受け止めました。

鰻は旨みを蓄える冬物が良いとも言われておりますが、暑い夏に鰻を喰らう旨さを知ることとなりました。

流石です。参りました。
ごちそうさまでした。

2024/08/06 更新

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