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昼の点数:4.0
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料理・味 4.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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美味い飯は人の心を癒す
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2018/09/22 更新
久しぶりの沼津。以前の勤務地だが、何故か歯の治療に参上。歯医者嫌いの自分にとって、生涯初めて信頼出来た歯医者さんなので新幹線のチケットも惜しくない。いや、正直惜しいが、久しぶりに先生の神業的治療を受け、やはり来て良かったと納得。但し1回で終わらせるつもりがそうはいかず、文字通りとんぼ返りの1回目に続き本日で2回目。
歯科治療をしながらグルメ旅というのは相当無理があるのだけど、ここにはどうしてもまた来たかった。千楽北口店。本店のレトロ風情も素晴らしいが、こちらの方がソロ客でも相席率が低くゆっくり食うには良いと思う。
本来沼津といえばシーフードで、それは何処で食っても間違いなく美味い。ただ、極端に言えば刺身などは目利きと値付けで殆ど決まってしまう気がしていて、東京でも質的には担保出来る範囲だとすれば沼津ならではという何かは感じにくい。あくまで、住んでいて身近に味わえることに価値があるのかも。
前置きが長くなったが、ここは厚めもしくは極厚のとんかつを軸にしたメニュー構成の洋食屋さんである。
最もメジャーなのはカツ丼、スペシャリテはカツハヤシ、他にはポークソテーやカツライスなど。
カツ丼は並850円で通常の昼は満腹で、摂取カロリーの罪悪感から小一時間くらい走り回りたくなるボリュームだ。カツハヤシは、多分この先一人で食う事はないと思うが、しれっとチャレンジメニュー的ボリュームで、これはトライアスロンに出かけたくなるレベルと言っていい。
本日は上カツ丼1250円。ご飯はさすがに少なめ指定で。
となりの年配家族のお母さんはカツハヤシをオーダーしている。この後トライアスロンなのだろうか?
反対側の若手男子ソロ客はハヤシライスご飯少なめ。前者は痩せ型小柄、後者はぽっちゃり大柄。胃袋や消費カロリーは人それぞれであるよと。
登場した上カツ丼は、以前は仕事前に相当食うのに時間がかかってしまい、なおかつ汗だく強烈誘発メニューだったので疎遠になってしまい、本当に久しぶりのご対面。まるでこの再会は、実家近くの美人姉妹の、あまり話したことのないお姉さんの方にばったり会ってしまいその妖艶な魅力に改めてドギマギしてるというか、しかも「さあ食べて!」と言われてる状況で、その代償に多分何かを失ってしまう予感のする、失楽園オンマイマインド。
ま、楽は千あるお店ですから、1つくらいは失ってもいいですよ!わーい!
掲載自粛した至福の食中写真を見て頂きたかったのだが、極厚カツの下には生卵黄というハニートラップ。意味が違うがむしろ蜂蜜満載の木のウロを見つけたウイニーザプーか。
カツの衣はどちらかと言えば洋食寄りのきめ細かいもので、肉が分厚いせいもあって剥がれやすい。剥き出しになったロゼ色の肉肌は、これこそハニートライアスロン、もとい、肉欲のハニートラップ。ちなみに脂肪は多目だが、素材の質のせいか全くしつこくなく素晴らしい風味である。うまい…
私のお勧めは、カツ丼であつてもマスタードを出してもらい、適宜添加。更に丼の蓋を活用してビンに入った卓上のとんかつソースを展開してたまに少々つけながら味変しながら頂く方法だ。欲を言えばオールシナシナの汁含みではなく、部分的にでもカリサクした食感を残してもらえれは更に味わいのバリエーションが増えるはず。
話は変わるが、当初なかなか沼津生活には馴染めなかった。立場上周囲の誰にも言えなかったが、暫定だった新幹線通勤を続け、会社が終われば本当にマッハで帰宅していた日々を変えてくれたのはこの店との出会いだった。妙にタメ口な静岡弁の、実は優しいフロア係マダム達。そこからヒントを得て職場での人間関係も良くなって行き、最後には別れ難いほど思い入れのある場所になった。ここの美味しさはだから私にとって特別なのでR!