2回
2022/04 訪問
蓮三四七、石かわグループ銀座代表。
蓮三四七
2022.4.9
20:30〜
待ちに待った、私の大好きなミシュラン三つ星グループで銀座を背負う三科板長の築き上げた孤高の牙城、蓮三四七。
通称、石かわビールで乾杯。
新潟の地ビールを石かわオリジナルで製造された第2段である。
石かわビールはフルーティーで重くなく乾杯に最適。
1.かしわの葉で包んだ白海老のご飯
木の芽を入れてあり二つの香りも味わえる。蕗のとうのお出汁が効いており、非常に美味しい。
2.お造り
このこ。海鼠の塩漬を新鮮な鯛にあん掛け、とても美味しい。
お醤油と山葵で鯛を味わいつつ、このこの塩味だけでも味わえる。
3.北寄貝と蛍烏賊と雲丹と赤貝
生姜のお出汁で美味しい。雲丹の味覚と蛍烏賊の塩味、生姜と貝類の絶妙なコンビネーション。
4.稚鮎と独活(うど)
蕗のとうのお出汁で頂く。
独活は東京都の山菜で立川などで採れる身の丈、1mほどの野菜です。
稚鮎が私の方を見つめている。
かわいい赤ちゃんの視線を感じながら美味しく頂いた。旨い。
5.スッポンのお出汁と新玉ねぎのお椀
濃口醤油、昆布出汁、酒、お水で二日掛けて出汁を取り、スッポンのエキスを凝縮させた優しい味わい。
二日酔いの時にはこれ以上のお吸い物はないんじゃないかな。美味しいです。
6.のど黒の醤油漬け
蕗を敷いてあり、のど黒の焼いた脂身と相重なってさっぱりとした仕上がり。
これは筆舌し難い程の旨さ。
なんて美味しいんだ。三科さん天才。
7.筍の炭火焼き
京都の専属契約農家で、三科さんが
お母さんとお呼びする方から仕入れしている素晴らしい筍です。
元々は三科さんが同じ歳のお客様からご紹介頂いて、実際に足を運んで仕入れをした経緯があるだけあって、目の前でその筍を切ってくれた時のジューシーさと来たら、言葉では言い表せない。
七輪で目の前でこんこんと燻る。
広島の藻塩とゆず味噌で新鮮な筍を食べる。
これ以上の幸せってあるのかな。
とうもろこしを焼いた香りが店内に漂い、御前に出された時はほの甘い香りとなる。
正に筍のシャトーブリアン。
8.自家製カラスミ
酒が進む。
この後、お食事と三科さんのスペシャリテのカレーの登場です。
9.お食事。
黒毛和牛フィレの頬肉のしぐれ煮に花山椒を掛けてあり、蕩ける味わい。
お味噌汁は、新筍のスライスを具にした贅沢た逸品。
お米も美しく、とても美味しい。
お新香も丁寧な仕事。
素晴らしい。本当に美味しいです。
一粒残らず食べて飲み込んだ。旨い。
10.名物 蓮三四七カレー
りんご7割、バナナ1割、鳥豚牛、蜂蜜無しの玉ねぎ無し、香辛料で構成。糖質なし。
素敵なオリジナルカレー、美味しいなあ。
11.黒蜜の干天を白胡麻のソースで
美味しかった。
お口直しも兼ね備え美味しいお茶で締めくくりました。
三科料理長、本日も本当に有難うございました。抜群に美味しかったです。
私如きが評点をつけるなどおこがましいのですが、加点減点方式に従うと欠点のつけようがありません。
ミシュラン2つ星と1つ星を毎年争い、三つ星に挑むレベルのお店だけあり流石の一言です。
今夜も抜群のお料理でした。
ご馳走様でした。
最後のお見送りまでご丁寧に有難う御座います。頭が下がるばかりです。
三科さん、重ね重ね有難うございました。
次回、また8/6も何卒宜しくお願い致します。
とても美味しかったです。
大阪から帰京し、更に明日から福岡、大分へ出張ですが、お土産に頂いたおにぎり。
明日美味しく頂きます。
2022/04/10 更新
2022/01 訪問
こんなに美味しいと思わなかった。
2022.1.29
20:15〜
蓮 三四七
普段は一斉スタートで準備が整うまでは外に整列するのが、石かわグループを代表し帝国ホテルタワー地下にて虎白の小泉大将に、帝国側からスタッフを派遣されてまで懇願された新店の寅黒に先立って東京の中心、銀座に進出された蓮 三四七である。
「こういう時期ですから、お寒いのでどうぞ中へ」
早めに着きすぎて、一回転目のお客様が食べてらっしゃるカレーの匂い。
抜群のシズル感が漂う。
店内はとても綺麗で、腰の低い優しい女性スタッフが快くもてなしてくれた。
蓮(はす)の文字が壁に書いてある。
美しい。
恵比寿の瓶ビールをスタッフがきれーいに並々に注いでくれた。名前は近藤さん。
今週、虎白で頂いたわらび餅を作られてると聞いて興奮のあまり飛び跳ねた。
それを食べるためだけにタクシーで帝国ホテルに行こうとしてた同伴者。
「小泉大将の料理より、おいしいかもですねっ」と血の気の多い大将が、気の利いたギャグを放ってくれてカウンターは最初から盛り上がり感半端ない。
銀座のミシュラン店、寛幸 の大将がいかつい顔のくせに「僕ゆるキャラなんです」と言ったときはつい、右手をぶんぶん丸に握りしめようとしたものだが笑
三科大将は、愉快痛快怪物くんの匂い。
1.ゆず釜
松葉蟹 餅米で
柚子を絞ると、とても良い香り。
抜群に美味しい。
蟹味噌と松葉蟹雄の肉を一口食べた後に、柚子を絞って下さいとの言葉通りに頂く。
旨い。最高。
2.お造り
本日は私の好きなヒラメ。
ちぢみほうれん草を添え、あん肝と交えながらのお刺身。
お出汁醤油には一味が軽く置く感じで掛けてある。
美味しい。
あん肝の甘さにお醤油の酸っぱさ、一味の辛さが相交え絶妙な味付けを醸し出している。
群馬産の冬季限定の縮みほうれん草の甘さもいいアクセントを出している。
こりゃ旨いわ。
ここで、昼間
大分の方とやりとりをしていて来月、出張する話をしたところ、三四七さんは大分の豊後の漁師の方と懇意で独自に仕入れてると言う。
私がさわらが好きで、、と発するに
「じゃ今から切りますか」と目の前に、さわら。炙りますねっ、て。
いやもう、たまらん。
たまらん、たまらん、たまらんばい!
3.氷見のぶり大根
富山湾は天然の生け簀だろう。
わさびはおろし金を使われていた。
サメ皮おろしの木のやつとは全然違うわ。笑
この静岡の山葵とおろしのおいしさ。
山葵をする時は、今お出しするというタイミングでやらなければ酸味が出てしまう。
三科大将はよくわかっていらっしゃる。
「たまたま、さわらがあったんて対比して食べてはいかがでしょうか」
たまたま、て。
もう、好き。
4.島根県の白魚
白魚を束ねて揚げて炭火で炙ってある。
京都の堀川牛蒡を甘く煮た上に、、もう
美味しいわ。
いきなり、ズドーン。
とても大きな、大分のふぐの登場。
ぶったぎる大将。
「はい。白子四つー」
こら、シャンパンやろ。
お水を鮨龍次郎で大将中村龍次郎に聞いて以来の、やわらぎとの呼び名を聞いた。
5.白子の炭火焼きとそら豆
鹿児島の茅乃緑のそら豆すり身にしてじっくり蒸した傑作。その上にこんがり、ほんわかほっこりの白子。
美味すぎる。これは驚いた。
女将についつい質問しまくった。
6.巨大な3.5キロの大分豊後のふぐ鍋
大分ではその昔、フクと呼ばれていたと聞いている。無免許当たり前だった時代、何人もの人柱の後に、、と先人の方々のご冥福をお祈り申し上げます。
うまいなあ!
酢橘でシンプルに。美味しいわ。
7.ふぐのほぐし身、あら炊き
30分以上炊いた最高品質のふぐ。。
本当に、ぽろりと。こぼれおちるふぐ。
あらの瀬戸際がまるでゼラチンだ。
動物性コラーゲンの大量摂取に肌ツルツルの期待大!
石かわの料理長は大分にゆかりのある方と伺い、嬉しさ倍付け。
九州男児として熊本のお隣の大分は世界一の源泉、別府温泉やセレブ御用達の湯布院ばかりが目に入るが、豊後のお魚。
これ、この時期よくテストに出るパワーワードですよ。
8.ふぐと京都のかぶら
シンプルに素材の味を活かしてる。ゆずの香りに昆布だし。これも抜群。
昨日、麻布かどわきの口コミにも書いたが蓮 三四七さんのお椀もまた、美しい。
京都の高名な方からの授かりだと言う。
お人柄から人脈も豊富だろう。
食材をお客様からのご紹介先と契約することもあると言う。いいですねー!
9.お食事
からすみ、氷魚、鴨炭焼き、ふきのとう。
からすみが食べたい時だった。
タイミングも最高。
本当に、おいしいなあー!みしなさん。
鴨に、ふきのとうを、、、。
四種の味噌に湯葉のお味噌汁。。
新潟最高のコシヒカリを。。。
なんてこったい。
10.十八番のカレーライス
カレーが目の前で沸騰してるー!
りんご、香味野菜、バナナなどで作られており、もちろん無農薬の手作り。
7割がりんごで小麦粉を使ってないと言う。
糖質制限にはありがたい。
よし、、、おかわり!!!!!(๑•̀ㅂ•́)و✧。
と行きたいが次回の楽しみに、腹を空かせてきます。
11.きな粉とあずき
濃い。このきな粉なにこれ。
危ない、麻薬だろこれ。
食後のデザートがこんなにおいしいと銀座のお菓子屋さんは立場ないなこれ。
総合的に最早、銀座で5本指に入るのではなかろうか。
ミシュラン三つ星グループとして世界に名だたる石かわグループ、蓮三四七 三科純大将。
見かけと違って(失礼笑)とても優しくて、
ひょうきんで、また素材のご説明も詳しくして頂いて、流石でした。
大将の話の中で一番、心に響いたのはお客様思いのこの台詞。
「うちは一度ご来店頂けたら次回から何時スタートでも構いませんよ、ランチもやってますしたまに土曜日とかだと前日の深酒のあまりか昼食中にうとうとされる方もいらっしゃるじゃないですか(普通はいない)。そんな時は15分でも何でも寝てて下さい、どうせ私は厨房で仕込みしてるだけなんで。お年を召した方だと就寝が早いじゃないですか、私は16時からお迎えしたこともありますよ。だから工藤さんもお気軽に次のご予約をいただける際は時間を決めて下さい。」これって
究極のホスピタリティだよね。客目線でこんなに美味しいご飯を日時決めたら食べ放題。
こりゃパリあたりに出店したら三つ星やで。
また、お隣に美しい女性を連れたお客様と、意気投合しそれもまた楽しかった!
これを見てたら嬉しいです。ありがとうございました!
次回、京都の専属契約の特別農家の方との最高級のたけのこをもてなして頂ける約束を交わせた4月9日。大安吉日の予約の日もどうぞよろしくお願い致します。
素晴らしいお料理の数々と居心地、楽しい歓談をありがとうございました。
2022/01/30 更新
三科純大将は素材の味を活かして産地から味付けに至るまでこだわりを貫く。
石かわグループ、銀座を背負う逸材。
2022/01/30 更新