3回
2025/11 訪問
私の中で日本一の日本料理の最高峰 虎白
虎白
食べログ4.22
移転前から通い始めて、早7年の月日を数えた。
僅か一年でこの評点まで爆上げ出来るお店も、そうそうあるまい。
小泉大将のお料理は、減点するのが難しい。
最早、いちゃもんつけないとパーフェクトに5.0をつけないといけなくなるからだ。
私も日進月歩、進化していきたい人間だから5.0をつけるとコンプリートしてしまう。
私自身を鑑みて、また来たいと必ず思わせてくれるお店だからこそ今回は4.9にしたい。
無論、お料理から接遇も最高峰です。
今宵も小泉劇場は最高でした。
1.トリュフのチーズフォンデュ
2.鯛の白子の唐揚げ
3.ずわい蟹のしんじょう
4.真鯛の刺身、いくら5年紹興酒漬け、キャビア
5.キンキの西京焼き
6.シャトーブリアン ゴルゴンゾーラのチーズ
7.クエのお吸い物
8.虎白麺
9.お食事 すっぽんの炊き込みご飯
10.デザート1、栗
12.デザート2、ぶどう
13.抹茶
以上。
小泉大将はお人柄が素晴らしく、常にご自身でお土産で包んだおにぎりをお渡しくださる。
また、お見送りもしっかりして下さり、角を曲がるときには手を振って下さる。
日本人としての美徳やおもてなしの精神を体現されておられる方で私は、心からリスペクトしている。
世界には様々な美味しい料理のお店がある。
日本は平和な国で、だからこそお金を払えば素晴らしいお料理を頂ける幸せを知らない人がいる。
美味しいお料理が無い国では、お金が如何にあろうとも虎白のような素敵なお料理が食べられないのだ。
私は、小泉大将の虎白に絶対に、一生通いたい。
そう思わせるのが虎白の最大の魅力です。
皆さんも是非、一度は行かれてみては如何でしょうか。
最後に、明後日。
小泉大将の奥方がハーブティーのお店をオープン致します。
『日日』
というお店です。
明後日がプレオープンです。
是非皆さん、足を運んで下さい。
住所は写真に許可を得て載せておきました。
小泉さん、いつも本当にありがとうございます。
ご馳走様でした。
ありがとうございました。
将棋の名士のご自宅を改造された新生虎白伝説のスタート
半年待ちのカウンター席が、最高峰
トリュフのチーズフォンデュ一口ご飯
虎白のスペシャリテ、稚鮎のチーズフォンデュを恋しく思い出させる。
白子を揚げて台湾のスパイスを交えた最高の旨さ。
輪島焼きの器が美しすぎる。
ずわい蟹しんじょう。この贅沢さ。
身がほろほろに優しく舌に響く。
真鯛の刺身とキャビアをたまごご飯したくなる。
日本人なら誰もが好きないくらを5年ものの紹興酒で。
これこそ、虎白キャビア。
虎白キャビアを富士の甘い山葵で。
文句無しに美味しい真鯛。
虎白キャビアをわさびで。これは抜群です。
森伊蔵の極上の一滴という銘柄を初めて飲みました。
素晴らしかった、最高のキンキ。
銀杏をここまで工夫出来るのが圧巻です。
身がほくほく、西京焼きじゃなく、最強焼き。
シャトーブリアンが素晴らしい。
この一切れを出すためのお話を聴いて素晴らしいと思いました。
椎茸も素晴らしかったです。
大分県の最高級、21キロのクエ。
もう、舌がクエで溺れそう。
虎白麺、すっぽんエキスが効いてる。
麺自体もしなやかで素晴らしい。
すっぽんの炊き込みご飯。
小泉大将が抱く土鍋、素敵な笑顔です。
最後のお食事も抜群でした。
森伊蔵の極上の一滴。
森伊蔵比較。
お腹いっぱいになりました。
栗のデザート、最期の秋を感じさせます。
これ、めちゃくちゃ美味しいし舌休めに最高。
最後のお茶までパーフェクト。
明朗会計です。
小泉大将の奥方がやられるハーブティーの新規店。
是非皆さんもいらして下さい。
2025/11/09 更新
2025/05 訪問
東京の和食・日本料理の三つ星レストラン最高値、今宵も小泉大将は天井人。
虎白
食べログ4.17
ミシュラン東京 三ツ星⭐︎⭐︎⭐︎
慣れ親しんだ飯田橋の坂の上の左先から、
坂の途中のファミマを右手に左折、真っ直ぐからの右折へ。
新しい移転先ですが、私は三度目でようやく慣れてきました。
著名な将棋家のご自宅を改築されたという小泉城はひときわ素晴らしいですね。本当に。
侘び寂び風情豊かに感じさせる佇まい。
庭園が艶やかにライトアップさせ、初夏を感じるひんやりと冷たい空気を、檜木の樹齢が暖かみ肌の浸透膜に感じさせている。
建築家の力量や推て察るべし。
昨今の物価高の余波で"新生・虎白"も約7,8年前に初めて伺った時と比較するに、お値段も1.5倍に膨れ上がっているものの満足感は何も変わっておらず、多才で類稀なる腕前は1.5倍にあらず既に青天井です。
全ての献立に、非の打ち所がない。
なんて素敵なストラクチャーでしょうか。
適切な言葉が他に見当たらない。
Read between the line.
です。
グループ総帥でミシュラン三つ星の代名詞、此の極地のフロンティアと言って過言でない石かわの石川大将には、一月足らずで4回目のこんばんはを迎える位の関係値しかない間柄にも関わらず、甚だ失礼な発言をお赦し願いたい。
東京と同じ数の三つ星を獲得している京都の数々の店は初見ばかりで、数える程しか食べに行った記憶しかないのですが、
数ある三つ星店の中で私の中でのNo.1は断然、飯田橋の小泉大将率いる、虎白なのです。
頂いたのは、下記の通りです。
○大分国東半島の雌猪
猪肉、猪出汁。
○生鮑と餅米
肝を梅干しで埋めて、梅の香りでサッと炊いて。
包丁を入れる角度によって硬さが変わるらしいので、硬くないよう切っておられた。
○白甘鯛の椀
白味噌仕立ての出汁。
真っ白い雪をイメージされている。
そして雪解けから春の野菜の三つ葉を添えて。
赤唐辛子と柚子胡椒。
ミョウバン不使用の函館の北ムラサキ雲丹。
桜鱒は軽く漬けにして。秘伝のジュレ、擦り葱と生姜おろしを合わせた薬味と。
蛤蒸して柔らかく火入れ。
お出汁で火入れをされている。
○白魚の笹炭焼
浅煎りの胡麻油で和えてる。
地辛子と黄ニラ。
上は半生で下の方は火が入っている。
笹は1日、水につけ水を含ませて2枚重ねて炭の香ばしい香りを纏わせている。
○焼いた蕗の薹
裏漉しした春蕪
キャビア
河豚白子を湯引き。皮付きだけど、皮を感じないくらいに滑らかに仕上げています。
キャビアの塩味、蕪の甘味、白子の旨み、蕗の薹の旨み。酸味以外の味覚を全て入れています。
○花山椒
伊勢海老と筍と新牛蒡を高温の油で油通し。
揚げ出汁のように出汁と合わせて。
○スペシャリテの虎白麺
ツキノワ熊とヒ熊の出汁。
普段はツキノワを使っておられるが、獣臭の無いヒ熊だったので客席に初めて出したそう。
これが全くもって濃厚にアクセントして旨い。
相当、個体が良いのか手に入ったものが臭みがなく、ツキノワ熊を買ってる業者が信頼出来るのでオススメされた甲斐があったそう。同意。
○生海苔お吸い物
炊込み御飯
焼き菜の花
唐墨
苺アイス
白胡麻ソース
焼いた蕗の薹
道明寺を揚げたもの
以上となります。
小泉大将と対面で歓談しながら美味しく頂く珠玉の日本料理の数々。虎白のプラチナカウンターの素晴らしい醍醐味。
最後に、脱線します。
酔いも回り、過日ZOZO前澤さんの食の大臣との異名を持つミトミえもん氏と食中に軽く一杯、やりました、
彼の会社の1つが麻布台ヒルズなのは初めて知りました。
優しい人やデキるヒトに更に、人は集まる。
そんな話、つまりお料理を全品委細ご説明頂ける小泉さんの口調が、公語から、私語へと身を乗り出して変わる。きっと非常に仲が良く感じた。
人柄も好きさ、もうパーフェクト。
頭で現在、過去、未来の為を描きながらの歓談の最中に支払いをして失敗した事は多々あるものの( ゚д゚)ハッ!と
帰宅前に気づいたのは、今回初めてでした。
久しぶりの現金払いだったからでした。
しかしお店、つまり虎白を心から信頼して自身で全幅の信頼を置いているから?なのだろう。
そして、高田みずえさんのヒット曲になぞらえ、「そんなヒロシに騙されて」のイントロから、
虎白のスタッフが何も言わず、サラッと領収書袋にお釣りを綺麗に入れたそうで。
そんな工藤は騙されなかった←ここは三つ星レストラン。
なんとなくお会計の12万数千円を何故か壱万円札14枚で渡した?かもしれない曖昧な数秒前の記憶が。
我ながら、こういう右脳は要らない。
登場するタイミング間違えてる。
結果...
何も言われずのまま、恥もかかず、しれーっと、お釣りに諭吉が入ってる。笑
益々、好きになりました。
次回、11月も何卒宜しくお願い致します。
今回も、素晴らしく美味しかったです。
小泉大将をはじめ虎白スタッフの皆様、いつも心より感謝いたしております。
ご馳走様でした。
ありがとうございました。
2025/06/07 更新
2024/08 訪問
新生 虎白。三つ星の王者の風格
虎白
食べログ3.48(2024.8.8現在)
ミシュラン三つ星の中でも私が一番、好きな腕前の小泉大将の新しい城へ、移転後に初訪問をさせていただきました。
プラチナチケットとなるカウンター席の予約を下さるようになって暫く経ちますが、
本当に大将は人柄もさることながら、料理のご説明も懇切丁寧に話してくれるので、とても良い接遇を感じます。
場所は以前の虎白の場所から徒歩二分ほどです。
素晴らしい新店となっており、景観の良さは絶景です。
大理石の廊下から、カウンターの背面の庭園の灯の美しさに圧倒的な爽快感と重層で控えめな佇まいを感じられます。
将棋の名将所有の戸建てを著名な建築家がアレンジしたという、こだわりの小泉城といって過言ではありません。
過去、虎白に行かれたことがある方も無い方も、是非一度は行かれてみては如何でしょうか。
小泉劇場の夏の予約を取っていて良かったと感じられるおまかせコースは下記の通りでした。
1.スッポン氷 生姜
一口、掬うと口の中がスッポンのエキスで満たされて、暑い中伺ったお客様の口直しを涼しくするというお心配りです。
2.鮎のトリュフフォンデュ
虎白のスペシャリテです。
いつもこの時期にいただくたびに、どうしてこんなに美味しいのかつい、唸ってしまう味。
飯田産の活き鮎をそのまま揚げて、トリュフ出汁と餅米でいただく至高のお料理です。
3.鱧と鱧子の親子椀
鱧は生のままで出汁でサッと火入れされており、優しい出汁の下にはも子です。
4.琵琶湖産 鱒
個人的に今日一、美味しかったです。
ジュレに山葵も合いました。
1.8キロののどぐろに、虎白特注のベルギー産オシェトラキャビアをふんだんに乗せていただきました。
正直、小泉大将が「わさキャビでいただいてください」と言われた時、一瓶まるごとキャビアを手に乗せて、山葵と味わえるとはつゆ程も思っていなく、これは凄いと感動しました。
5.岩牡蠣
岩牡蠣を高温の油でサッと表面を焼いて炭焼きにしたもので、国産レモンの皮と。美味しい。
蓮根餅と八角塩も抜群でした。
6.蒸し鮑
鮑肝とジュンサイで、通常は白瓜の昆布締め。
煎る前の生胡麻の胡麻出汁が効いてました。
7.岐阜県産和良川鮎
炭焼きした後に蒸してあります。
豆腐、通常は冬瓜らしく、生姜風味です。
8.冷やし琥珀麺
虎白の定番で、焼いた万願寺唐辛子、胡麻です。
9.鯛の土鍋御飯
美味しかったですね。
小泉大将の笑顔もまた素敵でした。
鯛のほぐし身、中華山椒、山椒の実と、
味付けも素晴らしいものがありました。
10.ジュンサイ杏仁スープ
杏の種の中に有る「仁」で作った本物の作り方で、柚子、黒蜜と。
最後のお口直しも清涼でした。
以上です。
次回の予約は来年の春ですが、今から心待ちとなる素敵なお料理でした。
ずっと、お付き合い願いたいミシュラン三つ星の虎白はリニューアルして更なる発展を迎えられて私も非常に嬉しい限りです。
良いお年を、となるほど先の予約ですが、
次回もまた楽しませていただける事を心より祈念しています。
ご馳走様でした。
ありがとうございました。
2024/08/09 更新
日本の食を世界へ伝えるリーディングカンパニーとして誉高い、石かわグループ。
石かわに続いて日本料理の名店としてミシュラン三つ星を獲得中の虎白は、日本料理の真髄を掘り下げる中でもキャビア、トリュフ、フォアグラなど、世界三大高級食材を惜しみ無く取り入れて、美食の最終形態を目指す。その心は"水"の追求に依るもの。2008年に石かわから虎白の店主を任される、小泉瑚佑慈大将の意気込みを是非、堪能して欲しい。
2025/05/20 更新