ged02710さんが投稿した中華蕎麦 とみ田(千葉/松戸)の口コミ詳細

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グルメ吟遊詩人~摩天楼一郎のレストランガイド

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中華蕎麦 とみ田松戸/ラーメン、つけ麺

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

人はつけ 僕はらぁめん 舞台袖

「とみ田」で禁断のらぁめん体験(つけ麺ポリスにはナイショ)

「つけない。私は今日、つけないぞ」——激戦区松戸。昼どきの駅前には、カレー、チェーン中華、豚カツ、駅ナカグルメの香りが渦巻く誘惑のダンジョンを、私はまっすぐに「中華蕎麦 とみ田」へ。早朝の熾烈な争奪戦を制し、奇跡のランチ枠チケットを手に入れたのだ。

誰もがその名を知り、泣く子も黙る——つけ麺界のラスボス。看板ひとつとっても神々しい後光が差す。圧倒的な存在感に息を呑む。でも、今日の私は「つけない」。そう、つけ麺じゃなく「らぁめん」。敢えての、どんぶり直球勝負だ。皆がつけ汁に麺を浸すその瞬間、私はスープに沈む麺と真正面から向き合うのだ。


✅実食レポート
さて、運ばれてきた一杯。……うおっ。風格が違う。どんぶりから立ち昇る魚介の香りが、肌に触れるだけで体温が上がるような感覚。これは武士(もののふ)だ。一切の甘えがなく、真正面から勝負してくる✨らぁめん。

ドロっとした濃密なスープに堂々と泳ぐ角の立った麺。ネギの緑が映える。その佇まいは「啜るな危険」の札でも立てたくなる迫力だ。一口すすってみる。ズズズッ……。

スープは、飲む煮干し、噛む豚骨、そして支配する魚介。動物系の重厚な土台を、煮干しと節類の鋭い輪郭が引き締める。口当たりはポタージュのように滑らかだが、喉を通る瞬間に素材の粒立ちを感じるほどの密度。飲むというより、食べる感覚に近い。

チャーシューは、トッピングなしのデフォルトは、2種類の「TOKYO-X」が別皿で供される。

・しっとりローストポーク
・本格吊るし直火焼焼豚

見た目は上品、口にすれば豪胆。脂が体温で溶け出し肉本来の甘みがじわっと押し寄せてくる。この2枚だけで白飯1膳イケるやつだ。

麺は、つけ麺が極太のうどんなら、らぁめんは研ぎ澄まされた真剣。小麦の密度が極限まで高められたような、芯のある啜りごたえ。

ネギの下から驚くほど巨大な塊、極厚メンマが出てきた……黒くて四角い。持ち上げるとズシリと重い。かじってみると——コリッとした力強い歯ごたえ。噛めば芯まで染み込んだ甘辛いタレが溢れ出す。これは具材というより一つの独立した料理。らぁめんの影の立役者だ。

味変の「黒酢」と「ぶどう山椒」——黒酢は濃厚なスープにキリッとした酸味の輪郭が加わる。ぶどう山椒は、涼しげで爽やかな香りがスッと鼻を抜ける。流石はとみ田、飽きさせる隙がない。

最後に差し込まれたもう一手——「出し汁割り」。柚子の香りと有明海産のバラ海苔がふわりと香る。静かに幕を閉じる余韻の一杯。完食、完飲。一滴も残らない。


✅総評
つけ麺の陰に隠れたこの一杯。つけ麺がセンターなら、らぁめんは裏の主役だ。華やかなスポットライトを浴びるつけ麺の横で、ストレートな熱量と出汁の深みだけで勝負する職人気質を感じる。

濃厚つけ麺で知られる名店だが、このらぁめんには「丼一杯で完結させる」という強い意志が宿っている。スープ、麺、具材、そして味変の小皿に至るまで、すべてが精密に噛み合い、最後の一滴まで私を離さない。正直、これほどまでの完成度を誇るらぁめんをサブメニューに置いていることに驚愕する。

つけ麺が「動」の衝撃なら、らぁめんは「静」の浸透。とみ田の真髄に触れたいなら、一度はこの「つけない選択」をすべきだ。この一杯を未体験のままでは、ラーメン人生の重要なピースを一つ失っていると言っても過言ではない。


✍️食後の一句
人はつけ 僕はらぁめん 舞台袖

カウンター9席中8席がつけ麺を選ぶ中、ただひとり孤高の 「らぁめん”」を頼んだこだわりを詠みました。主役のつけ麺が舞台の中央なら、らぁめんは控えめに舞台袖で待つ存在。でもその控えめさが逆に魅力的で、密かな楽しみがそこにあります。群れに流されず、静かに自分の好きなものを選ぶひととき。そんなささやかな気持ちが伝われば嬉しいです。


✍️攻略メモ
名物:つけめん
チャーシュー:TOKYO-X使用の2種盛り(別皿提供)
価格帯:1,200〜1,500円程度
雰囲気:高級感ある和モダン、静寂の緊張感あり
混雑:完全予約制、当日枠は超激戦
映え:芸術的な盛り付け、極厚メンマ、別皿チャーシュー
その他:味変用のぶどう山椒と黒酢が絶品
備考:出し汁割りでスープの最後まで美味しくいただける


☝️良い点
別皿提供のTOKYO-Xが非常に高品質
味変アイテムによるドラマチックな味の展開
最後のだし割りまで計算し尽くされた構成


⚠️気になる点
予約の難易度が極めて高い
らぁめん派は周囲のつけ麺の香りに誘惑される
緊張感のある接客スタイルは好みが分かれる


☺️タグ遊び
#つけ麺界のラスボス
#らぁめんは裏ボス
#つけない勇気
#ラーメン百名店
#ラスボスの裏メニュー
#摩天楼一郎味覚詩行

  • お出し汁割り

2026/02/14 更新

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