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2024/11訪問
1回
静謐の 光が満ちる 薄暮まで❣️
2025/09訪問
1回
サゼラック 酔いの淵にて 夢彷徨(ゆめほうこう)
2025/05訪問
1回
遥かパリの香りを纏い東京の空に溶ける❣️
2024/11訪問
2回
紀尾井町の空で真っ赤なマンハッタンに「ごめんなさい」を 「女と酒と夜景」——この3つの不純物を語らせたら、右に出る者はいない——世間は私のことをそんな風に呼ぶ。グルメ吟遊詩人 摩天楼一郎。都市の隙間に堆積した偏見を拾い集めては、レビューという名のポエムに仕立て上げるのが私の仕事だ。 東京の夜景なんて、もう見飽きたと思っていた。35階の高さから見下ろす街の灯りは、どこか他人事で、無機質だ。正直、プリンスという名前に、どこか懐古的な、記号化されたラグジュアリーの残り香を感じて、鼻先で笑っていた自分もいたのだ。 でも、平日夜7時半の「レヴィータ」。滑り込みでねじ込んだバーカウンターの一番右端。そこに腰を下ろした瞬間、私は自分の浅はかさを恥じることになる。視界を遮る壁が消失し、180メートルの垂直落下に近い角度で、東京タワーが網膜に飛び込んできたからだ。鉄骨の赤が夜の闇を物理的に押し広げている。私はただ、黙って「参りました」と頭を下げるしかなかった。 ✅実食レポート ✨マンハッタン 2軒目の酔いを引き連れて、いつものように「赤い色の憎いやつ」を頼んだ。しかし、カウンターに置かれたそれを見て、私は思考のピントが外れる。 「あれ?カクテルグラスじゃない?」 そこにあったのは、脚(ステム)のない、厚みのあるショートグラス。重心の低いガラスの塊が、マンハッタンを湛えて鎮座していた。 カクテルレシピの変遷を辿れば、19世紀の黎明期、マンハッタンは厚手のタンブラーやロックグラスに近い形状で供されることもあったとされる。現代においても、氷を入れない「アップ」のスタイルを、あえて重心の低いグラスで出すのは、酒の重厚な温度変化を掌で直接感じさせるための設計、あるいはクラシックへの回帰と思われる。 唇を寄せれば、ベルモットの重い甘みとウイスキーの熱が、最短距離で喉を通過していく。この吹き抜けの構造と、窓枠を感じさせないガラスの繋ぎ方。ぶっちゃけ、マンダリンやリッツであっても、この「タワーとの物理的な距離感」には、冷や汗をかくんじゃないか。 「ここで落ちない女がいたら、それはもはや石像か、あるいはプロの夜職だ。」 窓の外にあるのは、レタッチ済みの写真を超えた光の集合体。隣の彼女の瞳に映るタワーが、私が注文したマンハッタンよりも鮮明に発光していた。 ✅総評 私はプリンスホテルを舐めていた。鼻先で笑っていた。だが、この「レヴィータ」の設計でその認識を改めた。この設計は都内最高峰と言っても過言ではない。マンハッタンをコップで出すという、ある種の「外し」さえも、この圧倒的な光量を前にすれば「合理的な選択」として解釈できてしまう。 イタリア語で「浮遊感」を意味する店名は、伊達ではない。地上約180メートルの高さに位置するこの場所で、バーカウンターの一番右、そこに座れば、あなたは物理的に重力から切り離される。次は、この立地をナメてかかっている友人を連れてきて、私と同じように「ごめんなさい」と言わせることにしよう。 ✍️食後の一句 灯(ともしび)の 江戸を睥睨(へいげい) 空の塵 35階から見下ろせば、かつての江戸も今の街並みも、等しく光の粒に過ぎないと思い知らされます。真正面に座する東京タワーの鉄骨は、夜の闇を赤く塗り替える楔(くさび)のよう。プリンスホテルを侮っていた己の偏見を笑い飛ばし、この視界に身を委ねてみてください。この「浮遊」を体験した後の帰り道は、きっと少しだけ足取りが軽くなるに違いありません。この視覚体験を貴方に捧げます。 ✍️攻略メモ 映え:東京タワーが視界の正面にくる圧倒的な近景 名物:景色を主役にするために計算されたカクテル 立地:永田町駅直結で雨の日も靴を汚さず到着 客層:記念日の男女から自意識を拗らせた夜景愛好家まで 予約:窓際席は数週間前からのオンライン確保が定石 雰囲気:天井高約9メートルの吹き抜けがもたらす解放感 混雑:強運なら平日19時半カウンター2席も確保可 注意:サービス料と消費税が加算された後の数字に震えよ 動線:レセプションからラウンジへ続く光の回廊 ☝️良い点 東京タワーを正面視認できる都内でも稀有なパノラマ 外資系ラグジュアリーホテルに引けを取らない内装 ホテルスタッフの過不足ない距離感と丁寧な応対 ⚠️気になる点 人気席は予約で埋まりやすく飛び込みでは待機が必要 カクテルグラスの選定は伝統的な期待値と異なる場合あり 窓際の空調は季節によって足元に温度差を感じる可能性 ☺️タグ遊び #紀尾井町の空で東京タワーを独占する #35階カウンターは神の特等席 #ザプリンスギャラリー東京紀尾井町の浮遊体験 #ショートグラスで啜る孤高のマンハッタン #外資系ラグジュアリーを凌駕する圧巻のパノラマ #摩天楼一郎味覚詩行
2026/02訪問
1回
星の音 弦に溶けゆく 夜しずか❣️
2025/11訪問
1回
アペロール 話す理由を 忘れさせ
2025/01訪問
1回
虎ノ門ヒルズ52階、17時の静寂。吹き抜ける風と電気毛布の温度 エレベーターを降りると、地上とは明らかに違う空気が流れていた。金曜日の17時。開店と同時に滑り込んだ店内は誰もいない貸切状態。ここは屋根があるだけの半屋外。遮るもののない高さ250メートルで、僕らは都市の喧騒から物理的に切り離される。 ✅実食レポート 案内されたのは、レインボーブリッジとお台場を正面に捉える窓際の特等席。この時間はまだチャージがかからない。小さな優越感に浸りながら、刻一刻と表情を変える空を眺める。 外気と直結しているせいか、外の音がダイレクトに耳に届く。遠くで聞こえる「ゴーッ」という低い音は、この高さならではの臨場感だろう。 ✨マンハッタン 定番の一杯。カクテルグラスの中で、ステアされた液体が冷たく澄んでいる。ライウイスキーの骨太な苦味の後に、ベルモットの甘みが追いかけてくる。クラシックなレシピだが、この遮るもののない視界の中で飲むと、アルコールの熱が喉に心地よく残る。 隣に座る彼女と厚手の電気ブランケットをシェアした。柔らかなウールの触感とヒーターの熱。余所余所しかった二人の距離が、暖かさを共有することで自然に縮まっていく。1月の冷気は、ここでは会話を弾ませるための最高の装置だ。 ✨ギムレット シェイカーでしっかりと冷やされたジンは、キリッとした酸味を帯びていて、口の中をリセットしてくれる。余計な装飾のない、ストレートな味。 二杯目を飲み干す頃、スカイツリーの灯りが夜空に鮮明に浮かび上がった。誰もいないバーで、電気毛布の熱に包まれながら眺める夜景。高級ホテルの洗練されたサービスと、冬の寒さという不自由さが同居する、不思議な贅沢がそこにはあった。 ✅総評 「アンダーズ」とは、ヒンディー語で個人のスタイルを意味するらしい。だがこの52階のバーに関して言えば、スタイルなんて小難しいことより、刻一刻と変わる空の色をぼーっと眺めているのが一番贅沢な過ごし方だと思う。 17時の開店と同時に店に入るのは、単に2,200円のチャージを浮かすためのセコい計算だけじゃない。夕暮れから、空が吸い込まれるような深い青に変わる「ブルーアワー」を、彼女と特等席で迎え撃つための作戦。 窓の外で世界が真っ青な闇に沈んでいく中、手元のマンハッタンの琥珀色が際立って見える。この色のコントラストを眺めるだけで、ここに来た価値があったと確信できる。 ホテルのスマートな接客と、容赦なく入り込む冬の冷気。このアンバランスな環境が、結果として一枚の電気毛布を二人で分け合う理由を作ってくれる。夜景を背景に、スカイツリーの灯りが青い闇の中にくっきりと浮かび上がる光景は、ただ「綺麗」という言葉では片付けられない。 そこには、贅沢な孤独感と、隣の女性との親密さが混ざり合った、この場所ならではの時間が流れていた。冬に来るなら、冷たいカクテルと温かい毛布を口実に、大切な人と肩を並べて座るのが正解だ。 ✍️食後の一句 二人の間 毛布一枚 冬の風 吹き抜けの風は容赦ないけれど、その寒さが僕らに「毛布をシェアする」という絶好の口実をくれました。50cmあったはずの距離が、ウールの重みと電気毛布の熱を通じて、ごく自然に溶けて0cmに。彼女の冷たい指先と鼻に事前と指を触れて温めて。これって、どんな高価なプレゼントよりも雄弁な演出だと思いませんか? 寒さを味方につけて、物理的にも心理的にも「個」が「二人」になる。そんな、冬のアンダーズならではの共犯関係を詠んでみたんです。 ✍️攻略メモ 名物: 熟練のバーテンダーが作るクラシックカクテル 立地: 虎ノ門ヒルズ駅直結でアクセス至便 人気: 開店直後は貸切状態で狙い目/窓際の特等席 注意: 1月のテラス席は冷え込む/電気毛布完備 コスパ: 20時までの入店はチャージ不要で圧倒的お得 映え: 窓越しのレインボーブリッジとカクテル 客層: 華やかなデート/カップル 注文: 迷ったらミクソロジーカクテルを相談するのが正解 ☝️良い点 圧倒的な夜景と遮るもののないセミオープンの開放感 20時まではテラスチャージ不要/高級ホテルを賢く利用 冬場は電気ブランケットの提供/細やかな防寒フォロー ⚠️気になる点 屋根はあるが吹き抜けのため冬は寒い エレベーター乗り継ぎが少し複雑で迷いやすい 20時過ぎは賑やかになり静かな会話には不向きかも ☺️タグ遊び #虎ノ門の気圧変化 #2200円浮かせた男の余裕 #電気毛布という合法の愛欲 #スカイツリーは針である #アンダーズ52階の低体温症 #摩天楼一郎味覚詩行
2026/01訪問
1回
2025/10訪問
1回
妖精の 盃(はい)に宿れる 百年史