55回
2025/10 訪問
創意工夫の新作ピッツアなど、いつ来ても大満足なお店
東急池上線の御嶽山駅にある百名店の「ピッツェリア ファッブリカ 1090」、予約必須の人気店です。
王道ピッツアから季節のメニューまで、どれを頂いても本当に美味しく、定期的に通っています。
平日夜に予約して2名で伺いました。
〇生ハムと柿とルッコラのサラダ
生ハムと季節のフルーツを組み合わせたサラダ、今回は「柿」です。
柿をこんな料理にして、とてもセンス良く美味しく頂けるなんてこのお店で初めて知りました。
去り行く秋の名残を感じながら、食欲に火が付きました。
〇白いんげん豆と野菜の煮込み
これは新作メニューです。煮込みというよりグラタン風。
美味しくて身体も温まり、お腹いっぱいになる一皿です。
〇ビアンケッティ(九条ネギ、ちりめんじゃこ、燻製チーズ、モッツアレラチーズ)
これは定番メニューで、このお店に来たら定期的に頼む料理です。
このお店の特徴でもあるピッツア生地の香ばしさともちもち感は都内屈指の美味しさ。
この上にちりめんじゃこの上品な美味しさとチーズのノーブルさ、九条ネギのさわやかさが合わさり、いくらでも食べられそうなピッツアです。
〇カラマーリ(イカ、万願寺ししとう、ケッパーの乗ったマリナーラ)
前回頂いた逸品「サンマリナーラ」はシーズンオフになり、代わりにカラマーリ(イカ、万願寺ししとう、ケッパーの乗ったマリナーラ)が登場。
サンマ+マリナーラが「サンマリナーラ」と駄洒落的ネーミングでしたが、カラマリ(イカのイタリア語)+マリナーラは「カラマリナーラ」のような二匹目のドジョウを狙わず普通のネーミングなのには節度を感じます。
イカは輪切りにした状態でピッツアに乗ってくるかと想像していましたが、肉そぼろのようなフレーク状でよく味が染みたもの。これが激うまマリナーラの上に、万願寺ししとう、ケッパーとともにトッピングされています。
ピッツア生地の美味しさは相変わらずで、この上で個性の強い食材が連帯して充実感もパワーアップした逸品でした。
白いんげん豆と野菜の煮込みが思っていたよりお腹を満たしたので、今日はドルチェはあきらめました。
こんなに美味しいものをおなかいっぱい頂いて、ワイン込みで会計は1人あたり4000円台。
夢のようなお店です。
是非また訪問したいと思います。
カラマーリ(イカ、万願寺ししとう、ケッパーの乗ったマリナーラ)
ビアンケッティ(九条ネギ、ちりめんじゃこ、燻製チーズ、モッツアレラチーズ)
ビアンケッティ(九条ネギ、ちりめんじゃこ、燻製チーズ、モッツアレラチーズ)
生ハムと柿とルッコラのサラダ
白いんげん豆と野菜の煮込み
白いんげん豆と野菜の煮込み
2025/11/07 更新
2025/09 訪問
サンマ&マリナーラで秋の季節感、最高の焼き具合のピッツア
百名店の「ピッツェリア ファッブリカ 1090」、東急池上線の御嶽山駅にある予約必須の人気店です。
王道ピッツアから季節のメニューまで、どれを頂いても本当に美味しく、定期的に通っています。
今回は平日夜に予約して2名で伺いました。
〇カポナータ
今回もこちらから頂きます。
定番メニューですが、こちらのカポナータはとても濃厚で美味しくて好きです。
〇いろいろなお芋のフリット(アンチョビバターで)
一見ポテトの窯焼きのようですが、実はサツマイモや里芋など様々なお芋が混ざっていて、アンチョビバターで頂きます。
秋の風物詩ともいえるメニューです。
〇パンチェッタコット(ハム)とペコリーノチーズ
以前パンチェッタコット(ハム)をトッピングしたピッツァがあり、このハムがとても美味なことがわかっているのですが、最近はメニューに登場していませんでした。
今日はパンチェッタコットの盛り合わせとしてメニューに登場していたので頂きました。
みずみずしいパンチェッタコットとルッコラ、ペコリーノチーズが合わさり、幸せな気分になれる一皿です。
〇サンマリナーラ(秋刀魚のコンフィが乗ったマリナーラ)
秋刀魚&マリナーラでサンマリナーラ、駄洒落のような名前のピッツアですが味の方は大真面目に美味しい。
ニンニクとトマトソースのシンプルでワイルドなマリナーラが、秋刀魚のコンフィーを加えたおかげでぐっと旨味と深みを増しています。
生地はファッブリカ 1090の特徴ともいえる、耳の部分が大きくて中はモチモチ。焼き具合も絶妙で香ばしく幸せ感満載。
秋といえば秋刀魚、塩焼きが一番美味しいという概念を覆した秋の季節の印象的なメニューです。
〇クアトロフォルマッジョ
これは定番メニューなのでいつでも食べられると思うと、しばらく食べていませんでした。
久しぶりに頂きましたが、他店のクアトロフォルマッジョとは充実感のレベルが違いますね!
ハチミツをかけて頂きました。
こちらのお店は結構ピッツァのボリュームがあるので、いつも同行者と2人で4皿でおなか一杯、スイーツまでなかなか行けないのですが、今日は一皿多く頼んで超満腹。そして大満足で帰路につきました。
物価高騰の折り、このお店も少し値上げになりましたが、それでも同行者と2名でワインも含めてこれだけ美味しい料理を頂いて、ワイン込みで一人5,000円台なんて、素晴らしい!
美味しいものをたくさん頂いて他のお客さんも皆笑顔。本当に素敵なお店です。
サンマリナーラ(秋刀魚のコンフィが乗ったマリナーラ)
サンマリナーラ(秋刀魚のコンフィが乗ったマリナーラ)
クアトロフォルマッジョ
パンチェッタコット(ハム)とペコリーノチーズ
いろいろなお芋のフリット(アンチョビバターで)
いろいろなお芋のフリット(アンチョビバターで)
カポナータ
カポナータ
2025/11/07 更新
2025/08 訪問
桃やイチジクなどフルーツ使いの巧みさに加え、ピッツアも幸せ感満載な美味しさ!
百名店の「ピッツェリア ファッブリカ 1090」、東急池上線の御嶽山駅にある予約必須の人気店です。
王道ピッツアから季節のメニューまで、どれを頂いても本当に美味しく、定期的に通っています。
今回は平日夜に予約して2名で伺いました。
〇カポナータ
定番メニューですが、こちらのカポナータはとても濃厚で美味しくて好きです。
〇桃と水牛モッツアレラ
普通、桃はそのまま食べるのが一番なのですが、これだけは例外。ファッブリカ 1090はフルーツを使った料理が天才的で、ソースやトマト、バジルなど一緒に頂くと桃だけで食べるより複雑味が増して本当に美味しい。
移転前の元住吉にお店があった時に頂いて感動した「桃のカプレーゼ」の再来です。
〇鶏レバーのコンフィー ブルスケッタ
またしても傑作メニュー登場です。
通常鶏レバーのブルスケッタはレバーペーストを使うのですが、これはコンフィーにしたものをスライスしてバケットにのせています。ローストビーフのような色合い、フォアグラのような柔らかな食感。上等な味わい。
これを考えられるって凄いです!
〇マリナーラ
いつも季節のピッツアばかり頼んでしまうのですが、たまには基本のピッツアをお願いしました。
鮮やかな見た目に負けず、味のほうも香ばしいニンニクと真っ赤なトマトソース、生地はファッブリカ 1090の特徴ともいえる、耳の部分が大きくて中はモチモチ。焼き具合も絶妙で香ばしく幸せ感満載。
大満足です!
〇フィーキ(イチジク、ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、バジルのピッツア)
クワトロ・フォルマッジのフルーツ応用編という感じで、イチジクの優しい甘さ、ゴルゴンゾーラのピリッとする感じ、生地の幸せ感に加え、別添えのハチミツを使用しながら頂くと最高!
〇アッフォガート(ヘーゼルナッツ)
ジェラートの量も多くて嬉しい。さっぱりと冷たいものでクールダウン。
これだけ美味しい料理を頂いて、同行者と2名でワインも含めて一人5,000円台なんて、素晴らしい!
お店の方々も皆感じがよく、本当に素敵なお店ですね。
是非、定期的に再訪したいと思います。
マリナーラ
フィーキ(イチジク、ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、バジルのピッツア)
フィーキ(イチジク、ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、バジルのピッツア)
鶏レバーのコンフィー ブルスケッタ
桃と水牛モッツァレラ
カポナータ
アッフォガート(ヘーゼルナッツ)
2025/09/10 更新
2025/08 訪問
東急池上線の御嶽山駅にある予約必須の人気ピッツェリア
東急池上線の御嶽山駅にある百名店の「ピッツェリア ファッブリカ 1090」、予約必須の人気店です。
平日夜に予約して2名で伺いました。
〇生ハムとイチジク、ルッコラのサラダと
ファッブリカ 1090はフルーツの組み合わせ方が巧みで、生ハムとイチジク、ルッコラを一緒に頂くと本当に美味しい。
この料理大好きで今シーズン何度か頂いたのですが、今回もまた頼んでしまいました。
ここでピッツァを2種
〇チンクェ・フォルマッジョ(トマトソースと5種類のチーズ)
〇メランザーネ(茄子・燻製チーズ・モッツァレラ・バジル)
チンクェ・フォルマッジョはクワトロ・フォルマッジョと異なりトマトソースベースでマルゲリータのチーズ増し増しという感じで充実感たっぷり。
メランザーネはチーズベースで茄子のピッツア。
どちらも生地はファッブリカ 1090の特徴ともいえる、耳の部分が大きくて中はモチモチ。焼き具合も絶妙で香ばしく幸せ感満載。
大満足です!
〇アユのコンフィ
1年以上前に食べて感激したのですが、人気すぎて以降ずっと売り切れが続き、ずっと食べられなかった一皿。
やっとリピートできました。コンフィ独特の柔らかな食感と深い味わいが絶品です!
ここまででおなかいっぱいになり、ドルチェにはたどり着かず・・・
物価高騰の折り、このお店も少し値上げになりましたが、それでも同行者と2名でワインも含めてこれだけ美味しい料理を頂いて、一人5,000円台なんて、素晴らしい!
美味しいものをたくさん頂いてお客さんも皆笑顔。本当に素敵なお店です。
2025/09/05 更新
2025/07 訪問
皆を笑顔にさせる美味しいピッツェリア ファッブリカ 1090にも夏が来た!
東急池上線の御嶽山駅にある「ピッツェリア ファッブリカ1090」
移転前ピザ百名店でしたが、移転先でもどんどんファンを増やし百名店に復帰しています。
休日夜に予約して4名で伺いました。
〇インサラータ(いろいろお野菜サラダ)
サラダといっても、こちらのお店のは彩りも鮮やかで季節感あふれるもの。
今回はスイカとトウモロコシで夏を演出!
料理がテーブルに運ばれた瞬間、「わーっ」と歓声があがる素敵な一皿です。
中も紅芯大根、ニンジン、カリフラワーやリンゴ、オレンジなど、赤、オレンジ、黄色、緑、白の色をちりばめたパレットのよう。
これらを爽やかなドレッシングで統一感を出していて、夏らしく、華やかで美味しい一皿です。
〇マンゴーとブラータチーズ
こちらのお店は季節のフルーツと料理の組み合わせは本当に美味しくていつも感動しますが、素材の選び方から違うのでしょう。夏はマンゴーを食べる機会も多くなりますが、同じマンゴーやブラータチーズでもこちらのはひときわ美味しく、さらに料理としてのまとめ方が巧み。
この夏の記憶に残る一皿でした。
〇トリッパ
チーズが入っていて、とても芳醇で旨味が詰まったトリッパ。これは定番メニューですが長く愛されている理由がよくわかります。
〇ピッツァ3種
「マルゲリータ、チチニエッリ(しらす、ミニトマト、オリーブ、バジル、ケッパー、ニンニク)、カルボナーラ」
なんといっても生地の焼き具合が素晴らしく、あまたあるピッツェリアの中でも群を抜いています。
香ばしく、また耳の部分を厚めにしてあって、中はモチモチで幸せ感が一杯詰まっています。
上に乗る具も味が良く羽振りも良く、基本のマルゲリータから様々な種類のピッツアまで、それぞれの個性を発揮。
皆どんどん手がのびてあっという間に食べつくしてしまいました。
〇美桜鳥骨付きもも肉のロースト
いつもはピッツアでおなか一杯になってしまい、メイン料理まで行きつかないのですが、今回は人数が多いのでいろいろ頼めます。
シンプルな料理だけに素材の選択と火入れが全てという感じですが、皮はいい感じのきつね色、パリッと焼けて中はジューシーで旨い肉。さすがです。
こちらも毎回でも食べたい美味しさでした。
〇デザート2種&エスプレッソ
「無花果 赤ワインコンポート バニラアイス添え、プリン」
無花果 赤ワインコンポートは新メニューですが、びっくりする位おいしい!
ソースがえもいわれぬ複雑味と高級感があって大人のドルチェという感じです。
プリンも固めで甘すぎないところがいいですね。
ピッツアも料理もセンスが良く、どれを頼んでも間違いなし!
美味しいものをたくさん頂いて皆笑顔。一緒に訪れた友人も大喜びでした。
こういうお店っていいですね。
インサラータ(いろいろお野菜サラダ)
マンゴーとブラータチーズ
トリッパ
マルゲリータ
チチニエッリ(しらす、ミニトマト、オリーブ、バジル、ケッパー、ニンニク)
カルボナーラ
美桜鳥骨付きもも肉のロースト
無花果 赤ワインコンポート バニラアイス添え
プリン
エスプレッソ
2025/07/25 更新
2025/06 訪問
クオリティの高さで突出するピッツェリア
とにかく料理が美味しいと定評があり、移転前(元住吉)も移転後(東急池上線の御嶽山)も百名店選出、予約しないとなかなか入れない人気店です。
ピッツアも絶品ながら、普通のピッツェリアには無い、季節季節の素敵な料理の数々にいつも魅了されます。
平日夜に予約をして2名で伺いました。
料理は最初に全てオーダーしておき、お店の方がタイミングを見計らって順番に出してくれるシステムです。
〇生ハムとイチジク、ルッコラのサラダと
なんとも華やかなお皿です。同系色の生ハムとイチジクを花びらのように立体的に配置し、中央にルッコラサラダ。
ファッブリカ 1090は、フルーツの組み合わせ方が巧みで、この料理も生ハムとイチジク、ルッコラを一緒に頂くと本当に美味しい。
見て美しく、食べておいしく、最初の一皿から気分が上がります。
〇やわらか真蛸とじゃがいも
新メニューです。看板に偽りなく、真蛸のやわらかなこと。これをじゃがいもと交互に頂くとほっこり幸せ。
ビネガーとイタリアンパセリ、セロリなどが、絶妙なバランスで味を調え、爽やかさを添えています。
〇マルゲリータ
ファッブリカ 1090では季節ごとに美味しいピッツアが出てくるので、なかなかマルゲリータを頼む機会がありませんが、久々に頼んでみました。
基本のピッツアだからなおさら感じる、こちらのお店の生地の焼き具合が素晴らしさ。
香ばしく中はモチモチで絶妙。あまたあるピッツェリアの中でも美味しさで群を抜いています。
トマトソースとモッツアレラチーズの充実感も生地に負けず、三位一体となった王道感は半端ない。
突出したクオリティの高さを堪能しました。
〇マイス(とうもろこし、ハム、燻製チーズ、モッツアレラ、バジル)
よくある「コーンを散らしたタイプ」ではなく、切り取ったブロック状のとうもろこしが沢山、チーズの海の中に浸っていて、なかなかワイルド。
表面が少し焼けたとうもろこしはBBQを連想させますが、味はBBQソースではありません。
燻製チーズ+モッツアレラの2種のチーズがたっぷり、その下にはハムとバジルが隠れており、とうもろこし、モチモチの生地と一緒に頂くと豊満な本格ピッツアの味わい。
もうすぐ夏、とうもろこしの季節の到来を堪能しました。
頼んでいた料理が全て出ると、スイーツの追加注文の有無を聞かれます。
同行者とお腹の具合を相談しますが、口は食べたいと思っていても2人ともお腹いっぱいで今日は諦めました。
でも、絶品ピッツアの生地とたっぷりのチーズ、センスの良い料理を沢山いただいて幸福感に満たされお店を後にしました。
また定期的に伺いたいと思います。
2025/08/19 更新
2025/05 訪問
最高の焼き具合の絶品ピッツア、前菜も魅力的!
東急池上線の御嶽山駅にある「ピッツェリア ファッブリカ1090」
百名店に復帰してますます人気が上がっていて、予約しないとなかなか入れないお店になっています。
平日夜に予約をして2名で伺いました。
入店すると、お店の中に漂う良い香り・・・薪の香りや焼きあがりの生地の香ばしさ・・・
この美味しい香りを味わうところからお楽しみの始まりです。
〇メヒカリのフリット 夏野菜の甘酢添え
ピッツェリアに行ったらよく頼むのが魚介のフリット・ミストなのですが、こちらはメヒカリです。
普通のピッツェリアで出る「カリカリに揚げて塩多めにかけときました」というお手軽さとは大違いで、メヒカリの口どけの軽い、ふわっととろけるような揚げ具合には感動。甘酢のたっぷり感を活かした野菜とのコンビも良く、最初の一皿から胃袋をつかまれます。
〇鶏レバーとミニトマトのローズマリーソテー
このレバーのとろけるような火入れの巧みさは、最近増えてきた美味しい高級焼鳥屋にも負けません。かなり驚き!
また、ローズマリーをはじめとする香草類での味付けがあり美味しい。
高級焼鳥屋とは異なるセンスの良さが光ります。
〇ポモドリーニ
自家製ドライトマト、モッツアレラ、バジルのピッツアです。
たっぷり広がるチーズは、まるで海のよう。その中にドライトマト(市販のものと異なりミニトマトで原形を残した感じ)がちりばめられています。
シンプルなピッツアだけに、腕前がはっきり出るところですが、こちらのお店は生地が香ばしさともちもちの両立する最高の焼き具合。
すべて併せて頂くととても贅沢な気持ちになって、美味しく頂きました。
〇ビスマルク
定番ピッツアです。
こちらも最高の生地の上にたっぷりとしたチーズにハム、トリュフペースト、卵黄などの芳醇さが合わさり至福の美味しさ!
ボリュームもあり、ここまでだいぶお腹いっぱいになりました。
〇ティラミス(ラム酒入り)ざくざくクランブルと
おや、こちらのお店で初めてティラミスを見かけたので、頼んでみました。
ピッツアでチーズを沢山頂いた後、マスカルポーネチーズベースのティラミスはかぶるかなと思いましたが、そんな心配全く不要で、味も食感もとても上質。
量もたっぷりあって嬉しい。
結構お腹いっぱいだったのに、ペロッと食べられてしまいました。
〇エスプレッソ
ドルチェを頂いたらエスプレッソも欠かせません。
香り高くちゃんと苦いエスプレッソが330円、安すぎです!
ごちそうさまでした。今日も、どの料理も本当に美味しかった!
美味しいものを食べると、皆笑顔になる。そんな活気のあるお店です。
是非、再訪したいと思います。
ポモドリーニ
ビスマルク
鶏レバーとミニトマトのローズマリーソテー
メヒカリのフリット 夏野菜の甘酢添え
ティラミス(ラム酒入り)ざくざくクランブルと
ティラミス(ラム酒入り)ざくざくクランブルと
エスプレッソ
2025/08/19 更新
2025/04 訪問
祝!百名店復帰~素敵な料理で、訪れた人を幸せな気持ちにさせるお店
東急池上線の御嶽山駅にある「ピッツェリア ファッブリカ1090」
以前は元住吉にあり、ピザ百名店に選出されていましたが移転によりリセット。
でも移転先でもどんどんファンを増やし、百名店に復帰されました!
こちらは生地の焼き具合が素晴らしく、香ばしく中はモチモチで絶妙。
あまたあるピッツェリアの中でも美味しさで群を抜いています。
そして料理もセンスが良く、どれを頼んでも間違いなし!
今日はこちらを注文しました。
〇ホワイトアスパラと目玉焼き
春を楽しむメニューです。たまごの黄身を絡めながら頂くと、とても幸せな気持ちになります。
〇ガンベリ ソットオーリオ(殻付き海老のニンニクオイル煮)
運ばれてきた時の香ばしい良い匂いがたまりません!!
海老は殻ごと食べられ風味が良く美味しく、またオイルは次のピッツアが来るまでとっておき、ピッツアの生地に付けて頂くと一皿で2倍の美味しさです。
〇ぺぺ・ヴェルデ(緑胡椒)のピッツァ
たっぷりとした真っ白なチーズの下にハムが隠れています。
一見ハムチーズブリトーのような内容ですが、素材のクオリティが良くて美味しさは段違い。
またチーズの中に緑胡椒の粒が隠れていてピリリと上等なアクセントになっています。
〇チンクェ・フォルマッジョ(トマトソースと5種類のチーズ)
トマトソースベースなので、クワトロと異なりマルゲリータのチーズ増し増しという感じで充実感たっぷり。
大満足のピッツアです!
〇プリン
今回もかなりお腹いっぱいになりましたが、プリンも先月頼んだのに今回リピート。
ふわふわ、トロトロのプリンではなくしっかり味の濃いプリンで、沢山食べた後でも負けません。
今日も本当に大満足でした。
このお店はいつ来ても料理は美味しいだけでなく、お客さんが皆楽しく過ごしているのがとても良いです。素敵な料理で、訪れた人を幸せな気持ちにさせるお店なのだと思います。
2025/04/30 更新
2025/03 訪問
かぐわしいピッツアと春らしいメニューを堪能
東急池上線の御嶽山駅にある「ピッツェリア ファッブリカ1090」、百名店に選出されていましたが移転によりリセット。
でも移転先でもファンを増やし、すでに予約しないと入れないお店の仲間入りしています。
オーナーシェフの徳丸裕也氏はフレンチ専攻でフランスでの修業を経て、中目黒のピッツァリア「サヴォイ(現・聖林館)」でピッツァ職人として腕を磨いたとのこと。
素敵な料理の数々にいつも魅了されます。
〇仏産グリンピースと春野菜とペコリーノチーズ
新緑の草原を連想させるようなお皿で、テーブルは一気に春めきます。
イタリアでは春をつげる食べ物として空豆とペコリーノチーズを一緒に食べるそうですが、この習慣をオシャレにした感じ。
ちょっと小粒の仏産グリンピースは風味が良く、ペコリーノチーズと併せるととても味わい深くなります。
一面緑の中にも芽キャベツや菜の花もあって変化が楽しい
野菜を沢山食べるので健康にも良さそうな一皿です。
〇トリッパ トマト煮込み
寒い季節が去る前にトリッパを頂いておこうと思い注文します。
こちらは白インゲン豆やチーズも入っているので、非常にまろやかで旨味たっぷり。
美味しくてワインもどんどんすすみます。
〇チチニエッリ(シラス、ミニトマト、バジル、オリーブ、ケッパー、ニンニクのピッツア)
通年あるメニューですが、旬の春シラスが美味しい季節ですので注文します。
春シラスの小ぶりながらぷりぷりとした美味しさ。これを引き立てる黒オリーブやケッパー、ニンニクなどの共演者のバランスの絶妙さ。
そして何よりピッツアの生地の香ばしさとモチモチ感には毎回感服します。素晴らしい!
〇ボロネーゼ(ミートソース、ミニトマト、マッシュルーム、燻製チーズ、モッツァレラ、バジルのピッツア)
チチニエッリがチーズを使わないピッツアでしたので、最後は重量級のボロネーゼにしました。
燻製チーズ、モッツァレラをブレンドしたチーズはたっぷり。これにミートソースやマッシュルームが加わり、大満足です。
〇チーズケーキ ミルクジェラート添え
ブリュレを頂こうと思っていたのですが、売り切れでしたのでこちらに。
チーズケーキが大人向けのノーブルな味わい。甘すぎないのが良いところです。
ミルクジェラートが「添え」というには大きくてびっくり!こちらも清々しいジェラートです。
〇エスプレッソ
最後の〆はエスプレッソで。
ちゃんと美味しいエスプレッソなのに、330円って良心的!
季節感のあるメニューも、定番メニューも頂きましたが今回も大満足でした!
仏産グリンピースと春野菜とペコリーノチーズ
仏産グリンピースと春野菜とペコリーノチーズ
トリッパ トマト煮込み
トリッパ トマト煮込み
チチニエッリ(シラス、ミニトマト、バジル、オリーブ、ケッパー、ニンニク)
チチニエッリ(シラス、ミニトマト、バジル、オリーブ、ケッパー、ニンニク)
ボロネーゼ(ミートソース、ミニトマト、マッシュルーム、燻製チーズ、モッツァレラ、バジル)
チーズケーキ ミルクジェラート添え
エスプレッソ(シングル)
2025/04/02 更新
2025/02 訪問
絶品ピッツァで春を堪能
東急池上線の御嶽山駅にある「ピッツェリア ファッブリカ1090」、百名店に選出されていましたが移転によりリセット。
でも移転先でもファンを増やし、すでに予約しないと入れないお店の仲間入りしています。
オーナーシェフの徳丸裕也氏はフレンチ専攻でフランスでの修業を経て、中目黒のピッツァリア「サヴォイ(現・聖林館)」でピッツァ職人として腕を磨いたとのこと。ピッツアも絶品ながら、普通のピッツェリアには無い、季節季節の素敵な料理の数々にいつも魅了されます。
〇プリマベーラ(ホタルイカ、フキノトウ、燻製チーズ、モッツァレラ、バジル)
プリマヴェーラとは、イタリア語で「春」のこと。
季節ごとにメニューがかわるピッツェリア ファッブリカ 1090らしい春メニューです。
春の食材、ふきのとうとホタルイカをピッツァの上で一緒に頂きます。
独特の苦みと深み、旨味がたっぷりのチーズを合わさると、口の中は幸せで満たされ、春の訪れを感じさせました。
〇チンクェ・フォルマッジョ(トマトソースと5種類のチーズ)
チーズのピッツァといえば、一般的にはトマトソースを使わない4種のチーズ(クワトロ)ですが、ファッブリカはクワトロもありながらトマトソース+5種類のチーズ(チンクエ)も定番のメニューに加えています。
トマトソースベースなので、クワトロと異なりマルゲリータのチーズ増し増しという感じで充実感たっぷり。
おいしさが忘れられず今回もオーダーしてしまいました。
〇新玉ねぎのマリネ アンチョビとフキノトウのソース
新玉ねぎの旬も春です。こちらは加熱して柔らかくしたものをマリネにしたもの。
新玉ねぎのみずみずしさと、アンチョビとフキノトウソースの(どちらも味が強い食材なのに)、主役を邪魔をしない加減の良さ。
春のそよ風のような、さりげない一皿です。
〇揚げニョッキ ミートソース
こちらは、新玉ねぎとは一転、超インパクトのあるメニューです。
ニョッキというと、穏やかな食感と、セージバターソースやトマトソースのようなシンプルなソースの印象ですが、なんと揚げてしまい、さらにミートソースをかけるという大技できました。
でも、これが流石の美味しさ!
揚げたニョッキの香ばしさ。ミートソースの充実感がたまりません。どんぶりいっぱい食べたい位でした。
〇ショコラータ&エスプレッソ
いつも、美味しい料理をおなか一杯になるくらい頼んでしまい、別腹までピッツァを食べてしまうので、ドルチェにいく余力がありませんが、今日はいけそう。ということでショコラータ&エスプレッソを頂きました。
エスプレッソ(シングル)300円って安すぎ。でも本物の美味しいエスプレッソで、ドルチェとともに楽しみました。
いつ来ても美味しく、また新しい発見があって素晴らしいお店だと思います。
また再訪したいと思います。
チンクェ・フォルマッジョ(トマトソースと5種類のチーズ)
プリマベーラ(ホタルイカ、フキノトウ、燻製チーズ、モッツァレラ、バジル)
揚げニョッキ ミートソース
新玉ねぎのマリネ アンチョビとフキノトウのソース
ショコラータ
エスプレッソ
2025/03/03 更新
2025/01 訪問
東京屈指のピッツエリアは御嶽山にあり
東急池上線の御嶽山駅にある「ピッツェリア ファッブリカ1090」、百名店に選出されていましたが移転によりリセット。
でも移転先でもファンを増やし、メキメキと点数を上げてきているお店です。
オーナーシェフの徳丸裕也氏はフレンチ専攻でフランスでの修業を経て、中目黒のピッツァリア「サヴォイ(現・聖林館)」でピッツァ職人として腕を磨いたとのこと。ピッツアも絶品ながら、普通のピッツェリアには無い、季節季節の素敵な料理の数々にいつも魅了されます。
〇葱の窯焼き カラスミ目玉焼き載せ
新作メニューです。一見シュパーゲルのオランデーズソースがけか、ホワイトアスパラガスのバッサーノ風のようなメニューを、冬に葱を使って実現しているあたり、遊び心を感じます。
頂いてみると、味は遊び心どころじゃなく本気で美味しい。
ピザ窯で焼いた太い葱は柔らかく甘さたっぷり。半熟のカラスミ目玉焼き載せを併せると、もうたまりません!
春のシュパーゲルより一足先にこんな美味しい一皿を頂けました。
〇チチニエッリ
これは定番メニューのシラス、ミニトマト、バジル、オリーブ、ケッパー、ニンニクでトマトソース仕立てのピッツアです。
シラスのあっさりとした上品な旨みを活かしながら、ミニトマトとトマトソースが充実感を、黒オリーブやケッパーやスライスしたニンニクが絶妙なアクセントと立体感を効かせた傑作ピッツアです。
生地の焼き具合も最高で、耳の部分が香ばしくふわふわで美味しいこと!
〇スペアリブと春キャベツの煮込み
一見、冬のアルザス地方の郷土料理「シュークルート」的な料理ですが、ザワークラウトではなく春キャベツを使い、味わいもさっぱりとしたシュークルートに対し、たっぷりとした旨味に仕上げています。
以前、フランス料理屋で「酸味のあるシュークルートは赤ワインとの相性は最悪です。白ワインにしなさい」とアドバイスされたことがありますが、これは赤白両方いけます。美味しいうえに前菜ながら結構ボリュームもあって大満足の一皿でした。
〇パンチェッタ
燻製チーズ、モッツァレラチーズベースのピッツアの上にパンチェッタ・コッタのハムをふんだんにのせたピッツア。
盛り付けが様子が「ハムの花が満開」といった映えで、もう運ばれてきた段階で気分が上がります。
ハムとチーズと生地だと甘さ方向に寄ってしまうところを、こちらは春菊のほろ苦さと生地の焼きの香ばしさが、いい感じで味を引き締めています。
パンチェッタ・コッタの油がピッツアの熱で温められて美味しい温度になり、たっぷりとしたチーズと、ふわふわモチモチの生地と合わさって、ほっぺたが落ちそう!とても幸せになりました。
今日も本当に大満足でした。
このお店はいつ来ても料理は美味しいだけでなく、お客さんが皆楽しく過ごしているのがとても良いです。素敵な料理で、訪れた人が自然に良い気持ちにさせるお店なのだと思います。
2025/02/05 更新
2024/12 訪問
創意工夫の新作ピッツアなど、いつ来ても大満足なお店
東急池上線の御嶽山駅にある「ピッツェリア ファッブリカ1090」、百名店に選出されていましたが、移転によりリセット。でも移転先でもファンを増やし、メキメキと点数を上げてきているお店です。
オーナーシェフの徳丸裕也氏はフレンチ専攻でフランスでの修業を経て、中目黒のピッツァリア「サヴォイ(現・聖林館)」でピッツァ職人として腕を磨いたとのこと。ピッツェリア定番の料理も絶品ながら、普通のピッツェリアには無い、季節季節の素敵な料理の数々にいつも魅了されます。
入店すると、お店の中に漂う香り・・・薪の香りや焼きあがりの生地の香ばしさ・・・この美味しい香りを味わうところからお楽しみの始まりです。
ここでは季節に応じた新作メニューがあり、今日はなにがあるかワクワクしながらメニューを眺めると、今日は「ペコラ(子羊挽肉、菜花、モッツァレラチーズ、ミニトマト、バジル)」というのがあるではありませんか。
羊肉はグリルをメインディッシュで頂くことはありますが、ピッツァに乗っているのは初めてです。
「ファッブリカさんがメニューに入れるならきっと美味しいだろう」と思って注文します。
〇マッシュルームのサラダ グラノパダーナチーズ載せ
見た目シンプルな料理ですが、ファッブリカ 以外でこんなに風味の良いマッシュルームを食べたことがありません。
絶妙な厚さにカットされたマッシュルームのサクッと軽い口当たりと、イタリアンパセリやビネガーの爽やかさ、グラノパダーナチーズの軽やかなミルキーさで、はじめの一皿として絶好。スパークリングワインとのマッチングも良いですよ。
〇いろいろなお芋のフリット(アンチョビバターソース)
春になる前にお芋をいろいろ楽しんでおこうと注文。里芋、サツマイモ、ジャガイモなどいろいろなお芋のフリットで、味の違いが楽しめます。
お皿にさりげなく振られたバニラがセンス良く、香りと奥行き感を出し、アンチョビバターソースもバーニャカウダ的にどっぷりではなく、程よくお芋をサポート。
ほっこり幸せを感じる一皿です。
〇ペコラ(仔羊挽肉、菜花、モッツァレラチーズ、ミニトマト、バジル)
仔羊挽肉ってどんなだろうと興味深々でしたが、けっこう大粒でダイナックに旨味はたっぷり。でもマトンやラムのような臭いはありません。
これに併せる菜の花もしっかりとした食感を残し、お互いの個性を出しつつ、良いコンビを組んでいます。
こういう強い食材を組み合わせても、すごく良いまとまりになっているのはさすが!
ファッブリカにはボロネーゼやカルボナーラのような肉系の傑作ピッツアがありますが、ペコラにも魅了されました。
〇チンクエ フォルマッジョ(5種類のチーズ+トマトソース)
一般的にはクワトロですが、ファッブリカはクワトロもありながらチンクエも定番のメニューに加えています。
5種類のチーズ+トマトソースは、クワトロと異なりマルゲリータのチーズ増し増しという感じで充実感たっぷり。
先月も食べたのに、おいしさが忘れられず連続でリピートしてしまいました。
他店の有名店ではピッツアの直径を大ぶりにして見栄えを良くする反面で、生地もソースも薄いので水分量が減ってバランスが悪いことが多いのですが、ここは見栄えの大きさで勝負せず高密度なので、生地を香ばしく焼き上げても中はモチモチでソースもジューシーという理想のバランスのピッツアが頂けます。
〇プリン
今回もかなりお腹いっぱいになりましたが、プリンも先月頼んだのに今回リピート。
ふわふわ、トロトロのプリンではなくしっかり味の濃いプリンで、沢山食べた後でも負けません。
移転前はスイーツ専門店も出していたちう実力を垣間見ました。
今日も大満足、なにを選んでも外れがなく、本当に素晴らしいお店だと思います。
ペコラ(子羊挽肉、菜花、モッツァレラチーズ、ミニトマト、バジル)
チンクエ フォルマッジョ(5種類のチーズ+トマトソース)
マッシュルームのサラダ グラノパダーナチーズ載せ
いろいろなお芋のフリット(アンチョビバター風味)
プリン
2025/01/08 更新
2024/11 訪問
クオリティの高さで突出するピッツェリア
東急池上線の御嶽山駅にある「ピッツェリア ファッブリカ1090」、移転前は百名店に選出されていたお店です。
味しいピッツア屋さんは、食べる前からわかります。
お店の中に漂う香り・・・薪の香りの違い、生地の焼きあがりの香ばしさの違いなどが全然違うのですが「ピッツェリア ファッブリカ 1090」はまさに美味しいピッツア屋の香りがします。
今日も入店して、この美味しい香りを味わうところから始まりました。
オーナーシェフの徳丸裕也氏はフレンチ専攻でフランスでの修業を経て、中目黒のピッツァリア「サヴォイ(現・聖林館)」でピッツァ職人として腕を磨いたとのこと。ピッツェリア定番の料理も絶品ながら、普通のピッツェリアには無い、季節季節の素敵な料理の数々にいつも魅了されます。
〇インサラータ
色彩感が華やかで最初の一皿目として気分をぐっとアップさせます。
一言でサラダといっても野菜のクオリティが他店と違うのでしょう。野菜が本当にフレッシュでおいしい。
さらにオレンジや柿など様々な食材が入っていて、味や食感の組み合わせを味わう楽しさがあります。
ビネガーやオイルの使い方も巧み。玉手箱のようなサラダです。
〇サルシッチャ(自家製ソーセージ)
これは旨いです。肉がぎっしり詰まったサルシッチャです。
よくあるソーセージのようにふわふわしていたり、脂ばっかりというのとは違い、ぎゅーっと味が凝縮されていて、噛めば噛むほどに旨味が出てくる。肉はそのまま食べても美味しいのに、わざわざ加工する意義を感じさせる逸品です。
〇フンギ
例えれば「キノコの山」のピッツア。
ただのキノコではありません。岩手県のブランド椎茸「禅丸椎茸」(日本のしいたけの数百の品種の中で、特に味が濃くて大きく育つ反面、栽培管理が難しく収穫量も少ないため、一般には流通していない品種。まるで鮑を食べているようだとたとえられるほどです)を使用し、燻製チーズ、モッツァレラチーズ、バジルとあわせています。
普通の椎茸では燻製チーズ、モッツァレラチーズの豊潤さと併せると負けてしまいそうなところが、禅丸椎茸を使用したことで、なんと季節感あふれ、贅沢で風味豊かなピッツアでしょうか。
〇マルゲリータ
マルゲリータ自体はどこでも食べられますが、お店によってクオリティがはっきり分かれるピッツアです。
こちらのマルゲリータはまさに王道を行く美味しさ。
生地の香ばしさとモチモチ具合、トマトソースやモッツァレラチーズの味の良さ、美味しさが持続する時間の長さなどは素材の選択とセンスの良さの結晶なのでしょう。
〇プリン
いつも満腹になってしまい、スイーツに行く余裕がなかったのですが、今日はプリンを頂きました。
これも特大ホームランの美味しさでのけぞりました。
かなり濃厚で、ここまで美味しいものを沢山食べてきたのに全然負けません。最後の〆にピッタリ。
後で調べたら、元住吉にお店があった頃は、「ピッツェリア ファッブリカ 1090」のスイーツが人気でテイクアウトしたいという要望が多く、別店舗でスイーツのテイクアウト専門店もあったぐらいとのこと。
これはスイーツまで食べないともったいないですね!
2024/12/17 更新
2024/10 訪問
創意工夫の新作ピッツアなど、いつ来ても大満足なお店
美味しいピッツア屋さんは、食べる前からわかります。
お店の中に漂う香り・・・薪の香りの違い、生地の焼きあがりの香ばしさの違いなどが全然違うのですが「ピッツェリア ファッブリカ 1090」はまさに美味しいピッツア屋の香りがします。
今日も入店して、この美味しい香りを味わうところから始まりました。
ここでは季節に応じた新作メニューがあり、今日はなににしようかワクワクしながらメニューを眺めると、「サンマのピッツア」があるではありませんか。
「サンマは塩焼きが一番」と思っていますが、「ファッブリカさんがメニューに入れるならきっと美味しいだろう」と思って注文します。
その他は柿と生ハムのサラダ、テリーヌ、カルボナーラのピッツアをオーダーしました。
〇柿と生ハムのサラダ
ここはフルーツを使った前菜やピッツアがセンス良く定評のあるところ。
メロン+生ハムという組み合わせはよくありますが、柿を生ハムやルッコラと併せた季節感、色合い、味わいなど最初の一皿に相応しい料理です。
〇テリーヌ
結構分厚くてボリュームがあり食べ応え十分、ワインにも合う一皿です。
でも重たさを感じさせず、旨味たっぷりに仕上げてあるので、付け合わせのピクルスと一緒に爽やかに頂ける一皿です。
〇サンマリナーラ(サンマのピッツア)
サンマが一尾そのまま乗っていて、ピッツアからはみ出しているのだろうか?と想像していましたが、ちゃんと身をくずしてありました(笑)
マリナーラにサンマの身とケッパーを乗せた感じですが、これが絶妙!
シンプルでワイルドなマリナーラは単体でも魅力的なピッツアですが、このワイルドさに味の強いサンマが加わると、なんとも鮮烈なピッツアになっています。
最近は日本人向けに和食的な繊細な味付けにしたイタリアンが多いのですが、このメニューは真逆で、サンマを使って季節感を出しながらも、以前イタリアに行った時に食べた「イワシとトマトのグリル」のような個性の濃さと南欧の太陽の眩しさも感じさせるところが素晴らしい。今回も魅了されました!
〇カルボナーラのピッツア
定番のピッツアで、厚切りのベーコンのジューシーさと卵黄・燻製チーズのソースのなめらかさがたまりません。
そして今回もかなりお腹いっぱいになりました。
他店の有名店ではピッツアの直径を大ぶりにして見栄えを良くする反面で、生地もソースも薄いので水分量が減ってバランスが悪いことが多いのですが、ここは見栄えの大きさで勝負せず高密度なので、生地を香ばしく焼き上げても中はモチモチでソースもジューシーという理想のバランスのピッツアが頂けます。
いつ来ても素晴らしいお店だと思います。
2024/11/14 更新
2024/09 訪問
東京屈指のピッツエリアは御嶽山にあり
「ピッツェリア ファッブリカ 1090」に再訪しました。
生地の扱い(香ばしさとモチモチ感など)が群を抜いているのに加え、食材選びの確かさ、季節に応じた逸品メニューの考案など、高級イタリアンにも匹敵する実力を持つお店です。
まさに東京屈指のピッツエリア。
元住吉から御嶽山に移転後も、またたく間に人気店に上り詰めてしまい予約必須のお店です。
オーナーシェフの徳丸裕也氏が概ね一人で調理を担当されているので、最初に食べたいものを全てお願いし、食べ終わったら次の料理を順序よく出して頂くスタイル。
訪問するたびに美味しそうな新作メニューがあってオーダーする際にわくわく、一方、定番メニューも絶品なので、どれにしようか悩ましいです。
今回は悩んだ末に定番メニューを頂きました。
「自家製豚肩ロースハムサラダ 西洋わさびと」
ドーム状のロースハムを開けると、中にサラダが隠れています。魚介やハンバーグなどを包み焼きにした料理の「包みを開ける楽しみ」をサラダとハムで再現したような愉しさがあります。
そして清涼感と満足感が同時に訪れる味わい。一皿目にふさわしい一品です。
「ガンベリ ソットオーリオ」
殻付き海老のニンニクオイル煮です。スペイン料理だとアヒージョなのですが、こちらの料理は運ばれてきた時の香ばしい良い匂いがたまりません!!
他のテーブルの方がこの料理をオーダーして、運ばれていくときも「おおっ!」とくぎ付けになるほど。
一気にテンションが上がる料理です。
海老は殻ごと食べられ風味が良く美味しい、またオイルは次のピッツアが来るまでとっておき、ピッツアの生地に付けて頂きます。
「チチニエッリ」
シラスのピッツアです。ちりめんじゃこのピッツアは別メニューにあって、そちらはチーズベースに九条ネギとケッパーなどのアクセントを効かせた逸品なのですが、シラスの方はトマトソースベースにバジル、オリーブなど定番の素材と組み合わせています。なるほど王道の味わい/完成度です。
「ボロネーゼ」
美味しい生地の上にボロネーゼソースがたっぷり。やみつきメニューなのですが、トッピングが従来のキノコから今回はゴボウに変更になっています。
「え、イタリアンでゴボウ?」と思いますが、イタリアでも「Scorza Amara」というゴボウに近い野菜があるようです。
ごぼうの大地の香りと食感がボボロネーゼソースに奥行きをあたえ新食感でした。
ここで久しぶりにお腹に余裕があったので、ドルチェでジェラートとエスプレッソを注文。
エスプレッソはシングルで300円って安すぎはしませんか!
今回も大満足でした!
2024/12/16 更新
2024/08 訪問
材料の吟味からピッツアの焼き加減まで究極のこだわりが感じられます
東京屈指のピッツエリア「ピッツェリア ファッブリカ 1090」に再訪。
しばらく新メニューを中心に頂いていたので、久しぶりに定番メニューをお願いしました。
カポナータ:シンプルな料理ですが、センスの良さがあふれています。料理の見た目が美しく、俗っぽい「映え」など相手にしない品の良さがあります。
味わいもトマトの濃い目の旨味が素材をバランスよく纏めていて非常に美味しい。
さりげなくこういう前菜がさっと出せるお店、凄いなあ。
イチジクと生ハム、ルッコラのサラダ:ファッブリカさんの季節のフルーツを使った料理は、どれも絶品で、過去の傑作は「桃のカプレーゼ」「イチジク、洋梨、生ハム、ルッコラのサラダ」などがあります。
特にフルーツの素材の吟味には特別なこだわりが感じるうえ、料理として他の食材と一緒にした時の完成度が非常に高いのでいつも楽しみにしています。
今日のイチジクと生ハム、ルッコラのサラダも、まず一口目でこんなに美味しいイチジクをよく見つけてきたなと驚嘆しますが、バルサミコ、チーズ、生ハムを併せて頂くと、爽やかな立体感に魅了されます。
マルゲリータ:王道ピッツア、他のお店でも沢山頂いたことのある料理ですが「やっぱりここのピッツァが最高!」という出来栄えです。
ビアンケッティ:ちりめんじゃこと九条ネギ、ケッパーのピッツアでここでは定番商品です。
ピッツアの腕前は生地で差が出るといいますが、ファッブリカのピッツアの生地は耳の部分のふっくら感と少し焼き目をつけた香ばしさは逸品。東京屈指というか、日本中いろいろなところでピッツアを食べ歩いていますが、ここまで美味しいのはなかなかありません。
それに合わさるソースも、本当に美味しい食材を吟味して、腕利きが真剣勝負で調理した感があります。
ドルチェ:いつも食事中に、他のテーブルの方々が頼むブリュレやプリン、アッフォガートなどを見て、今日こそは食べるぞ!と思っているのですが、今日も満腹になってしまい食べられませんでした。次回こそは・・・
新メニューを創作しながら、定番メニューも少しも飽きたり、隙ができたりしない、究極こだわりを維持している凄いお店です。
2024/12/16 更新
2024/07 訪問
ピッツェリアにして鮎のコンフィ(絶品)が食べられるなど常に探求/進化し続けるお店
タイトルは前月行った時の投稿からですが、鮎のコンフィがあまりに美味しかったので、今回もまた是非食べようと心に決めて来店。
すると「今日は鮎のコンフィだけ終わっちゃったんですよ」とのお知らせが(涙)
そりゃそうだ、皆リピートしたくなるくらい、絶品だったからなぁと気を取り直してメニューを眺めると、今月も魅惑的な新作が沢山あるではありませんか。
そこで今日は路線を変えて新作の甘いシリーズで「マンゴーと水牛モッツァレラ」、「とうもろこしのパンナコッタ」、「ヴァニリア」を選び、その間を定番のカポナータとビアンケッティで繋ぐという構成にしてみました。
「マンゴーと水牛モッツァレラ」
挟んでいないカプレーゼにマンゴーを併せたような料理ですが、このマンゴーの美味しいこと。単体で食べて美味しく、モッツァレラやトマトを併せると複雑味が増して美味しく、毎度食材の見極めの素晴しさに感動します。
「カポナータ」
健康的な野菜メニューですが、トマトの濃さと火入れの程度が絶妙で、充実度が他店とは違います。
「とうもろこしのパンナコッタ」
前菜かデザートか分類が難しそうなメニューですが、これはしっかり前菜。とうもろこしの甘さにゴルゴンゾーラなどのチーズの塩味や旨味が合わさり、食欲を一層高めるメニューです。
「ビアンケッティ(ちりめんじゃこ、九条ネギ、ケッパー、燻製チーズ、モッツァレラのピッツァ)」
いよいよピッツァです。ちりめんじゃこの清涼感に九条ネギの味/食感がアクセントになって、甘い系のメニューが続いた舌を引き締めます。そしてこの素晴らしい生地はどのお店にも負けないクオリティで満足の一皿です。
「ヴァニリア(バターとキビ砂糖、モッツァレラ、ヴァニラのピッツァ)」
クァトロフォルマッジで付いてくる蜂蜜の残りを、この絶品生地に付けたら超美味しかった記憶があり、もっと蜂蜜があったらなぁ〜と思ったことがありますが、この一皿はそんな想いを発展型で叶えてくれるメニューです。
何しろ、この絶品生地を(蜂蜜ではないものの)バターとキビ砂糖、ヴァニラなどで超甘く、香り高く仕上げています。
これは上等なデザートです。食べだしたら止まりません。
常に探求/進化し続けるお店、ファッブリカさんは今月も快進撃でした。新メニューにワクワク、ドキドキ。食べて凄い感動と充実感を味わい、大満足です!
マンゴーと水牛モッツァレラ
カポナータ
とうもろこしのパンナコッタ
ビアンケッティ(ちりめんじゃこ、九条ネギ、ケッパー、燻製チーズ、モッツァレラのピッツァ)
ヴァニリア(バターとキビ砂糖、モッツァレラ、ヴァニラのピッツァ)
2024/12/16 更新
2024/06 訪問
ピッツェリアにして鮎のコンフィ(絶品)が食べられるなど常に探求/進化し続けるお店
他のピッツェリアでマルゲリータを食べて、普通に美味しかったのですが、その後無性にファッブリカの絶品マルゲリータの味が恋しくなって来店。
頭の中はマルゲリータのことしかなかったのですが、「前菜に鮎のコンフィがありますよ~」とのお誘いが!
そういえばオーナーシェフの徳丸裕也氏はフレンチ専攻でフランスでの修業を経て、中目黒のピッツァリア「サヴォイ(現・聖林館)」でピッツァ職人として腕を磨いたんだっけ。ピッツェリア定番の料理も絶品ながら、普通のピッツェリアには無い、素敵な前菜の数々にいつも魅了されます。
若鶏のコンフィはお馴染みですが、鮎のコンフィなんて他では食べたことがありません。
そしてこの一皿、コンフィ独特の柔らかな食感と深い味わいが絶品で、またしても進化を遂げたなぁと感嘆!
マッシュルームのサラダは爽やかなシャキシャキ感とチーズやパセリの味のコラボが楽しい一皿。
そしてピッツァはマルゲリータとビスマルク。「やっぱりここのピッツァが最高!」という出来栄え。
なんといっても生地が美味しく、耳の部分のふっくら感と香ばしさが逸品で、それに合わさるソースや具材も味の充実度、そして全体の構成感が凄い。塩味やガーリックを強くしてインパクト食べさせるお店と違い、本当に美味しい食材を吟味して、腕利きが真剣勝負で調理した感があります。
今日は久しぶりにドルチェも頂き、とても幸せな気持ちで帰宅しました。
本当に素敵なお店です。また是非定期的に通いたいと思います。
2024/10/16 更新
2024/05 訪問
東京屈指の実力派ピッツェリアは御嶽山にあり
各所のピッツァの名店を訪れるたびに思うことがあります。
上に乗っている具材はどこも色々工夫して美味しいのですが、ナポリピッツァの醍醐味といえる耳の部分は抜群といえるお店は少なく、その中でファッブリカは群を抜いています。本場ナポリで食べたピッツァを思い出させるくらいの出来栄えです。
勿論、ファッブリカも耳だけじゃなく具材も食感や味のバランス、火入れまで完璧。超美味しいし、季節に応じた新作メニューも楽しい。
料理を出すタイミングも、ちゃんと前の料理を食べ終わってから早からず遅からず丁度良いタイミングで出してくる気遣いも素晴らしい。
そしてこんなに美味しいのにリーズナブル。
おかげで最近は満席のことも多くなり、予約必須のお店になってしまいましたが、是非何度も足を運びたい名店と言えます。
2024/12/16 更新
東急池上線の御嶽山駅にある百名店の「ピッツェリア ファッブリカ 1090」
東京屈指とも言える美味しいピッツアや前菜が食べられる、予約必須の人気店です。
王道ピッツアから季節のメニューまで、どれを頂いても本当に美味しく、定期的に通っています。
平日夜に予約して2名で伺いました。
12月に入り寒さが増してきて、冷えた身体で入店すると、お店の中は薪窯のほっとする暖かさと漂う良い香り・・・薪の香りや焼きあがりの生地の香ばしさ・・・この美味しい香りを味わうところからお楽しみの始まりです。
今日は以下5皿を注文しました。
〇自家製豚肩ロースハムサラダ 西洋わさびと
一見、ロースハムの盛り合わせのようですが、半円ドームのロースハムの中からサラダが現れます。
トッピングされた西洋わさびのアクセントも効いて食欲に火が付きます。
〇銀杏の窯焼き
銀杏をピッツァ窯で焼くというシンプルな料理ですが、遠赤外線効果か不思議に美味しい。
〇ギアラ煮込み レモン風味
居酒屋のもつ煮も美味しいですが、こちらはオシャレなイタリア版。
レモン風味もしっかり効いて爽やかで白ワインにぴったり。
〇チンクェ・フォルマッジョ(トマトソースと5種類のチーズ)
今年、このお店で一番よく食べたピッツァだったと思います。
「チーズ増し増しのマルゲリータ」という感じのこのピッツア、本当に美味しい。
生地はファッブリカ 1090の特徴ともいえる、耳の部分が大きくて中はモチモチ。
焼き具合も絶妙で香ばしく幸せ感満載。
今年の締めくくりで頂くピッツァにぴったりです!
〇ビスマルク
定番のピッツァです。卵、ハム、トリュフペースト、燻製チーズ、モッツァレラチーズ、バジルなどが入ってとても豊かな味わい。
ハムが隠れる位チーズが敷き詰めてあり、今まで食べたビスマルクの中で一番ジューシーで飽満
いろんな食材が乗っても、絶品ふわモチ生地は全然負けることなく、むしろいいコンビを発揮。
やっぱりピッツァは生地が大切!
このお店が東京屈指だと言われる理由はこの素晴らしい生地にあるのかもしれません。
いやはや、どの料理も美味しかった。
こちらのお店は結構ピッツァのボリュームがあるので、今日もおなかいっぱい。
スイーツまで行けませんでしたが、大満足で帰路につきました。
物価高騰の中にあって、同行者と2名でワインも含めてこれだけ美味しい料理を頂いて、ワイン込みで一人4,000円台なんて、素晴らしい!
今年も「ピッツェリア ファッブリカ 1090」で美味しいものをたくさん頂いて、何度微笑みがこぼれたことか。
本当に素敵なお店です。
また来年も定期的に伺いたいと思います。