2回
2023/04 訪問
奈良旅行の最後を飾るにふさわしい料亭
明治時代に迎賓館として誕生した菊水楼。今は老舗料亭になっています。
奈良旅行の最終日の食事で利用しました。
奈良で名所といわれる石舞台や神社仏閣を観光して、その延長線上で最後を飾るにふさわしい料亭といえば、ここしかありません。
奈良から東京に帰る場合、新幹線に直接乗れないので帰り時間が早めになってしまうのですが、ここは17:00開店なので、開店と同時に入店し、あらかじめ近鉄奈良駅〇時〇分の電車に乗りますとお店の方にお伝えしておけば、それに合わせて料理を出してくれます。
神社仏閣同等の重厚な外観と内装にテンションがあがります。
器も料理の美しさもお店の雰囲気によくあっており、地元・近郊の季節の食材を、とてもセンス良く味わわせてくれます。
お椀の上品な味わいはさすが。
御造りには奈良時代に平城京で作られていた「穀醤(こくびしお)」の復活を試み、当時の味を再現した「古代ひしお」が添えられており、これがなかなか美味。
合肴では、鮪の磯部フライに雲丹ソースをかけたものなのですが、中には柿寿賀と飛鳥の蘇のような銘菓が使われているという意欲的なメニューも登場しますが、これがコースの一体感から全く外れていないまとめ方の上手さ。
東京や京都で頂く懐石料理と比べると、美味しいのに落ち着いていて、古都奈良の風情と一体感を感じながら頂きました。
接客も素晴らしく、食べ終えると絶妙のタイミングで次の料理が運ばれてきて、電車の時間に余裕をもって間に合い、古都奈良を最後まで満喫することができました。
2025/04/11 更新
明治時代に迎賓館として誕生した菊水楼。今は老舗料亭になっています。
古都、奈良旅行の最後の食事を飾るにふさわしい料亭です。
京都で新幹線に乗り継げる電車=「近鉄奈良駅〇時〇分の電車に乗ります」とお店の方にお伝えしておき、それに合わせて料理を出して頂きました。
神社仏閣のような重厚な外観と内装、器も料理の美しさなど、どれも素敵でテンションがあがります。
あいかわらず、お椀の上品な味わいはさすが。
季節の食材として鰻には花山椒、白子たけのこ(目が出る前のタケノコ)、桜えびとホタルイカの炊き込みご飯、奈良のブランドいちご「古都華」など織り交ぜ、とてもセンス良く味わわせてくれます。
御造りには奈良時代に平城京で作られていた「穀醤(こくびしお)」の復活を試み、当時の味を再現した「古代ひしお」が添えられており、これがなかなか美味。お酒にも非常にあいます。
東京や京都で頂く懐石料理と比べると、美味しいのに落ち着いていて、古都奈良の風情と一体感を感じながら頂きました。
接客も素晴らしく、食べ終えると絶妙のタイミングで次の料理が運ばれてきて、電車の時間に余裕をもって間に合い、古都奈良を最後まで満喫することができました。
奈良を代表する名店の一つだと思います。是非再訪したいと思います。