この口コミは、柴犬が好きさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
-
夜の点数:-
-
¥4,000~¥4,999 / 1人
-
-
料理・味 -
-
|サービス -
-
|雰囲気 -
-
|CP -
-
|酒・ドリンク -
-
-
[ 料理・味-
-
| サービス-
-
| 雰囲気-
-
| CP-
-
| 酒・ドリンク- ]
上品ながら凄みのある絶品鍋
-
きりたんぽ鍋
{"count_target":".js-result-ReviewImage-330439672 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-330439672","content_type":"ReviewImage","content_id":330439672,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
長芋、とんぶり
{"count_target":".js-result-ReviewImage-330439695 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-330439695","content_type":"ReviewImage","content_id":330439695,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
なます
{"count_target":".js-result-ReviewImage-330439710 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-330439710","content_type":"ReviewImage","content_id":330439710,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
いぶりがっこ
{"count_target":".js-result-ReviewImage-330439726 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-330439726","content_type":"ReviewImage","content_id":330439726,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
比内地鶏たたき(ハーフ)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-330439747 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-330439747","content_type":"ReviewImage","content_id":330439747,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
メニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-330439773 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-330439773","content_type":"ReviewImage","content_id":330439773,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
外観
{"count_target":".js-result-ReviewImage-330439789 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-330439789","content_type":"ReviewImage","content_id":330439789,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
2025/11/27 更新
随分前に秋田県出身で東京都在住の美食家の友人に勧められ、長らくの宿題となっていたこちらへ漸くの訪問。
素材に拘るという理由で冬の間しか営業しておらず、しかも要事前予約ということもあり、なかなか訪れる機会がなかった。
これまで、秋田市や鹿角市、大館市内の別店できりたんぽ鍋は食しているが、その料理名が屋号になっているお店とあらば是が非でも訪れなければと思っていた。
秋田県民の方々には釈迦に説法ではあるが、そもそも”きりたんぽ”とは”たんぽ”を食べやすく”切った”ものだ。
炊き上げた米飯をすりこぎで粗く潰し、杉の棒に巻き付けて成形し炭火で表面を炙ったものが”たんぽ”で、その起源は江戸時代だとされる。
これを切って醤油味の鍋に入れた”きりたんぽ鍋”が興ったのは明治時代初期の鹿角だと言われいる。
ここ「昔のきりたんぽや」の創業年は不明だが、現在店を守る女将は父親が作った”きりたんぽ鍋”の味を守っているということで二代目となるが、先代が開業した店がこの屋号だったかどうかも不明だ。
建屋は格式の高さを感じる純和風な造り。
但し店の所有する駐車場はないので、クルマで訪店する場合は近所のコインパを利用することになる。
店に向かって右手側の坂を上った一つ目の十字路を左折したところに大きなコインパがあるので、そこが最も便利。
暖簾をくぐると女将とお若い女性がお出迎え。
一人客だが座敷席が用意されていてそこに通された。
卓上には予め長芋、とんぶり、なます、いぶりがっこの三つの小皿小鉢がセットされている。
温かいお茶を淹れてくれたが、冷たいウーロン茶を所望。
クルマの運転があるのでこのウーロン茶で小皿小鉢をアテに乾杯気分。
きりたんぽ鍋のきりたんぽは、これまで経験したものの中では最も太い。
ふわふわに成形されていてもっちもちだ。
炙りが比較的軽めなのも個人的には善き。
比内地鶏の厚みのある旨味のお汁をたっぷり吸っている。
実に旨い。
合わせる具材は、長葱、白滝、舞茸、芹、鶏肉。
サーブされたときはグツグツと煮え立っていたが、最終的には一滴残らず鍋を空にしてしまった。
とても上品な口当たりながら旨味たっぷりで文句無しの逸品だ。
特上ランクな鍋だと評したい。
比内地鶏のたたき(ハーフ)は、赤身と白身の大振りなものが一つずつ。
噛めば鶏油が溢れだし、口の中いっぱいに豊潤な旨味が広がる。
外はカリっと、中はムチっと柔らかに焼き上げられこちらも絶品。
これで4,000円ちょいはお値打ちである。
膝が悪くて出歩けないので叶わぬことだが、嫁や義母を連れて訪れたいと思った。