goro58397さんが投稿したイチリン ハナレ(神奈川/鎌倉)の口コミ詳細

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goro58397 (60代前半・男性) 認証済

この口コミは、goro58397さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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イチリン ハナレ鎌倉/四川料理、中華料理

10

  • 夜の点数:4.8

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.8
  • 昼の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
10回目

2025/12 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

So perfect!!

鎌倉の大好きな中華料理店、《イチリン ハナレ》さんへお昼を予約して1人伺いました。

鎌倉に到着、気のせいかなんとなく海外のお客様が、平日とはいえ少ないように感じます!
私にはその方が歩くのにも楽なので良いのですが。

冬らしい寒さとなりましたからお店までは徒歩で。
駅前のタクシー乗り場には数名が並んでますし、なにより汗をかかずに歩いて行けますから、日頃の運動不足を少しだけ解消するにも良いかなと(笑)

鎌倉の人手が多い場所からは離れ、ほんと静かな住宅街にひっそり佇むお店は、古民家を改装した素敵な雰囲気なのです。

玄関からはスリッパに履き替えて、顔馴染みのスタッフさんに席まで案内していただきます。

あっ、斎藤シェフが今日はいらっしゃりますね♪
お久しぶりですと挨拶を交わし、大きなカウンターテーブル席に落ち着きます。
既に他のお客様方は食事をされていますが、12時の段階でカウンター席はほぼ満席です!

予約時にお願いしたのは、
【ランチ・ディナー】おまかせコース
17,600円(税込):サービス料別途10%

この季節、上海蟹の紹興酒漬けが目玉!
前回いただきましたから外したのですが、やはり食べたくなり、斎藤シェフに追加をお願いします。

◆ 三浦大根 干し貝柱 蛤 ジャスミンライスのお粥
温かなお粥がお腹からほっこりと!
干し貝柱や蛤から良い味出てますね、更には大根がとても合います♪

◆ 泥障烏賊 海月 マスタードソース和え
相模湾のアオリイカは魚人長谷川さんより。
最近もっぱらスミイカを食べてましたから、アオリイカは久しぶりに感じます。
肉厚な泥障烏賊の食感に、クラゲのコリコリした食感が楽しい一皿、マスタードソースでさっぱりいただけました♪

◆ あん肝 紹興酒漬け
これは面白い、あん肝の紹興酒漬けは初めていただきます!
あん肝の脂がしっかりしてますから、合わせる紹興酒はライトな物を選んだそうで、濃厚さがありながらもさっぱりといただけ、とても食べ易いです♪

◆ 上海蟹 雌 紹興酒漬け
雌の上海蟹は内子外子がたっぷりに、ねっとり濃厚な旨み炸裂!
手でつまんでガブリ、殻から身を削ぎ取るようにしながらチューチューと吸い尽くして!
うわぁ〜やっぱり旨いなーここのは!
斎藤シェフに聞くと、今回は2種類の紹興酒をブレンドして漬け込んだそうです。
めちゃ旨い!!

◆ 大山鶏のよだれ鶏 レバーパテ
◆ 焼き餃子 よだれ鶏のタレを絡めて
◆ 山椒麺 よだれ鶏のタレに麺投入
よだれ鶏からの一連の流れは、イチリン ハナレさんのいつもの定番料理、何度食べてもめちゃ美味しい!

◆ 焼き鱶鰭
◆ 鱶鰭のスープで炊いたおじや
グツグツとしながら登場するこちらも定番料理、焼いた鱶鰭が芳ばしくカリッとした食感が秀逸!
スープがまためちゃ旨い!
味を重ねず作るこのスープが本当に美味しい!

◆ キハダマグロのタルタル
魚人長谷川さんからのキハダマグロを、細かく刻みオリーブオイルや塩胡椒などで味付け、それを鎌倉のべーカリー 〝BREAD IT BE〟さんのカンパーニュに乗せたタルタル、これが超旨い!!
カンパーニュのほのかな酸味が、タルタルと絶妙な取り合せ、センスの良さが光る逸品です、めちゃ美味しい♪

◆ 九絵の油淋魚
魚人長谷川さんからの大きな九絵を使った油淋魚(ユーリンユイ)、油淋鶏の魚バージョン。
これがまた美味しい事!
実山椒の風味が爽やかに、絡めるタレの味付けが最高!
下には台湾野菜のエーサイ(結球しないレタスの一種)が食感良く、彩りを添えています。

◆ 北海道産月光百合根 四川炒め
大きな百合根が、ホクホクしてめちゃ美味しい!
さつま芋よりも甘みが豊かなのでは、そう思う程に上品な甘みがあります!
唐辛子で炒める事で、本来の甘みがより強調されているのでしょう!
月光百合根は作るのに4〜6年と長い年月がかかり、病気になりやすく栽培が難しく、生産者さんが少ない希少な品種なんだそうです!
そんな月光百合根をいただけて幸せです♪

◆ 鴨葱炒飯
本来は白子の麻婆豆腐ですが、辛さ控えめにとシェフに話すと、じゃあ炒飯にしましょうかと提案していただき、ではとお願いしたのです。
この炒飯がまた美味しいんです!
山口さんが鍋を振る姿が見えましたが、流石に料理を任されているだけにめちゃくちゃ美味しいです!
ボリュームもしっかりと、すっかりお腹いっぱいとなりました!

◆ 即墨老酒(ジーモー)のアイスもなか
焦げた様なフレーバーのジーモーを使ったアイスもなか、かなり個性的な風味ですが、私はこちらですっかり病みつきとなった紹興酒なんです♪
冷たくて美味しい!

◆ 小菓子
自家製生キャラメルだけいただき、あとはお土産にしていただきました♪
………………………………………………………………
素晴らしいの一言!
食中食後に感じたのは、今日はパーフェクト!!
料理の味わいは勿論、接客サービスの素晴らしさ、紹興酒のラインナップの良さ、お店の雰囲気の良さと居心地の良さ、何をとっても完壁だと感じました。

12月なかばに、カウンターも個室もほぼ満席となる大盛況の中、これだけしっかりと対応して下さる事に感謝しかありません!
ほんと、素晴らしい連携の取れたお店だと思います。

さて、お腹もいっぱいとなりましたから、系列のワインバーへ参りましょうかね♪

斎藤シェフはじめ、スタッフさん達に感謝!
来年もどうぞよろしくお願いします٩(^‿^)۶

ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ

  • 上海蟹 雌 紹興酒漬け

  • 上海蟹 雌 紹興酒漬け

  • 紹興酒 女児紅 10年

  • 三浦大根 干し貝柱 蛤 ジャスミンライスのお粥

  • 泥障烏賊 海月 マスタードソース和え

  • 紹興酒即 墨老酒 ジーモー 青梅酒

  • あん肝 紹興酒漬け

  • 大山鶏のよだれ鶏 レバーパテ

  • 焼き餃子 よだれ鶏のタレを絡めて

  • 石庫門12年 シークーメン

  • 山椒麺 よだれ鶏のタレに麺投入

  • 焼き鱶鰭

  • 鱶鰭のスープで炊いたおじや

  • 紹興酒 朱鷺黒米酒 ヘイミー

  • キハダマグロのタルタル

  • 九絵の油淋魚

  • 北海道産月光百合根 四川炒め

  • 鴨葱炒飯

  • 即墨老酒(ジーモー)のアイスもなか

  • 自家製生キャラメル

  • 小菓子は持ち帰りに♪

  • 外観

2025/12/18 更新

9回目

2025/11 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

上海蟹の季節です♪

鎌倉の大好きな中華料理店、《イチリン ハナレ》さんへお昼を予約して訪問。
この日のお目当ては上海蟹、そう、今は上海蟹の季節です♪
以前この季節には、カニ好きな亡き妻とこちらへ来たものです。

秋から冬へと移ろう季節、鎌倉駅からゆるりと歩いてお店まで。

途中、小さな川べりに綺麗な羽色をした〝カワセミ〟を発見!
珍しいと思い、近づくと少し飛んでいくカワセミを追ってみると、いつの間にか閑静な住宅街で見慣れない景色に!
カワセミに見とれるあまり道を間違えました(笑)
すぐにUターン!

古民家を改装したお店に到着、馴染みの女性スタッフさんに笑顔で出迎えていただき、気持ちはほっこり♪
彼女とは、私が初めて伺った時からの馴染みです。

大きなカウンター席に、いつ来ても雰囲気良くとても落ち着きます。

この日お願いしたのは、
【特選上海蟹とフカヒレコース】
25,300円(税込)・サービス料別途10%

まずはスパークリングワインから♪

〈きのこ〉
2種類のきのこを使った蒸しスープ!
キヌガサダケとナラタケ、ナラタケは魚人長谷川さんが鎌倉の山で採取してきた物。
すっきり仕立てのスープが滋味深い味わい、きのこの女王と呼ばれるキヌガサダケのシャリシャリな食感に、ナラタケの旨み、秋から冬への変わり目に、温かなスープが嬉しい季節となりました♪

〈上海蟹 雌〉
お目当ての上海蟹紹興酒漬け、まずは雌から!
3種の紹興酒をブレンドした中に、活きた上海蟹を漬け込む、ちょっと残酷にも思える料理ですが、これが絶品!
甲羅の内側にある、黒いタール状の未成熟の内子が、粘度が高く歯にまとわりつく様なドロリとした口当たり、これが濃厚な旨みたっぷりで甘みも実に豊か!
蟹用スプーンで使いホジホジしながらこそげ取らながら!
足元の部分は直接ガブッとしながらこそげ取るイメージ、内子とミソがたっぷりでめちゃ旨い!
細い足の中の身もホジホジと♪
やっぱり紹興酒漬けにした上海蟹は美味しい!

〈上海蟹 雄〉
雄の上海蟹は蒸し蟹として。
雌よりもやや大きめな雄は身もしっかりと詰まり、雌よりも食べ応えの良さを感じます。
オレンジ色の白子がねっとりとして豊かな甘み、ガブッと噛みながら豪快にいただきます。
足の身はお店の方が丁寧に剥いて下さり、ツルッと綺麗にいただけました♪

雌雄どちらが好きかと聞かれれば、それぞれに良さがあり決め難いですが、雌の内子や外子の方が魅力的かもです♪

〈丹波高坂地鶏〉
〈につける餃子、からの麺〉
ここは以前から口コミに書いてますので、感想は割愛させていただきます。

〈ふかひれ〉
〈ふかひれのスープで炊いたご飯投入〉
こちらも以前に口コミしてますので割愛します。

〈牡蠣〉
牡蠣の唐辛子炒め、これがめちゃ美味しい!
粉をふり表面カリッと焼いた牡蠣に、甘辛な味付けが絡みまくり、あたくし大好きな味付けに!
銀杏の実を細かくして、葱とニンニクに唐辛子と一緒に炒めていますが、これがまた牡蠣へ良い風味付けに!
この料理、甘辛な味付けにご飯が欲しくなります♪

〈樟茶鴨〉
チャンチャーヤーと読むそうです!?
代表的な四川料理の1つ、鴨をスモークした料理で、四川ダック、四川スモーキーダックとも呼ばれる成都市の名物料理なんだとか!
スモークした鴨肉の風味香りが良く、しっとりとした鴨肉が旨い!
皮と身の間にある脂に強い旨みと甘みがあります!
付け合わせはカリッと揚げた里芋、仕上げに山椒をふりかけた料理は、里芋の甘みと山椒の少しピリッとした刺激が楽しい一品。

〈相模湾〉
魚人長谷川さんから届いた、相模湾の鮮魚を使った料理は、アオリイカとスズキの湯引き。
野菜は黄韮に芹、セロリと葱、ナンプラーを使い炒めてアオリイカとススキに上に。
塩加減が絶妙、アオリイカのブリッとした食感が素晴らしい!
スズキはふっくらとして身は大きめ、食べ応え充分で美味しい取り合せ、これも凄く好きな味付け味わいです♪

〈麻婆豆腐〉
本来はこの時期は白子の麻婆なのですが、事前に白子ではなく普通に豆腐の麻婆に変更をお願いしました。
白子は嫌いではありませんが、このタイミングには少し濃厚さが重く感じるので。
麻婆豆腐のボリュームは少なめ辛さ控えめ、ご飯のボリュームも控えめで。
四川料理らしく山椒のピリッとした刺激と、花椒(ホアジャオ)の鮮烈な香りが決め手、ご飯と一緒にパクパクといただきました♪

〈雪糕〉
雪糕はシュエガオと読み、中国語でアイスクリームやアイスキャンディーを指す言葉なんです!
紹興酒の即墨老酒(ジーモー)を使ったアイスモナカ、独特なスモーク臭にちょっと癖のある風味にコク、好きな人は病みつきになる味わいだと思いますが、私もジーモーが大好きです!!

〈茶菓子〉
✴︎ 東方美人茶のクッキー
✴︎ 胡麻キャラメル
✴︎ 山椒風味のガトーショコラ ピーカンナッツ
✴︎ マカダミアナッツのチョコがけ
✴︎ マラガ産干し葡萄

特選上海蟹とフカヒレコース、ボリュームたっぷりで全てが美味しく、大満足の昼餉となりました!
イチリン ハナレさんの、上海蟹の紹興酒漬けがめちゃ好きなんです♪
なんとも表現が難しい味わいなのですが、ちょっと病みつきにある美味しさだと思います!

スタートからラストまで、好きな味付けと美味しい料理ばかり!
接客は付かず離れず、でも、もてなしを受けている感じがあり心地良い空気感なんです♪
やっぱりここが好き!!

ゆっくりと2時間半、楽しく過ごさせていただきましたm(_ _)m

ではまた来月、お会いする事を楽しみに♪

ごちそうさまでした٩(^‿^)۶

  • 上海蟹 紹興酒漬け 雌

  • 蒸した上海蟹 雄

  • 上は雌の上海蟹、ガブッと豪快に! 下は雄の上海蟹の足をお店の方が綺麗に剥いた状態!

  • キヌガサダケとナラタケの蒸しスープ

  • 丹波高坂地鶏、よだれ鶏

  • 餃子はよだれ鶏のタレに付けて!

  • よだれ鶏のタレに山椒麺を入れて!

  • ふかひれ

  • 牡蠣

  • 牡蠣♪

  • 樟茶鴨(チャンチャーヤー)

  • 相模湾 アオリイカとスズキの湯引き 魚介は魚人長谷川さんより

  • 麻婆豆腐&ご飯

  • 麻婆豆腐オンザライス

  • 雪糕 雪糕はシュエガオと読み、中国語でアイスクリームの事

  • 茶菓子 ✴︎ 東方美人茶のクッキー✴︎ 胡麻キャラメル✴︎ 山椒風味のガトーショコラ ピーカンナッツ✴︎ マカダミアナッツのチョコがけ✴︎ マラガ産干し葡萄

  • 龍井茶(ロンジン茶) 浙江省の緑茶

  • Renard Barnier Blanc de Blancs Brut Champagne フランス シャンパン産のスパークリング

  • 石庫門(シークーメン) 12年

  • 紹興酒 朱鷺黒米酒(ヘイミー)

  • 即墨老酒(ジーモ) 5年 焦香

  • 特選上海蟹とフカヒレコース 麻婆豆腐は元々は麻婆白子でしたが、後半に白子の麻婆は私にはヘビーですから、事前に麻婆豆腐に変更連絡しています

  • カトラリー 蟹用スプーンもあります右端

  • 黒酢のカツサンドはテイクアウト♪

  • 外観 鎌倉の閑静な住宅地をある、古民家を改装したお店は、門構えも素敵です♪

2025/11/09 更新

8回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

盛夏の中、少し気温が下がった日に、大好きな鎌倉の四川料理店に伺いました♪

大好きな鎌倉の四川料理のお店、〝イチリン ハナレ〟さんへ土曜日のお昼に予約して伺いました。

予約時間は12時、鎌倉駅西口からタクシーでと思いタクシーの待ち時間も考え早めに鎌倉に到着。
それでもまだ余裕があるので、駅前の喫茶店で美味しいコーヒーを飲みながら読書タイム。

時間を見計らいタクシー乗り場へ行くと、なんと並びはなく私だけ!?
相変わらずインバウンドの方々はたくさんですが、こんな事もあるのですね(笑)
タクシーも約10分で到着、順調過ぎる!

タクシーを降りるとウグイスの鳴き声が、この周辺は閑静な住宅地、たまに栗鼠を見かける事もあります。
お店に到着したのは開店時間の11:30、予約時間30分前ですが、大丈夫だろうとそのままドアをガラガラと開け店内へ。

笑顔で岩村さんの出迎え、靴を脱ぎスリップに履き替えます。
この日は大きなテーブル席ほぼ中央に、緑の庭が眼前に広がります。
山口さん、狩野さんとも「よろしくお願いします。」と挨拶。

この日は、イチリン ハナレさんで食事の後、ワインバーの〝霹靂〟さんへ梯子する旨をお店にも伝えていますから、料理のボリュームは若干少なめにしていただきました。
霹靂さんも斎藤シェフがオーナーですから、快く対応して下さります。

まずはシャンパン、『Renard Barnier Blanc de Blancs Brut Champagne』から♪

〈米粉〉
一品目は冷んやりした担々麺風ビーフンから。
和出汁の胡麻ソースがスッキリした味わい、辣油が軽めの辛みアクセントです♪

〈海月〉
狩野さん、サンキュー♪
クラゲの上に、酢漬けにした茗荷と苦瓜と発酵唐辛子の和物、このクラゲのゴリゴリな食感はやばい!
発酵唐辛子の独特な風味とピリッとした辛みに、酢漬けにした苦瓜がめちゃくちゃ合いますd(^_^o)
もう紹興酒が離せません!

〈翡翠茄子〉
お出汁に酢と塩を僅かに合わせた翡翠茄子、シンプルですが茄子の味わいそのものがくっきりとして、実に美味しい!
冷たい茄子の柔らかな食感はトロンと、夏らしく優しい味わいの中華料理です♪

〈チーズ〉
クリームチーズの紹興酒漬け、これもお酒を誘う一品(⌒-⌒; )
一度味噌漬けにしたクリームチーズを、紹興酒に漬けるそうです。
イチリン ハナレさんの後に〝霹靂〟さんでワインを飲むので、ここでは控えめにと考えているのですがね(笑)

〈丹波高坂地鶏〉
定番のよだれ鶏からの流れです♪
高坂地鶏のしっとりとした身の旨みに、コクのあるピリッとしたタレが抜群な味付けに、めちゃくちゃ美味しいっす!!

〈につける餃子〉
大きな餃子の登場!
肉肉しい具材がパンパンに入り張りのある膨らみの餃子、皮がもっちりとしてます!
最初は何も付けずいただきますが単体でも凄く美味しい、更には、よだれ鶏のタレに付けてペロリ、う〜ん最高!!

〈からの麺〉
山椒を練り込んだ麺をよだれ鶏のタレに投入、この一連の流れは私が初訪問した時からずっと変わらず続く、ある意味こちらの伝統的な料理と言っても良いでしょう!

〈ふかひれ〉
イチリン ハナレさんの鱶鰭は、他のお店とはまるで別格な美味しさだと、常々感じています。
焼いた鱶鰭のカリッとした食感に芳ばしい風味、そこに合わせる鶏を炊いた出汁で作る濃厚なとろみのあるスープ、味を重ねていないシンプルな鱶鰭がめちゃ美味しい!!

〈からのご飯〉
鱶鰭スープに鶏出汁で少し煮込んだご飯を入れておじやの様に、鶏出汁のスープがやっぱり美味しいです♪

〈佐島〉
佐島の真蛸の唐辛子炒め、まさに四川料理の登場!
魚人:長谷川氏が神経締めにした真蛸を一度柔らかく煮て、衣を付けフリットの様に揚げ、それからたっぷりの唐辛子で炒めた料理、ピリッとした辛みに蛸の食感良くこれも実に美味い!
ニンニクの風味がアクセント。
なんとなく、超高級なたこ焼きみたいと感じるのは、私だけでしょうか(笑)

〈やまゆりポーク〉
神奈川県内にある7軒の指定農場で育てられる、ブランド豚の〝やまゆりポーク〟を使った焼豚。
焼豚好きなあたくしには堪らないです♪
肉質しっとりと適度な噛み心地、スパイス蜂蜜などの味付けは軽めに、やまゆりポーク本来の美味しさが際立ちます!
脂身がめちゃ美味しい!!
付け合わせには香辛料で炊いた大豆。

〈ヤイトハタ〉
魚人:長谷川氏より、相模湾で水揚げされた約9kgのヤイトハタを使った中華蒸し料理。
ソースは醤油ベース、下には空芯菜を彩り良く添えています。
ヤイトハタの白身の上質な旨みにしっとりとした食感、これも凄く美味しい奴!
やっぱりここの料理は最高なのです♪

〈バイ貝〉
白バイ貝と泡菜(パオツァイ・中国の漬物)、からし菜の煮込み料理。
酸っぱ辛い味付けはなかなかのインパクト、目が覚めるそんな思いがしますが、食べ進むと次第にこの味付けが癖になるのです!
漬物の酸味と唐辛子が酸辣湯の様な味わいです♪

〈酸辣湯麺〉
締めは豆乳を使った冷たい酸辣湯麺。
穀物酢のスッキリした酸味が爽やかに、冷たくてスルスルッと一気に食べ終えてしまう美味しさです♪

〈西瓜〉
中に塩味の寒天、西瓜に塩をかけるそんな事をイメージした冷たいデザート。
昨年、日本料理店の〝鎌倉北じま〟さんとコラボイベントした際に出したデザートなのだそうです。
西瓜の種に見立てたのは赤えんどう豆、ちょっと面白みのある発想は斎藤シェフならではですかね♪

〈茶菓子〉
東方美人の茶葉を使ったクッキー、白胡麻を練り込んだキャラメル、山椒入りガトーショコラ 上にとまらないナッツ、マカダミアナッツ、スペイン マラガ産の干し葡萄

〈中国茶〉

この日のランチもとっても美味しかったです♪
山口さん、狩野さん、岩村さん、そして新人さん、ありがとうございましたm(_ _)m
当初の想定よりも食べちゃいましたね(^^;;
美味しい料理を前にしたら、制限するのは無理なのです!

次回は『上海蟹』を予約させていただきました♪
イチリン ハナレさんの3種類の紹興酒漬けにした上海蟹が大好きなのです♪

とっても美味しかったです♪
ごちそうさまでした(((o(*゚▽゚*)o)))♡

さぁ、では〝霹靂〟さんへ向かいましょう。
タクシーを呼んでもらい、霹靂さんって分かりますかと運転手さんに聞くと、新しくできたお店ですよねと難なく伝わり、そのままお店に向かっていただきました。
ただ、この日は土曜日でしたから、車が入れる所が制限されてますから、下車したら少しだけ歩いてお店まで。

霹靂さんのレビューはまた後ほど(*´∀`)♪

  • 〈米粉〉

  • 〈海月〉

  • 〈翡翠茄子〉

  • 〈チーズ〉

  • 〈丹波高坂地鶏〉

  • 〈丹波高坂地鶏〉

  • 〈につける餃子〉

  • 〈からの麺〉

  • 〈ふかひれ〉

  • 〈からのご飯〉

  • 〈佐島〉

  • 〈やまゆりポーク〉

  • 〈ヤイトハタ〉

  • 〈バイ貝〉

  • 〈酸辣湯麺〉

  • 〈酸辣湯麺〉

  • 〈西瓜〉

  • 〈茶菓子〉

  • Renard Barnier Blanc de Blancs Brut Champagne フランス シャンパン産のスパークリング

  • 紹興酒:石庫門(シークーメン)12年

  • 紹興酒:夏之酒

2025/08/11 更新

7回目

2025/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

4年半ぶりの再訪、懐かしい思い出と共に、齋藤シェフを中心に楽しげに働く皆様の笑顔が、今宵1番のお土産となりました♪

タイトルに書きましたが、《イチリン ハナレ》さんに伺うのは4年半ぶり、こちらには色々な思い出があり、私にとってとても懐かしい場所です。

鎌倉の某日本料理店の大将が、鎌倉の飲食店を盛り上げようとInstagramに投稿される中に、度々見かけたのがこちらイチリン ハナレさん、再訪したいなと思ったのはそれがきっかけです。

ここは亡き妻と2人で来ていたお店、1人での予約は少し寂しいかなと思いましたが、電話予約をさせていただきました。

当日、電車の車両故障により遅延、当初はゆとりを持って鎌倉駅からタクシーでと考えていたのですが、タクシー乗り場は長蛇の列!
お店までは徒歩約15分、今向かわないと予約時間に遅れると思い徒歩で行く事に。
汗をかくのが嫌だと思いタクシーでと考えていたのですがね(^^;;
向かう道すがら、妻とこの道を歩いたよなと。

早歩きで予約時間にギリギリ間に合いました!
良かった♪

見慣れた入り口ではありますが、今宵は何か特別な思いがよぎります。
庭に入るとセンサーによりお客様の来店がお店に伝わる仕掛け、古民家の趣ある玄関口に入るとお店の方が待ってくれています。
そうそう、ここでは靴を脱ぎスリッパに履き替えるのでしたよね。

廊下を奥に進むと、顔見知りの女性スタッフさんに会い、覚えていますかと声をかけましたら、笑顔で勿論ですよと、そこから懐かしい話しをさせていただきました。
彼女がお店に入社され暫くした頃に、我々が初訪問した事から、はっきりと記憶に残っています。

大きなカウンター席に案内していただきます。
今宵は個室も全て満席となる、相も変わらず人気のお店です。

更に、やはり馴染みのスタッフさんや、別のお店の料理長を務めていた女性とも再会でき、特別な1日の始まりとなりました♪

前置きが長くなりました。

予約時にお願いしたのは、
【ランチ・ディナー】おまかせコース
17,600円(税込)/サービス料別途10%

まずはシャンパンで喉の渇きを癒します♪

◆ カマス
軽く昆布締めにした梭子魚とクラゲの前菜、そこに新生姜と白瓜を合わせた一皿は、初夏らしい彩り。
味付けシンプルに、旨みの強い梭子魚の美味しさがくっきりとしています。

◆ 牡丹海老
牡丹海老の紹興酒漬け、イチリン ハナレさんではオリジナルにブレンドした紹興酒を使っていますが、とても味わい深く牡丹海老の甘みがより良く感じられます。
手を使い最後は頭をチューチュー、ちゃんとフィンガーボールを用意して下さりますから安心です。

◆ 追加:渡り蟹紹興酒漬け
10月から始まる上海蟹の紹興酒漬けの話題をしましたら、今日は渡り蟹の用意がありますがと嬉しいお言葉、ではと追加させていただきます。
オレンジ色の内子の濃厚な旨みと甘み、こりゃ堪らんです!
牡丹海老を上回る美味しさに、紹興酒が進んじゃいます!

◆ 丹波高坂地鶏
よだれ鶏です♪
久しぶりにいただきましたが、やはりここのよだれ鶏の美味しさは群を抜いてます!
これから暑くなると鶏も食欲が落ち身も痩せますが、この日いただいた高坂地鶏には全くその傾向は感じられず、しっとりとした身質は繊細さがあり、旨みがしっかり感じられます。
美味しいです♪
カシューナッツとピーナッツ、それにパクチーが入り、山椒が舌にピリリと残る絶品ダレ、これも以前と変わらず嬉しくなりました。

◆ につける餃子
よだれ鶏のタレを付けていただく餃子、これがまた旨いんだ!
餃子そのものが割りと大きめ、中のあんがパンパンに入り肉肉しくてめちゃジューシー、やっぱり美味しいな♪

◆ からの麺
これも定番の流れ、よだれ鶏のタレに山椒麺を入れていただく一連の流れ。
長く続ける意味、そんな事が頭をよぎります。
決してぶれない一貫した料理への情熱!
烏滸がましくて、安易に口にはできません。

◆ ふかひれ
実は最近鱶鰭を食べても良さが分からなくなってまして、何がいいんだろうと感じています。
そのものに味はなく良いのは食感、合わせるタレの旨みで食べる料理の良さが分かりません。
ところが、イチリン ハナレさんのふかひれは、とっても美味しいと感じます。
一度カリッと焼いた鱶鰭に、鶏を焚いて出汁を取ったスープに、お醤油だけで味付けしとろみを付けたあん、余り味を重ねない仕立てが素晴らしいです。
勿論、オイスターソースなどは使っていません。
焼いた鱶鰭の芳ばしさに、カリッとした食感の良さ、これも以前と全く変わらず素晴らしいです♪

そして、鱶鰭を食べ終えたら残ったスープにおじや投入、これも以前から続く一連の流れです。
鶏出汁で炊かれたおじやがすんなりとお腹に収まり、スープもすっかり完食です♪

◆ アオリイカ
アオリイカの大葉炒めです。
ゲソの食感が良いですね、アオリイカはお鮨屋さんで食べる事が多く、なかなかゲソをいただく機会がありません。
淡い味付けで大葉が爽やかな味わい、アオリイカの食感の良さと甘みが引き立ちます!
合わせる野菜はマコモダケ、シャキシャキとした食感がこの料理で活きています♪

◆ きのこ
六本木の中華料理店で、料理長を務めていた狩野さんが料理を提供して下さいました。
彼女に最後に会ったのは2022年1月、ある日六本木のお店を退職したとは耳にしましたが、その後どちらに行かれたのかも分からず。
都内の某中華料理店の店主から、鎌倉に行かれたと聞き、ある意味この日は狩野さんに会いに行ったとも言えます。
料理はシンプルなきのこ料理。
イチリン ハナレさんでの社員旅行で四川に行った際、きのこ料理の美味しさにいたく感動したと話される狩野さん、実に活き活きとされ、ここでの仕事が楽しげです♪
味付けは塩とニンニクに生姜や唐辛子、きのこの食感と旨みをシンプルに感じる味わいは、狩野さんの料理の幅を広げている様に感じます。

◆ 排骨
大きな塊は、色々なスパイスをまぶしたスペアリブ、手でワシワシといただきます!
これは某料理店のインスパイアかな、多分そうなんだろうな(笑)
骨付きの豚肉は〝やまゆりポーク〟、神奈川県内の指定農場で厳格な生産管理の元大切に育てられたブランド豚です。
兎に角旨い!
スパイシーな刺激を感じながら味わう豚肉、めちゃくちゃ美味しい!!
この大きさ、なかなかお腹にズシリときました!

◆ わらび春雨
こちらも狩野さんから。
四川省で良く食べられるわらび春雨、酸辣でシンプルに和えた料理は、スパイスが効いた料理の後にさっぱりした酸味が、口をリセットしてくれました♪

◆ 水蓮菜
水蓮菜(台湾の水草)の湯引き、ソースはナンプラー、癖のない味わいに魚醤で旨みを加味しています。
とてもシンプルですが、水蓮菜のシャッキシャキさが耳障り良く、野菜を食べている実感が湧いてきます。
元々2m位に成長する水中で育つ水草(日本では環境的に育てるのが難しい)、盛り付けにも工夫されています!

◆ 碗雑麺
締めの食事は、ボリュームを小盛りに、既にお腹いっぱいとなってまして(^◇^;)
ワンザー麺(中国重慶発祥の麺料理)という和えそば、ひよこ豆と肉味噌をのせ、下のタレを全体に絡めながらいただきます。
山椒を使った辛味は割合ソフトに、ひよこ豆のホクホクとしてほんのりした甘みが辛味を中和しています。

◆ 湯圓
デザートは中華菓子の湯圓(タンユエン)、狩野さんスペシャリテの登場です♪
餡を包んだ白玉団子は、モチモチとして柔らか、麹を発酵させたシロップが味の決め手です♪

◆ 茶菓子
お茶菓子は計6種類、持ち帰れない白胡麻の生キャラメルだけこの場でいただき、残りはお土産にしていただきました。
他のお茶菓子は、
◎ チョコでコーティングしたマカダミアナッツ
◎ 東方美人茶の茶葉を入れて作ったクッキー
◎ 山椒を入れた生チョコ
◎ ピーカンナッツ(とまらないナッツ)
◎ レーズン
これも以前と同じラインナップです♪
入れ物は、お店のスタッフが千代紙を織り作った小箱、これがとても可愛らしく素敵です♪

◆ プーアール茶

※ お土産購入 ※
◉ とまらないナッツ 1,350円
◉ 黒酢のカツサンド 1,620円
豚ロース肉は、神奈川県で育てられる〝やまゆりポーク〟、ランドレース種、大ヨークシャー種、デュロック種を組み合わせた三元豚。
イチリン ハナレさんのカツサンド、めちゃ美味しいのですよd(^_^o)

4年半ぶりの訪問、懐かしい思い出がたくさん蘇りました。
それも良い思い出ばかり、いつまでも忘れる事はないでしょう。

齋藤シェフはじめ、山口さん、狩野さん、初訪問からお世話になっているサービススタッフ様、そして今回初めてお会いした方々に、感謝申し上げます。
料理の美味しさは、通っている頃から変わることなく、懐かしい料理をいただきながら、やはり思い出す事がいっぱいありました。

次回の予約をさせていただき、安心して帰路に着きました♪
次の次は、いよいよ上海蟹です。

この日お会いすることができなかった、望月シェフには、今週予約した新しいお店(霹靂)で会えますし♪

ありがとうございました。

ごちそうさまです♪( ´θ`)ノ

  • カマス 軽く昆布締めにした梭子魚とクラゲの前菜

  • 牡丹海老の紹興酒漬け

  • 追加:渡り蟹紹興酒漬け

  • 丹波高坂地鶏 よだれ鶏

  • よだれ鶏のタレを付けていただく餃子

  • よだれ鶏のタレを付けていただく餃子 同じくよだれ鶏のタレに山椒麺を入れていただきます♪

  • ふかひれ

  • ふかひれの残ったスープに鶏出汁で炊いたおじや投入

  • アオリイカ アオリイカの大葉炒め

  • きのこ

  • 排骨

  • 排骨 大きさが分かるように箸で持ち上げてみました かなりの大きさです!

  • わらび春雨

  • 水蓮菜

  • 碗雑麺(ワンザー麺)

  • 湯圓(タンユエン)

  • プーアール茶 白胡麻の生キャラメル

  • まずはシャンパンから♪

  • 紹興酒 夏之酒♪

  • 黄酒 云集(ユンジー)

  • 中国の梅酒〝青津〟

  • 即墨老酒(ジーモー) とてもスモーキーなお酒は、好きな人は癖の強さに惹かれる、独特な風味の中国酒です♪ 私は大好き♡

  • 素敵な眺め 1番最初に来た時には、野生の栗鼠が見えましたこの窓から!

  • お土産♪

  • お茶菓子は持ち帰りに チョコでコーティングしたマカダミアナッツ 東方美人茶の茶葉を入れて作ったクッキー 山椒を入れた生チョコ ピーカンナッツ(とまらないナッツ) レーズン 小箱はスタッフさん手作り♪

  • お土産に購入 ピーカンナッツ、これが旨いのですの♪

  • 黒酢のカツサンドはお土産に これがめちゃ美味しいのですよ♪

  • 外観 懐かしいですとっても♪

2025/05/27 更新

6回目

2020/11 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

鎌倉の秋 上海蟹が食べたい!!

季節のお楽しみ、上海蟹をいただきに、『イチリン ハナレ』さんへやって参りました♪

鎌倉駅から小町通りにかけての人出が多いです!
コロナの第3波が懸念される中、かなり密な状態にちょっと不安がよぎります。

そんな小町通りから我々4名は左に折れ、閑静な裏鎌倉の道をお店にゆるりと、秋の鎌倉の景色を眺めながら歩を進めます。

食べ友様をお誘いしての食事会、晴れて良かった♬

特別上海蟹のコース 20,000円(税抜き)
上海蟹の雌雄がいただけるコースに、期待値はマックス。

まずは、ローラン・ペリエ・キュヴェ・ロゼ、シャンパンで乾杯♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

◇ 上海蟹(メス)紹興酒漬け
一品目から上海蟹のお出ましに、もうテンションMAX⤴︎⤴︎
フィンガーボールが用意された時点で、えっもしやして♪
こちらでは3種類の紹興酒をブレンドして、活けの上海蟹をその中へ。
内子も外子も美味しい♬
ねっとりして濃厚なコク、もう堪りません!
皆様無言でむしゃぶりついてます(笑)
紹興酒のコクと旨味に蟹の甘みが重なり、これが楽しみに来ただけに、もうこれで満足しちゃいそうな興奮冷めやらぬ上海蟹です♪

◇ 上海蟹(オス)蒸し物
うわぁ〜甲羅からはみ出る盛りが凄い!
斎藤シェフに確認すると、一人1.2匹分は入ってるとの事!
身がほぐされ、後は我々が食べるだけ、幸せ〜♡
まずは何も付けずそのまま、まだ温かい蟹を頬張ります!
キター!!
これですこれこれ、蟹ミソが旨いのです♪
身に蟹ミソを絡めて、これはやばいやばい♪
黒酢と赤酢で味を変えながら、こんもりとした身もあっという間に消えてしまいましたσ(^_^;)

◇ 丹波高坂地鶏のヨダレ鶏
ここからこのタレを使った料理が3種類。
高坂和鶏はブランド地鶏、寒くなる時期は栄養を身体に蓄えようとするので旨味がしっかりとしてます。
やはりこのタレがいいんです。
ナッツや胡麻にパクチー、そこに地鶏のレバーがちょこなんと、風味や食感がちょっとほかのお店とは違う個性的なタレ、これをいただかないと、イチリンハナレさんへ来た印象も薄くなりそうな位に大好きです♪
地鶏がしっとりとして柔らか、とてもタレと絡んでいい味です♪

◇ ヨダレ鶏のタレに餃子
お肉がみっしりと入り肉汁がジュンワリ、そこに先程のタレをこれでもかと付けてパクリ、あ〜美味しい♬
いつもここでライスが欲しくなるのです。

◇ 山椒麺
山椒の風味がとてもこのタレに合います。
するするっと直ぐになくなりますが、この位の量がちょうど良いです。

◇ 焼きフカヒレに上海蟹のスープ
いつもの焼きフカヒレですが、スープに上海蟹を贅沢に入れています♪
フカヒレも大きくて立派!
黄金色に輝く色も豪華さを演出してます。
とろみのあるスープに香ばしいフカヒレ、間違いありませんこの美味しさは♬

上海蟹のスープにお粥を入れていただき、最後の一滴まで美味しく完食です♪

◇ ホタテの春巻き
なんて大きなホタテなんでしょう♪
上にはキャビアをのせ、食べる際にはこのままパクリです。
皮がパリッとして熱々。
キャビアの塩気がなんともいい味付けになっています。

◇ シャトーブリアンのカツサンド
エゴマのマスタードのプチプチさと、トーストしたパンのサックリとした食感がいいです♪
マスタードの酸味が、シャトーブリアンの甘み旨味を引き立ててとても美味しいです。

◇ スジアラの蒸し物
席を立っていた間に料理の説明が終わってまして、スジアラの蒸し物とだけは認識できます(笑)
針生姜が添えられたスジアラ、程よく繊維質で身離れがとても良く、脂がのっていい味わいです。
発酵した様なスープが、すっきりとしてとても美味しい♪

◇ 白子の麻婆豆腐にライス
この季節のお楽しみ第二弾、白子の麻婆豆腐が出ました♪
ふぉわふぉわなぷるんとした白子がコロコロとたくさん、辛くはないのですが、額から汗が滲み出てきます(^^;;
この日は搾菜がなかったのがちょっと残念。
口直しに搾菜がピッタリなんですよね。
ご飯に麻婆をのせながら、至福の麻婆飯を楽しみます。

◇ アイス最中
ふふふ、デザートを欲張って一つの所を二つお願いしちゃいました。
ジーモーラオジョー(紹興酒)のアイス、スモーキーで大人の味わいが大好き♪

◇ カカオ ハナレさんのチョコレート
生チョコレートタルト、鎌倉は長谷にある『カカオ ハナレ』さんのチョコレートショップの商品を扱われています。

◇ キンセンチャ
台湾のお茶で、甘い香りが特徴的です。

上海蟹の雌雄、素晴らしかったです♪
まさか一品目から登場とは、このインパクトは良き思い出になりました。

やはり秋の鎌倉はいいですね♪
もう少し寒くなると、紅葉もさらに色づき、より一層素敵さがアップするでしょう。
鎌倉に来ると、やはりこちら『イチリン ハナレ』さんは外せないお店です。

ご一緒下さった食べ友様には感謝してます。
遠路御足労していただき、ありがとうございましたm(_ _)m

斎藤シェフはじめ、望月スーシェフにスタッフ様、とても美味しくて、素敵なひと時を過ごせた事、感謝申し上げます。

あ〜お腹がいっぱいです。

ごちそうさまでした(^O^)/

  • 上海蟹(メス)紹興酒漬け 3種類の紹興酒をブレンドして、活けの上海蟹をその中へ。 内子も外子も美味しい、ねっとりして濃厚なコク、もう堪りません! 紹興酒のコクと旨味に蟹の甘みが重なり、大満足!!

  • 上海蟹(オス)蒸し物 うわぁ〜甲羅からはみ出る盛りが凄い! 身に蟹ミソを絡めて、これはやばいやばい♪ 黒酢と赤酢で味を変えながら、こんもりとした身もあっという間に消えてしまいました

  • 上海蟹(オス)蒸し物 黒酢と赤酢で味を変えながら、蟹ミソを付けて美味しくいただきました♪

  • 丹波高坂地鶏のヨダレ鶏からの3種の料理 ヨダレ鶏のタレに餃子 ヨダレ鶏のタレに山椒麺 イチリンハナレさんの定番料理、いついただいてもニッコリ微笑む美味しさに拍手♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

  • 焼きフカヒレには上海蟹のスープ いつもの焼きフカヒレですが、スープに上海蟹を贅沢に入れています♪ フカヒレも大きくて立派! 黄金色に輝く色も豪華さを演出してます。 残ったスープをお粥で綺麗に完食。

  • ホタテの春巻き なんて大きなホタテなんでしょう♪ 上にはキャビアをのせ、食べる際にはこのままパクリです。 キャビアの塩気がなんともいい味付けになっています。

  • シャトーブリアンのカツサンド エゴマのマスタードのプチプチさと、トーストしたパンのサックリとした食感がいいです♪ マスタードの酸味が、シャトーブリアンの甘み旨味を引き立ててとても美味しいです。

  • スジアラの蒸し物 針生姜が添えられたスジアラ、程よく繊維質で身離れがとても良く、脂がのっていい味わいです♪ このスープが美味しいです♪

  • 白子の麻婆豆腐にライス この季節のお楽しみ第二弾、白子の麻婆豆腐が出ました♪ ふぉわふぉわなぷるんとした白子がコロコロとたくさん、辛くはないのですが、額から汗が滲み出てきます(^^;;

  • アイス最中 ジーモーラオジョー(紹興酒)のアイス、大人の味わいで大好きなのです♪ スモーキーさがいいのです。

  • カカオ ハナレさんのチョコレート 生チョコレートタルト、鎌倉は長谷にある『カカオ ハナレ』と言うチョコレートショップの商品を扱われています。

  • キンセンチャ

  • ローラン・ペリエ・キュヴェ・ロゼ、シャンパンで乾杯♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

  • 紹興酒各種

  • アレ! 斎藤シェフ、最高!! 色々とお気遣い、ありがとうございましたm(_ _)m

  • 斎藤シェフはじめ、望月様、スタッフ様、素晴らしい食事会となりました。 ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ

2020/11/17 更新

5回目

2020/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

酷暑を忘れる静寂のハナレ

連日の茹だるような暑さの中、鎌倉へ約7か月ぶりにやって来ました。
鎌倉へ来る目的、以前は鶴岡八幡宮への参拝でしたが、今はすっかり『イチリン ハナレ』さんの皆様に会いに来ることとなりました。

一昨年夏の夕方、お店まで徒歩で伺い、汗が大変なこととなりましたので、考えるまでもなくタクシーを利用します。
タクシー利用は鎌倉駅西口からが良いかと思います。
お店の名前で運転手さんは分かっていただけますが、斎藤シェフが毎日利用して、その様な体制作りをやってきた成果なんですよね(笑)

予約時間12:30のところ12:15頃到着ですが、快く出迎えていただきます。
夏らしい稲穂で編んだような軽い室内履きに履き替え、足が解放されて気持ちがいい♪
馴染みの女性スタッフ様の笑顔に、あらら、厨房の扉から望月スーシェフが笑顔を覗かせて下さってます♪
「今日は女性スタッフもいますよ」と斎藤シェフのお出迎え(笑)
前回訪問時は、男性しか居なかったですからね( ´∀` )

この日は、
【ランチ・ディナー】おまかせコース 20,000円(税抜)
飲み物は、スタートはシャンパン、あとは斎藤シェフに相談しながら紹興酒をセレクトです。

◇ 松茸
もう松茸が出始めましたね、熱々の上湯スープがスーッと染みます。
松茸に衣笠茸の食感に、貝柱と生姜の味わいが盛夏を忘れさせてくれます。

◇ おこげ
「プリン用意して」と斎藤シェフ、プリンとは(・・?
うわぁ~素敵な白いお皿に海胆の登場です。
夏の紫海胆をおこげにちょこんと。
おこげには竹炭と玉葱のペーストを、いただくとプリンの様な味わいにびっくり。
おこげでカラメルを表現しているなんて凄い!

◇ カマス
皮目を炙り昆布締めにしたカマスはお皿の下に、焼きなすにオクラ、茗荷と青唐辛子に搾菜を刻み黒酢のジュレ。
山形の“だし”をイメージした一皿、粘りと味はまさに“だし“、ご飯にかけたら旨いだろーな♪
夏野菜は、梶谷農園さんからです。

◇ 渡り蟹
夏と言えば“渡り蟹”ですね、テンションは最高潮♪
内子のオレンジ色が輝いています。
三種類の紹興酒で漬けていますが、上海蟹のものとは配合を変えているそうです。
うわ~堪りませんね~、ねっとりとした中に旨味たっぷりで、無言になります(笑)
渡り蟹は食べ応えがあって良いです。
フィンガーボールには烏龍茶葉が入り、臭みも取り除いてくれます。

◇ 丹波高坂地鶏
ここからはイチリンさんのスペシャリテ、よだれ鶏からの三変化を楽しみます。
気になる方は、過去のレビューをご覧いただけましたらと思います<(_ _)>

◇ につける餃子
◇ からの麺

◇ フカヒレ
こちらの鱶鰭は焼いてます。
この焼いた食感とシンプルに仕上げたスープ、最高に美味しい鱶鰭料理です。
私と連れは、イチリンさんのこの一皿が大好きなんです。
スープは引き算されたもの、余計な味付けはされていません。

◇ フカヒレのスープにお粥
もう、何も言えね~!(^^)!

◇ 岩牡蠣
島根の岩牡蠣を蒸して、発酵させた唐辛子をちょこんと上に添えています。
貝柱の食感と旨味は最高です。

◇ 鮎
鮎を中国の香辛料でコンフィし、やまつ辻田さんの山椒を合わせた一皿。
内臓の苦みがガツンときますが、香辛料の風味と重なりとても良い味わい。
頭から尻尾まで余すことなく美味しく完食♪
もうお腹いっぱいです('ω')ノ

◇ 山形牛
食事の中盤、斎藤シェフより、シャトーブリアンのカツサンド、持ち帰りでも大丈夫ですがどうしますかと。
多分後半はお腹がいっぱいになって食べきれないと判断、持ち帰り用に用意していただきます。
更に、望月スーシェフからは、豚の黒酢サンドでも用意できますよと。
う~ん悩むなそいつは、では、両方下さいませ(笑)
当然、豚の黒酢サンドは別料金です。
黒酢のカツサンド(豚)1,500円
これで今晩の夕食の心配はなくなりました(笑)
粒マスタードの酸味がやばい、冷めても猛烈に旨いのですよ(*^^)v

◇ ごはんものは冷たい酸辣湯麵
胡麻に豆乳にお酢、そこにホワイトペッパーを入れた酸辣湯麵。
つるつるッとためらいもなく箸が止まりません。
お腹はいっぱいになった筈ですが、錯覚だったんですねきっと。
美味しい、爽やかな酸味とホワイトペッパーのスパイシーさに、お汁まで残さずに完食しちゃいました(^^♪

※コースデザートは一品ですが、私は欲張り故に二品です
◇ 桃
桃のコンポートです♪
下にはフルーツトマトとヨーグルト、二種類の異なる甘さにヨーグルトの酸味が織りなす夏のデザート、美味しい♪
桃の表面を焦がすのは、珍しく思いますが、少しざらっとした舌触りが楽しい♪

◇ ジーモーラオジョー(紹興酒)のアイス最中
これが大好きです(^^♪
ジーモーラオジョーは焦がした様なちょっと独特な香りと味の紹興酒でとても個性的なんです。

◇ 大葉のシャーベット
連れがオーダーしたデザートですが、爽やかな風がスーッと吹き抜ける、とても涼しげなグラニテの様です。
凄く好きですこちらも♪

充実のお料理のラインナップ、夏から秋への移ろいを少し感じる内容、素晴らしかったです。
非の打ちどころがないとは、まさに今回の構成です。
疲れた胃腸のコンディションも考慮しながら、お店のスペシャリテへの流れるお料理の展開、大満足でした。

この日も満席、どの席のお客様も笑顔で楽し気に食事をされています。
働かれるスタッフさんも皆笑顔。
お店に流れる心地よい風、雰囲気がそうさせているんですね。
斎藤シェフの愛情がだだ漏れなんです。

気付けばほとんどのお客様がお帰りに、それでは集合写真のお時間ですね(笑)
私と皆様の写真は不採用にさせていただきます。

では、次回は上海蟹をいただきに伺います。

斎藤シェフはじめ望月スーシェフ、スタッフの皆様、いつも温かく迎えていただき感謝しています。
最高のチームワークの中で、素敵な一時を思う存分堪能しました。
ありがとうございます<(_ _)>

ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿

  • 『おこげ』夏の紫海胆とおこげでプリンを表現した一皿♪

  • 『渡り蟹』三種類の紹興酒に漬け込んだ味わいは、もう何とも言えない美味しい逸品です♪

  • 『カマス』山形の“だし”をイメージした一皿 皮目を炙り昆布締めにしたカマスはお皿の下に、焼きなすにオクラ、茗荷と青唐辛子に搾菜を刻み黒酢のジュレで♪

  • 『岩牡蠣』島根の岩牡蠣を蒸して、発酵させた唐辛子をちょこんと上に♪

  • 『鮎』鮎を中国の香辛料でコンフィし、やまつ辻田さんの山椒を合わせた一皿♪

  • 右がシャトーブリアンカツサンド(コース内料理) 左は黒酢のカツサンド 別途注文1,500円です お持ち帰りしました♪

  • 『松茸』松茸に衣笠茸の食感に、貝柱と生姜の味わいの上湯スープです♬

  • 『ごはんもの』冷たい酸辣湯麵 ホワイトペッパーのスパイシーさと爽やかな酸味が堪らなく美味しい♪

  • 麺リフトアップ(やり慣れなくて笑いを誘ってしまいました)

  • 『丹波高坂地鶏』よだれ鶏 高坂地鶏は適度な食感にシットリとした味わい タレをたっぷりと付けていただくと箸が止まらなくなりますよ♪

  • 『につける餃子』よだれ鶏のタレでいただきます♪

  • 『からの麺』山椒麺をよだれ鶏のタレに投入♪

  • 『フカヒレ』ここの鱶鰭が一番好きです♪

  • 鱶鰭のスープにお粥とトリュフ投入♪

  • 大葉のシャーベット 花穂紫蘇が入ることで色味が素敵になりますね♪

  • 桃のコンポートです♪ 下にはフルーツトマトにヨーグルト

  • ジーモーラオジョー(紹興酒)のアイス最中

  • 小菓子 これがまた美味しいのです♪

  • 味わいが次第に変化しながら楽しめる中国茶♪

  • シャンパン

  • 紹興酒

  • WASAN 白隠政宗 静岡県沼津市、高嶋酒造の仕込み水 富士山の伏流水を高嶋酒造の敷地内、地下150mからくみ上げた水です♪

  • 最初はストレートで

  • 望月スーシェフのお勧めの炭酸割りが美味しいです♪

  • 紹興酒

  • ジーモーラオジョー

  • 紹興酒

  • よだれ鶏のタレを購入 2,500円 ナッツも付いています

  • 蒸し鶏の調理方法を望月スーシェフに教わりました♪

  • 素敵な佇まい

  • 斎藤シェフ・望月スーシェフにスタッフ様 いつもありがとうございます<(_ _)>

2020/08/15 更新

4回目

2020/01 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

男性だけのイチリン ハナレさん(笑)

久し振りに『イチリン ハナレ』さんへ訪問が叶いました、嬉しい(/・ω・)/ ルンルン♪

古民家を改装したお店、閑静な住宅街にひっそりとした佇まい。
初めての訪問時、「こんな所にお店ほんとにあるの(・・?」そんな不安な気持ちが懐かしいです。

お店に入りますと、姿は見えませんが斎藤シェフの声が聞こえます。
「鎌倉にいらっしゃったね♪」連れと笑顔になりました。
TexturAではお会いできませんでしたから、会えると良いねと話していたもので。

お庭が真正面のカウンターへエスコートしていただきました♪

上海蟹の紹興酒漬け、シャトーブリアン、おまかせコース 15,000円(税抜)をいただきます。
ローランペリエからスタートです♪
望月スーシェフが、抜栓仕立のシャンパンを笑顔でサーブして下さいます。
泡がシュワシュワでいいですね(^^♪

◆ハマグリ
温かい前菜は冬らしいですね。
九十九里の蛤をタイのジャスミンライスで炊いたものですが、これは食事のスタートにもってこいのお料理です。
お粥の中の蛤が大きくて肉厚。いいお出汁が出ていますよ。
蛤の自然な塩気がとてもスーっと馴染みます。

◆クラゲ
盛り付けが美しい♬
こんな素敵なお料理は、拝見しただけで食欲が湧いてきます。
グラスの底から、中国の黒酢と和出汁のジュレ、ズワイ蟹の生姜和え、カンパチに葱に山椒、クラゲの葱和え、北海道の馬糞雲丹。
お箸で混ぜながらいただきますが、全ての食材が見事に融合し、なんとも言えませんこの美味しさは。
最後にスプーンで美味しさを残さずきれいに。

◆上海蟹
冬の季節、イチリンさんでいただくべき一品です。
三種類の紹興酒をブレンドした中に、活きた上海蟹を漬け込んでます。
独特な甘みにコク、単なる紹興酒漬けとはちょっと違います。
内子と外子が濃厚で、トロンとした食感、チューチュー吸いながら美味しいエキスを楽しみます。
手がぺとぺとになりますが、烏龍茶葉のフィンガーボールで匂いは気にならなくなります。
こちらを食べながら、紹興酒を飲むのが最高なのですヽ(^o^)丿

◆丹波高坂地鶏
もう皆様ご存知の名物料理の流れに入ります♪
何度いただいても、このよだれ鶏の美味しさにニッコリしてしまいます。
パクチーがいいんですとっても♬

◆につける餃子
よだれ鶏のタレにつける餃子です。
大きくてモチモチ、具材はとてもジューシー、よだれ鶏のタレが合うんですねこの餃子に。

◆からの麺
最後によだれ鶏のタレに山椒麺を入れていただき、一連の流れは終了。
TexturAさんでは、さらに豆乳を投入(^^;)しますよね。

◆フカヒレ
焼いたフカヒレに、白湯スープをかけたフカヒレ料理。
お皿がとても熱々ですよ。
斎藤シェフのこのフカヒレ料理、現在までで私達が一番と思えるものです。
余計な味付けはしない、焼いた香ばしさとパリッとした食感、染み渡る白湯の旨味、うん最高です!

◆お粥をフカヒレを食べたスープに入れ、黒トリュフをかけます。
さささっとかきこみたくなる美味しさ!(^^)!

◆山形牛
シャトーブリアンのサンドです♪
パンは焼かれているので、パリットしていい食感なんです。
エゴマのマスタードって大好きです。酸味がお肉の甘さを引き立てて最高!
柔らかなお肉、わたしも負けないものは持っていますが(*'ω'*)

◆五島列島
タイトルに、斎藤シェフの遊び心が表れています。
九州の最西端、五島列島のクエの登場です。
クエと言えば大型の超高級魚、出た~と声に出してしまいました。
発酵させた唐辛子と、カブと一緒に煮込んでいます。
少し酸味が感じられるスープが、クエの白身に馴染んで美味しいです(^^♪

◆白子
白子の麻婆豆腐です♪
このお料理、斎藤シェフのお店でしかいただいたことがありません。
辛さは控えめ、白子のまったりとした濃厚な旨味が麻婆豆腐をクリーミーにしているんです。
激うまです(*^^)v
ご飯にのせるオンザライスがたまりません。
搾菜がとてもフレッシュなもの、浅漬けのような味わいなんです。
辛い麻婆豆腐も好きですが、この白子の麻婆豆腐はスペシャリテだと思います。

◆最中
ジーモーラオジョー(紹興酒)でカラメルソースを作りジェラートに練り込んでいます。
濃いコーヒーの味わいは、ジーモーラオジョーのスモーキーフレバーならではの風味が効いています。
最中は石川県は金沢市で店名を入れ焼いているそうです。

◆デザート追加 杏仁豆腐
さっぱりとした杏仁豆腐に、杏子のコンポートをのせています。
うん、実に美味しい(^.^)

◆小菓子
さすがにお腹がいっぱいで、小菓子は持ち帰りにしていただきました。
生キャラメルはお店でいただきました。
ドライイチジク・種ありの干しブドウ・中華風チョコ菓子・紹興酒のチョコ
可愛らしい箱は、女性スタッフの手作りなんです。

初めに気付きましたが、女性スタッフがこの日は不在でした。
どうも男性だけで、う~む・・・
それは冗談ですが、やはりこちらの女性スタッフさん達の笑顔での接客は、凄く素敵なんです。
一人一人がやるべきことを理解し、お客様に合わせた対応を自然に行う光景は、とても生き生きとして美しいです。
この日不在なのは、働き方改革なのか、季節的な要因なのかは秘密です。

あれ、山口君が居るΣ(´∀`;)
TeztrAで元気に働いていたのに、出戻りか(笑)
いやいや、イチリン ハナレさんではなくてはならない存在なんです。

いつ伺っても、こちらのお料理は変わらない良さを感じます。
上海蟹の紹興酒漬けは、この季節のスペシャリテですが、それ以外も豪華なラインナップ。
やっぱりこちらの味に惚れ込んでしまっています。
でも何が一番魅力なのかと聞かれれば、斎藤シェフをはじめスタッフ様達のおもてなしが素晴らしいと答えます。
最初の訪問時から感じている事です。
この日会えなかった女性スタッフさんも、いらっしゃると聞きましたので安心しました。
次回は会えるでしょうきっと。

イチリン ハナレさん、素晴らしいです。

ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿


  • 中国の黒酢と和出汁のジュレ、ズワイ蟹の生姜和え、カンパチに葱に山椒、クラゲの葱和え、北海道の馬糞雲丹

  • 名物 白子の麻婆豆腐 季節の麻婆豆腐は絶品ですよ♬

  • 上海蟹の紹興酒漬け(お店独自のブレンド紹興酒) 内子に外子がねっとりとして濃厚な味わいは激ウマ♬

  • 前回もこんな写真を掲載したような(笑)

  • 山形牛シャトーブリアンのサンド

  • 五島列島のクエ 発酵唐辛子とカブの煮込み

  • 九十九里の蛤をタイのジャスミンライスで炊いてます♪

  • 丹波高坂地鶏 よだれ鶏

  • 餃子はよだれ鶏のタレでいただきます

  • 焼きフカヒレ

  • フカヒレのスープにお粥を入れ、上から黒トリュフをかけてまた一品完成

  • 白子の麻婆豆腐オンザライス フレッシュな搾菜がシャキシャキです

  • 最中 ジーモーラオジョー(紹興酒)のジェラート

  • 追加デザート 杏仁豆腐

  • 小菓子は持ち帰り この可愛らしい箱は、女性スタッフの手作りです

  • ローランペリエ

  • 紹興酒 石庫門12年

  • ジーモーラオジョーせいそう

  • 紹興酒 ジーモーラオジョー

  • 斎藤シェフ・望月スーシェフ・山口氏・新人さん ありがとうございましたm(__)m

2020/01/16 更新

3回目

2018/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

上海蟹紹興酒漬けにあっぱれ('ω')ノ

秋の鎌倉です。
土曜の快晴の鎌倉、さぞや観光の方達が大挙して訪れているでしょうから、そんな混雑を避け17:00に鎌倉到着です。
『イチリン ハナレ』さんは18:30の予約ですので、それまで駅周辺を散策です。
裏通りにお洒落な飲食店の明かりが、気になってしまいますねついつい(^^♪

今日は、念願の《上海蟹》を目当てに『イチリン ハナレ』さんへ。
《上海蟹の紹興酒漬け 白子入り麻婆豆腐のコース》15,000円(税抜き)

※プレミアムモルツで乾杯です
◎松茸の蒸しスープ
中国の雰囲気漂う器の蓋を開けて頂いた瞬間に、なんとも良い香りが攻めてきます!
松茸は本当にいい香りです。スープは上湯スープ、金華ハムからいいお出汁が出ています。松茸の他には、カブ・キヌガサダケに貝柱が入っています。熱々の美味しいスープ、沁みる~♪ 松茸はサクサク、カブは熱々でトロントロン、キヌガサダケ独特の味に風味と、出汁が美味しい味のしっかりとしたスープです。

◎鰹
鰹とアオリイカを、中国黒酢と玉ねぎのドレッシングでサラダ仕立てに。
鰹は厚めに切り、アオリイカはとても大きく切られ食べ応え十分のボリュームです。
上に添えられたハーブは“梶谷農園(広島県)”さんから取り寄せているそうですが、いろんなお店で使われていますよね。香りが良く、黒酢と玉ねぎのドレッシングの甘酸っぱさに苦みをプラスしてとても印象に残るハーブです。生の鰹に甘酸っぱいドレッシングがとても合います。美味しいです♪ 

◎上海蟹紹興酒漬け
待ってました!(^^)!
これが食べたかったんですよ~! 夏に訪問した際に、渡り蟹の紹興酒漬けの旨さに驚嘆し、帰り際「11月には上海蟹がでますので是非どうぞいらして下さい」こんなお勧めされたら予約しちゃいますよ~!
上海蟹一匹が一人前、お~!とわたくし。わ~い!と連れから喜びの声が漏れてしまいます。望月スーシェフに聞いた所、紹興酒は三種類のブレンドだと、って事は渡り蟹と同じなのですか?上海蟹に合わせた調合がやはり有るそうなので、渡り蟹のブレンドとは異なるそうです。普通の味わいの紹興酒・生姜が効いた紹興酒・きびを燻して作られた紹興酒のブレンド。
甲羅の中にみそがたっぷりです。なんて濃厚な甘みたっぷりなふくよかな味なんですか君は!雲丹に似ていますが、食感は全く違いまったりとしています。雌の蟹ですので、甲羅の中に黒い内子がみっしりとへばりついてます。これを蟹用のスプーンでほじほじしますが、これがまた美味しいんです!みそよりも更にまったり濃厚で、歯にくっつきます。紹興酒が臭みを取ってますので、生臭さは一切感じません。
次は腹と足の付け根です。みそが大量にあります!かぶりついて歯でしごく様にこそげ取ります。あ~たまらん(^^♪♪♪足にもしゃぶりついて、ちゅーちゅー吸引です。素晴らしいです!こくがあって濃厚な味わいに脱帽です。
もっと食べていたい感はありますが、ここで終わりなのがより美味しかったと後々記憶に残るのかと。
上海蟹、素晴らしい(*^^)v
※斎藤シェフの上海蟹にお勧めの紹興酒を
“石庫門12年”
さらりとした中に、こくを感じる飲みやすい紹興酒で美味しいです。上海蟹の濃厚な味わいにはピッタリな組み合わせです♪

◎丹波高坂地鶏のよだれ鶏
こちらの定番メニュー、3変化のスタートです。
いただくのは3回目ですが、全く飽きませんね。これは連れも同じことを言ってます。むしろ、この美味しい料理が楽しみなんです♪♪♪ 望月スーシェフがおっしゃてましたが、地鶏は寒くなる時期から栄養を体に蓄えようとするので美味しさが増すんだとか。まして高坂英樹氏が作られる「高坂和鶏」は有名な焼き鳥店でも使用されるようなブランド地鶏、ただのよだれ鶏ではありません。
タレが辣油や山椒のピリリと辛さもあり、カシューナッツ等のナッツ類がゴロゴロと、パクチー香る絶品ダレ。その強烈なスパイシーさに負けない旨さが秀でた地鶏は凄く美味しいです。肉質はしっかりとした食感(硬いのとは違います)でとてもジューシー。やはりこちらのよだれ鶏は群を抜いて美味しいと思います。
◎餃子
お肉がみっしりと詰まって肉汁たっぷりな大ぶりな餃子は間違いのない美味しさ!よだれ鶏のタレが抜群に合うんです。おそらく過去の私のレビューは、ほぼ内容的には変わり映えしないと思いますが、それはいつも変わらなく美味しいからなんです。この餃子に白飯があればもうそれだけで大満足です('◇')ゞ
◎山椒麺
山椒のピリッとした麺が、噛めば山椒の香りと先ほどのよだれ鶏のスパイシーなタレが絡み合い、美味しいんだな。一口二口程度の量がまた丁度いいんです。

◎焼きフカヒレ
これもこちらの定番です。フカヒレを芳ばしく焼くこの味わい深さは本当に感動ものです。スープはあっさり、とろみも極僅かに加えただけですが、シンプルにフカヒレを味わえるのが素晴らしいです。焼いた芳ばしさがあってのこのスープが引き立ちフカヒレもスープを惜しみなくまとい、う~ん、斎藤シェフの料理に私と連れはもう胃袋を捕まれてしまってます♪♪♪
最高に美味しい料理を、常に安定していただける、スタッフ皆様の努力なくしては実現できないと感じます。
◎スープにご飯を入れトリュフをたっぷりと
さすがに大分お腹も満たされてきましたので、ご飯はほんの一口でお願いしました。
なんて贅沢なんでしょう!トリュフの香りをまとったスープご飯。美味しいに決まってますってもう♪

◎山形牛
美味しい定番メニューのオンパレードに圧倒されます!
山形牛のシャトーブリアンがとても柔らかで脂がジューシー、その脂をパンが吸い込み美味しさを逃さないです。えごまマスタードのつぶつぶプチプチな食感がお肉にいいアクセントとなり、美味しく楽しいカツサンドです。

◎金目鯛と水蓮菜の蒸し物
水蓮菜は台湾の水草の一種で、長いものは1mぐらいに成長するようです。中は空洞になっていて食感はシャキシャキ、癖がない味でパクパク食べれます。金目鯛がこれも素材をそのまま活かした、あまり手を加えない調理加減が秀逸ですね。添えられた生姜の細切りがとても金目鯛の白身に合います。

◎真鱈の白子麻婆豆腐
写真で見ると量は一口ですが、本来はもっと白子がゴロゴロとたっぷり入っています(お隣様のを覗いてしまいました)。
もうお腹が満腹になってしまいましたので、一口にしていただきました。ご飯が付くのですが、それは食べれないので無しで。白子と麻婆豆腐、合いますよね~♪本来ならば、ご飯に白子麻婆豆腐をのせ、かき込むのが最高に贅沢に美味しく頂けたはず。残念です!来年また伺う予定ですので、お昼は抜きで完食したいと思います。
一緒に生のザーサイの浅漬けが添えられましたが、このフレッシュ感はたまらないです。普通のザーサイも好きですが、浅漬けのシャキシャキな食感は素晴らしいです。

◎アイス最中
中のアイスには、紹興酒ジーモーラオジョーを使っているそうです。
本日料理の途中から、既にジーモーラオジョーを頂いてますが、このスモーキーフレバーは独特な非常に癖の強い紹興酒です。苦みがあって燻した香りの甘い紹興酒、実は私も連れもお気に入りなんです。そんな紹興酒を使ったアイス、これが何となくコーヒーの味がするんです。焙煎した様な香りがジーモーラオジョーにはあるからなんだろうな。この最中、美味しい(*^^)vお腹がいっぱいでも、デザートは常に別腹ですもんね♪♪♪

◎小菓子はお土産に
可愛い小さな小箱にお菓子を入れて下さいました。
女性スタッフ様が、休憩時間に手作りされているそうです。奇麗ですとても(^^♪

いつも思うのですが、どのスタッフ様もみんな笑顔で楽し気に働かれています。そんな中にも、しっかりとお客様の動向や食事のタイミングを見図りながらの連携は素晴らしいです。
頂いている私たちも、その笑顔に心から料理を楽しむことが出来ます。
いつもありがとうございます。
更には、新たな女性スタッフ様にも会えました♪
中華料理一筋と望月スーシェフから伺いました。随分と遠くから通われているようですが、まだ若いから出来るんだろうな。毎日片道2時間近くの通勤は、おじさんには出来ません!

鎌倉の古民家でいただく斎藤シェフの中華料理、まだまだ通わねばです。
定番メニューの間違いのない美味しさは、楽しみで楽しみでたまりません♪季節ごとに食材が変わるメニューは、どんな料理なの?いつもときめいてしまいます♪♪
駅からの道順は完ぺきにマスターしましたし、帰りはタクシーで満腹なお腹に優しく帰る手立ても習得しましたから抜かりはありませんよ!(^^)!

斎藤シェフ・望月スーシェフ、スタッフ様、いつも美味しい料理と皆様の笑顔に「来てよかった♪」そう感じています。
次回は来年伺いますので、いつもの笑顔でお願いします。
ほんとうにありがとうございました。

ごちそうさまでした。

  • 上海蟹紹興酒漬け 甲羅にみそ 黒いのは内子

  • 上海蟹お腹にもみそがたっぷり

  • 松茸スープ

  • 鰹とアオリイカ 中国の黒酢と玉ねぎのドレッシングでサラダ仕立て

  • 丹波高坂地鶏のよだれ鶏

  • 餃子をよだれ鶏のタレでいただきます

  • よだれ鶏のタレに山椒麺

  • 焼きフカヒレ

  • フカヒレスープにご飯とトリュフを

  • 山形牛シャトーブリアンサンド

  • 金目鯛 お腹が満腹の為少なくお願いしています

  • 真鱈の白子麻婆豆腐 量は一口サイズにしてもらっています 満腹の為

  • アイス最中(紹興酒ジーモーラオジョーのアイス)

  • 小菓子はお土産に(この包みは女性スタッフさん達の手作りです)

  • プレモル

  • 紹興酒 石庫門12年

  • 紹興酒 ジーモーラオジョー

  • 内観

  • 外観

  • 右:斎藤シェフ 中:新人スタッフ様 左:望月スーシェフ 今日もありがとうございました。

2018/11/04 更新

2回目

2018/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

皆様に会いに伺う楽しみがここに

5月、紫陽花が咲き始めの頃に初めて伺いました。
その素敵な出会いが忘れがたく、7月夜の『イチリン ハナレ』へ再訪です。

今年の夏は猛烈な暑さがここしばらく続いてます。
18時前に鎌倉に到着。日中よりは若干陰り気温も少し下がりましたが、それでもまだまだ厳しい暑さです。日曜日の夕方の鎌倉、小町通も人は大分少なく歩きやすいです。ただ、この暑さの中散策する体力も気力もありません。そのままお店へ徒歩で連れ合いとテクテク向かいます。
再訪ですから、道もまだ記憶してますので安心して向かいますが、やはり汗が大変な状態です!駅から約15分、むむむ、厳しい!
お店の側でタクシーでいらっしゃったお客様を見かけ、成る程その手があったよね~と。

予約時間より早い到着でしたが、スタッフ様に笑顔で出迎えていただき、すぐに席まで案内していただきました。
古民家を改築された一軒家、大変趣がありリラックスできます。靴を脱ぎ用意された履物に履き替えますが、足が自由で気持ちがいいです。
「今日は斎藤が会合に出席の為あいにく不在です」そう申し訳なさそうにおっしゃられ、前回と同じカウンター席へ案内していただきました。
斎藤シェフに合いたい気持ちもありましたので、少し残念ですが、これはもう一度来ればいい事です、そう受け止め今を楽しみましょう。

本日いただいたコースは、おまかせコース ¥15,000(税抜き)小菓子を含め全13品

まずはシャンパンで喉の渇きを潤します。乾杯! くぅ~砂漠に水を垂らすが如く、わたくしの喉に凄い勢いで吸い込まれます。至福の時です(^-^;

☆鯵
鯵のお刺身が二切れ、その下におこげがあります。鰺の上に何かが刻まれ添えられてますが、私のおバカな舌では?何だろう?連れ合いが「ザーサイが刻まれてるのね」え、搾菜かな~?心の中で、違うんじゃないの~と思ってましたが、望月スーシェフに確認した所、まさに搾菜でした。望月様が驚かれてました、よく分かりましたねと。我が連れ合いの絶対味覚がこれから目覚めるのでした!!おこげと鯵を一緒にぱくりといただくと、なんて豊かな味なんだろう、今まで食べてきたおこげとは全く異なる味です。美味しいですねこの組み合わせ。連れ合いが「炭の香りが少ししていいよね」またまた~炭の香り感じないけど・・・あれ、ほんとだ、微かに香りがする!この事も望月様へ確認するとまさしく竹炭の香りを少しだけとの事、望月様が「よくこの香りに気付かれましたね、なかなかそうおっしゃる方いないですよ」えっ、この隣の女子のそんな才能に今まで気づきませんでしたが、これから私の代わりにレビュー投稿を委託契約したくなりました。冴えわたる連れ合いの絶対味覚に「あっぱれ!」

☆鯖
烏龍茶で燻製にされた鯖に、葱と山椒のピューレでいただきます。燻製する事で鯖の脂がまろやかになってますが、そこに葱と山椒のアクセントがいい塩梅に味を引き締めてます。まったりとした鯖の美味しさが好きです。燻製もさほど強く感じない、鯖の旨味が際立つ丁度良い加減です。

☆渡り蟹
普通の味わいの紹興酒、生姜の風味が香る紹興酒、穀物のキビを燻した風味の紹興酒、三種類の違う味わいの紹興酒で漬けているそうです。器が冷たくされて涼を感じます。手に取りそのままパクリといただき、後はダイソンばりの吸引力で紹興酒と渡り蟹の身を吸い込みます。まったりとしたこの味、たまりませんね~チューチュー音が出てしまい、ちょっと恥ずかしい(;^ω^) なんて言ってられません、これが正しい食し方です!紹興酒のブレンドがきっとこの組み合わせになるまで、試行錯誤されたと思います。用意されたフィンガーボールには、ジャスミンの茶葉が入れられ、臭みを取る効果があるそうです。茶葉でゴシゴシと指先をしましたが、ほんとだ臭みが無いです。

☆丹波高坂地鶏
前回ランチでいただいたよだれ鶏です。やはり鶏自体の旨味がふくよかです。女性スタッフ様からききましたが、季節が冬に入る頃がこちらの地鶏が一番美味しいそうです。夏の季節は、鶏も食欲が減退してしまい、少し身が痩せるそうです。人も同じですよね。こう暑くなると食欲堕ちます(私はそんな事は一切ございませんが)そうは言っても、身はふっくらとして、滋味深い味わいに感じます。タレには、カシューナッツとピーナッツ、それにパクチーが入り、山椒が舌にピリリと残る絶品ダレです。前回も感じましたが、こちらのよだれ鶏は他のお店で出される物とは一線を画した味わいです、旨い!

☆餃子
これまた前回同様よだれ鶏のタレに付けていただく餃子。とてもジューシーな肉汁が溢れる、餃子だけでも凄く美味しいのですが、タレに付けるともう言葉では表現ができないそんな絶品餃子に昇華します。これだけの餃子定食をランチで食べたいです(^O^)/

☆山椒を練り込んだ麺をよだれ鶏のタレで
よだれ鶏からこの麺までの流れはランチと同じです。口コミには、ディナーでもランチとここが同じ組み立てで物足りなさを感じると言う意見がありましたが、私と連れ合いは、やっぱりこれは食べないと物足りないよね~と話してました。人それぞれ感じ方は違いますので、その意見も否定はしませんが、イチリン ハナレさん、斎藤シェフが敢えてそうしている理由があるように思います。そのお店の特色が一番感じられる、印象に残るお料理を提供なさっているのかなと、勝手に感じてます(笑)絶対の自信が無ければできないのではないでしょうか。

☆フカヒレ
ここもランチと同じです。でも驚いたのは、フカヒレの大きさと厚みが全然ディナーの方がボリュームがアップしてます。食べてみると、フカヒレの焼いた焦げた香りと表面のしっかりとした食感に、鶏のお出汁が沁みていて、ランチでいただいた際の美味しさを凌駕してます。凄いです!こんなに美味しいフカヒレはやっぱり斎藤シェフのお店でなければいただけないです。お料理の構成として、よだれ鶏からの一連のパンチが効いた流れが、このフカヒレで一度穏やかにリセットされます。素晴らしい組み立てです。フカヒレを香ばしく焼き、添えられた青梗菜も少し焦げる程度にローストされ、一緒にいただくと青梗菜の食感とフカヒレの繊維状の異なる食感が口の中で調和し、う~ん、なんて美味しいんだろ!感動の一皿です。提供された際のお皿はとてもアツアツです。

☆フカヒレのお皿に雑炊 さらにトリュフを上から
ランチでは、トリュフの組み合わせはありませんでしたが、純粋に鶏のお出汁とお雑炊で美味しかったのですが、トリュフを組み合わせることで、味に奥行きがさらに上乗せされ、おかわりって言いたくなりました。なんて演出なんでしょう。凄いな~やっぱり!

☆車海老
蒸された車海老を、自家製XOジャンでいただきましたが、車海老の旨味が素晴らしく引き立つお料理です。海老のプリプリと言うよりも、ブリッとした食感が凄いな。XOジャンがとても優しい味となってまして、海老の旨味を引き出しながら、更にコクを追加しています。「XOジャンいいジャン」連れ合いも絶賛してます(笑)

☆山形牛
山形牛のカツサンドです。部位はシャトーブリアンを使用されてます。お肉の火入れ加減が良いです、色が赤く鮮やか、お肉はとてもジューシーで柔らかく、パンをトーストしてサンドしており、その口当たりがサクッとして旨いです!えごまのマスタードの粒々感が楽しいです。若干の酸味が全体を軽い感じに纏めてます。これが今回楽しみにしていた物ですが、期待を大きく上回る味と食感に脱帽です。“まいりました”

☆とうもろこし
北海道のゴールドラッシュの冷製スープ。器がとても冷たく、濃厚なとうもろこしの味を際立ててます。夏の一皿です。

☆五島列島
タイトルから二人して、何だろね?おそらくお魚料理なんだろうと。提供されたのは、五島列島ののどぐろ。のどぐろを蒸して上に針生姜と葱が添えられてます。説明があまりなく、どの様な調理をなされているのか味付け等は分かりませんが、ごくごくシンプルなお料理です。のどぐろの脂が蒸すことで程よい加減に落ちており、針生姜とのバランスがいいなと感じます。シンプル イズ ベスト!

☆冷やし中華始めました
も~このタイトルはまさしく斎藤シェフの遊び心ですよね(笑)街中の中華料理屋さんに、「冷やし中華始めました」と書かれた物が夏の少し始まり前頃から目に付くようになります。楽しいですね(^^♪ 味はいたってオーソドックスなお酢で作れたタレ。ナルト、干し椎茸、チャーシュー、ハム、胡瓜、錦糸卵と具材もシンプルに。「柚子がいい香り!」おや~またしても絶対味覚女王様からのお発言が!わたくし猪突猛進で箸を回転させていたものですから、全く気付かず、やはりスタッフ様に確認しましたら、極わずかに香りづけで使っているとの事。スゴッ! 冷やし中華のタレ、ツンと来るような刺激は無く、むせることも無く美味しくいただきました。夏のコースの締め、お腹は満腹でしたが、つるっと収まりました。

☆桃
白桃を薄くスライスした下には、トマトのシャーベット・ヨーグルト・バジルがあります。これらを混ぜていただきますが、その前にまずは白桃のみで。う~ん甘くて美味しい桃です。果肉がしっかりとしている桃と、下のシャーベット等を混ぜ合わせていただくと、酸味とバジルの爽やかさが融合して、夏のデザートにぴたっりな一皿です。

☆小菓子
東邦美人茶と言う中国茶のクッキー・生姜の生キャラメル・山椒のガトーショコラ(上にピーカンナッツ飴焼き)・ドライフルーツのイチジクとレーズン

☆プーアール茶
これで脂をきれいさっぱりと流して、お腹もスッキリ・・・そんな訳はなかったです(;^ω^)

《飲み物》
シャンパンの後は紹興酒を
◎ジーモーラオジョー・・・前回いただき、心をわしずかみされた絶品紹興酒。スモーキーさが凄く癖が強いのですが、なんとも言えない甘味とコクが美味しいんです。お料理にもとてもマッチして、ゆっくりと香りを楽しみながらいただきました。
◎生姜の紹興酒・・・先ほどいただいた、渡り蟹の紹興酒漬けにも使用されて物だそうで、まさに生姜が香るこれもコクと独特な甘さが美味しかったです。

本日は斎藤シェフが不在でしたが、お店での運営には支障も無く、美味しいお料理がこちらのタイミングにぴったりと合わせての提供で、至極満足な時間を過ごせました。やはり、働かれるスタッフが仕事に集中しながら、時にお客様と談笑され、とても素敵な雰囲気であふれています。女性スタッフに聞いたのですが、スタッフへのマニュアル的な指導は一切なく、個人個人が考えながら行動するように、斎藤シェフより学んでいるそうです。シェフは時に厳しい一面もお持ちですが、後のフォローをちゃんとされ、一緒にこの雰囲気づくりに努められているんだそうです。優しい方なんですね。ますます魅力的な側面を、スタッフ様より聞いてしまいました(^^♪

最後に、「斎藤シェフがいらっしゃらなくても全然問題ないですね」そんな冗談を言いましたが、そんな訳がないのは重々承知してます(笑)望月スーシェフは、斎藤シェフは寂しがり屋なので、今聞いた事はここだけにして下さいと。言っちゃったもんね(^^)v

さて、次回は11月に伺うように予定をします。上海ガニが始まるそうです♪♪♪
色々な食材も目白押しになる、その季節を狙ってみます。

あ~なんて素敵な皆様なんでしょう。
真剣な表情で働かれる姿、我々に見せる満面の笑顔、また会いに伺います。
あっ、斎藤シェフの楽しいユーモアがまた聞きたいです。
次回、お会いできますように。

たいへん美味しかったです。
ごちそうさまでした。

  • 渡り蟹

  • フィンガーボールにはジャスミン茶葉が入ってます

  • 丹波高坂地鶏よだれ鶏

  • 絶品餃子

  • 山椒を練り込んだ麺をよだれ鶏のタレで

  • 焼きフカヒレ

  • フカヒレの鶏出汁に雑炊とトリュフ

  • 車海老XOジャン

  • シャトーブリアンカツサンド

  • とうもろこし冷製スープ

  • 五島列島のどぐろ

  • 「冷やし中華はじめました」

  • 白桃の下にはトマトのシャーベットにバジルとヨーグルト

  • 小菓子

  • CHAMPAGNE Laurent-Perrier

  • ジーモーラオジョー

  • ジーモーラオジョーの瓶裏側

  • 生姜の紹興酒

  • プーアール茶

  • カウンターから見た外のお庭

  • 望月スーシェフ 気付かれました

  • 望月スーシェフと女性スタッフ様 ありがとうございました

  • お店入口

2018/11/05 更新

1回目

2018/05 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

鎌倉の住宅地にひっそりと咲く花

これほどまでに、魅力に溢れるお店に訪問できた今日を、将来忘れることは決してないと思います。

こちらへ訪問するきっかけ、それは私がフォローさせていただく“キャサリン プー”様の素敵なレビューです。
以前より、『イチリン ハナレ』『東京チャイニーズ一凛』の事はよく耳にしましたし、行きたいお店としてチェックはしていましたが、訪問するまでには至らない状況の中、そのレビューを拝読した際に、行ってみようと決断しました。
どうせ行くのなら、斎藤シェフがいらっしゃる鎌倉のハナレにと。

季節は5月後半、紫陽花が2割ぐらいの開花でしたが、鎌倉はさすがに人で溢れかえってます。そんな喧騒から離れる事徒歩で約15分の、閑静な住宅地に本当にひっそりとお店はありました。Googleルート検索が無ければ、到着はできないです間違いなく。
古民家を改装されたお店は、庭の草木の緑が深く、とても落ち着いた空間をかもし出しています。今の季節には、庭でウグイスが鳴き、栗鼠が顔をのぞかせるそうです。本日栗鼠は見かけませんでしたが、ウグイスは綺麗にさえずってました。庭に石でできた金魚鉢がありましたが、金魚が優雅に泳いでいます。かなりぷっくりとされた金魚で、「金魚ですが、食べるものがいいのか、まるまるとしてしまいました」談笑しながら女性スタッフ様に店内を案内していただきました。玄関で靴を脱ぎますので、足が自由な開放感でリラックスできます。

我々は、カウンター席でしたが、ここは特等席です。斎藤シェフが常に目の前にいらっしゃり、カウンターのお客様への接客をスタッフ方と一緒になさります。こんな近距離でしたら、斎藤シェフとの会話を楽しんじゃいましょう♪
実際とても気さくにお話しされ、お客の我々は全く緊張もせず、美味しい料理と終始笑顔でのひとときを満喫しました。

本日はランチコース¥9,000をいただきました。

まずは泡で乾杯♬
国産スパークリングをシェフ自らが栓を抜いてくださいます。
cave d'occi sparkling waine blanc de blanc
とてもガス圧が高く、コルクを抜いた際店内に飛び散りました。そんな状況もシェフは楽しんでます。「凄いなこの泡!」
味はきりっとした辛口、本日気温も高く駅からの徒歩での訪問、喉が渇いてましたので、くぅ~旨い(*^^)v

★季節の貝/梶谷農園ハーブ
ホタテの冷製ですが、シンプルに生姜で味付けをし、広島のハーブ農園“梶谷農園”のマイクロハーブを散らしています。見た目に美しいです。ホタテの火入れ加減は絶妙で、それ自体の甘味が楽しめますし、一つが大きめで食べ応え充分な一皿。
パクパクと食べてしまいました。お腹空かせて来てますから(笑)

★丹波高坂地鶏/よだれ鶏
上には地鶏の白レバーをパテにして添えてます。よだれ鶏、まさに連れ合いは「よだれが出ちゃう!」そう申しております。よほど空腹だったのでしょう。よだれ鶏は、お店によって若干お味が違いますね。こちらイチリンさんのよだれ鶏、鶏自体の旨味が感じられ、身の食感がしかっりとしており、タレとの相性は秀逸です。美味しい、本当によだれが出ちゃいます。タレは次の餃子・中華麺を楽しむので残しておいてとシェフより。これは『中華香彩JASMINE』や『MASA'S KITCHEN』などでも同じ趣向ですね。このタレ、パクチーが効いてます。凄く美味しい。どう表現したものか、とにかく素晴らしいです。

次の飲み物か紹興酒のデギュスタシオン5種 ¥1,680
・缶缶好 カンガンハオ
・神気10年 シェンチー
・朱鷲黒米酒 ヘイミージョー
・石庫門12年 シークーメン
・即墨老酒焦香 ジーモーラオジョー
紹興酒の飲み比べです。この中で最後に記載した物は、スモーキフレーバーが非常に感じられ、癖が強い物でしたが、妙に気になる味わいで、結果わたくしはこちらを後にグラスで杯を重ねる事に。不思議な味わいですが、料理にとても合うんです。口当たりはとてもまろやかですが、なにせ焦げた香りが最初は微妙な塩梅。一口ずつ飲み進むと、なんでしょう旨味を感じるようになります。シェフ曰く「うちの女性スタッフの罠に見事はまりましたね」グラスを並べる順番にその意味があるようでした。右より飲み進むと、それぞれの違いが明白。そして最後にジーモーラオジョーのインパクトがガツンと!

★餃子
皮が厚めに作られており、先ほどのよだれ鶏のタレが皮にからみ旨いですとっても。餡は肉が多くとてもジューシー。こちらは追加で一つよりオーダー対応していただけるとの事。タレは下げず、最後まで食べた段階でまだお腹に余裕があるようでしたら餃子を追加で、そう思ってましたが、最後にはもう満腹となり追加はできませんでした。

★中華麺(山椒を練り込んで)
やはり先程のタレで絡めた麺ですが、とても山椒の香りとピリット舌先に残る痺れが楽しい一品。

★焼きフカヒレ(ヨシキリザメの背びれ)
わたしと連れ合いは、フカヒレの姿煮を食べてもいつも、美味しさが解らないよねと思ってました。が、今回焼いたフカヒレを鶏のスープで合わせたこちらの料理は、にっこりと微笑んでしまいました。シェフに教えていただきましたが、フカヒレ自体がコラーゲンなので煮込むとスープに溶け出してしまい、どんどん味付けを濃くし調味料をいっぱい入れないと旨味を感じられないそうなんです。シェフはあまり調味料を入れる料理は好まないそうで、焼いて香りづけをし、鶏を焚いて出汁を取ったスープにお醤油だけで味付けをし合わせているそうです。もちろんオイスターソース等は一切使用しないそうです。これは素晴らしく美味しい逸品です。焼かれた香ばしい香りと食感に、鶏のスープが合わさり、この上ない旨さです。二人ともに大絶賛でした。シンプルな美味しさ、まさにそんなフカヒレ料理です。

★フカヒレの鶏出汁スープにご飯を入れて
雑炊ですが、食材はご飯と鳥出汁スープのみのいたってシンプルな一皿。でもですよ、これが素晴らしく美味しいんです。シンプル・イズ・ベストまさにそんなお料理です。引き算なんでしょうか、余計な物は入れない、そんなシェフの料理に対する姿勢が垣間見えました。

★大海老/三種類のお醤油
これもとてもシンプルな味付けが秀でてますね、三種類のお醤油(日本・中国・タイのシーズニングソース)のみ。海老の火入れも半生の状態で、添えられたマコモダケの食感とのマッチングは楽しいです。とてもお腹に優しい、もたれない味わい深いお料理です。

★牛団子/クレソン
お料理はスーシェフの望月様が大体やられていましたが、こちらはまさに望月様の逸品です。牛団子=ハンバーグそんな味わいで、「これって中華?」そんなイメージです。お肉の焼き加減といい、合わせるスープは黒胡椒と四川の豆板醤で整えておりこのバランスはたまらないな~。望月様も、斎藤シェフとこちらに来る以前共に働かれていたそうですが、後にスペイン料理などの道を一端歩まれたそうです。そこから色々な要素が膨らんできたのでしょうね。美味しく期待を裏切られた料理に拍手です。

★旬の野菜
香港のツゥーレンサイ、水辺に生える水草の仲間で、長さが非常に長く、シャキシャキとした食感が特徴の旬野菜を使った一皿。上に添えられた針生姜のアクセントが効いた中華炒めですが、本当にシャキシャキとしたみずみずしいお野菜です。連れ合いが食べている音がシャキシャキ聞こえますよ。

★汁なし担々麺
とても香り豊かな担々麺です。旨旨ですよ。麺は先ほどいただいた山椒を練り込んだ麺ですので、舌先にピリピリと刺激的なのですが、病みつきになる味わいです。量的にとてもボリューミーで、さすがにここで満腹満腹、もう食べられないで~す(^-^;

★かいすいすいか
西瓜です。今年初めての西瓜でしたが、ゼリー状の物はまさに海水で作られており、西瓜にお塩をかけていただくのと同じ味わいが楽しいデザートでした。上から読んでも山本山、下から読んでも山本山。そんな楽しいネーミングです(笑)

★茶菓子

こちら『イチリン ハナレ』スタッフ皆さん楽し気にテキパキとよく動き働かれています。それも笑顔で。入店したときより感じていましたが、すごくリラックスした雰囲気で、みんないきいきしているんです。緊張感がないとはちょっと違う空気感が張り詰めています。やはり斎藤シェフのお人柄なんです。シェフご自身が先頭に立ち、店内でお客様をもてなす姿勢に、的確なスタッフへの指示、厨房ではまた違った緊張感を感じる声が聞こえたり、メリハリがある職場ですね。素晴らしいです皆様。女性スタッフにお一人、もともとはこちらへお客様として来店されたのですが、その場で、「ここで働かせて下さい」そうシェフに直談判し入社した方がいらっしゃります。魅力を感じなければ、そんな事を申し出ないですよね。本当に皆様の笑顔が頭に一人一人浮かびます。余談ですが、お店で一番お若い男性調理スタッフ様がまかないを作られるそうですが、凄く美味しいってみんな絶賛してましたよ。ただし問題もあるようで、女性スタッフ様曰く「美味しくってつい食べ過ぎてしまい、入社時より体重が〇Kgも増えてしまったんですよ」まったくもって羨ましい問題じゃないですか!(^^)!

斎藤シェフの魅力に皆様付いていかれていると感じます。とても気さくでありながら、一本芯が通った考えをお持ちだと思います。
なんて素晴らしい出会いができたのでしょう。お料理は美味しく、洗練された接客、お店に溢れる楽し気な雰囲気、古民家がかもしだす落ち着いた空間に美しいお庭。どれをとってもマイナスポイントはありません。場所は鎌倉ですよ!
次回はディナーを是非とシェフより勧めていただきましたので、予定を組んでみたいと思います。ただし、人気店ですから早めに予約連絡を入れないとですね。

すごく楽しんでしまいました。
時を忘れてしまうひとときでした。

ごちそうさまでした。


  • ホタテと梶谷農園ハーブ

  • 丹波高坂地鶏/よだれ鶏

  • よだれ鶏アップ

  • 餃子

  • 山椒麺

  • 焼きフカヒレ

  • 焼きフカヒレの鶏出汁スープの雑炊

  • 大海老/三種のお醤油

  • 牛団子/クレソン

  • ツァーレンサイ炒め

  • ツァーレンサイ長いんです

  • 汁なし担々麺

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  • お茶の湯飲みに金魚が泳いでます

  • お茶の湯飲みに金魚が

  • 望月スーシェフと斎藤シェフ 妙に緊張するとおっしゃれていました

  • 斎藤シェフのこの笑顔 ありがとうございました

  • お店の庭に咲く紫陽花

2018/05/27 更新

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