goro58397さんが投稿した鎌倉 北じま(神奈川/鎌倉)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

あらたな出会いを求め日々食べログ検索

メッセージを送る

goro58397 (60代前半・男性) 認証済

この口コミは、goro58397さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

鎌倉 北じま鎌倉/日本料理

8

  • 夜の点数:4.5

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.7

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.7
8回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

ほおづきの、色鮮やかな料理から始まる葉月の『鎌倉 北じま』さんへ、お昼に訪問♪

平日のお昼、〝鎌倉北じま〟さんへ。
この日は大好きな日本料理店の大将と女将さんをお誘いし、3名で予約して伺いました。

月曜日の昼前、相変わらず鎌倉は多くの方で賑わっています!
それでも土日に比べれば、人出は平日の混みようでまだ落ち着いているでしょう。

鎌倉駅東口で待合せ、時間通りに合流しバスで向かいます。
夏場はバスを利用しますが、他の季節には徒歩でブラリするのも楽しいものです♪

お店に到着、店先に風鈴が涼しげな音色を奏でています。

葉月の鎌倉北じまさん、どんな料理がいただけますか、とても楽しみです。

いただくのは、
【おまかせコース】
33,000円(税込・サービス料別途)
夏風邪も治りつつありますから、久しぶりにジャパニーズ エール山椒からいただきます♪

◆ ほおづき 鎌倉野菜料理をお花の中に
◇ トマトの甲州煮(ワイン炊き)
◇ モロヘイヤのおひたしに自家製バチコ
◇ 南瓜、ズッキーニ、胡瓜の腐乳和え

お盆は過ぎましたが、そんな季節をイメージされたほおづきを使った料理、鎌倉北じまさんらしく季節を表現されています。

◆ 鰻ご飯
地焼きにした鰻は皮パリパリ、二口は鰻ご飯として、残りには出汁氷をかけてお茶漬け風にサラサラっといただきました。
夏らしくスタミナを付ける事をイメージされたそうです♪

◆ お造り(魚人:長谷川氏の神経締めした魚)
◇ 目一鯛
今が旬の目一鯛は、上品な脂のりで旨みが凝縮!

◇ クロムツ
皮めを炭を直に当てた炙ったクロムツは、夏の時期でも脂のりの良さは健在、旨みも濃厚で実に美味いです♪

◆ イバラガニモドキと蓮根の真薯風
一番出汁の香り良くスッキリとした味わい。
そこにイバラガニモドキと蓮根の真薯の様な料理の少しもちっとして豊かな甘みが、沁みる美味しさ!

◆ チダイ炭火焼き
大きな鎌倉彫りの火鉢で、北嶋さんが旬のチダイを炭火焼きに。
焼いている最中、滴る水分と脂がジュッと音を奏でます♪
身は締まる事なくしっとりと、さっぱりとした上品な白身魚らしい味わいです♪
上から骨と煮詰めた醤油をかけ、下には焼いたイチジクを添えています。

◆ 蓮根もちとはす芋
さっぱりした仕立ての蓮根もちはもちもちと、酢漬けにしたはす芋のシャキシャキ感を同時に楽しめる一品、蓮の葉に盛り付けた夏らしい料理です♪

◆ 脛肉ミンチのおかき揚げ、夏きのこソースがけ
手切りにした脛肉を、枝豆とおかきをまぶし揚げたおかき揚げは、肉肉しく食感の良いメンチカツ風。
そこに、夏のきのこ(ランマオア・チチタケ・アカヤマドリダケ・ハナビラタケ)のドロリとした濃厚なソース、このソースが色々なきのこの風味が混ざり合う複雑な味わい、面白みのある味付けは独創的で美味なんです!

◆ 鎌倉の鮑、大徳寺納豆、鶏出汁で炊いた冬瓜
氷を敷き詰めた冷たい御料理。
鮑の肝ソースがけのなんて柔らかな事!
鎌倉で採れた茄子やオクラ、鶏出汁で炊いた冬瓜、どれも突出する事なく穏やかな味わいは、主役の鮑の旨みを引き立てる名脇役なのです♪

◆ 〆の5品(S・M・Lとサイズを選べます)
◇ 真蛸(佐島)と万願寺唐辛子の炊き込みご飯
サイズはSでしたが美味しかったのでお代わりいただきました(^^;;

◇ 鯵の棒寿司(Sサイズ=ひとつ)
酢飯の味わい良く脂がのった鯵にぴったりな重なり、いつもながらとても美味しい!

◇ ミンク鯨のラーメン(Sサイズ)
もはやこちらの定番ラーメン、言う事なしの美味しさです♪

◇ 太刀魚の玉締め(Mサイズ)
季節の魚を合わせたこちらの玉締めが大好き、サイズはこれだけMでいただきます!
太刀魚の唐揚げがカリカリとしていい味付け、そこにふわっトロの玉締めを合わせ絶品丼です♪

◇ 梅とナギナタコウジュ(紫蘇科)の冷やし茶漬け
(Sサイズ)
夏らしく最後はサラサラっと冷やし茶漬けで締めました♪

◆ 水菓子 白桃と桃ジュース
桃は長野県の川中島の白桃、剥いただけの桃の強い甘みにうっとりしました!

◆ お茶菓子 オーツミルクの葛焼き
◆ お抹茶

お誘いした日本料理店のご主人と女将さんは、料理は勿論ですが、使われている器やお皿にとても興味を示され、これは何焼きとか作家さんを誰それと教えて下さいました。
料理だけではなく、食器類にもとても造詣が深い事を今更ですが気付きました。
やはり、日本料理と盛り付ける食器類の兼ね合いは重要なんだと実感しました。

日本の夏らしい料理の数々、鎌倉北じまさんらしさに溢れ、目で楽しみ香りと舌で味わい、ここに来る喜びを再認識しました♪

お2人が喜んでくれた様子にホッとする思いです。

北嶋さんはじめ、スタッフの皆様に感謝。

とても美味しく、楽しいひと時を過ごすことができました。

ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ

  • ほおづき 鎌倉野菜料理をお花の中に トマトの甲州煮(ワイン炊き)・モロヘイヤのおひたしに自家製バチコ・南瓜、ズッキーニ、胡瓜の腐乳和え

  • 写真左下:トマトの甲州煮(ワイン炊き) 写真右下:モロヘイヤのおひたしに自家製バチコ 写真上:南瓜、ズッキーニ、胡瓜の腐乳和え

  • 鰻ご飯 二口は鰻ご飯として、残りには出汁氷をかけてお茶漬け風にサラサラっと!

  • お造り(魚人:長谷川氏の神経締めした魚) ◇ 目一鯛

  • クロムツを北嶋さんが炭を直に当てて炙っています! 脂がある魚だけに室内に煙が立ち込めます!

  • お造り(魚人:長谷川氏の神経締めした魚) ◇ クロムツ

  • イバラガニモドキと蓮根の真薯風

  • イバラガニモドキ

  • チダイ炭火焼き 大きな鎌倉彫りの火鉢で炭火焼きにされています

  • チダイ炭火焼き 下には焼いたイチジク

  • 蓮根もちとはす芋

  • 脛肉ミンチのおかき揚げ、夏きのこソースがけ

  • 鎌倉の鮑、大徳寺納豆、鶏出汁で炊いた冬瓜

  • 鯵の棒寿司

  • 真蛸(佐島)と万願寺唐辛子の炊き込みご飯 美味しくてお代わりいただきました♪

  • ミンク鯨のラーメン

  • 太刀魚の玉締め

  • 梅とナギナタコウジュ(紫蘇科)の冷やし茶漬け

  • 水菓子 白桃と桃ジュース

  • お抹茶とオーツミルクの葛焼き

  • ジャパニーズ エール山椒

  • 日日 秋津山田錦 京都市伏見 日々醸造

  • ロイヤルブルーティー 釜炒り緑茶IRIKI炒香

  • 初めの一口 赤紫蘇ジュース

  • 料理の始まりは、ほおづきから♪

  • 北嶋さん、いつもありがとうございますm(_ _)m 葉月の御料理もとても美味しかったです♪ そして、とても楽しませていただきました。 ではまた。

  • 夏らしく店先には風鈴♪

2025/08/27 更新

7回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

通常利用外口コミ

この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。

【鮨 金子】 魚介はほぼ地物、魚人長谷川氏による神経締めと目利きにより選りすぐられた魚種を使った、特別開催の鮨金子さんにお邪魔しました♪

〝鎌倉北じま〟さんのご主人北嶋氏が、魚人長谷川氏と共に山形県の〝出羽屋〟さんでのイベントに参加される日、鎌倉北じまさんではお弟子さんによる〝鮨 金子〟さんを特別開催、有難い事にその席を予約させていただき、平日のお昼に鎌倉はやって来ました。

※ 特別開催のイベントですから、味の評価などは今回は省略します※

この日も酷暑、鎌倉駅からはバスを利用してお店に向かいます。
それにしても、鎌倉は相変わらずの賑わい、インバウンドの方々ばかりではなく日本人の観光客も多数いらしてます。
コロナ禍の鎌倉の閑散とした景色が、今では懐かしく思えます。

開店時間10分前に到着、お店の前にはスタッフさんが立たれ出迎えて下さいます。
店先には、北嶋氏が手書きされた〝鮨 金子〟の紙が貼り付けられています。

店内の涼しさにホッとひと息、冷たい玉露茶をいただき人心地つきます。

この日の大将金子さん、お店の方々と挨拶を交わし、鮨金子さんのオープンです♪

この日の内容を記したお品書きまで用意されています。

まずはジャパニーズエール山椒ビールから♪

☆ つまみ系料理 ★ おすしなど飯物

☆ 蛸(佐島) 梅貝(長井)
塩茹でした蛸に、しっかりと炊いた梅貝、ツマ的にワカメを添えた一品目、ビールのつまみにぴったりです♪
梅貝の甘みが実に豊かです!
花穂紫蘇が彩り良いです。

☆ 翻車魚(マンボウ・相模湾)
マンボウの身と腸を使った白和え、枝豆、白木耳、万願寺唐辛子は生のまま大きめに切って和えています。
腸は焼肉のミノに似てコリコリと柔らか食感、白和えにとても馴染んでいます。
万願寺唐辛子の食感が特にシャキッとして良かったです♪

☆ 鮟鱇(アンコウ・約10kg・相模湾)
磯辺焼きとして鮟鱇の登場、鎌倉彫りの大きな火鉢で、金子さんが鮟鱇を焼かれています。
海苔の風味良く、部位は分かりませんが弾力のある食感に、噛むと旨みが溢れ出し、味わい豊かで美味しいです♪

☆ 鮑(相模湾)
黒鮑を使った冷たい素麺、これめちゃくちゃ美味しい!!
鮑の肝ソースが味の決めて、上品な味わいにまとめられさっぱりといただけました。

☆ 九絵(相模湾)
九絵の中華蒸し料理です。
これはイチリン ハナレさんからのインスパイアなのか、凄くいい味わいです!
加熱された九絵の身はまるでお肉の様な食感の良さ、タレの味付け良く九絵の上品で濃厚な旨みがくっきりとしています。
鎌倉北じまさんとイチリン ハナレさんは、鎌倉を料理で盛り立てようと交流されているのです。

〜 これよりおすしなど飯物 〜
※ 握りをのせるお皿は、約400年前中国は明の時代に焼かれたお皿です!
鎌倉北じまさんでは、お皿や器など食器類にも拘られ、年代物や貴重な物まで多数取り揃えています。
※ 魚介はほぼ相模湾で水揚げされた魚種です。

★ 泥障烏賊
身を細切りにしてまとめ、鮨種にした泥障烏賊、甘みがダイレクトに舌を直撃する豊かな甘み、良いですね♪
シャリに合わせるのは米酢、ほんのりと甘みがありまろやかな酸味が泥障烏賊の甘みをしっかりとホールドしています。

★ 真子鰈
3日前に締めた真子鰈、上品で淡白な味わいながら旨みはしっかりと、モチモチした食感があり美味!

★ 浜笛吹(ハマフエフキ)
フエフキダイの仲間、脂は控えめで淡白で上品な甘み、シャリとの重なりが良いのです♪

★ 黒ムツ
皮めに炭を直にあて焼くのは、鎌倉北じまスタイル、芳ばしい香りが店内に広がります。
白身魚ですが脂のり良く濃厚な旨み、浜笛吹の後だけにより一層味わいの違いが感じられます。
お品書きの順番とは逆での提供ですが、そんな味わいの違いから敢えて変えたのかな?

★ オオモンハタ
約2kgと小さな個体ながら、モチモチな食感と淡白ながら上品な旨みがあり、鮨種としてとても合うと思います!

★ 太刀魚飯
炭火焼きにした太刀魚に、合わせるのはシャリではなくご飯、個人的にはシャリでも良かったと思うのですが、そこのところは金子さんとは話しませんでした。

★ 本鮪赤身 相模湾 約100kg
相模湾ではキハダマグロが有名ですが、ここは本鮪の登場です。
夏の鮪ですね、とてもスッキリした味わいです。

★ 本鮪中トロ 相模湾 約100kg 赤身と同じ個体
筋が柔らかで脂のりはほんのりと、良い感じです♪

★ 本鮪大トロ 相模湾 約100kg 赤身と同じ個体
炙りにした大トロ、芳ばしくてこれも筋が柔らか♪

★ 鯖棒寿司
鎌倉北じまさんでの寿司のイメージは、締めの棒寿司、今回もいただけました♪
切りつけた断面が美しいです!

★ イバラガニモドキ
イバラガニモドキは深海に生息するタラバガニ科、漁獲量は少ないですが相模湾でも水揚げされています。
それを今回は玉締め(卵とじ)にしての登場。
これがめちゃ美味しかったです♪

★ 穴子 小柴(芝漁港)
金沢八景辺りの小柴で水揚げされる穴子は、一度豊洲市場に回るそうで、こちらは豊洲からの穴子です。
山椒を効かせた風味が特徴的、他のお鮨屋さんでは味わえないです。

☆ 玉子焼き
だし巻きたまごです♪

★ 太巻き
たまご、穴子と胡瓜と干瓢の入る太巻き、とっても美味しいです♪

☆ 吸い物
江ノ島の蛤とシジミ、三つ葉のお味噌汁。

☆ アイス
葉山牛のミルクアイス、アイスクリーマーを使わない手作りアイスは、シャリシャリした所もあったりとても濃厚なミルク感、最後まで手抜きなしの美味しいデザートでした♪

鮨 金子さん。
この日集まられたのは皆様鎌倉北じまさんの常連様ばかり、スタッフさん達とも気心知れた間柄ですから、色々な話しが飛び出しめちゃ楽しかったです♪

金子さんのお寿司をいただくのは今回で二度目、前回は火災の後で厨房の回収工事進行中、その時だけの特別料理的に三貫、出していただいた記憶も残っています。
金子さんは寿司屋の息子さん、将来目指すのはその世界なのでしょう。

今回、相模湾の魚種の豊富さを改めて実感する事ができました。
魚種は豊富ですが漁獲量は少ない為、流通量も限られるとか。
ほぼ地物で固めたお鮨、美味しかったです♪
金子さんはこんな事も、車海老は相模湾では取れませんから使いませんと。
そんな思いに共感しました。

また、鮨金子さんが開店する際には、参加できたらなと思います。

美味しかったですとても♪

ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ

  • 蛸(佐島) 梅貝(長井)

  • 翻車魚(マンボウ・相模湾)

  • 鮟鱇(アンコウ・約10kg・相模湾)

  • 鮑(相模湾)

  • 九絵(相模湾)

  • 泥障烏賊

  • 真子鰈

  • 浜笛吹(ハマフエフキ)

  • 黒ムツ

  • オオモンハタ

  • 太刀魚飯

  • 本鮪赤身 相模湾 約100kg

  • 本鮪中トロ 相模湾 約100kg 赤身と同じ個体

  • 本鮪大トロ 相模湾 約100kg 赤身と同じ個体

  • 鯖棒寿司

  • 鯖棒寿司

  • イバラガニモドキ

  • 穴子 小柴(芝漁港)

  • 玉子焼き

  • 太巻き

  • ガリ 江ノ島の蛤とシジミ、三つ葉のお味噌汁 お茶

  • アイス 葉山牛のミルクアイス

  • ジャパニーズエール山椒ビール

  • MIYASAKA 純米吟醸 長野県諏訪市 宮坂醸造

  • NOTO 純米大吟醸 2025 復興の軌跡 初搾り 石川県鳳珠郡能登町 数馬酒造

  • 冷たい玉露茶

  • 上:鮪と車海老、戸田画伯作(お店のスタッフ様) この絵、お値段聞いてびっくり! 画伯作となるとやはり値段が跳ねるそうです! 彩良い糸車にも、ちゃんと意味合いがあるのです!

  • この日のお品書き

  • 大将の金子さん

  • 鮨 金子 北嶋さんが手書きされたそうです! この下には勿論、鎌倉北じまの文字が隠されています!

2025/07/12 更新

6回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

梅雨の鬱陶しさをぬぐう、そんな初夏のお料理をいただき、涼やかなひと時を静かに過ごしました♪

梅雨となり気温も湿度も上昇、鬱陶しい季節となりました。

平日のお昼、鎌倉駅周辺には多くの海外の方が訪れ、賑わいもまたいつもの風物詩。
特にこの時期は、紫陽花を見にこられる日本の方も多く散見され、より一層賑わいに拍車をかけています。

向かうは日本料理店、〝鎌倉 北じま〟さん。
いつもなら徒歩でお店まで行くのですが、さすがに今の時分には歩く気になれず、バスで向かいます。
バス利用は今回が初めて、観光客は少ないですがバスは割りと混んでいます。
『名越』のバス停を下車しそこからは徒歩で約2〜3分です。

お店に到着。
店前に飾られた『茅の輪』を潜り、疫病退散・無病息災を願います。

お店の方に出迎えていただきカウンター席へ。
北嶋さんが出てこられ皆様とご挨拶。
初夏の料理、どんなでしょうね♪

【おまかせコース】 33,000円(税込み)
※ サービス料別途

◎ あずき茶
茶碗は〝永樂妙全〟 〈約100年前の茶碗〉
京都の永樂11代目、悠さんの作品。
悠さん(1852年〜1927年10月没)
お茶の冷んやりさに心も落ち着きます。

◉ 太刀魚(相模湾)の酢醤油焼きに飯蒸し
魚は勿論、魚人長谷川さんから。
添えている紙に書かれた、『蘇民将来子孫也』は、疫病や災難から身を守るための護符として、祇園祭などで用いられる言葉。

◉ うすい豆のすり流し
スッポンのお出汁に秋田県産のじゅんさい。
器が涼やかです♪

◉ お造り:クエ(相模湾)、鱗揚げ
魚人長谷川さんからの、2kgアップのクエ。
食感の良さと脂のりの良さ、旨みが実に豊か!

◉ お造り:クロムツ(相模湾)
北嶋さんが皮目を炭で直に炙りますが、ジュ〜の音と共に白煙が立ち上ります。
3日だけ寝かせたクロムツ、脂のりの良さが際立ちますが、旨みも凝縮して強く感じます♪

◉ 鮎のなれ出汁
滋賀の活鮎をお店で開き、風干しからお醤油と少しの味醂に漬け、炙った鮎。
ご飯を乳酸発酵させた、なれ出汁(なれずしと同じ作り方)に冬瓜を合わせ、鮎をのせています。

◉ うなぎ筒焼き、万願寺唐辛子
大きな鎌倉彫りの火鉢で炭火焼きされたうなぎの筒焼き、開かずそのままぶつ切りにして焼く事で、食べた時の食感に食べ応えを感じます。
蒲焼きよりも、より鰻そのものの旨みや味わいが際立ちます!

◉ 和えもの
土佐酢に漬けた胡瓜、白木耳、クラゲ、甘く炊いた椎茸、炒り胡麻、色々な味食感が一つの美味しさにまとまる逸品。
器は東京の道具屋さんから、約300年前の焼物。
百合の花を模った器は、水無月だけ使われるそうです。

◉ 揚げ物 とうもろこし
とうもろこしの芯と髭で取った出汁に、葛餡で少しとろみを付けた餡を、とうもろこしの揚げ物にディップしながらいただきます。
何も付けなくても、とうもろこしの強い甘みだけで楽しめます♪

◉ 薪で炙った牛脛肉 蘇 たまじめ
牛脛肉のミンチは滋賀の精肉店サカエヤさんから。
牛乳で作る日本古代のチーズ〝蘇〟を使っているのが、味わいのポイント、かき込みたくなる美味しさでした♪
上には牛出汁のたまじめ、下には茄子のおかき揚げ。

◉ 締めの5品
◎ イサキの棒寿司(Sサイズ)
柔らかで脂のって旨うま!

◎ 本鮪漬け丼、赤身と中トロ(Mサイズ)
相模湾の本鮪も魚人長谷川さんから。

◎ ミンク鯨のラーメン(Sサイズ)
北じまさんの定番、スープが美味しい♪

◎ ハタと新玉葱とアスパラの炊き込みご飯(M)
美味しい!

◎ 真竹の雑炊(Mサイズ)
真竹も魚人長谷川さんから、もはや魚人兼山人と呼んでも良いかと(笑)

◉ パッションフルーツ
パッションフルーツの花をお茶で煮出したゼリーに、フレッシュなパッションフルーツを合わせたデザート。

◉ 氷室羹
甘納豆に白小豆、豆乳に白あんを使った氷室羹。

◉ お抹茶


水無月の鎌倉北じまさん、梅雨の鬱陶しさをぬぐう、そんな初夏のお料理をいただき、涼やかなひと時を静かに過ごしました♪

料理をいただきながら季節感を楽しむ、北嶋さんの日本料理はいいですね♪
料理の美味しさだけではなく、器やお皿などの食器類も季節感があり、更には歴史のある物もさらりと多数使われています。

もうお腹いっぱいです(^◇^;)

次回は葉月の晩夏の頃、どんな料理をいただけるのか楽しみに伺わせていただきます♪

ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ

  • 太刀魚(相模湾)の酢醤油焼きに飯蒸し 『蘇民将来子孫也』は、疫病や災難から身を守るための護符として、祇園祭などで用いられる言葉。

  • うすい豆のすり流し スッポンのお出汁に秋田県産のじゅんさい

  • お造り:クエ(相模湾)、鱗揚げ 魚人長谷川さんからの、2kgアップのクエ

  • お造り:クロムツ(相模湾) 北嶋さんが皮目を炭で直に炙りますが、ジュ〜の音と共に白煙が立ち上ります

  • 鮎のなれ出汁

  • 滋賀の活鮎をお店で開き、風干しからお醤油と少しの味醂に漬け、炙った鮎

  • 大きな鎌倉彫りの火鉢で、鰻の筒焼きを炭火焼きされています

  • うなぎ筒焼き、万願寺唐辛子

  • 和えもの 土佐酢に漬けた胡瓜、白木耳、クラゲ、甘く炊いた椎茸、炒り胡麻、色々な味食感が一つの美味しさにまとまる逸品

  • 揚げ物 とうもろこし

  • 揚げ物 とうもろこし とうもろこしの芯と髭で取った出汁に、葛餡で少しとろみを付けた餡を、とうもろこしの揚げ物にディップしながらいただきます

  • 薪で炙ったミンチ 蘇 茄子のおかき揚げ たまご

  • イサキの棒寿司(Sサイズ)

  • 本鮪丼、赤身と中トロ(Mサイズ) 相模湾の本鮪も魚人長谷川さんから

  • ミンク鯨のラーメン(Sサイズ) 北じまさんの定番、スープが美味しい♪

  • 炊き込みご飯炊き上がりました♪

  • ハタと新玉葱とアスパラの炊き込みご飯(M)

  • 真竹の雑炊(Mサイズ) 真竹も魚人長谷川さんから、もはや魚人兼山人と呼んでも良いかと(笑)

  • 赤出汁、オクラと朧昆布 ほうじ茶

  • パッションフルーツ パッションフルーツの花をお茶で煮出したゼリーに、フレッシュなパッションフルーツを合わせたデザート

  • 氷室羹 甘納豆に白小豆、豆乳に白あんを使った氷室羹 北嶋さんがたてたお抹茶

  • あずき茶 茶碗は〝永樂妙全〟 〈約100年前の茶碗〉 京都の永樂11代目、悠さんの作品。 悠さん(1852年〜1927年10月没)

  • 山椒エール♪

  • IWA 5 Assemblage 5 富山県 元ドンペリニョン醸造家、リシャール・ジョフロワ氏の、日本の奥深い文化への情熱から造り出された純米大吟醸酒。 香り高くまるでワインの様な風合いです!

  • みむろ杉 三輪 純米大吟醸 奈良県 今西酒造

  • 日日 玉栄 京都市伏見 日々醸造

  • 〝Real Honey Deluxe〟 神奈川県茅ヶ崎市 ROYAL BLUE TEA

  • 〝釜炒り緑茶 IRIKA炒香〟 神奈川県茅ヶ崎市 ROYAL BLUE TEA

  • 器やお皿はその季節だけ使われる物が多く、四季折々の季節感を食器類からも楽しませていただけます♪

  • 早天慈雨(かんてんのじう) 彫刻家、岸野承氏作 早天慈雨とは、日照りが長く続いた後に降る恵みの雨のこと。転じて、待ち望んでいたことが実現したり、困っているときに助けが得られたりすること。

  • スタンバイオッケー

  • お庭の紫陽花もあと少しです見頃!

  • 『茅の輪』を潜り、疫病退散・無病息災を願います

  • 北嶋氏にポーズいただきました(笑) 世の中の喧騒とは別世界の、心鎮まる空間で美味しい初夏の料理、堪能させていただきました。 四季を感じる素敵な設えの日本料理、日本人に生まれて良かったと改めて思います。

2025/06/18 更新

5回目

2025/04 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

春のうららかな陽気の中、鎌倉駅から歩いてお店に向かう足取りも軽くなります♪

弥生に引き続き卯月の土曜のお昼、鎌倉北じまさんへ伺いました。

この日は春らしい陽気、鎌倉駅から徒歩で向かいますが、春うららといった言葉がぴたりとくる心地良い季節です。

お店に到着すると、店前でスタッフさんの出迎えを受け店内へ、カウンター奥の席に案内していただきます。

皆様が揃い、北嶋さんの挨拶からスタートとなります。

【おまかせコース】33,000円(税込み)

《先付》
◆ 百合根で包んだ桜餅
中には相模湾で採れた、イバラガニモドキの身がたっぷりと入り、その強い甘みに百合根の自然な甘みが調和した美味しさ、温かな葛餡かけに気持ちがほっこりとします。
上には桜の葉を揚げのせています。

《凌ぎ》
◆ 蛤のひや粥 そら豆
ひんやり冷やした粥は、まさに春らしい逸品!
蛤の出汁がお米に浸透して、蛤の旨みを感じます。

《向付》
◆ 伊東で水揚げされた金目鯛
締めて10日目の金目鯛、身は透き通る様な美しさに、柔らかで少しねっとりとした食感、旨みが濃く素晴らしい味わいです♪
金目鯛は少し置いた方が旨みが増すそうです。

◆ 夜釣りのアカムツ 皮目炭で炙り
北嶋さんが、我々の前でアカムツの皮目に炭を当て炙りますが、白い煙がたちどころに室内に広がります!
アカムツだけにそれだけ脂のりが良いのですね。
山葵をたっぷり付けいただきましたが、脂のりの強さに辛みは中和され、爽やかな風味とアカムツの旨みを楽しむ事ができます。
これも間違いなく旨い魚です♪

《椀物》
◆ ブダイ (器は明月椀)
一番出汁のクリアーな味わいに、ブダイの豊かな旨みが広がるふくよかな美味しさ!
沁みるとは、まさにこんな旨みのある味わいに表現するのが、ぴったりとくるんだよな♪
うるいの緑色が春らしい彩りを添えています。

《強肴》
◆ アオリイカのおかき揚げ
カリカリとした衣に、アオリイカの柔らかな歯触り、おかき揚げの楽しさを美味しさと共に味わいます♪
下には山葵と梅をあしらった海苔の佃煮、おかき揚げとこの佃煮を一緒にいただくと、海苔と山葵の風味に、梅のほんのりとした酸味が、抜群に合う逸品料理に!
ふふふ、これはめちゃくちゃ美味しい!!

《和え物》
◆ 山菜の胡麻和え
使っている山菜は、蕗、蕨、アシタバ、ノビル、牡丹防風、全て魚人長谷川さんが鎌倉の山から摘んで来られた物ばかりです。
更に味わいの決め手がもう一つ!
発酵いちごのソースが下にあるのですが、その甘酸っぱさが胡麻和えになんて合うのでしょう!
発酵させたいちごのソースを、純和風料理に合わせる発想の柔軟さに驚きます!!
色々な食感と風味を楽しむ春の一品!
季節感も一緒に味わう日本料理の良さ、まさにこういった料理なんですね♪

《焼き物》
◆ 鰆(伊東)の薪焼き 春キャベツ添え
この鰆の美味しさに驚きを隠せません!
身のふっくらさは勿論、身に水分を残した焼き上がりに薪の風味を軽くまとった鰆の美味しい事!
これは堪らん!!
春キャベツは鎌倉の渡辺農園さんから、緑色の鮮やかさに食感柔らかく、なんて素敵な取り合せなのでしょう!
上にのせているのは、石蕗(ツワブキ)を刻み醤油漬けにした物、これが鰆にいい味付けなんです♪

《煮物》
◆ 長井漁港で水揚げされたアンコウの煮物
魚人長谷川さんが捌いたアンコウ、身を揚げ、胃袋や皮を一緒に合わせて炊いた料理です。
上から肝と白味噌を合わせかけていますが、これも最高に美味しいとしか、表現する言葉が思い浮かびません!

《食事》
5種類全ていただきます♪
◆ 太刀魚棒寿司(Sサイズ・ひとつ)
◆ 初鰹漬け丼(Sサイズ)
◆ ミンク鯨のラーメン(Sサイズ)
◆ 干し蛸の炊き込みご飯(Mサイズ)
◆ 花山葵の雑炊(Sサイズ)

料理によってボリュームを調整しながら、全て美味しくいただきました♪

《水菓子》
◆ 人参とブラッドオレンジ
上には干した人参、下には人参のムース、そこにブラッドオレンジを合わせています♪

◆ 小田巻
檜舞台をイメージして作られた容器が、古都鎌倉らしい設え!
中は黄身餡、周りはブルーベリーと山芋の餡で包んだ、小田巻。

素晴らしいの一言!
海の物、山の物と春の食材を使った料理に、舌鼓を打ちました。
器と料理の彩りの良さが、元々美味しい料理を更に高める演出には、いつもながら素敵だなと感じています。

それにしても、お腹がいっぱいです(⌒-⌒; )
いつも帰りはタクシーをお願いするのですが、この日は鎌倉駅まで歩いて、少し腹ごなしをしないとです(笑)

とても美味しかったです♪

ごちそうさまでした(((o(*゚▽゚*)o)))

  • 百合根で包んだ桜餅 中にはイバラガニモドキの身がたっぷり! 長井漁港で水揚げされたイバラガニモドキは、魚人長谷川さんから

  • 蛤のひや粥 そら豆

  • 伊東で水揚げされた金目鯛

  • 夜釣りのアカムツ 皮目炭で炙り

  • 椀物 ブダイ(器は明月椀)

  • アオリイカのおかき揚げ 下には山葵と梅をあしらった海苔の佃煮、穂紫蘇

  • 山菜の胡麻和え 使っている山菜は、蕗、蕨、アシタバ、ノビル、牡丹防風、全て魚人長谷川さんが鎌倉の山から摘んで来られた物ばかり

  • 鰆(伊東)の薪焼き 春キャベツ添え

  • 長井漁港で水揚げされたアンコウの煮物 魚人長谷川さんが捌いたアンコウです!

  • 太刀魚棒寿司(Sサイズ・ひとつ)

  • 初鰹漬け丼(Sサイズ)

  • ミンク鯨のラーメン(Sサイズ)

  • 干し蛸の炊き込みご飯(Mサイズ) 緑は葉大根

  • 干し蛸の炊き込みご飯(Mサイズ) 葉大根

  • 花山葵の雑炊(Sサイズ)

  • 人参とブラッドオレンジ

  • 小田巻 檜舞台をイメージして作られた容器が、古都鎌倉らしい設え!

  • 中は黄身餡、周りはブルーベリーと山芋の餡で包んだ小田巻 下は北嶋さんがたてたお薄

  • 素敵なサプライズに、びっくりしました!! 北嶋さん、ありがとうございますm(_ _)m めちゃくちゃ嬉しくて、涙が出ちゃいました(><)

  • 長井漁港で水揚げされたイバラガニモドキ 魚人長谷川さんより

  • 若いスタッフさん達の、活きいき働く姿がお店の雰囲気の良さにも繋がっています♪

  • 内観

  • スタンバイオッケー!

  • 北嶋さん、ありがとうございましたm(_ _)m まさかのサプライズに、感謝してもしきれません! 春の料理、この日もとても美味しかったです♪ 次回も、よろしくお願いします。

2025/04/14 更新

4回目

2025/03 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

桜咲く鎌倉、寒さは続くものの、気持ちが温かくなる春の日本料理をいただきました♪

昨年12月の訪問から約3ヶ月、春の〝鎌倉北じま〟さんへお昼にやって来ました。
この日をずっと楽しみに待ちわびました。

鎌倉駅から徒歩でお店に向かう道すがら、ピンク色に咲く桜を見つけ、まだ寒さは続いているものの、何処か気持ちは温かくなる思いがします。
気持ちも華やぎ、今年初めて桜の写真を撮りました。

お店に到着すると、既に入り口前で女性が出迎えて下さり、そのまま店内へ。
スタッフさんに挨拶、カウンター席に落ち着きます。

まずは玄米茶を出して下さり、寒い中歩いて来ただけに、器から伝わる温かさにホッとする思いです。

北嶋さんも奥から顔を出され皆様と挨拶。

今日はどんな料理がいただけますか、ワクワクしながらスタートとなります。

【おまかせコース】 33,000円(税込み)
まずは山椒エールビールからいただきます♪

※ 料理の簡単な感想は写真に掲載しています。

◇ 先付 ちらし寿司(上巳の節句に因み)
ブダイ味噌漬け焼き 鱗は揚げて 錦糸卵

◇ 蛤の貝合わせ、アオサ海苔、白菜、こごみ

◇ お造り 鰆(魚人:長谷川さんより)
◇ お造り ヒラメ(魚人:長谷川さんより)

◇ お椀 鯛とフキ 桜の花びら

◇ あんこう(佐島)の唐揚げ あん肝
(魚人:長谷川さんより)

◇ 白和え 利休麩、菜花、独活、隠し食材

◇ 近江牛ランプ炭火焼き 揚げた山菜 卵黄ソース

◇ 金目鯛(伊豆)と三浦大根のしゃぶしゃぶ

◇ 〆の食事5種類全ていただきます(小さめで)
◆ 天竺太刀魚の棒寿司
◆ キハダマグロ(伊豆)の赤身漬け丼
◆ ミンク鯨のラーメン
◆ 赤エイ唐揚げのたまご丼
◆ あんこうの雑炊

◇ お茶菓子 セロリのコンポート サワークリーム

◇ 菱餅 よもぎ、かるかん、マスカルポーネ

もうすぐ春ですね♪
鎌倉北じまさんで料理をいただきながら、そんな思いを抱いていました。

春らしい食材、その料理に合わせたお皿や器、移ろう季節を肌身で感じる事ができる日本料理店として、私はここ〝鎌倉北じま〟さんが大好きです。

スタッフ総勢9名、皆さんが笑顔で働かれる姿を見るにつけ、北嶋さんの後進を育てる姿勢が垣間見える気がします。

厨房の復旧工事完成も間近とか。

約2時間半、素敵なひと時を過ごさせていただきました。
とっても美味しかったです♪

ではまた。

ごちそうさまでした٩( 'ω' )و

  • 先付 ちらし寿司(上巳の節句に因み) ブダイ味噌漬け焼き 鱗は揚げて 錦糸卵 桜の花びらを添えています♪ ブダイも丁寧に処理すれば、見違える美味しさとなるのですね!

  • 蛤の貝合わせ、アオサ海苔、白菜、こごみ 蛤のいい出汁が、アオサの風味と共に春を連想させます。 白菜は火入れは軽く、食感を残した仕立てが心地良く、葛でとろみを付けた塩梅良く、しみじみ美味しい料理です♪

  • お造り 鰆(魚人:長谷川さんより) 写真からも薄っすら脂のりが感じられると思います。 昨日水揚げされ、長谷川さんが神経締めした鰆、綺麗な甘みがほんと素晴らしい味わいです♪

  • お造り ヒラメ(魚人:長谷川さんより) 一昨日水揚げしてから活け越し(魚を水槽で生きたまま休ませる事)、昨日長谷川さんが締めたヒラメ、その豊かな旨みに感動、ストレスフリーな仕立ての良さなのでしょう!

  • お椀 鯛とフキ 桜の花びら 春らしい彩り、お出汁がまろやかに香り良く、目を瞑るとそこは春なのです♪

  • あんこう(佐島)の唐揚げ あん肝 魚人:長谷川さん まさに異次元の美味しさにびっくり! 生姜醤油をかけた味付け良く、めちゃくちゃ美味しい! 生きた状態で漁港まで運び、活け越し処理されたあんこうです。

  • 白和え 利休麩、菜花、独活、隠し食材 隠し食材を当てるクイズ、皆様色々な食材を出されましたが正解は無くハズレ! 結局、隠し食材は教えてもらえず(笑) 謎が深まるばかりなり???

  • 近江牛ランプ炭火焼き 揚げた山菜 卵黄ソース 揚げた蕗の薹の苦味、それからランプの旨みがゆっくりジワジワと攻めてきます。 卵黄ソースを付けると濃厚さが加わり、悶絶級の美味しさでした!

  • 金目鯛(伊豆)と三浦大根のしゃぶしゃぶ 甲殻類を餌として育った金目鯛、やはり一味違います。 豊かな甘みと旨み、綺麗な脂のりがしゃぶしゃぶした出汁と合わさり、なんとも言い難い美味しさなのです!

  • お漬物 芽キャベツ えび芋糠漬け 赤マナコ酢 三つ葉の赤出汁

  • 天竺太刀魚の棒寿司 一年に数本水揚げされるかどうかという希少な太刀魚に、この日巡り会えました。 太刀魚にしては水分量が少なく味が濃いのが特徴なんですね!

  • キハダマグロ(伊豆)の赤身漬け丼 酸味が程よく脂のりも適度に、すっきりとした美味しさのキハダマグロです。 ご飯が少し硬めに炊かれお焦げも香ばしく、ご飯がとても美味しかったのが印象的です♪

  • ミンク鯨のラーメン 北嶋さんの定番的なラーメン! 昨年のボヤから12月にはいただけなかっただけに、復活した事がとても嬉しいですね♪

  • 赤エイ唐揚げのたまご丼 エイの特徴的な軟骨のコリコリとした食感の唐揚げが、こんなに美味しいのですね! 埼玉県は深谷の濃厚なたまご、これは大盛りにすれば良かったかも(^^;;

  • あんこうの雑炊 あんこうの皮も使った雑炊、いい出汁出てましたから♪

  • お茶菓子 セロリのコンポート サワークリーム 和と洋を合わせたお茶菓子、手でつまんでいただきました♪

  • 菱餅 よもぎ、かるかん、マスカルポーネ 大和芋がねっとりと、しみじみと美味しい和菓子で、美味しく締まりました!

  • 最後にお抹茶をたてて下さいました。

  • お抹茶 京都の利招園茶舗のお抹茶

  • 最初に玄米茶をいただきました♪ 寒い中歩いて来ただけに、器から伝わる温かさに嬉しくなります。 京都 利招園茶舗の玄米茶

  • 山椒エールから♪

  • 能登の復興支援の為に作られた日本酒をいただきます♪

  • 神奈川県で作られたお酒をいただきました♪

  • お弟子さん、笑顔で持たれていますが、この鎌倉彫り、相当重いのですよ実は! このサイズの鎌倉彫りは、なかなか手に入らないそうです。

  • お弟子さん、眼差しが真剣です!

  • 丁寧に盛り付けされています

  • お弟子さんに仕事を任せる、北嶋さんの後進を育てる姿勢が垣間見えます

  • お弟子さんに笑顔いただきました!

  • 食材を彩る器にも、季節感を感じます♪

  • これから色々な木々が春を迎えます♪

  • 整いました

  • 北嶋さん、こんな一面もあります(笑)

  • 桃の節句(ひな祭り)にちなんだ料理、とても美味しかったです♪ 食材から器使いも春らしい景色に。 鎌倉北じまさんに来ると、『季節を愛でいただく』そんな思いを肌身で感じます。 ありがとうございました♪

  • 鎌倉駅から徒歩でお店に向かう道すがら、ピンク色に咲く桜を見つけ、まだ寒さは続いているものの、何処か気持ちは温かくなる思いがします♪

2025/03/08 更新

3回目

2023/05 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

紫陽花がもうすぐ見頃になる季節に伺いました♪

昨年9月以来の『鎌倉北じま』さん、今宵も食べ友さんと一緒に伺いました。

この日はそれ程暑くはありませんでしたから、鎌倉駅からゆるりとお店まで歩いて向かいます。

閑静な住宅地にお店はひっそりと、店前には紫陽花の花が咲いています♪
鎌倉らしい風情のある景色に、久しぶりに伺える喜びが湧き上がります。

あっ、北嶋さんパーマをかけましたね!

店内に入るとすぐに北嶋さんにお会いできました。
よろしくお願いしますと挨拶を交わし、カウンター席に腰掛けます。

まずは鎌倉ビールから、やはり地元のビールをいただかないとです♪
鎌倉ビールの月、ドイツの伝統的なスタイルのアルトビールは、色見は深みのある茶褐色、ホップの香り良く深いコクがあります。

※ いただいた料理への感想は簡単に写真に掲載しています。

◆ トコブシと鮑 雷干しの胡瓜 お酢のゼリーがけ
◆ えだ豆 そら豆 貝柱の天ぷら 飯蒸し
◆ お造り コチ 魚人長谷川さんより 1.8kg
◆ 皮めを炭火で炙ったクロムツ 魚人長谷川さんより
◆ クエとよもぎ豆腐 ハマボウフウのお椀 柚子の花添え
◆ アオリイカ 独活 いんげん豆天ぷら 真竹の餡掛け バチコ
◆ ワカメ 佐島の真蛸 マンボウの腸 ホースラディシュ
◆ 自家製の蘇に奈良漬け
◆ 茄子のステーキ(仕上げに鎌倉彫りで炭火焼き)
◆ スッポン(愛知県産)と新玉葱
◆ 太刀魚の棒寿司
◆ 自家製のしば漬け シジミの赤出汁
◆ キハダ鮪の漬け丼 アカモク
◆ 鯨のラーメン
◆ 鯛の玉締め
◆ 燻製した鯖の冷製茶漬け
◆ 苺ピューレにゼリー(苺は横須賀長井漁港近くより)
◆ 五月雨(和菓子)
◆ 北嶋氏がたてたお茶

今回でこちらは三回目の訪問、来る度に感じるのは、料理の美味しさは勿論ですが、盛り付けの美しさに合わせる食器類の良さから感じる季節感、日本料理とは本来こうした《わび・さび》とした赴きのある物なんだと、改めて感じ入る事ができます。
鎌倉と言う土地の持つ雰囲気も良いですし。

ただ、残念なのは来る度に予約が遠く遠くになってしまう事!!
あ〜来年の長月ですか(⌒-⌒; )

この日は、京都の和久傳さんからの北嶋さんを知る常連様が、どうやら久しぶりに来店された様で、懐かしい話しに花が咲いていました。
わざわざ京都から来られるのですものね、やはり鎌倉北じまさんは凄いや!

美味しく楽しく、ゆっくりと過ごさせていただきました♪

ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ

  • トコブシと鮑 雷干しの胡瓜 お酢のゼリーがけ 見た目にも涼やかな盛り付けが素敵です♪ こんな設えの先付はほんと良いですね。 ほんのりとした苦味に酢の柔らかな塩梅、上品な美味しさです♪

  • えだ豆 そら豆 貝柱の天ぷら 飯蒸し この時期に相応しいお豆を使った飯蒸し、緑色が映えています。 一緒に貝柱の天ぷらを合わせるのが面白みがあります♪ お米の美味しさがくっきりと、お腹が落ち着きました。

  • お造り コチ 魚人長谷川さんより 1.8kg お皿に描かれているのは菖蒲かアヤメでしょうかね、お皿の使い用にも気配りされ風情があります。 今時期が旬のコチ、上品な甘みがあります♪

  • 皮めを炭火で炙ったクロムツ 魚人長谷川さんより 色鮮やかなお皿! 北嶋氏が皮めに炭を当てると煙がもくもくと、室内に香ばしい香りが立ち込めます。 脂のりが素晴らしいですね、雑味がなくとても美味しいです♪

  • クエとよもぎ豆腐 ハマボウフウのお椀 お出汁が香り良く沁みます。 魚人長谷川さんが取って来られた蓬を使っているのですね! 熱海近海で採れた28kgアップのクエ、椀物に合わせると実に美味しいのです♪

  • アオリイカ 独活 いんげん豆 真竹 天ぷら 餡掛け バチコ 天ぷらにひと手間加えた仕立て、美味しいです♪ 刻んだバチコの塩味がアオリイカに抜群に合いますね! 葛でとろみを付けた餡がいい味してます♪

  • ワカメ 佐島の真蛸 マンボウの腸 ホースラディシュ 柔らかくに炊かれた煮物にホースラディシュが爽やかな演出♪ マンボウは腸が1番美味しいのですね、癖がなくコリコリとした食感です。 真蛸がめちゃうま♪

  • 蘇に奈良漬け 蘇、滅多に食べないだけに一瞬何だっけとf^_^; 古代の日本で作られていた乳製品が蘇(そ)です。 味はチーズそのもの、奈良漬けとの相性は言わずもがな♪

  • 茄子のステーキ(仕上げに鎌倉彫りで炭火焼き) 一度揚げた茄子を直前に北嶋氏が鎌倉彫りの大きな火鉢で炭火焼きにした、茄子のステーキです。 お出汁が凄く美味しいです♪ 花穂紫蘇の香りもとっても良いです。

  • スッポン(愛知県産)と新玉葱 新玉葱は皮付きの状態で炭で焼き、スッポンのお出汁に漬けたそうです。 新玉葱の甘みにやはりスッポンが更に旨みを重ねています♪ スッポンも今の時期最後なんだそうです。

  • スッポン(愛知県産)と新玉葱 新玉葱に包まれたスッポンをお披露目します。 スッポンの下にはお麩、いい味染みてます♪

  • 太刀魚の棒寿司 酢飯の酸に太刀魚のさっぱりとした旨味が良く馴染んでますね! 身質の良さが太刀魚の鮮度の良さをそのまま表しています。 今シーズンの太刀魚は味が良く大当たりだと思います♬

  • 自家製のしば漬け シジミの赤出汁 生姜と胡瓜と茄子を刻み塩揉み、その後梅酢に漬け込むそうですが美味しかったです♪ ここに茗荷もとなる所ですが、北嶋さんは7月頃出る天然の茗荷しか使わないそうですよ!

  • キハダ鮪の漬け丼 アカモク 相模湾でもキハダ鮪は獲れますからもしかしたら!? あっさりとして軽い味わいのキハダ、サッとだけ漬けにした仕立てがやはり光ります! 鮪の下にはアカモクを忍ばせています。

  • キハダ鮪の漬け丼 お米が美味しいです♪ 独自のブレンドなんだそうです。 アカモクの歯応えとちょっとした粘りがアクセントです。

  • 鯨のラーメン 北嶋さんの締めの定番ですね! さっぱりとすすぅーと軽くいただけます。

  • 鮪の玉締め 鮪のカツ丼です♪ 鮪カツに山椒をアクセントに、さっぱり爽やかで美味しいd(^_^o) 埼玉県は深谷のたまごがふわりとしてますね! 味付けも甘さ控えめにさっぱりとして美味しかったです♪

  • 燻製した鯖の冷製茶漬け 調理場からザクザクと音が聞こえてきます。 聞けば出汁氷を削る音なのです! 仕上げに北嶋さんが出汁氷を我々のお椀にかけて下さいます。 冷たい!! さっぱりしてこれも良かったです♪

  • 苺のゼリー(苺は横須賀長井漁港近くより) バカラのグラスが素敵! プルンプルンのゼリーの甘酸っぱさがナチュラルで実に美味しい甘味です♪ 苺のプチプチが活きていますが、このプチプチ種じゃないですよ!

  • 五月雨(和菓子) 温かなそら豆を餡にした葛餅です。 私葛餅が苦手なのですが、不思議と日本料理店でいただく出来立ての葛餅なら美味しくいただけるのです! そら豆のザラリとした食感が良かったです♪

  • 北嶋さんがたてたお茶です♪

  • 食前に京都の新茶をいただきました♪

  • 鎌倉ビールの月、ドイツの伝統的なスタイルのアルトビールは、色見は深みのある茶褐色、ホップの香り良く深いコクがあります。

  • 福井県 吉田酒造〝DRAGON IMPACT〟直結中汲み無濾過生原酒

  • 奈良県 油長酒造〝風の森ALPHA〟純米酒

  • 秋田県 新政酒造〝Ash-水墨-2021〟生酛木桶純米

  • 秋田県 新政酒造〝Earth-産土-2021〟生酛木桶純米

  • 静岡県沼津市 高嶋酒造 〝白隠正宗WASAN〟ミネラルウォータ 蔵の地下150mから汲み上げられる富士山からの伏流水、富士山を和の山と捉え、和山と命名されたそうです。 お酒の仕込み水でもあります。

  • クエの皮めに炭を当てる北嶋氏 室内に立ち昇る煙にも香ばしさが感じられます。 炙った直後のクエをいただける、理に適った素敵な演出です♪

  • 茄子のステーキ 一度揚げた茄子を、提供する直前に北嶋さんが鎌倉彫りの大きな火鉢で炭火で炙っています♪

  • 茄子のステーキ 仕上げにお出汁をかけていただきます♪

  • この日を待ちました♪

  • 先付と一緒に添えられた伊勢大輔の和歌です。 去年と同じ場所景色の中でも、少しずつ成長しているであろうとした北嶋さんの気持ちを表現しているような和歌です。

  • 右の女性がデザートを作られています。 左の女性はサービススタッフさん、お酒の勧め上手な方です。

  • お店の前にも紫陽花の花が咲いています♪

  • 外観 こんな設えが素敵です♪

  • 北嶋さんに写真掲載許可をいただきました。 この日丁度2周年を迎えられた事、おめでとうございます。 開店当初からの人気、今は更に拍車が掛かっていますね! 季節感のある料理と設え、日本料理の良さですね♪

2023/06/05 更新

2回目

2022/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

中秋に因んだ料理に、秋風がそよいでいるそんな思いがしました♪

食べ友さんと一緒に約4ヶ月ぶりに『鎌倉北じま』さんへ。

そろそろ秋になるかなと言う気持ちとは裏腹に、この日も残暑が骨身に応える日差しでした(^^;;

鎌倉駅から少し離れた静かな住宅地にお店はひっそりとした佇まい、またこちらに伺う喜びでお店に入ります。

カウンターに腰掛け、北嶋氏やスタッフ皆さんと挨拶を交わしているとご一緒様も到着、久しぶりにお会いしましたがお元気そうでなによりです。

さて、今宵はどんな料理をいただけますか、とても楽しみです♪

まずは鎌倉ビールで乾杯♪
って喉の渇きにあたくしフライングしてましたf^_^;

◇ 菊湯
重陽の節句に因みまずは菊湯をいただきます。
夏から秋への移ろいですね。
菊の節句に着せ綿、こんな風習を大切にされる心が、古きを温ね新しきを知る温故知新とした言葉が頭に浮かびました。

※ 先付
◇ 炊きたてのご飯にトコブシ 新銀杏の餡かけ
ほっこりします温かいご飯に。
この先付でお腹も落ち着きました。
量も心憎いですね、もう少し食べたくなりますけどまだ楽しみが目白押しですから。

※ 強肴
◇ ヤマドリタケモドキの半張り蒸し
半張り蒸しとは、茶碗蒸しの上にとろみのあるお出汁を掛けた料理名なのだそうです。
茸が出てくるといよいよ秋めいて来ましたね♪
ヤマドリタケモドキは和製ポルチーニと呼ばれる茸、それを半張りに使われてますからその香りの素晴らしい事!

※ お造り1
◇ 鰹を2種と心臓
なんと写真を撮り忘れる大失態(^◇^;)
幸いさくの写真だけはありました。
〝魚人:長谷川大樹さんより〟
この日水揚げされた(神奈川近海)鰹をすぐに神経締め、それは漁師と長谷川さんのまさに息の合った連携から生まれた極上の鰹!
北嶋さん自らお昼に引き取りされた鰹はこの日2種類の個体、4kgと7kgです。
この2種類を食べ比べるとその違いにびっくりしました!
4kgの個体は北嶋さんもおっしゃってましたが、もう戻り鰹の域に入ったそんな脂のりの素晴らしさ♪
船上で暴れていない鰹は身が傷まず焼けていない事から、身の柔らかさが際立ちます!
うわぁなんて美味しい鰹なのでしょう!
薬味は敢えて用意していないのにも納得の美味しさです♪
7kgの個体も身の柔らかさは同様ですが、小さな個体から比べたらややあっさりとした味わい。
身の水分量が7kgの方が多いと北嶋さんが話されています。
とは言っても4kgの個体が段違いなクオリティーに比べればの話しですから、7kgの個体も滅多に口にできない美味しさには変わりありません!
いずれにしても、鰹の鮮度があればこその美味しさです。

鰹の心臓、これはとても珍しい逸品です!
それだけ鮮度が良く無ければ口にする事はできない代物、血生臭さはまったくなくプリプリとしてます。
しっかりと脱血されています!
心臓は何も付けずにそのままで。
分かりやすく何かに似ていると表現したいのですが、今までに味わった事が無い味わいだけにすみません。
珍しい体験ができました。
北嶋さんと長谷川さんの強い繋がりを感じさせる鰹です。

※ お造り2
◇ メイチダイ
産地は何処でしたかね、こちらも長谷川さんからですから神奈川近海には違いないと思います。
まさに今が旬のメイチダイ、脂がのりながら身の旨味が豊かです。
メイチダイは時期がずれると臭みが出てきますから、お造りで美味しくいただけるのも夏から秋までです!

※ 椀物
◇ 魚の真薯に菊花
重陽の節句に因み、盃に菊の花を浮かべて月を模した真薯のお椀です。
一番出汁がスッキリとした味わいです。
黄色い菊の花が彩り良く秋らしい演出、そこに満月を模した真薯がまた良い景色。
こんな料理に北嶋さんの真髄が表現されている様に感じます。

※鉢魚
◇ 相模湾 太刀魚
鎌倉彫の大きな火鉢で北嶋さん自らが串に刺した太刀魚を焼かれた逸品。
焼いている際の立ちのぼる煙から芳ばしく脂が焦げるそんな香りが店内に拡散します。
身のふっくらさは水分が多い太刀魚ならでは、その身の脂で薄い皮目が少し揚げたそんな感じがします。
下には切られたイチジク、太刀魚にイチジクを合わせるのが面白味があります!
太刀魚の骨を煮詰めて作った骨醤油をかけてますがとても良い味わい、そりゃもう太刀魚に合わない訳がありません!

※ 止め肴
◇ 赤蒟蒻 いぶりがっこ 蓮根 モロヘイヤ 新栗 和え物
上からたっぷりかけてあるのは新栗を削ったもの、秋めいて来ましたね!
滋賀県近江八幡名物の赤蒟蒻を使った白和え、食材の食感を楽しみながらそれぞれの味の重なりが箸休め口直しとして秀逸です♪

※ 揚げ物
◇ チャイロマルハタのバチコ揚げ
これは美味しい!!
チャイロマルハタの鱗を細かく砕きバチコと混ぜた衣でカラリと揚げたて熱々の料理。
揚げて身は適度に締まり衣のザクザクさと凄く合います。
バチコの塩加減が味わい良くハタに馴染み、品のある美味しさです♪

※ 炊合せ
◇ 白ずいき もみじ鯛 茸の餡掛け
茸たっぷりさにまさに秋風が感じられるそんな料理に嬉しくなります♪
アカヤマドリダケにヤマドリタケモドキ、そこにキクラゲ。
芋茎って子供の頃から大好きなんです!
シャキッとした歯触りがなんとも言えず♪
もみじ鯛も今からが旬の魚、季節感のある食材使いがとても上手ですよね北嶋さん!
ほっこりとする優しい味付け、こんな料理が大好きです♪
後半は酢橘をひと搾り、味わい締まりました。

※ ご飯と香の物
怒涛の五品、全部いただきました(⌒-⌒; )
簡単な感想は写真に掲載しています。
◇ 鯵棒寿司
◇ クロムツの漬け丼
◇ ミンク鯨のラーメン
◇ 秋の実りの炊き込みご飯 栗・さつま芋・銀杏・むかご
◇ ナギナタコウジュと梅の冷たいお茶漬け

◇ 香の物
◇ スギタケモドキとさつま芋の赤出汁
◇ 緑茶

※ 水菓子
◇ 白桃
え〜と白桃は何処でしたかねσ^_^;
聞いたような聞かなかったような!
北嶋さんが皆様の前で包丁で丁寧に剥かれています。
完熟ではなくしっかりめな固さ、ほのかな甘みと酸味があります。

※ 甘味
◇ 月あかり
丹波栗の栗きんとんを使った栗羊羹は、京都和久傳さんの季節品なのですね!
甘さも程良く滑らかな羊羹の口当たりの優しさに、一目惚れしました♪
とても上品な味です。

◇ お薄
北嶋さんがたてて下さるお薄、器が一人一人違いますがとても素敵です。

一連の流れがとても穏やかな風情のある料理、食材の味を大切にしながら引き立てる調理、日本料理の良さをまざまざと体感しました。
これだけ季節感を感じられるのも嬉しいです。

温故知新、冒頭にも書きましたがそんな気持ちが伝わってきました。

さて次回は来年、端午の節句にちなんだ料理となりますでしょうか♪

北嶋さんはじめお店の方に外までお見送りしていただきましたm(_ _)m
外では虫の囀りがもう秋めいています。

素晴らしかったです!

ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ

  • 菊湯 重陽の節句に因みまずは菊湯をいただきます。 夏から秋への移ろいですね。 菊の節句に着せ綿、こんな風習を大切にされる心が、古きを温ね新しきを知る温故知新とした言葉が頭に浮かびました。

  • 炊きたてのご飯にトコブシ 新銀杏の餡かけ ほっこりします温かいご飯に。 この先付でお腹も落ち着きました。 量も心憎いですね、もう少し食べたくなりますけどまだ楽しみが目白押しですから。

  • 鰹を2種と心臓 魚人:長谷川さんより この日水揚げされた鰹をすぐに神経締め、漁師と長谷川さんの息の合った連携から生まれた極上品! 北嶋さん自らお昼に引取りされた鰹は2種類、4kgと7kgの個体です。

  • ヤマドリタケモドキの半張り 半張りとは、茶碗蒸しの上にお出汁を掛けた料理名なのだそうです。 ヤマドリタケモドキは和製ポルチーニと呼ばれる茸、それを半張りに使われてますからその香りの素晴らしい事!

  • メイチダイ まさに今が旬のメイチダイ、脂がのりながら身の旨味が豊かです。 メイチダイは時期がずれると臭みが出てきますから、お造りで美味しくいただけるのも夏から秋までです!

  • 魚の真薯に菊花 重陽の節句に因み、盃に菊の花を浮かべて月を模した真薯のお椀です。 一番出汁がスッキリとした味わいです。 黄色い菊の花が彩り良く秋らしい演出、そこに満月を模した真薯がまた良い景色。

  • 相模湾 太刀魚 鎌倉彫の大きな火鉢で北嶋さん自らが串に刺した太刀魚を焼かれた逸品。 焼いている際の立ちのぼる煙から芳ばしく脂が焦げるそんな香りが店内に拡散します。

  • 相模湾 太刀魚 身のふっくらさは水分が多い太刀魚ならでは、その身の脂で薄い皮目が少し揚げたそんな感じがします。 下には切られたイチジク、太刀魚にイチジクを合わせるのが面白味があります!

  • 赤蒟蒻 いぶりがっこ 蓮根 モロヘイヤ 和え物 かけてあるのは新栗を削ったもの、秋めいて来ましたね! 滋賀県近江八幡名物の赤蒟蒻を使った白和え、食材の食感を楽しみながら味の重なりが口直しとして秀逸♪

  • チャイロマルハタのバチコ揚げ ハタの鱗を細かく砕きバチコと混ぜた衣で揚げたて熱々の料理。 揚げて身は適度に締まり衣のザクザクさと合います。 バチコの塩加減が味わい良くハタに馴染み品のある美味しさです♪

  • 白ずいき もみじ鯛 茸の餡掛け 茸たっぷり、アカヤマドリダケにヤマドリタケモドキ、そこにキクラゲ。 芋茎のシャキッとした歯触りが好き! もみじ鯛も旬の魚、季節感ある食材使いがとても上手ですね北嶋さん!

  • 鯵棒寿司 炭火で鯵の皮目を芳ばしく火入れしています。

  • 鯵棒寿司 炭火で焼かれた鯵の脂が芳ばしく香り良く、酢飯の加減も鯵にしっくりくる塩梅。 美味しいです♪

  • 香の物 スギタケモドキとさつま芋の赤出汁 緑茶

  • クロムツの漬け丼 こらからが旬のクロムツの皮目を軽く燻した風味が良いです♪ 身に混在する脂がしっとりとしてとても美味しいです! クロムツの下にはアカモク、その粘り気がご飯にはぴったりです!

  • ミンク鯨のラーメン スープがいい味してますね〜! どんな風にこのスープを作られているのかを、聞いておけばと今更ながら(⌒-⌒; ) 縮れた麺がまた美味しい事!!

  • 秋の実りの炊き込みご飯 栗・さつま芋・銀杏・むかご うわぁ、鎌倉の秋そんな気配を感じる炊き込みご飯です。 ほっくりと色々な甘みが散りばめられてます♪

  • ナギナタコウジュと梅の冷たいお茶漬け 仕上げに凍らせみぞれにした出汁を掛けて、はい召し上がれ! ナギナタコウジュ、漢字では薙刀香需と書きます。 9月頃から見られる山野草、シソ科の強い香りが特徴的です!

  • 白桃 え〜と白桃は何処でしたかねσ^_^; 聞いたような聞かなかったような! 北嶋さんが皆様の前で包丁で丁寧に剥かれています。 完熟ではなくしっかりめな固さ、ほのかな甘みと酸味があります。

  • 月あかり 丹波栗の栗きんとんを使った栗羊羹は、京都和久傳さんの季節品なのですね! 甘さも程良く滑らかな羊羹の口当たりの優しさに、一目惚れしました♪ とても上品な味です。

  • お薄 北嶋さんがたてて下さるお薄、器が一人一人違いますがとても素敵です。

  • 鎌倉ビール

  • お水はWASAN 富士山の麓、地下より汲み上げられる雪解け水、高嶋酒造さんの仕込み水です♪

  • 新政酒造〝亜麻猫 改 スパーク〟純米スパークリング 一本を二人でシェアしました♪

  • 外観

  • 外観

  • 北嶋さんに写真掲載許可をいただきました。 この屈託のない笑顔が素敵です。 まだ若いのにこの落ち着きよう、色々な経験が糧となっているからでしょうね! では来年、またお会いできる日を楽しみにしています。

2022/09/11 更新

1回目

2022/05 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

鎌倉の四季の移ろいと共に味わう日本料理

鎌倉駅から徒歩で約16分、駅前の喧騒から離れた閑静な住宅地にひっそりと佇む一軒家、『鎌倉 北じま』さんへやってまいりました。

あいにくの雨模様でしたが、折角ですから鎌倉の散策がてら歩きながら向かいます。
鎌倉には幾度も来ていますが、お店への道筋は初めて歩きましたので、物珍しさも手伝い雨も苦ではなく楽しい散歩です。
寺院が幾つかありましたが鎌倉らしさが感じられます。

ちょっとした竹林を前に佇む一軒家、そこが鎌倉北じまさんです。

予約時間少し前ですが、どうぞと席へ案内していただきました。
今宵はカウンター席の左端、丁度厨房が目の前の席です。

皆様が揃い、店主の北嶋氏より挨拶をいただき今宵の席の始まりです。

おまかせコース 22,000円(税込み・サービス料別途)

まずは、鎌倉ビール/月(アルト)をいただきます。

◆ 宇治の新茶
温かな緑茶は新茶の香りが心地良くほのかな甘みが、ほんの一口ですが心が落ち着くそんな気持ち良いものです。

◆ 先付 地物の鮑 さざえ 瓜の雷干し
端午の節句にちなみ菖蒲をお皿中央に、上からお酢のジュレを添えています。
菖蒲には古来より健康を保ち邪気を祓う力があると言い伝えられていますから、そんな願いも込めているのでしょう。
鮑にさざえと瓜、素材の味をそのままに味わうシンプルな仕立てが、一品目には優しく感じられます。

◆ ちまき 揚げ麩のお寿司
笹の葉で覆われた大きなお皿、下には笹の葉で包まれたちまきが忍ばせてありました。
京都からいらした和久傳さんからのご常連様が、ちまきの結び方が関西とは違うのねと、この結びかたは関東の巻き方なのだそうです。
ちまきの結び方にも関西と関東で違いがあるのですね、知りませんでした!
揚げ麩は甘めに炊かれ、酢飯と合わさりその味はお稲荷さん、これは美味しいですね♪
炊いた紫蘇の実の風味が良いです。

◆ お造り
◇ 地物の鯛
鎌倉の定置網で獲れた鯛は、1日活けのまま移動する〝活け越し〟を行いストレスなくされているそうです。
その鯛の食感の良さは素晴らしく、噛むと旨味がゆっくりと口に拡がる美味しさです♪
上品な脂の中に僅かですが甘みも感じられます。

◇ 三浦のマハタ
マハタは約4kgとハタの中ではまだ小ぶりですが、脂が乗りクセのない味は上品そのもの。
歯触りがなんとも良いのです。
皮は油でカリッと、これがお酒を呼ぶのです♪

※ お魚は、(株)さかな人:長谷川氏が直接お店に先程届けてくれたもの、長谷川氏の物を主に使われているそうです!

◆ 天香山のお椀
百人一首の「春過ぎて 夏来るらし白妙の 衣乾したり天の香久山」持統天皇の読んだ和歌を表現されたお椀です。
香久山は緑の茄子、白妙の衣を湯葉で、下には鯛などの魚の余りをすり身にした真薯、お出汁と花柚子の香り良くスッキリとした味わいのお椀です。
春が終わり夏の到来の喜びを表す和歌にちなんだ料理、北嶋氏からの説明を聞きながら、香久山の風景が目に浮かぶ様でした。

◆ 相模湾のクロムツ
大きな火鉢で炭焼きをされましたが、店内に煙がモクモクと立ち込め黒い煤がヒラヒラと舞い上がります。
ふふふ、窓を開け忘れた様です。
とろみのある黒いタレに付けながら焼いていますが、その味が見た目の色とは異なりとてもさっぱりとしています!
高級魚のクロムツは、炭火焼きにしても身は締まることがなく、ほぐれる食感が口当たり良いです。
脂のある旨味に木の芽が爽やかに風味良く、とてもいい味わいです♪

◆ 天然の三つ葉にイバラガニモドキ
三つ葉のお浸しはシャキッとした歯応えが良いです。
イバラガニモドキは内子と外子と一緒に和えて、甘みが強いですねこの蟹は。

◆ 天ぷら
コシアブラ・アシタバ・里芋には銀餡とバチコを掛けています。
どの天ぷらもクオリティーがとても高く、カラッとした揚げ上がりが秀逸です♪
特に里芋とバチコは絶妙な組合せ、とっても美味しいです♪

◆ 三浦産の新玉葱にスッポンのたまごよせ
新玉葱を器にした茶碗蒸しの様な料理、お麩も使われていますがやはりスッポンの美味しいお出汁が効いてます。
新玉葱も甘みがあって柔らか、周りに散らしたオニオンチップスは味変として用意されています。

◆ 〆のお食事
◇ 鯵の棒寿司
◇ ヒラマサの漬け丼
◇ ミンク鯨のラーメン
◇ 三浦の古参竹のブダイの炊き込みご飯
◇ 鎌倉のアンコウの雑炊
お好きなものをお好きなだけって(⌒-⌒; )
やはりそこはしっかりと期待に沿わねばです!
「全部普通サイズでお願いします」

◇ 鯵の棒寿司
女性の方は一つ、私は二つ(^^)v
食べ終えると、なんと端っこの二つもどうぞと。
酢の塩梅が柔らかで鯵の旨味がしっかりと酢飯に乗って美味しいです。

◇ ヒラマサの漬け丼
〆の食事の中でこれが最高に美味しかったです!
京都のブレンド米が堅からず柔らか過ぎず、ヒラマサの柔らかさには丁度バランスが良い炊き加減。
今が旬のヒラマサは、さっぱりとして淡白な味わいの中に青魚特有の風味がありとても美味なのです♪

◇ ミンク鯨のラーメン
鎌倉の定置網で獲れたミンク鯨を使ったラーメン、これがさっぱりとしていい味してるのです。
ツルツルっとお腹に消えてしまいました!

◇ 三浦の古参竹のブダイの炊き込みご飯
筍ご飯は美味しいですね!
ブダイの旨味がちょっと分かりませんでしたけど、木の芽の風味が爽やかでした♪

◇ 鎌倉のアンコウの雑炊
さっぱりとしてスルスルっとお腹に収まりました♪

◆ 大阪の路地物のイチゴ
甘みもありますが酸味もあり、そのバランスが良かったです。
口直しとしてぴったり!

◆ 甘味 かしわ餅 木の芽餡
◆ 北嶋氏がたてたお薄

北嶋氏と和久傳さんからの常連様が京都よりお越しになり、京都弁が聞こえる店内はとても楽しく良い雰囲気、そんな中でも私などにも気さくに声を掛けて下さるご主人の人柄が素敵です。

季節感を大切にしながら、素材の持つ美味しさをしっかりと我々に味で表現された料理の数々に、こちらの人気の高さを垣間見ることができました。

季節を変えて味わいたいですね、こちらの料理は。

次回は秋の初旬、またどんな食材を使った料理に出会えますか、とても楽しみに待ちたいと思います。

美味しかったです♪

ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ

  • 先付 地物の鮑 さざえ 瓜の雷干し 端午の節句にちなみ菖蒲をお皿中央に、上からお酢のジュレを添えています。 鮑にさざえと瓜、素材の味をそのままに味わうシンプルな仕立てが、一品目には優しく感じられます。

  • ちまき 揚げ麩のお寿司 揚げ麩は甘めに炊かれ、酢飯と合わさりその味はお稲荷さん、これは美味しいですね♪ 炊いた紫蘇の実の風味が良いです。

  • 地物の鯛 鎌倉の定置網で獲れた鯛は、活け越しを行いストレスなくされているそうです。 鯛の食感の良さは素晴らしく、噛むと旨味がゆっくりと口に拡がる美味しさ♪ 上品な脂の中に僅かですが甘みも感じられます。

  • 三浦のマハタ マハタは約4kgとハタの中ではまだ小ぶりですが、脂が乗りクセのない味は上品そのもの。 歯触りがなんとも良いのです。 皮は油でカリッと、これがお酒を呼ぶのです♪

  • お椀 「春過ぎて 夏来るらし白妙の 衣乾したり天の香久山」持統天皇の和歌を表現されたお椀です。 香久山は緑の茄子、白妙の衣を湯葉、魚のすり身にした真薯、お出汁と花柚子の香り良くスッキリとしたお椀です。

  • 相模湾のクロムツ 炭火焼きにしても身は締まることがなく、ほぐれる食感が口当たり良いです。 脂のある旨味に木の芽が爽やかに風味良く、とてもいい味わいです♪

  • 天然の三つ葉にイバラガニモドキ 三つ葉のお浸しはシャキッとした歯応えが良いです。 イバラガニモドキは内子と外子と一緒に和えて、甘みが強いですねこの蟹は。

  • 天ぷら コシアブラ・アシタバ・里芋には銀餡とバチコを掛けています。 どの天ぷらもクオリティーがとても高く、カラッとした揚げ上がりが秀逸です♪ 特に里芋とバチコは絶妙な組合せ、とっても美味しいです♪

  • 新玉葱にスッポンのたまごよせ 新玉葱を器にした茶碗蒸し、やはりスッポンの美味しいお出汁が効いてます。 新玉葱も甘みがあって柔らか、周りに散らしたオニオンチップスは味変として用意されています。

  • 鯵の棒寿司 女性の方は一つ、私は二つ(^^)v 酢の塩梅が柔らかで鯵の旨味がしっかりと酢飯に乗って美味しいです。

  • 鯵の棒寿司 女性の方は一つ、私は二つ(^^)v 食べ終えると、なんと端っこの二つもどうぞと。 四つ美味しくいただきました♪

  • ヒラマサの漬け丼 京都のブレンド米が堅からず柔らか過ぎず、ヒラマサの柔らかさに丁度バランスの良い炊き加減。 今が旬のヒラマサは、さっぱりとして淡白な味わいの中に青魚特有の風味がありとても美味なのです♪

  • ミンク鯨のラーメン 鎌倉の定置網で獲れたミンク鯨を使ったラーメン、これがさっぱりとしていい味してるのです。 ツルツルっとお腹に消えてしまいました!

  • 三浦の古参竹のブダイの炊き込みご飯 筍ご飯は美味しいですね! ブダイの旨味がちょっと分かりませんでしたけど、木の芽の風味が爽やかでした♪

  • 鎌倉のアンコウの雑炊 さっぱりとしてスルスルっとお腹に収まりました♪

  • 大阪の路地物のイチゴ 甘みもありますが酸味もあり、そのバランスが良かったです。 口直しとしてぴったり!

  • 甘味 かしわ餅 木の芽餡

  • 北嶋氏がたてたお薄

  • 宇治の新茶 温かな緑茶は新茶の香りが心地良くほのかな甘みが、ほんの一口ですが心が落ち着くそんな気持ち良いものです。

  • 鎌倉ビール/月(アルト) アルトはビールの種類の一つ、ドイツで発展した濃色ビールでホップの香味を効かせているのが特徴です。 鎌倉ビール/月は、2010年WBAアルトタイプ世界最高賞受賞に輝いています!

  • 〝WASAN〟 高嶋酒造さんのミネラルウォーターは、蔵の地下150メートルから汲み上げられる自然の濾過により磨かれた霊峰富士の硬質な伏流水です。

  • 福島県 松崎酒造 〝廣戸川〟 純米吟醸酒

  • 秋田県 新政酒造 〝天鵞絨(ヴィリジアン)2021〟 純米酒

  • 福井県 常山酒造 〝とびっきり辛口〟純米吟醸酒

  • ちまき 揚げ麩のお寿司 笹の葉で覆われた大きなお皿、下には笹の葉で包まれたちまきが忍ばせてありました。

  • お造りはお醤油、塩見、柚子を使いながらいただきました。

  • 三浦産の新玉葱にスッポンのたまごよせ

  • 〆のお食事のお供 きんぴらごぼうが美味しかったです♪ 長芋のお味噌汁 ほうじ茶

  • 甘味 かしわ餅 木の芽餡 北嶋氏がたてたお薄

  • 北嶋氏に写真掲載許可をいただきました。 店内に煙がモクモクと立ち込めると香りが一気に鼻腔をくすぐります♪ 仕事をされながらもスマイルも欠かさないサービス精神に、皆様から笑いが漏れ聞こえます♪

  • 内観

  • いよいよ北嶋氏の料理の世界へ踏み込む時となりました!

  • 内観

  • 外観

  • 外観

  • 北嶋氏に写真掲載許可をいただきました。 16年京都の和久傳さんで働かれたことから、話しにも京都弁の抑揚が混じりはんなりとした雰囲気を醸し出されています。 とても楽しく皆様と過ごせました、ではまた♪

2022/05/15 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ